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■ 【15】『神話の終焉』専用 考察スレ

1 名前:ぐっこ@管理人 ★:2008/09/03(水) 17:06:38 ID:shFhTYcb0
※ネタバレ解禁は、9/3の21時からです。

※歌詞転載は削除の対象です


全体を通しての考察については、全体考察スレへ
http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Moira/1220428921/l50


聞き取れない歌詞・セリフなどについては、歌詞スレへ
http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Moira/1220428986/l50


なお、論風の固定化を防ぐ意味で、各考察スレでのいわゆる全レス、
固定ハンドル同士の長期ラリーはお控え頂きますよう、重ねてお願いします。
また、極度に長い考察長文投下もお控えください。(30行くらいが限度)

「感想」「小説」「妄想」の類は板違いですが、

論 拠 の な い 、 空 想 だ け に 基 づ く 自 説 披 露 もお控えください。

それらについては、書の落書き掲示板にてお願いいたします。

毎度ながら、ムリに他の地平線と結びつけようとするとブッ飛んだ考察になりがちです。
まずこの楽曲・アルバム単独で完結させた後、他なる地平線へ想いを馳せてください…


2 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/03(水) 23:40:46 ID:NuD6Uopw0
これって、結局どうなったってことなんでしょう…。
「或る男の手により冥府の扉が開かれる」ってあるから、
冥府の扉が開かれて混沌とした世界になったんでしょうか。
「これが貴方の望んだ世界か!?」って叫ぶレオンの叫び声がエコー掛かってるので、
冥府に近い世界になったのかなと思いました。
あと、扉を開いた男って誰だ。…オルフェウス?

3 名前:まさき:2008/09/04(木) 00:25:18 ID:XXRs+1VX0
>>2
ほぼ同意です
扉を開いたのはレオンティウスだと思います
そうとは知らず戦から人々を救うために運命の扉を開いた
しかしそこに広がっていたのは死屍累々たる果てなき戦争の世界
『運命よ、貴方は私に永遠に戦い続けろというのか!』
理想と現実の乖離はよくある事ですがレオンティウスもまたその乖離に、そして自らに課せられた運命に打ちひしがれたのだと思います

4 名前:ぐっこ@管理人 ★:2008/09/04(木) 00:55:24 ID:bXEhPtfh0
 地平線同士を繋ぐ事に一番抵抗を感じている私が、
「これはオルフェウスのクソ野郎だな」と思ってしまったシーン:(;゙゚'ω゚'):
通常版の竪琴の男が、該当者見つからないんで…つい…


5 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 00:55:26 ID:7Xdg36Lc0
レオンティウスは前の死せる英雄達の〜で死んだのではないのですか?
アレクサンドラが私を置いていくな系のセリフを言っていたのてっきり。
そして『運命よ、』のセリフはエレンが言っていると。

色々な解釈があって難しいですね。

6 名前:2:2008/09/04(木) 01:08:09 ID:tuGnlq/F0
>>まさきさん
確かに、「彼の無情の戦い」ってありますから扉を開いたのはレオンティウスですね。
「死せる英雄達の戦い」の冒頭ではレオンティウスは死ぬ覚悟ですから、
人々を救うために自主的に扉を開こうとしたのではなく、
戦い死んでいく者達のため共に英雄として死のうと決意していたが、
偶発的に扉を開いてしまったのではないかと思いました。
なぜ扉が開いたのか、その要因は謎なんですが…。


7 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 01:11:14 ID:tuGnlq/F0
>>5
宇都宮さんと陛下の声、微妙に似てませんか。同じような口調だし…
聞き分けが難しいですよね、キャラも多いし…。

8 名前:まさき:2008/09/04(木) 01:13:20 ID:XXRs+1VX0
>>4 ぐっこさん
私も地平線をつなぐ事には多少抵抗があります
もちろん繋がりがあるならあるで面白いんでしょうけどそのせいでぶっ飛んだ理論になったりするのは本末転倒だと思うので

>>6 2さん
もしかしたら扉は死を迎えるすべてのものに現れる
日本的な言い方をすると三途の川とその渡しなのかもしれませんね
英雄として勇敢に戦い、そして人々の希望となって死んでいくことを望んだレオンティウス
ただそうなるとレオンティウスはどのタイミングで死んだのかがひっかかってきますが

9 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 01:23:25 ID:lY+JST5x0
レオンはしんだと思います。
アレクサンドラの「私を置いていくな」という発言から。
(アレクサンドラは自害したんでしょうかね?
置いていかれるなら、自分も逝く的な感じで)
そうして、レオンは冥府の扉を開いてしまった・・・のかな?






