南蛮王呂布の痛快活劇スレ
507:左平(仮名) 2005/01/16(日) 02:25AAS
ついでに、もう一つ。

そもそもこの南蛮王朝って、呂鳳(刀姫)が初代皇帝になるんですよね。
と、なると…武則天よりはるか先に、女帝陛下の誕生って事になります。
(二代目以降はどういう設定に?という部分もありますが)
さらに…後漢の後に強力な統一王朝となると、後の中国史もだいぶ変わる
とみていいわけです。
(いわゆる南北朝時代に突入したかどうか、という事にもなります)

上記の註釈の中に「南蛮書・左氏伝」というのを入れたのは、実はそのへんを
考えたからなんです。
(「〜曰く」という人物を、三国志ではおなじみの裴松之ではなくはるか後世の
趙翼にしたのも同様の理由からです)
南蛮王朝は、中国史においてはかなり異色の、それも長命王朝になったこと
でしょう。
そうなると、その時代を描いた史書は膨大なものになります。おまけに、
「萌え」というキ−ワ−ドもあるわけですから、後世の史家泣かせな時代な
わけです。
そのため、数多くの註釈がなされた…その一つが「左氏伝」ということでどう
でしょうか。

他には…
「虞虎伝」(虞虎の註。多くの「〜伝」の中で最初に編纂された。現在では、これが
正史として扱われている)
「王川伝」(王川【玉川とする説もある】の註。「萌え」「顔陀武(ガンダム?)」
等の記述が詳細で、「虞虎伝」に続く評価を受けている)

なお「左氏伝」は、「萌え」概念の記述が弱い為、「〜伝」の中では低評価に留まっている。
ただ、この註を書いた左氏の先祖は上記>504に登場する左史の平(呂布・鳳二代にわたって
仕えたと思われる)である為、一部貴重な記述もある、らしい。
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