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■ 03『黒き女将の宿』 専用考察スレ

145 名前:NV:2010/12/26(日) 14:28:13 ID:QTMYuSuW
話の腰を折ってしまいますが、ご了承下さい。
>>138についてです。
僕としては「有り難うございます!」が崩れて「あーっしゃーす!」みたいになった様に聴こえます。

あともう1つ。   
個人的には【黒狐亭】を訪れたのは戦争に参加していた兵士で、その戦争とは「ドイツ農民戦争」では
ないかと思っています。
ミュンツァーが指導者ですし、その繋がりで女将がぶらん子を雇う(買う)事にしたのではないか、と。
戦争中といえど、中休みの時期があるハズなので、その間に起きた事だとすれば辻褄が合うと思います。
遠くから戦争のために来た兵士だとすれば、食事後の「こんな田舎で、ここまでの料理が食えるとは…」
の発言も説明出来ます。

さて、下記は「ドイツ農民戦争」についてのWikipediaからの引用です。
“戦争はシュヴァーベンから東南のチロルへ、東北のテューリンゲン・ザクセンへと広がっていった。
この農民反乱に直面した諸侯たちはシュヴァーベン同盟を結成して、農民軍の鎮圧にあたった。諸侯軍
は4月、ライブハイムで農民軍を襲い、1000人の農民を虐殺してドナウ川に投げ捨て、その後も各地で
農民軍を各個撃破していった。”

調べてみると、この戦争が発生したシュヴァーベンという地域。ドイツ内でも“訛りが強い”地域で、
伝統的に「シュヴァーベン人」=「田舎者」だというのが慣習。
その上、「黒い森」を意味するシュヴァルツヴァルトの森に抱かれた独特の風土は、ドイツでも特異である
という認識があるとのことです。
きっと、ぶらん子が売られた先はこの辺りなんだと思います。

ぶらん子が買われた時は普通の動物の肝臓を使って料理し、提供していた。
味は、食べた経験があると思われるぶらん子が「美味えだよ!」と絶賛する程で、この頃から既に女将は
料理上手であったと伺えます。
それでも、ぶらん子や女将の接客態度も影響し、客は少ないまま。
ぶらん子は女将に小言を言われながらも、必死に暮らしてたハズ。
女将も、ぶらん子を追い出そうとしない辺りから察するに根は良い人。けど、一つだけ問題があった。
>>続きは次に書き込みます。

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