10 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 01:35:44 ID:tuGnlq/F0
ふと思ったんですが、「冥王」で「母を殺める夜、迎えに行こう」ってありますよね。
だからエレフが母を殺めた瞬間、タナトスがやってくる=扉が開くとも考えれるかなと思います。
そうなると、扉を開いたのはエレフですが。

>>9
自分はアレクサンドラは殺されたと思います。駆け寄ろうとした瞬間、斬られたような音がありましたし。


11 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 01:40:41 ID:dBkuBo680
レオンは生きてるんじゃないでしょうか。アレクサンドラが自害したと思われるところで馬の走る音が聞こえるような気がしました。
冥府の扉の向こうへ行ったのかなと思っていましたが・・・



12 名前:まさき:2008/09/04(木) 01:48:35 ID:XXRs+1VX0
もしレオンが生きているのならアレクサンドラは自害してないと思います
アレクサンドラが死んだとすればそれはエレフ達奴隷軍からの粛清ではないかと
曲の流れを見ているとアレクサンドラは奴隷軍のうちで名を上げていったようなので

13 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 11:19:36 ID:bS2Mg7b30
私は扉を開けたのはエレフだと思います。「冥王」の歌詞で「死ヲ抱ク瞳」がエレ
ンを表わしていて、彼がタナトスの器といっているので、最後に「運命よ〜」のセ
リフで声が変質していたのでエレフがタナトスの器として覚醒して扉を開けたかと。
ただ、理由がわからないんですよね。

14 名前:CLERM:2008/09/04(木) 11:44:36 ID:9gHOUfB90
新参ですがちょっと気になって仕方ないことを1つだけ質問です

流れと関係ないことになっていますのですが
はらしょー!はらしょー!のあと
「生まれてくる子供の名は遠い昔にもう決めてあるのだ...(ここらへん消えてくから聞き取れない;」
とあるのってエルEの冒頭台詞にもあった気がしたのですが

繋がりがあるのか否か…

15 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 12:07:29 ID:tuGnlq/F0
>>14
確かにそこはアビスを思い出させますよね。冥界を扉を開く=オルフェウス思い出すように。
他にも、アルバム全体に色々連想させる要素が散りばめられていますが、
直接的には関係ないと思いますよ。
他の地平線にも繋がってるかも、と思うのも楽しみの一つですが。
あくまで作品1つである程度完結していると思います。

16 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 13:29:16 ID:2UPvQu0e0
レオン・母・アレクサンドラ死亡
→エレン、タナトスの器になりえる資格を得る
 →オルフェウスが冥府の門を開く
  →死者と生者との境目が繋がれ、エレンは冥府へ
   →死しても終わらない闘争、エレンは「運命よ〜」と叫ぶ

ハラショー「……というお話だったのさ☆」
自分的にはこういう解釈をしました。
冒頭のラフレンツェのメロディとジャケ絵からしても、オルフェウスは関わりあるんじゃないかなあと。

17 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 16:37:27 ID:tuGnlq/F0
>>16
Romanはミシェルが関わっていたレベルでミラはオルフェウスなのか…。
ジャケ絵にいる金髪はやっぱりオルフェウスっぽいですね。
オルフェウス…余計なことしやがって…。

18 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 17:04:00 ID:lY+JST5x0
今アマゾンで通常版のジャケ初めて見たんですが・・・
どうみてもオルフェウスですね。
断言はできませんが・・・でも琴みたいなのもってるし・・・
冥府の扉を開いた或る男=オルフェウスが濃くなってきたなぁ

19 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 18:15:20 ID:wF27dXec0
自分も死んだのはレオン・母・アレクサンドラだと思います。
エレフとレオンの決闘を止めようと割り込んだ母親にレオンは気を取られてしまって
エレフに斬られたのではないかと。
そしてレオンの仇を取ろうと突っ込んだアレクサンドラもエレフに…。

という流れで、
(オルフェウスが絡むと混乱してくるので無視して考えると)
Ikeの語り中の足音と、冥府の扉を開けたのはエレフ。
>>3でまさきさんが言ったレオンと同じような動機がエレフにはないとは言いきれないかと。

20 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 19:59:19 ID:qghzGZu60
運命の双子にて「運命(かみ)を殺める者と 運命に...」
とあることだし冥府の門を開いたのはやっぱりエレフじゃないかなぁ、と。
叫びの声も陛下(によく似た人)だと思いますし。

21 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 20:05:01 ID:qghzGZu60
連投すいません。

