女性武将も導入シマスタ
12:2002/11/02(土) 12:25

中根東竜     2002年02月11日月曜日 23時25分

お久しぶりです。中根です。

>木蘭のネタ

古楽府『木蘭辞』が本来の元ネタみたいっすね。
これについてちょっと調べたのですが、どーも
作者不明ながら北魏あたりの民謡みたいです。
あれだと、「木蘭という女性が男装して12年間従軍し、
乱戦の中を無事に帰ってきた。仲間の前に女性の格好で
出てくると誰もがわからなかった」・・というような
話ですよ。悲劇の最後っていうと、後世のネタですなぁ。
清の時代の隋唐演義の話でしたっけか。

彼女に関してはホントーにわかんないっすねえ。
姓の「花」すら怪しいらしいです。
一応、出身地(何故架空臭い人物にこんな情報があるんだ・・)
は任城説と商丘説あり。

>黒龍さん

>木蘭や桂英などは実在したのかどうかも定かではないですが。

これ、みんな元が民謡・演義なんすよね・・
周倉が実在しないように実在しない人物でしょう。

なお、梁氏(梁紅玉のコト。正史ではこう書かれる)は『宋史』、秦良玉は『明史』に、それぞれ記載がある実在の人物です。

>「中国婦女名人辞典」という本の軍事部門には四十四人も載っているそうです…

正直、それぐらいはいるかもしれません。
でも、田中さんがあげる女性ってなんで武将ばかりなのか、
そっちの方がわかんないです。
中国史全体から見れば、女性はむしろ、文化系で活躍することのほうが多いみたいですね。
明代だけで女性詩人は百人は居るらしい・・

>ぐっこさん

烈女を賞賛したのは支配者の方が多いようです。
特に明清では烈女になることを強要されたむごい話しも
多いです。民衆うんぬんより、隋唐演義の作者が
体制に媚びた為と考える方が自然ではないかなあ。
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