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【恐怖!】タイムパラドックス発生!【超時空領域】
39:★もす2002/11/09(土) 19:35
ようやく、我輩の列伝でも郭嘉を書き終えまして、
纏まったのは以下の通りデス〜。
[記述通りに換算した生没年]
郭嘉 : 170年生、207年没
["13歳説"に則った郭奕の生年]
郭奕 : 182年生 (曹丕 : 187年生)
肯定派
『三國志』の研究本の先駆けというべき『三國志集解』では、ストレートに姓名の更訂が為されている。郭奕を郭亦、郭嘉を郭壽。よって、『後漢書』の記述は范曄・李賢の勘違いとするべきである。
また、年齢については、人間は15歳未満でも子を為すことが十分可能なので、問題にならない。事実、郭奕は郭嘉が13歳の時に生まれた子である、とする説がある。
否定派
一.傅玄の記述は鵜呑みにできるほど、信頼性が高くない
二.范・李は、傅・陳の書を手にとって読む事が出来た
三.『三國志集解』の成立が明代、と大きく時代を経てからである
四.郭亦や郭壽という人物が他に見当たらない(それぞれ、宋と清にいたようだが本論には関係ない)
五.郭奕と荀采が結婚したのは190年当時、郭嘉が21歳になってしまう
六.「13歳説」を肯定すると、郭奕は八歳にして再婚予定だったことになる
六,一.同様に、荀采から見て、婚約した郭奕よりも郭嘉の方が年齢的に近い
七.太子文学であった郭奕は、曹丕よりも数歳は年上でなければならない
以上のような感じです。・・・ねぇ?(笑)
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