『おやすみレニー』考察スレッド
109:投稿 ★2013/10/19(土) 15:21:50 ID:pauv5R240AAS
>>107
・可笑しくて泣きました
ここの解釈難しいですよねぇ。
感情が一周して笑うしかない境地に至ったのかもしれないですし、悲しみの涙を流したくなかったから笑い泣きしているフリをしているのかもしれないですし。
ジョニーの姓がリヴァモアだったという情報だけで、ショーンとケイトがシェイマスさんの死に気付けるかどうかも難しいところですし。
一見「自分達もジョニーもみんなLivermoreだったんだおめでたいね!」な「Livermore記念日」に聞こえますが、(二人が兄の死に気付いていたのなら)シェイマスさんを称えての「Livermore記念日」かもしれないですし。

・最後のハロウィン
「最期のハロウィン」だと日本語的に間違っているから「最後」で合っていると思うのですが……。
「最後」は「物事のいちばんあと、または後ろ。いちばん終わり。最終。」の意味なので、「人生最後のハロウィン」であるということは充分通じると思います。また、最後には「最期」の意味もあるみたいです。
「最期」になってしまうと「命の終わるとき。死にぎわ。臨終。末期(まつご)。」の意味なので、「最期のハロウィン」って言ってしまうと半分死体になりかけた状態のさすがに出歩けなさそうなレニーがぜえはあしながら歩いている図が浮かんでしまいます。ホラーですね(笑)

・恨まないの件
自分も同意です。
「恨まないことに決めた」ってわざわざ言っているところが、リヴァモア夫妻の葛藤を想像させる余地を作っていて、深みを出していますよね。
恨みたくなるけれど、恨まないって決めたのだから恨まないんだ!っていう固い決意とか覚悟とか、そういうものを感じます。
レニーが生まれたとき(かな?)に、「私達夫婦は命を掛けてアナタを絶対に幸せにする」と誓っていて、それを踏まえての「あの子の笑顔が笑っていたから」で繋がると思うので、ケイトさん(リヴァモア夫妻)は誰のことも本当に恨んでいないと思うのですよね(それでもやっぱり悲しくなってしまう瞬間は人間ですから当然あるとしても)。
1-AA