みんな!遅くなったけどあけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いしまーす!!

 

さて(ヽ'ω`)。

イイ感じに今年もゴールデンウィークが終わろうとしているので、せめて僕が生きた証に、サイトの更新くらいしておこうかと。

で。

スト魔女の劇場版いってきたんすよ劇場版。

四回ほど。

そして全回とも終盤マジ泣き。

勢い余って動画も作ったんよ(`・ω・)=3 フンス

 

で、せっかくなので語りますの。ネタバレ全開で。

だからこれから見る&DVD/BD待ちの人は読んじゃだめなのね。

 

さて。

早速だがこの地図を見て欲しい。

何処の誰か全く心当たりがないけど、とにかく凄い人が凄い速さで劇場版の地図をグーグルマップで作ってくださっている。

 


より大きな地図で ストライクウィッチーズ劇場版 登場場所まとめ を表示

こちらは欧州のマップですのねん。

地図上「ベルギー」のあたりにあるサントロン、現地読みではシント・トロイデンというらしいけど、OPでハイデマリーさんが「ラインの護り」鼻歌で歌いながら飛んでるのは、ここを中心とした哨戒空域のようす。

Bf-110

ネウロイは「基地南方を北西に飛行」していたのだから、最前線の要衝アーヘンをパスして、普通にベルギカ中枢のブリュッセルを直撃するコースを飛んでいたようだ。

 

カルスラ組は夜型ウィッチ?

1945年8月2日。こちらの世界ではポツダム会談があり、4日後には広島に原爆が投下されるという日だ。
時刻は午前3時。ハイデマリーはラジオを聞きながら鼻歌を歌っていたらしいので、当時からどこかでオールナイト放送の音楽番組でもやっていたっぽい(あるいは時差のある地域の電波を拾っていたのかも)。

「そろそろ交代の時間」と言っていたので、501のサーニャと違ってフルタイムで夜間哨戒しているわけではないようだ。
「キミ空」だとアーヘン基地にはかなりの数の航空ウィッチが集められ、交代で哨戒任務にあたっているようだから、幽霊騒ぎ後は、彼女も普通のナイトウィッチと同じシフトに組み込まれたのだろう。

そしてサン・トロン基地のミーナ中佐との通信、ネウロイとの遭遇戦。

劇中、プチ苦戦はしつつも、結局サクっとレルヒェ型ネウロイを単機で撃墜してしまうハイデマリー少佐。強すぎワロタけどこの凄さがどれ程のものか終盤にならないとわからないという。

で、基地に戻った後は、ミーナへのデブリーフィング。
そして設定の無茶振り加減に定評のある小説版だと、このあとさらに扶桑式大浴場でハルトマン・バルクホルンを巻き込んだドタバタ劇があり、その裏ではミーナとガーランド少将の政治的折衝があって、なかなか賑やかな夜だったようだ。

繰り返すが、すべて夜中の3時どころか4時ぐらいの話である。やはり昼間の哨戒は新人たちに任せて、ベテラン組は夜勤に回っていたと見るべきだろう。
まあ、小説版の挿入を抜きにしても、少なくともミーナ隊長は3時まで執務しているという(´;ω;`)

 

一方同日、ヴェネツィアでは

そんなこんなで色々ある8月2日、イタリア半島の付け根付近、ヴェネツィア公国でも、同じくレルヒェ型ネウロイの襲撃があり、赤ズボン隊とシャーリー&ルッキーニが辛くも撃退するという事変が勃発。

シャッキーニはともかく、ロマーニャ公国の公王に直属するはずの赤ズボン隊が、揃って他国のゴンドラレースの訓練に興じているのは謎だったが、小説版によると、この前日から、たまたまロマーニャの公女マリアが親善のため来訪しており、その護衛と半日のバカンスであったようだ。

つまり、一日違っていたら、マリア公女の身もかなり危うかったと言える。

フェル隊長以下、ストライカーユニットを持って来なかった504のウィッチ達はこっぴどく叱られたに違いない。

ちなみに、このあたりのシーン、シャーリーがしっかり高射砲陣地の状況とか空戦予定空域を把握してから、ルッキーニに攻撃を指示するところが格好いい。

 

 

落差50m級の大瀑布を擁する秘境・KAMAKURA!

