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【自薦】オススメの学術三国志書籍・サイトを教えてください【他薦】
8:★ぐっこ 2003/07/21(月) 21:08 思想! そうですよねえ、私もコレ色んな本から囓り読みしただけで、 「じっくりと一冊」ってのはやってない… こと思想に関しては、流動的というか、著者によって解釈が分かれる 事も多いので、より多くの本を読まねばならないところ。 まずはもす様オススメのこの本を探してみるです! 学術文庫!コレもコンプしたいな〜。サイズが手頃ですから、 電車内で読めるのがグー。 そういや、ネコが中国に輸入されたのも、仏教の伝来と同じ時期 でしたっけ?教典囓るネズミ取り用として。
9:玉川雄一 2003/08/30(土) 17:36 川勝センセの『魏晋南北朝』買ってきますた。 しかしよく考えたら、この本って真っ先に押さえておかないといかんのでしたでしょうな。 んー、楽しみ楽しみ♪
10:★ぐっこ 2003/08/31(日) 21:46 義兄上「魏晋南北朝」ゲトおめ。つうか、私もつい最近学術方面へ 傾きかけたのに、無双のおかげで夢見るアリスチャンに戻っちゃった。 これも会社のせいです。きっぱり。 そんな私ですが、3、4日前、古本屋で「図解雑学諸葛孔明」を 450円でゲト。いい買い物をしたっす! 内容は、例によって渡邊節の効いた名士論でしたが、荊州方面の 豪族連中をやや掘り下げて解説してあって、読み応えは充分。 ぶちゃけ、「図解雑学三国志」とかぶる部分が多いので、両方 買う必要があるかどうかは微妙ですが、後半の、平話→演義を経た 「諸葛亮像」の変遷解説は、けっこう面白かったです。
11:★玉川雄一 2003/09/13(土) 17:09 以前明治書院の新釈漢文大系のコンパクト(新書)版が出るとの情報がありました。 書店に行ったら、最近の刊行で『世説新語』が出てました。 で、買ってみたんですが中身を読むまでもなく「抄録」なんですよね。 おいしいキャラの逸話を時代順に再構成してるのですが、やはり物足りない… そして重要なのは劉孝標の註が省略されているということ。 あの部分にこそお宝情報が埋まっているのに…(皇甫嵩と皇甫謐のミッシングリンクとか) やっぱ元本の方買わないとだめですね… アレは金出して買う価値あるよなあ。
12:★ぐっこ 2003/09/14(日) 00:58 ほー! 新釈漢文大系のコンパクト版がっ! 全然気づかなかった… あー。でも抄録になってるってことは、やっぱり原本よりはボリューム 大ダウンですか…(´・ω・`) 複数巻に分けてくれてもイイのに… やっぱ世説新語は、手元に置いておきたいですよねえ…。 私が持ってるコピーも、100ページあるかないかですし。 古書市で大系全巻セットとかは見掛けますけど、バラで世説新語ってなかなか… そして註! そう! 註が無いと始まらない! ――うーん、購入に踏み切れ ないなあ…。やはり原本探しか。
13:★玉川雄一 2003/09/14(日) 01:07 抄録も抄録、新書版で150ページ強です。 うち本文は130ページくらい。 後漢〜東晋十六国までの人物ごとに並べ直しているけど、 一人あたりのエピソードは多くて2〜3なので、 もちろん原版の一部しか収録してません。 「雰囲気を知る」のには良いのでしょうが、 ネタを洗いざらい探し出すには何の役にも立ちませんね…
14:★ぐっこ 2003/09/14(日) 01:43 少なっ! うーん、人物ごとの並び直しはありがたいんですけど、 肝心の本文が追いつかないとねえ… 世説新語は意外なところに意外な人物のエピソードが突っ込んであって、 それを発見するのも楽しいのに。 やはり新書版は見合わせですかにゃ。
15:★玉川雄一 2003/09/15(月) 01:36 山川歴史大系の中国史2『三国〜唐』買っちゃいました♪ 以前ナニの原稿を書いた際に図書館で借りてきて必要部分だけコピっておいたのですが、 やっぱきちんと持っておかにゃなるめえ、と。 南北朝あたりまで読んじゃってるのですが、唐代がまた面白げ。
16:左平(仮名) 2003/09/15(月) 22:47 直接の関連は薄いですが、当時の辺境を知るには有効かと思われる本をば。二冊ほどあげておきます。 まず、『漢帝国と辺境社会 長城の風景』(籾山明・著 中央公論新社【新書】 1999)。 主に前漢時代の長城とそれに付随した防御施設の概要、そしてそこで働く兵卒の日常などが書かれています。後漢になると、この様な防御体制はなかば崩壊しているそうですから、三国志の時代にはどうかな?というところですが。
17:左平(仮名) 2003/09/15(月) 22:52 もう一冊。 『万里の長城 攻防三千年史』(来村多加史・著 講談社【新書】 2003)。 こちらは上述の本に比べると、浅く広くといった感じで、長城と中国本土の防御体制の歴史の概要が描かれています。 拠点防衛・路線防衛、そして、長城防衛という考え方の提示。また、前漢時代の長城は、防御壁というよりはむしろ通信網としての性質があったとの指摘など、なかなか新鮮な感じがします。 本人近影があるのですが、どうも大学時代に会った事がある様な。
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