【自薦】オススメの学術三国志書籍・サイトを教えてください【他薦】
57:左平(仮名) 2005/04/24(日) 20:22
金曜に、講談社「中国の歴史(第二巻)」などを購入しました。

平セ(生+丸+力)センセ、相変わらず飛ばしてます。全巻通じて平セ(生+丸+力)ワールドです。
ネタ的には、最も面白い巻と言えるかも知れません。通常のものを想定すると、完全に裏切られます。

史書の裏に隠された意図を読み解く…まだまだ通説とは言えませんが、白川静氏の説と同様、実に興味
深いです。
夏・殷・周から始皇帝に至るまで、もう縦横無尽。
始皇帝の出生にまつわる物語のあたりは、「そう読むか!」というところです。
(春秋時代に「一君三大夫一子」を殺したといわれた「夏姫」と同じ名の女性を母とする子楚が、自身
と遠祖を同じくするという趙の女を娶る…さらに、その女との間の子・政は、実は呂不韋との子…)

いしい御大も、飛ばしてます。本巻の流れをうけ、漢字文化圏の広がりをネタにしているのですが…。
周王の遠大なる野望(漢字文化圏による一大帝国の樹立)、しばらくかかりそうです。
(ネタのヒント:こたびのライブドアの騒動)
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