舞台は変わって、扶桑皇国。我々の住む日本と相似した島国である。

で、宮藤芳佳が日常生活を送っているのは、横須賀軍港を眼下に望む山間の地域だ。


大きな地図で見る

設定によると、宮藤診療所は鎌倉(神奈川県鎌倉市明石九九九番)にあり、芳佳が通っていた学校は横須賀第四女子中学校(旧横須賀第二高等小学校)とある。
鎌倉といっても、こちらで言う鎌倉市ではなく、旧制の鎌倉郡なり相模国なり、あるいは三浦半島全体を指す地名と見るべきかしら。
いずれにしても、1期2期の描写を見る限り、横須賀軍港へは徒歩圏内だったようだ。そういえば聖戦のイベリアPVに出てきた謎の大仏もこのへんだったような。

それにしても、劇中の横須賀は、かなり急峻な山々が迫る地形として描かれている。
開発の進んでいない当時なのだから当然だけど、思わず二度見するくらいに主峰も高く、もののけ姫が出てきそうなレベルの原生林に覆われ、落差数十メートルもあろうかと思われる大きな滝が轟々と流れている。

イメージではのどかな山村で育ったように見える芳佳やみっちゃんだが、実は秘境と見紛うばかりの荒々しい自然と隣り合わせの生活だったようだ。
そういえばもっさんも、二期の一話ではどこかの霊山に庵を結んで山ごもりしているかのような描写だったが、実際はすぐ近所の山だった、というオチだった(; ・`д・´)

このへんは劇場公開後ツイッター上でも話題になり、フミカネ氏自ら「アマゾンに似た魔境」とネタとして呟いている。ちなみにこれを受けて「あの辺りの特殊な魔力が環境に影響を与えた」説や「巨大なフソウオオカミが普通に棲んでいる」説などが周辺関係者の間で盛り上がっていたが(多分この時点ではネタ)、劇場版コンプリートファイルによっておおむね公式化された。確かに、速すぎる子グマの成長やら、秋元家の魔女の強大な魔力やらについて、ひとつの回答となりうる説でもある。

ただ、例のバカでかい滝については「高さ十メートル以上」と、随分控えめな数値にされ、あのナイアガラを細身に切り出したような大瀑布は、あくまで映像上の演出という事になりそうだ。

 

 

鬼のような突貫スケジュール

静夏が芳佳を訪れたのは8月2日。シュナウファー少佐がネウロイと遭遇したのと同日である。さらに言えば、ベルギカと扶桑の時差が8時間なので、扶桑では昼前11時くらいの出来事となる。そしてこの日、ヴェネツィアでも先述の通りネウロイが出現している。

ちなみに、第二期に芳佳が子グマを救い、欧州へ飛び立ったのは桜舞う3月のこと。
ミーナ隊長が括約筋でネウロイを粉砕したのが6月、マルセイユがやってきたマルタ奪還作戦があったのは7月、第二期のラスト、ヴェネツィア奪還のマルス作戦が決行されたのも7月内だ。

そして8月2日、芳佳は扶桑で例の子グマに跨っている…。あまりにタイトなスケジュールである
このへんは劇場版コンプリートファイルでも触れられており、ロマーニャから扶桑への帰路は、北大西洋から砕氷船で北極海を突破するという最短ルートを用い、20日という強行軍だったらしい。
それでも、到着はギリギリ7月下旬というところだろう。中学卒業後、家業手伝いの芳佳には復学等の心配はないが、ようやく欧州最前線から扶桑へ帰り着き、ぼちぼちと日常生活を取り戻し始めた矢先に、慌ただしい欧州留学の辞令。
なかなかにハードだ。

さらに小説版まで加えると、もっさんが週2日のペースで宮藤家に入り浸っていたり、兵学校教官として静夏相手に妙な宮藤観を吹き込んだりともうカオスすぎて細けェことはいいんだよ!!!!!

