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刺史vs牧!
3:2002/11/01(金) 22:19
NOB 2002年01月14日月曜日 22時34分
『三国会要』(清・楊晨)の職官の項に、ちょっと書いてありましたので、ダラダラと書いてみます。といっても、たいした情報は見つかりませんでしたが…。
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(魏)州には刺史、あるいは牧を置く。魏の13州、刺史は治下の郡国の見廻りをし、囚人を取調べ、(官吏登用)試験を行い、毎年都に計吏を派遣して報告をする。辺境の諸州では刺史とともに都督を置く。[亠兌]・豫・青・并の諸州では都督を置かない。梁・益州は版図に入っていなかったが刺史だけは任命する。
(州の役人には)治中従事・別駕従事・功曹従事・簿曹従事・兵曹従事・郡国従事・文学従事・武猛従事・主簿・門亭長諸曹・書佐・計吏・大中正一人を置く。
#この後、蜀と呉についてもちょっとだけ書かれていますが省略。
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という感じでした。が、牧と刺史の具体的な違いについては、俸禄(600石と2000石)以外には書かれていませんでした…。
ついでに、刺史の職務については後漢書の百官志をそのまま牽いているようなので、魏晋の実情には合っていないかもしれません。っていうか、合っていない気がします(笑)
それから、上の文だと魏にも牧が置かれていたように読めますが、本当に牧がいたのかどうか、確認はとっていませんです。
専門書、残念ながら私は知りません。ありそうですが、どなたかご存じないでしょうかねぇ?
あと、未読の文献で申し訳ないのですが、
「漢末州牧考」石井仁(秋大史学28 1992年)
なるものがあるそうです。
石井先生の論文なので都督との関連について書かれているのではないかって気がしますが、刺史・牧そのものについても何か情報があるかも?
どなたか、読んだ方いらっしゃいませんかぁ〜!?(結局他力本願かい//爆)
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