アルヴァレス 受 け 説
■アルヴァレス 受 け 説
>相変わらずキルやぼ準備に手間取っております(;´Д`)
黒端にパケ絵頼もうと思ったら、奴も月末にイベントあるらしくて、軽く修羅場ってたよ_| ̄|○
正式に断られたら、絵師様を広く募る所存…
ちなみに地図は、上の如く、わりと雰囲気あるもの用意できそうなんですが~。
ちなみに白い線は今し方目分量で描いてみたアルヴァレスの行軍距離(の半分)。凄いね。
↓対抗してみた。
――――
――
「殿下…殿下」
辛うじて、かれは喘ぐように繰り返した。実際、帝国軍随一の剛勇は、わずか十三歳の皇女に圧倒されていた。
皇女が一歩すすむ毎に、かれは一歩後退した。
「彼女は──どうなったのです」
「…まだ気になるの、アルヴァレス卿」
拗ねたような少女の声。闇に沈む寝所の中、あどけない貌に悪戯めいた微笑をうかべて、皇女は云った。
「あの女は急に解脱してしまって。髪を剪って、ラスチァの尼院に入ったのだそうよ」
「…なんと酷いことを」
呟くアルヴァレスの声に、稚い嘲笑が続いた。父帝譲りの、底冷えを覚える声色である。
「あれは、侍女の分際で一夜と雖も貴方に近付いたのよ。殺されなかっただけでも私と神に感謝するべきだわ」
皇女がまた一歩近寄った。
野花を摘む童女が笑うように。まるで邪気のない清澄な鈴の笑声を転がしながら。
「ねえ、追い掛けっこは飽いたわ、アルヴァレス卿」
壁際をにじるように退りつつ、アルヴァレスは、幼い皇女の冷蒼色の双眸に、情欲の焔が揺らぐのを見た。
「ねぇ――私のモノにおなりなさい、アルベール・アルヴァレス」
皇女の豪奢な寝所に、幽かな衣擦れの音が漂った。
小さな柘榴が夜気に剥けるように、真紅に染められた絹の夜着は他愛なく脱ぎ棄てられた。
「それとも人を呼んで欲しいの?アルヴァレス卿――ねぇ」
悪戯を持ち掛けるような、面白がるような口調で、十三歳の皇女はかれを誘った。男を期待する女の、独特な芳香が既に寝所に溢ちていた。
さてこのとき、アルヴァレスはその蠱惑に半ば本気で狼狽えていたので、少女の声の奥裡にある微かな真摯には気付きようがなかったのである。
(第3話「帝都の追憶」より)
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一部改変してみた(;´Д`)。
結局未遂というか、辛うじて逃げちゃうんですけどね、アルヴァレス(^_^;)
次の日には何事もなかったかのように、ツンとすまして、アルヴァレス以下諸将の挨拶を受ける皇女殿下に萌え。
さすがは魔王キルデベルトの一人娘(;´Д`)ハァハァ