 

 

 

芳佳ちゃん少尉さんになってたんだー

で、扶桑からはるばる欧州へ留学することになった芳佳ちゃんですが、空母天城で色々あったのは劇中の通り。

芳佳の階級は前回の軍曹から二階級特進して少尉へ。

不名誉除隊だった第一期終了に比べて、第二期終了からの昇進はスムーズだったみたい。
このあたりはコンプリートファイルでも説明されているけど、まずもっさんが遣欧艦隊司令部(たぶん小沢中将)から個人感状をもぎ取った事が大きいようだ。前回芳佳を法的に庇えなかった反省もあるだろうし、完全にウィッチの魔力を失った芳佳への、せめてもの餞だったのだろう。
司令部からの感状は、広報として全軍に布告された上に、帝へも奏される程の名誉だったから、扶桑軍内での意味はかなり重い。

また、カールスラント皇帝フリードリヒⅣ世からも宮藤個人宛に勲章がロングパスで授与されている。二度目の騎士鉄十字章になるため、柏葉付にグレードアップしたようだ。
盟邦の英雄に対して(たまに敵国に対しても!)勲章を送るのは、ちょくちょくある話だが、柏葉付騎士鉄十字章ともなると、山本長官やマンネルヘイム元帥などの元勲クラスに贈られるレベルであるらしい。
チート受勲者の多いカールスラントの航空ウィッチでも、撃墜数100クラスの超エースに対してようやく授与されるものだから、これまた凄く重い。
このフリードリヒⅣ世は随分と茶目っ気のある、話のわかるおっさんのようなので、案外、政治っ気抜きで、普通に宮藤を賞賛するつもりでプレゼントしてくれたのかもしれない。

これらの動きを受けて、扶桑皇国でも正式に芳佳へ功5級金鵄勲章が授与されている。
当の芳佳は先の柏葉と並んで無造作に机に放置していたが、功5級ともなると、金鵄はニュースになるレベルの活躍をした軍人に与えられる勲章で、宮中での武官位階においては少佐以上、終身年金(現在の貨幣価値だと年間20~30万円くらい)まで付くという大変尊貴なもののはずだ。芳佳、やっぱりすごく凄い。

 

 

じゃあ私は何をすればいいの? → 医務室に行ってください軍医少尉。医務室に。

 さて、ここで芳佳の立場である。
コンプリートファイルによると、芳佳はこのとき予備海軍軍医少尉。士官ではあるが兵科将校ではないというヤツで、本来なら、いざ戦闘となれば服部静夏軍曹の指揮下に入るというややこしい立場だ。
…のだが、芳佳はただの予備役軍医ではなく、柏葉付騎士鉄十字章および金鵄勲章受勲の元ウィッチ撃墜王という特殊過ぎる前歴があるため、普通に海軍少尉として振る舞えるはず。

それはそれとして、芳佳ちゃん、空母天城の中で炊事や甲板清掃に手を出しては静夏に一喝されていたが、軍医少尉という彼女の立場所、正しくは医務室に詰めて軍医の補佐に当たるべきなんじゃ…。
どうしても空母に乗り込むと、昔のクセが出てしまうのかもしれない。まあ、一期冒頭の赤城では医務室に篭って震えていた事もあり、いい思い出も無かったはずだが。

 

 

扶桑の護衛艦隊、役に立たなすぎワロタ

ちなみに横須賀を出稿するとき、ざっと見て5~6隻の艦艇が天城に随伴していた。おそらく駆逐艦(秋月型らしい)だろうが、これは第一期の赤城を護衛していた陽炎型6隻体制を彷彿とさせる。つまり遣欧艦隊の基本編成なのだろう。