41 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/04(木) 15:02:16 ID:j0tIcJpy0
>>36 オルフェウスだと思います。
ブックレット(歌詞カード)を完全に開いた状態にしてみれば分かると思いますが、
彼だけ裏に描かれている冥界の方まで足が踏み込んだ状態になっています。
これは『神話の終焉』で述べられている「冥界の扉が開かれる」という場面ではないかと。
E組の『魔女とラフレンツェ』に出てくる彼とも、もしかしたら繋がりがあるのかもしれませんね。

このレスを見て考え方が反転しました。まさに眼から鱗。

22 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/05(金) 02:32:51 ID:qy4YgHGq0
門を開いたのはオルフェウスではないかなと思っています。
やっぱり「生まれてくる子供の名は遠い昔にもう決めてあるのだ」が気になりますし。

たぶん妄想ですが、エレフがシャイタンになったと考えられるかも。
シャイタンは異国の言葉を使っていましたし。
イベリアの方で
「未ダ兄弟同士デ殺シアッテイルノカ?」
とか。未ダってところに少し違和感が。

イベリアとの接点がある気がしてなりません。
離散の老預言者と「遥か地平線の彼方へ」に出てくる老人の繋がりとか。
表紙の老人の絵がそっくりじゃありません?

勝手な妄想失礼いたしました。

23 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/05(金) 02:58:41 ID:C1aFIlqK0
「生まれてくる子供の名は遠い昔にもう決めてあるのだ」が
そのままエリシュオンで使われた生まれ変わりの暗喩だとすると、
エレウとミーシャはハラショーおじさんの子供達として
転生したことを意味しているとか。今度こそ幸せに、みたいな感じで。
(でもそうなると死人戦争ってなんだよ? みたいになりますけど)

24 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/05(金) 14:28:43 ID:8wNiACM70
>>22
イベリアと関連がありそうな気がするのは同じく。
エレフとレオンは父親違いの兄弟のようですし。
ただ、ミラは「神話」であって「歴史」ではないので、直接地平線を繋げるのは如何なものかと。
単に“同じ主題(同胞が殺し合う話)”という繋がりがあるだけなのでは。

25 名前::2008/09/06(土) 16:12:55 ID:LLa57ty90
初めて書かせてもらいます!

>> 19

私は死んだのはエレフ、母、アレクサンドラだと思ってました。
だってアレクさん、「許さんぞ、レオンディウスー!」と叫んでいたので、
てっきりレオンさんからエレフに心変わりしたのかと。
どっちも美形だし…共に戦況を乗り越えていくうちに、影を背負うエレフに惹かれたのかな?って。
そんで冥府の扉を『彼』が開いた事により、生者と死者の境があやふやになって混沌となり
(それが『恋人を撃ち落とした日』のモンスターとか)それを見たエレフが、
運命(ミラ)に対して激高する…だと思ってました。

26 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/06(土) 16:23:28 ID:xc+CDgHT0
>>25
アレクさんは元々アマゾンの戦士、戦に出るのに充分な力があります。
もともとレオンに直接攻撃を仕掛けるなど積極的な面もありますし、
愛する者と共に戦いかかったのだろうと思います。
セリフも正しくは「私を置いていくな!許さんぞレオンティウス!」ですね

27 名前:Key:2008/09/06(土) 18:27:52 ID:RGyT1Xmt0
既出かと思ったのですが書いてなかったのでメモ程度に。

この曲の出だしのストリングスの重なり、
一番最初のフレーズが魔女とラフレンツェのフレーズまんまだと思います。
(「祖母がいなくなって…」や「手と手が触れ合った…」のところ)

なので「冥府の扉を開いたのはオルフェウス」説には賛成です。
繋がりをもたせたのかなー、と思います。

28 名前:AL:2008/09/07(日) 10:36:16 ID:4RbIPsGmO
「Moiraよ!これが…」の部分の私の解釈ですが…
モチーフとなっているのがトロイア戦争だとするならば、戦後の世界を見て叫んだともとれます。
戦後、大地は荒廃し、各地で続く小競り合い、暗殺劇。
当時の文明が崩壊してしまったと言われています。
運命に抗ってなお自由になれなかった人間達。
それすらも、あらかじめ用意されたシナリオだったのだろうか。
そしてミュロス(口承神話)からロゴス(文字伝承)へと移りゆくまさしく神話が終焉を迎える時期でもあります。
タナトスとなった後も人間を運命から解放する為にただただ人を死へと誘う無情な戦いを挑む……
神話は喪われ居るとも知れないMoiraに対して。(キリスト教はどうなのかとも考えますが…)
ちなみにトロイア戦争とイベリア(十字軍)とはかなり期間に開きが…
長文駄文失礼しました。

