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★三国志キャラの先祖・子孫を捜せ★
161: 2002/10/30(水) 23:28 左平(仮名) 2001年11月13日火曜日 22時39分 >ぐっこさん 史料の幅広さ、と言われると、少々気恥ずかしいです。中根東竜さんにくらべると、私の手元には、まったくと言っていいほど資料はないんですよ。 あるのは、宮城谷昌光氏の作品(それも、春秋まで。戦国以降はまだ一部)と陳舜臣氏の作品の一部(ほか、塚本ヨ史氏、伴野朗氏の作品が少し)、『韓非子』(現代語訳付きのもの)、白川静氏の『字統』(普及版)、先述の『新字源』(普通の漢字字典です)、それと『三国志全人名事典』くらいのものなんです。 ですから、先に書いた内容は、すべて手持ちの漢字字典から拾い出したものです。なお、「四知」の内容が「天、神〜」と「天、地、〜」の二種類あるというのは、宮城谷氏自身が『三国志』の第一回で書かれています。 >中根東竜さん 非常に詳しいご説明、ありがとうございました。『資治通鑑』、手頃なものがあれば入手したいものです(私程度の素人には、『十八史略』(現代語訳付き)くらいが現実かな?)。 ただ、神田神保町までは、私もぐっこさんも、なかなか行きにくいのですが、、」
162: 2002/10/30(水) 23:32 玉川雄一 ちょっと発見、というか見落とし。 以前書きました晋書登場の三国志関連人物一覧の中で、李重なる人物。 あの時は忘れていましたが、彼は李通の曾孫です。 李重の父、李秉が晋書だと「李景」になっていたのです。 これは、唐の高祖・李淵の父、李キのヘイに通じるのを避けたそうで。 確認してみれば、李秉の父は李緒、李緒の父が李通と。 李通は周瑜ともども、再開後の蒼天航路での登場が危ぶまれていますが… 彼の子孫は頑張っているですよ!
163: 2002/10/30(水) 23:33 ぐっこ 2001年11月23日金曜日 00時55分 なんと! 李通の子孫は晋に残ってるですか!? いやあ、それはよかった! 彼も名声と武勇のわりにサクッと亡くなってるので寂しいなあと思ってましたが、これで一安心。 やっぱりひい爺さんとは似ても似つかない青瓢箪なんでしょうか…?
164: 2002/10/31(木) 00:12 おばら 補足! 周知ですが薛綜が孟嘗君の子孫だとか。まあ、これも怪しいといえばキリがありませんねぇ。^-^;; ドマイナ〜薛公ですが、もともと楚の令尹(宰相)だったとのこと。しかし戦国熊氏の楚なのか、項羽の西楚なのか、はっきりしませんねぇ。 黥布を破る献策をして1000戸の大名になっています。でも史記高祖功臣侯者年表には1000戸の薛公の名は無いので、列侯にはなれなかったみたいです。っていうか、たぶん公って名じゃないような・・・。 そして、李牧と李左車。史記にはそういった関係は見当たりませんね。 実際のところ、どうなんでしょうか・・
165: 2002/10/31(木) 00:13 黒竜 2001年11月13日火曜日 20時42分 新唐書宰相世系表は読めば読むほどあやしさを増していきます。 試みに漢楚の人物を捜したところ、 鍾離眛…→(中略)→鍾ヨウ。。。などは序の口、 陳余が陳嬰の息子だったり、劉邦の父親の名前はおろか字までのってたり… これだけあやしいと最早どれだけいかがわしい家系図かを楽しむ世界です…
166: 2002/10/31(木) 00:14 ぐっこ 2001年11月14日水曜日 00時37分 >中根東竜様、左平(仮名)様 いや〜、私は神戸ですから、左平(仮名)様の仰るとおり、聖地巡礼もままなりません(;^_^A 古びた地下古書市で、ごくまれに掘り出し物にぶちあたるくらいで…。神保町いいなぁ…。 左平(仮名)様、それだけあれば充分です〜! 私も最近になって宮城谷作品(文庫のみ)かきあつめてますが、ハードカバーの子産や沙中の回廊は図書館で借りたきり…。あとは三国志文献のコピー少々のみ。こないだ三国志研究要覧を県立図書館から取り寄せたのですが、膨大な数の三国志論文に呆然…。みんなこんなに読んでるの!? プロは凄い、と思いました。 資治通鑑、私も欲しいです! 図書館にあるのは抄訳だから…。 >関羽 ちょうどいま手元にあった新潮選書の「関羽伝」によると、現在関羽の故郷である常平村には、関羽六二世が存命中とのこと(;^_^A まえNHなんとかいうテレビ局がやってた諸葛村に近いノリですが、その関新剛氏は党委書記として村の世話役のような方だとか。 残念ながら家系図は一部のみしか記されてないんですが、どうも関羽――関興――関彝……関朗――関康之(←日本人みたい(;^_^A)――関播……と続くようです。 うさんくさいなあ…(;^_^A