防空はまかせろー

だが、それだけの艦艇が護っていたにも関わらず、よりによって天城がピンポイントで巨大な氷山に衝突してしまった。いくら防空に特化した艦隊、そして濃霧だったとはいえ、これは酷い(´・ω・`) 天城の見張りだけでなく、前方を航行していたであろう駆逐艦たちも同様に責められるべきであろう。

あと、現役自衛官の方がブログで劇場版の感想を書かれていたが、何より「事故現場で命令待ちしている連中は何を突立っているんだ」というコメントが印象的でした。まあ、実際はあれに数倍する人数が各所でかけずり回っていたんだろうけど…

ちなみにこの時、扶桑を出港して三週間とあるから、芳佳の誕生日8月18日から一週間前後経過している頃。

 

 

郷愁のパ・ド・カレー

あ、唐突に思い出したけど、一期でミーナさんが幼馴染の彼と死別した舞台としてパ・ド・カレーが描かれていたけど、普通にペリーヌさんの領地だったのよね…(´・ω・`) ミーナさんひとりで上陸して哀愁に耽ってたけど、ペリーヌさん特にリアクションなかったような…

さておき、カレー軍港へ続々と入港してゆく扶桑遣欧艦隊。

なんとなくだけど、アバン部分で大型飛行ネウロイにフルボッコにされる連合国艦隊が艦砲射撃していた地形にも似ている。
あれは欧州上陸作戦らしいけど、いつ頃のことなんだろう(´・ω・`) PV見たときはグッドウッド作戦かと思ってたけど、大型ネウロイのことをみんな知らなかったから、まだ1940年くらいかな…。

その後すぐに501のウィッチが駆けつけて袋叩きにしてたけど、もっさん紫電改履いてるし、芳佳いなかったし、時系列がよくわかんにゃい。イメージ映像と解釈。

で、ペリーヌ城(仮称)へ向かう道中の丘陵地帯も、ネウロイによるものか艦砲射撃によるものか、大地に大きなクレーターがいくつも穿たれたまま。これもなんとなくだけどアバンのシーンと重なる。

ともかく、ネウロイの占領下から脱したガリアは、少しずつ人々も戻り始めて、復興が始まっているみたい。
ネウロイに征服された地、といっても、大地がネウロイ化して不毛の荒野になる…というわけでなく、ネウロイの進軍ルートから外れている木々や自然はそのままのようす。ぶどう畑はガリア解放後の栽培かもしれないが…。

こうなると、ネウロイ支配地域の野生動物たちもどんな感じなのか気になるところ。
ガンパレード・マーチの世界じゃ、「幻獣」の支配地域は急激に太古の原生林に変貌したらしいけど、ネウロイは致死性の瘴気を発生する手段を持っているから…

 

 

宮藤が欧州に到着した、と思ったらその2日後には超大型ネウロイ率いる一大反攻作戦が頓挫していた

全盛期の宮藤さん伝説にまた新たな一行やで(; ・`д・´)

さて、時系列のおさらい。

8月2日 午前3時頃、欧州ベルギカのサン・トロン近辺でレルヒェ型ネウロイの襲撃発生。
同じく 8月2日 日中、欧州ヴェネツィアでレルヒェ型ネウロイの襲撃発生。(※ちなみにイタリア・ドイツ・フランス・ベルギーあたりは全て中央ヨーロッパ標準時間なので時差はない。)
ちょうどその頃、扶桑では芳佳がすごく凄いと評判に。

  

で、わずか2日後の8月4日には、横須賀を発つ空母天城に乗って、欧州へと旅立っている(※年表では8月3日)。

それから「3週間」後、喜望峰付近で火災発生。501JFW通称ラジオウィッチーズで最初にお便りを読まれたという、最古参の結城兵曹長が重症を負うも、のちに同姓の別人だったと判明。

