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■ 【3】彼女が魔女になった理由 考察スレ

74 名前:ろろろ。:2010/06/21(月) 21:21:19 ID:azSZr0tX0
はじめましてこんばんは。
私もしゃっく様の考えとほぼ同じですが数点。

ほぼ既出かもしれませんが

・「母にして姉であり、断罪者にして贖罪者であった。
Therese von Ludowingの知られざる物語……。」
「母」→メルの母「姉」→アンネリーゼの姉
まではしっくりくるのですが
「断罪者」「贖罪者」のところでなんとなくもやもやします。
贖罪者はまだしも断罪者はなんなんでしょうか…。
この物語に出てくるテレーゼ以外の「罪」と言えば
・アンネリーゼがエリーザベトを殺害(未遂)
くらいしか思いつきませんorz

・「救われる命があれば、奪われる命がある。
それを因果応報と切り捨てても良いのだろうか……。」
の歌詞のところが少し気になります。
「因果応報」とまで言うのならばただ単に「救われた」「奪われた」わけではなく「なるべくしてなった」感が強いかと。
そうなってしまうような何かしらの過去を起因としているのでは?

・「とても不思議な出来事によって 息子は光を手に入れたけど
それが果たして幸福なことだったのか 今となっては善く判らない……」
「光」=「愛」=「エリーザベト」と考えて
エリーザベトを蘇生させたことによって数年後二人は出会い、愛を知り、
いかし二人の出会いさえなければ悲劇は生まれなかった
(この狭い鳥籠の中で〜光と闇の童話)
と言う解釈をした場合、メルが視力を取り戻したのは
本当にこの「とても不思議な出来事」の時点だったのかな、なんて疑問が出ます。

すいません、疑問点をずらずらと並べたててしまいました。


それとこれは私の個人的な解釈ですが
「アンネリーゼ、貴女の気持ちは〜」の所は
妾腹としての立場、世継ぎをさせたいというものよりは
アンネリーゼも障害を生まれ持った自分の子供にただ「幸福」であって欲しいと願っているような気がします。
なので、「アンネリーゼ、(自分の子供の幸福を願う気持ちはよくわかる)それでも〜」
と言う感じなのではないでしょうか。
ソフィ様であれアンネリーゼであれテレーゼであれ、自分の子供を「想う」気持ちは同じなんじゃないかと。
自分の子供の幸せを「世継ぎ」と考えたばかりにエリーザベトを手に掛けようとしたアンネリーゼ。
エリーザベトを愛し救おうと墓を暴き森の賢者テレーゼのもとに向かったソフィ。
エリーザベトを助けたばかりに魔女の名が広まり、(エリーゼとも関わったばかりに)最終的にメルを亡くしてしまったテレーゼ。
アンネリーゼはエリーザベトを救ったテレーゼを恨み、
テレーゼは事の現況であったアンネリーゼを恨む
全ては「愛」故に起きてしまった「復讐劇」。それが「光」と「闇」の童話に繋がったりするのかなぁ、なんて思ったりもします。

すいません、いろいろぶっとびました。

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