167: 2002/10/31(木) 00:14 ぐっこ 2001年11月14日水曜日 00時37分 >中根東竜様、左平(仮名)様 いや〜、私は神戸ですから、左平(仮名)様の仰るとおり、聖地巡礼もままなりません(;^_^A 古びた地下古書市で、ごくまれに掘り出し物にぶちあたるくらいで…。神保町いいなぁ…。 左平(仮名)様、それだけあれば充分です〜! 私も最近になって宮城谷作品(文庫のみ)かきあつめてますが、ハードカバーの子産や沙中の回廊は図書館で借りたきり…。あとは三国志文献のコピー少々のみ。こないだ三国志研究要覧を県立図書館から取り寄せたのですが、膨大な数の三国志論文に呆然…。みんなこんなに読んでるの!? プロは凄い、と思いました。 資治通鑑、私も欲しいです! 図書館にあるのは抄訳だから…。 >関羽 ちょうどいま手元にあった新潮選書の「関羽伝」によると、現在関羽の故郷である常平村には、関羽六二世が存命中とのこと(;^_^A まえNHなんとかいうテレビ局がやってた諸葛村に近いノリですが、その関新剛氏は党委書記として村の世話役のような方だとか。 残念ながら家系図は一部のみしか記されてないんですが、どうも関羽――関興――関彝……関朗――関康之(←日本人みたい(;^_^A)――関播……と続くようです。 うさんくさいなあ…(;^_^A >おばら様 薛公…う〜ん、資料的なあやふやさをからいって、戦国時代に想定されてる可能性あり。項羽の下で令尹やってたら、タイミング的に黥布とかぶるような…。あ、そういう「伝説」なんですよね(;^_^A 李家も史記のラインでは実証できませんか〜。どうも有名人は繋がってしまいがち…。個人的には、楽毅には楽進と繋がって欲しい(;^_^A どこかの宰相列伝で、楽毅…楽叔…楽進…楽○とかがあったら全面的に支持します。 >黒竜様 鍾離眛…→(中略)→鍾ヨウ!? どこで単姓に!? 鍾離牧ならまだしも…。まあ、鍾の字が付く有名人を捜してたんでしょう(;^_^A 日本でも家系図屋が繁盛したと聞きますが、唐代では相当うさんくさい連中が手掛けてたんでしょうな〜。私のところも遡ったら清和源氏くらいいくかも。奥州の家老の家らしいですけど。一説では桜島の農民だったとも。 劉邦の家系図があると言うことは、やはり劉家の子孫もいるわけですね〜。日本では丹波哲朗。
168: 2002/10/31(木) 00:15 左平(仮名) 2001年11月14日水曜日 21時02分 李牧と李左車の関係はさっぱり分かりませんが、、また、煽って(?)みます。 『史記』に出てくるもう一つの李将軍(家)、忘れてはおられませんか?そう、李広・李陵の一族です。彼らの先祖は、始皇帝の頃に活躍した将軍・李信だとの事です。 家系をたどると、、李信…李広−李当戸−李陵−? −李椒−? −李敢−? ※李陵には、匈奴に降った後に生まれた子がいましたが、呼韓邪単于(王昭君の最初の夫)の時代に叛乱にかかわり、処罰された様です。その後の事は不明。 ※李椒・李敢の子孫については、何も伝わっていません。あるいは、李陵が降った際に皆殺しになっているかも。 匈奴や鮮卑といった遊牧騎馬民族は、民族の記録を残していませんから、何とでもいい様があります。あるいは、「李将軍の末裔」と言っていたのが混同された、という事もありそうに思えるのですが、、
169: 2002/10/31(木) 00:16 左平(仮名) 2001年11月14日水曜日 23時45分 ↑の家系ですが、ちょっとずれてしまいました。李椒・李敢は李広の子で、李当戸の弟です。この三兄弟は、いずれも飛将軍・李広の名に恥じぬ名将だった様です。もっとも、早死にとか、暗殺とかで、李広同様悲劇的な最期なのですが。 家系の偽造についてですが、、たとえば、徳川氏は吉良氏(忠臣蔵でおなじみの吉良上野介義央の吉良氏)から清和天皇の血筋という設定を拝借した(了解は得ている…はずです)という例がありますね。 私自身も、たどりようによっては、藤原氏あたりにたどり着くかも知れません。 蛇足ですが、ウグイスの物まねで知られる江戸家猫八(字、合ってますか?間違ってたらごめんなさい)師匠の先祖は、かの源八幡太郎義家の(実際はその家臣の)子孫という言い伝えがあるそうで、息子さんの小猫師匠(字、合ってますかねぇ。不安です)の本名は八郎です(ちなみに猫八師匠の本名は六郎です)。
170: 2002/10/31(木) 00:17 黒竜 2001年11月15日木曜日 01時05分 李陵の血筋もあるにはあるんですが… 李陵から一気に唐まで飛ぶのでアレです(もっとやる気を出せといいたい)。 漢楚の人物も結構見つかりました。 陸賈 張良 王翦 蕭何 韓王信 楊喜などは順当として あやしいのは 春秋の宋国→宋義→宋昌 とか 信陵君→不詳→魏無知 となってるあたりでしょうか。 楚漢から漢初にかけて資料が少ないのを良いことにかなり弄ってるような… 意外なのは曹氏、夏侯氏など、曹操達はおろか参や嬰も出てきません。 河南の劉氏や渾氏のように素直に匈奴の末裔を名乗ってるのもいますし(前者は去卑、後者は渾邪王)…
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