で、おそらくそれから一週間後の9月某日、芳佳たちを乗せた遣欧艦隊はパ・ド・カレー軍港へ到着。かなり厳格なはずの航空母艦着艦規則をガン無視して突っ込んでくるリーネちゃんもなかなか。地味にVTOL着艦してるペリーヌさんもなかなか。

さて、この日を仮に9月2日()とする。

この日、一行はペリーヌ城で扶桑食パーティを楽しみ、翌9月3日()には芳佳・静夏二人だけで、隣国ヘルウェティアを目指して出発。
予定では夕方にディジョン基地へ到着。506ノーブルウィッチーズB部隊の誇るプレディ、カールという2おっぱおを堪能する強制イベントがあり、翌9月4日()には、ヘルウェティアへ到着するはずだった。

しかし、実際には9月3日()の夕方には国境沿いの村のがけ崩れ現場を救護し、そこで一泊。翌9月4日()にはネウロイの大反攻作戦のど真ん中に巻き込まれ、色々あって超大型ネウロイを撃破:(;゙゚'ω゚'):。
つまりカレーに到着してからたった2泊3日で、ネウロイにとってのバルジ大作戦を叩き潰してしまったという…。

やはり宮藤さんと501は、すごく凄い。

 

 

あれ、じゃあフルアーマーお姉ちゃん隊の偵察は?エイラーニャの出発は?

このへんの時系列が少しややこしい? 事になっている。

劇中のシーン変更は、必ずしも時系列通りではないと考えるべきだろうし、ましてや小説版の「一方その頃」「同じ日に」は、まだ設定がまとまっていない時点のプロットだと捉えたほうがいいだろう。

メモってないので記憶だよりだけど、サン・トロン基地組の登場は、宮藤達がガケ崩れの村へ駆けつけた9月3日()の夜のシーン、「ここで泊まっていこう」の後だ。
このあと、すっと日中のサン・トロン基地で補給物資の受領シーンが始まるので、何気なく見ていたら翌日の9月4日()出来事のように見えてしまう。

だが、それだと9月4日()にイベントが集中しすぎてしまう。
サン・トロン組はライン川沿いを往復して全力空戦で魔法力と武器を使い果たした上にペリーヌ&リーネコンビと合流してもう一度アルデンヌを突破して大型ネウロイと戦うという、大戦中の帝国陸海軍航空隊でも滅多にやらないような無茶な戦闘スケジュールになってしまう。

やはり、9月3日()に芳佳たちのシーンが終了した時、一度時間はさかのぼり、少なくとも同3日()から再開していると考えるべきだろう。

ましてエイラーニャ達は、冗談抜きで遥か彼方のペテルブルグから出発しているので、いくら空の旅とはいえ、一日でたどり着ける距離ではない。彼女らの出発と霧の中での遭遇劇は、もっと前の日にあった出来事と見るべきだろう。

 

 

シャーリーの電話の謎

ところで、補給物資の受領のシーンのあと、ハイデマリーさんががミーナ隊長にシャーリーからの電話を取り次いでいる。

「そう…そちらにもネウロイが出現したの」

と、初めてヴェネツィアの件を聞いた口ぶりだ。つまり、このシーンは9月3日()どころか、8月2日ないし3日の出来事でないと色々おかしい。
シャーリーが一ヶ月間報告をサボっていた可能性もゼロではないにしろ、ミーナの反応を見る限りおおよそあり得ないことだ。

ここで「調査する必要があるわね」というシーンから、すぐにお姉ちゃん達に出撃命令が下るシーンへ続くわけだが、この間、たっぷり一ヶ月ほど経過している可能性がある。

コンプリートファイルの小さい画像をじっと見ると、ミーナが出撃を伝えるシーンでは、ハルトマンがジタバタしてた装填機まわりの機材も片付けられているようだし…(; ・`д・´) 
もちろん一つの仮説だけど、「ミーナさんは調査のために一ヶ月情報収集をした上で、二人に出撃を命じた」説をとりたい。そうでないと「引き続き監視を続けて」と命じたシャッキーニ達が、一両日のうちにベルギカへ到着する説明がつかない。

