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南蛮王呂布の痛快活劇スレ
54: 2002/10/28(月) 00:07 玉川雄一[関東] > (2001/08/27(Mon) 11:55:30) [2]『飛将軍伝』にいう。公孫楼が節を守って降ろうとしないのを見た呂公は、ゼビウスのバキュラですら256発弾を当てたら割れることをひいて降伏を説いたが、陳宮は[バキュラの件は]デマであるとして、公孫楼ほどの武勇を持つ者が放たれ[て再び敵対す]ることを恐れ、思い切って斬るよう勧めた。しかし、呂公はいずれ公孫楼を説き伏せることを信じて、陳宮の言葉には従わなかった。 臣裴松之は考える。この時呂公が公孫楼を斬らずに解き放ったのは、まったく道理にかなっていることである。だからこそ、公孫楼は後に改めて呂公に帰順し、それ以後は呂公のために身を賭して仕えることになったのである。 『公孫楼別伝』にいう。後に公孫楼はこのときのことを馬雲碌に語った。「あのとき、もうこれでお終いだと思ったけれど、呂公のお陰で今こうしていられる。」 臣裴松之の意見。公孫楼がこのようなことを口に出して語ることがあるだろうか。呂公に対して感謝と忠義の念を抱くことはあっても、公孫楼の性質ならばきっと心の中にとどめておくに違いない。『公孫楼別伝』の内容の信憑性が低いことはこの点からも明らかである。
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