その上で、9月3日()、二人の偵察部隊は芳佳達がパ・ド・カレーを経ったのと同じ頃に、ライン川目指して出撃していったものと思われる。

 

 

 

人類1位と2位のスーパーエースコンビ、精強なはずのレルヒェ型ネウロイ4機に世間の仕組を叩き込む

シャーリーとルッキーニが結構苦戦したあのレルヒェ型多数をあっさりと(^p^) 

 

ちなみにお姉ちゃんはGに耐えつつ、レルヒェ型に巴戦を仕掛けて、何旋転かで後方を取ってから射撃するドッグファイトスタイルだったような。

あとこの動画ではフルアーマーお姉ちゃんを再現するために、射出シーンのみ本当にパンツァーブリッツ2を装備しているF-8タイプに差し替えているため、実はちょっとスキンがずれていたりする。

映画だとパンツァーファウスト二発が命中してるんだけど、さすがにゲームだと直撃すれば木っ端微塵になっちゃうので、外しちゃいました。

それにしても、道中のジタバタとかチョコチョコ言ってるシーン見てると、ハルトマンの天使ぶりが悪い意味で進行しているような気がしてならない(; ・`д・´) 

 

で、このあとエネルギー切れおこして満身創痍になっているところへ、ミーナが来援。

「ライン川を、国境を突破された!」

になるのだけど、この次のシーンが、もう芳佳組の「朝ごはん美味しかったね…」に繋がる。
ナニゲに見ているとついそのまま続きのシーンかと思ってしまうけど、やはり国境突破をミーナに報告した後は、一度基地に戻って一泊し、運命の9月4日()を基地内で迎えているはずだ。

 

 

服部静夏のスタイリッシュ脱線

ところで、またこの地図のお世話になるのですけど。


より大きな地図で ストライクウィッチーズ劇場版 登場場所まとめ を表示

何回見てもおかしい。

何をどうやったらここまで派手に脱線できるのか。

この地図の左上、パ・ド・カレーを出発して、真ん中あたりのランスを経由して、一番右下のスイスへゴールするのが今回のルートのハズ。

だが実際は、この地図の右端の緑印のあたりをウロウロするハメになっている。
もちろん、途中で村長さん()の車と出会って、そちらへ進路変更したというのもあるけど、そもそもその車へ出会うためには、相当東側に接近している必要がある。

ひょっとして。

服部静夏さんはやっちまっていたのではないか。

そう、「ランス」の間違いに。

実はパ・ド・カレーから100キロも離れていないところに、綴りは違うけど一応ランスと発音する街がある。

そこから街道は幾つかの方向に分岐するので、芳佳たちが道を間違えるとしたら、まずこのあたりが怪しい。

何しろ、ライアンが馬車の雰囲気を嘆いていた以上に、芳佳と二人っきりのドライブは、静夏にとって拷問のような気まずさだっただろう。ついつい、道を急ぐあまり、ランスの街を間違えるというミスを犯しても不思議ではない。

そうでなければ、スコルツェニー的なネウロイが街道の標識を狂わせていたとか、何らかのアクシデントが無ければ、こうも直角に方向を見誤るはずがない(というか海軍兵学生なら天測航法くらい出来るだろうに…)
思えば、芳佳が静夏に話しかけるシーンは、たいてい地図とにらめっこしているか、無線機をガチャガチャやっているシーンだった。静夏ちゃん、けっこうイッパイイッパイだったんじゃ。

ちなみに、フランス全土を縦断してスイスへ移動…と聞くと凄い遠距離の旅な気がするが、実際は東京~広島程度の距離なので、頑張れば当時の交通手段でも10~20時間で到達できる。中央ヨーロッパの国同士は、基本的に一日半で行ける圏内にあるのだ。もちろん、平時であれば、だけど。

※追記

…と思ってたけど、よく考えたらエーリカが地図を見て「ここって宮藤が通る場所じゃーん」と言ってた(; ・`д・´)

つまり静夏ちゃんは悪くない!ごめんよ!

…でも、じゃあなんだってわざわざ思いっきり迂回して国境のそばを通ってランス方面へ戻るルートを取るんだ…('A`) ペリーヌさんの説明と食い違うよエーリカ…。いやまさかエーリカは天使だから、お姉ちゃんを挑発するためにわざと宮藤の名前を出した可能性が…!? むむむ

 

 

バルジ大作戦開始!!

そして、運命の9月4日()、いよいよネウロイによる満を持した大反攻作戦が開始される。

動員された戦力は、さきの前哨戦を含めれば、少なくとも9体の中型レルヒェ型ネウロイ、数えきれないほどの小型ネウロイ群、そした超大型のUボート型地中ネウロイだ。そのすべてが、地中から射出されるという、これまでにない出現パターンをとっている。
地理的な面から見て、出撃拠点はニュルンベルクの巣だろうか。

ヴェネツィアに現れたレルヒェ型がそうだったように、ネウロイ達は空中にチャフのようなものを散布し、連合軍の通信と索敵網を徹底的に撹乱。チャフ自体はもともとレーダーの撹乱のものだから、さらに無線を撹乱するステキ素材が含まれているのか、または別に無線に対する手段をとっているのか。
あと、わざとやってるかどうかはともかく、前日の内に地中のケーブル網をズタズタにして有線通信も遮断。

連合軍は完全に虚を突かれた形となった。

これはバルクホルンが声を荒げるのも無理もない。初めての奇襲であればともかく、少なくとも一ヶ月前にベルギカ、ヴェネツィアという二つの奇襲攻撃で戦訓を得ているはずだ。どうやらネウロイがレーダーに映らない事、なぜかネウロイ出現時に無線が通じないこと、など。
それに備えるどころか、アイゼンハワー元帥いわく「一体どうなっているんだ」と後手後手にまわって手持ちの戦力を割り振りする始末。
史実(?)通り101空挺師団をごっそりと「街道の交差点都市」バストーニュへ振り分けるシーンがあるが、指揮センターの兵棋の運びを見る限り、けっこう遠い距離から移動させている。つまり、有事に備えて国境に展開していた部隊ではない。
このあたり、再三アルデンヌがヤバイと警告されながらも対策を取らなかった、こちらの世界の連合軍司令部に通じる描写といえる。

ちなみに、動画の中で潰走している連合国の戦車軍団は、カールスラントのティーガーⅡとリベリオンシャーマンM4A2。さすがに1945年ならティーガーⅡくらいできてるかなーという期待を込めて(ヽ'ω`)

これに対して、ネウロイの動向を比較的正確に把握していたのは、サン・トロンのミーナ中佐ただ一人。ハイデマリーの魔導針をレーダー代わりに索敵しつつ、ネウロイ出現地点の中心地を割り出して、すぐさま反攻の手配を始めた。ミーナさんまじパットン。

 

 

芳佳ちゃんと連絡がとれません!

ハイデマリーのレーダーによって、サン・トロン基地を包囲するネウロイが増加してゆく状況が明らかになる中、普通にドアをバーンと開けて登場するペリーヌさんとリーネちゃん。
カレーからまっすぐこちらへ飛んできて、進路上のネウロイを蹴散らして着陸したようだ。おそらく何かあったら、すぐにミーナの元へ集結する手筈であったのだろう。
ちなみにカレーからサン・トロンまでは300キロ弱。
邀撃主体の欧州機にとってはかなりの長距離と言えるが、それでも二人の高速型ユニットならフェリー飛行でも一時間弱の距離だ。

現有の全戦力がサン・トロン基地に揃ったところで、ミーナ隊長は自ら501メンバー全員とハイデマリー少佐を率いて出撃する。
留守中の基地の防衛が気になるところだが、アーヘン基地を含め、このあたりの他のウィッチの防戦能力に期待したのだろう。

サン・トロンから、ネウロイ攻勢の中心地点、奇しくも芳佳たちが一泊した国境付近の村(緑マーク)までは、直線距離で200キロもない。時間にして小一時間の位置であり、往復を考えなければ十分戦闘可能圏内といえる。
バストーニュやマルメディ上空に立ち込める黒煙を遠望しつつも、501メンバーとハイデマリーは、一直線にアルデンヌ地方を横断。

本来であれば、百キロも離れていない各基地と容易に連絡が取れたであろう空域を、全くの孤軍として6人のウィッチは南西へと急ぐ。

 

芳佳の奮戦。芳佳無双。もう芳佳さんと呼ぶ。

一方、崖崩れの一夜の後、芳佳と静夏は相変わらず気まずい雰囲気のまま村を後にする。

小説版のマラソンエピソードが秀逸だが、服部静夏は頑迷と言えるレベルで教条主義者に鍛え上げられているため、本人の意志感情にかかわらず、もう物理的に芳佳と和解するのは不可能なのだろう。
端で見る分には奇妙な現象だが、軍紀違反を重ねる宮藤芳佳は、服部静香の眼から見て既に「犯罪者」以外の何者でもないのだ。

そんな中、とうとうネウロイの侵攻が開始される。
それも、つい先日にバルクホルンとハルトマンが討ち漏らした潜望鏡型(煙突型)の地中ネウロイだった。

この煙突型、機動力は大したことはないが、小型飛行ネウロイを従え、悠々と村を破壊。
ウィッチとしての戦闘力を失った芳佳では、どうやっても太刀打ち出来る相手ではない。
静夏も実戦経験のない半人前の新兵だが、とにかくユニットを履いて出撃。

だが、坂本少佐が見込んだだけあって、静夏は次々と小型ネウロイを撃墜、初の実戦を華々しい戦果で飾る(と言ってもコアのない個体はカウントされないらしいけど)。
ここでネウロイを甘く見た静夏だったが、案の定レルヒェ型が出現、彼女に世間の厳しさを叩き込んで去っていった。

そしてここから、宮藤伝説が始まる…!

まず、芳佳ちゃん、ジープに乗る! そして迷うこと無くフルアクセル&ターン! よっかちゃん車運転できたの!?

そしてネウロイに肉薄して12.7ミリ機関銃を発射!!! 
車のシャーシと座席で即席の銃架をしつらえた射撃は、吸い込まれるようにピンヘッドで装甲の継ぎ目付近に集中し続ける!!

劇中、ウホッて声が出たシーンでした(;・∀・) 牽制のための一撃なのに、あわよくばマジで殺しにかかっている正確無比の射撃。

 そしてネウロイの注意を引きつけつつ、バックミラーでネウロイのビーム発射の瞬間を察知し、に左右へ回避!!!

 いや、ヒーロー物の映画ならよく見るシーンだけど、あの芳佳ちゃんが!!

途中、至近弾の煽りで顔面をハンドルに打ち付け、血が飛び散るシーンは、あまりの痛々しさと芳佳の不屈の力強さに、思わず過呼吸になるところでした(; ・`д・´)

 

そして、最後はジープをネウロイに叩きつけ、自らは腰だめに12.7ミリ機関銃を斉射。見事にむき出しになっているコアを撃ちぬいて破壊。
魔法力を失っても、手に馴染んだ九九式の射撃は身体が覚えていたのだろう。20キロ前後はある機関銃を見事に撃ってみせた。

相打ちの形で致命傷を負ってしまったけど、芳佳さんの戦闘力たるや、古参の鬼軍曹でも敬意をもって道を譲るレベルの凄まじいものでした…。

 

そろそろ本気でGWが終わるので、いったんここまで(;・∀・) 続きがかけたら以下追記するです

 

さて、劇場版ストライクウィッチーズについて色々書くよ!ヘ(゚∀゚ヘ)【前】” に対して72件のコメントがあります。

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