29 名前:AL:2008/09/07(日) 11:26:05 ID:Dw3Mmhb7O
連投申し訳ありません。
訂正と追記ですが
ミュロスって何だorz
ミュトスです、すいません。
ミュトスとロゴスは対であり、前者「空想」「物語り」に対して後者「現実」「論征」、そしてロゴスにはキリストの言葉という意味もあり、ロゴスに切り替わるにつれ人々から神々が忘れ去られてゆく、あるいは空想の存在とされていく→神話の終焉(ハラショーが叙事詩読み終わるのと神話時代の終わりを意味する?)
あとトロイア戦争とイベリアに期間の開きがあっても不死の冥王様には関係無いですね、申し訳ありません。


30 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/07(日) 12:17:02 ID:wCf1cosx0
国王←オリオンに殺される
オリオン←スコルピアスに殺される

レオンティウス←エレフに殺される
レオンティウスの母←エレフに殺される
アレクサンドラ←エレフに殺される

……スコルピアスがどうもよくわかりません。
彼は最後まで生きたのか、それともどこかで死んだのか。
それに、彼は王家のどのポジションだったのかもよくわかりません。
なぜ彼がちょこちょこ口出ししてきたんでしょうか?

聴きこみがたりないな……。

31 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/07(日) 12:32:09 ID:R9nDWrKq0
私も冥府の扉を開いたのはオルフェウスかと。
ジャケットの琴を持った金髪の男(?)と、死せる英雄達の戦いにあるエレフとその部下(?)の掛け合いでエレフが「シリウス、お前の部隊は左。オルフ、お前の部隊は右から回れ。挟撃するぞ!」と言っていますよね?
その「オルフ」がオルフェウスの愛称だったら当てはまるよなあ…、と思っていたのですがどうでしょう?オルフェウスもギリシャ神話の登場人物ですし…。


32 名前:みかぜ:2008/09/07(日) 13:29:36 ID:qd5p2og70
>>30
スコルピウスはレオンに殺されたようですよ。
『奴隷達の英雄』に「其の蠍を屠ったのは雷の獅子」とありますし。
彼は「殿下」と呼ばれているので、国王か王子か、とにかく王族であると思われます。
『運命の双子』の最後の掛け合いの「ラコニア軍」がどういうことなのかよく分からん……。

>>31
なるほど、オルフはオルフェウスの略!
全然気が付きませんでした……。
「お待ちください!」とありますし、きっと部下になったのですね。

33 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/07(日) 13:32:47 ID:UeDy5zbs0
>>30
『奴隷たちの英雄』に「蠍を屠ったのは雷の獅子」とあるので、レオンティウスが彼を殺したのだと思います。
スコルピオスは妾腹の子、ということなので正式な王位は継承出来ないが王族の人間なのでは。
野心家だった故、他の王家の親族が憎らしかったのかもしれませんね。

34 名前:みかぜ:2008/09/07(日) 14:12:07 ID:qd5p2og70
>>33
「妾腹の子」というのを忘れていました……!
 なるほど、スコルピウスって半端な位置にいるのですね……。
 そうなると、「雷を制す者〜」について掘り下げてみる必要がありそうです。

35 名前:30:2008/09/07(日) 14:32:05 ID:wCf1cosx0
なるほど……。

再び馬鹿なことをお尋ねしますが……、なぜレオンティウスがスコルピオンを殺害したのでしょう?
スコルピオンが王族だとすれば、レオンティウスからすれば仲間です。

国王を殺したオリオンを殺したのだとすれば、王族の仇を討ったわけで、国王の子のレオンティウスからすれば殺す動機が見つかりません。


やっぱり聴きこみがたりない……orz

36 名前:30:2008/09/07(日) 14:42:28 ID:wCf1cosx0
スコルピオンって誰だよ……。
スコルピウスです。すみません。

37 名前:みかぜ:2008/09/07(日) 14:50:31 ID:qd5p2og70
>>35
動機……たしかに見つからないですね……(私も聞き込み不足です)
ぱっと思いついたのが、野心家で雷を制すことを望んでいるスコルピウスがレオンを狙っていたため……反撃?か。
うーん。

『星女神の巫女』で「御子は星屑の矢で誰を射る?」
『死せる乙女〜』で「寵愛する勇者に授けしは弓(?。なんて書いてあるか分からん)矢 神域を侵せし族には神罰を……」
 とあります。

「神域を侵せし族」についてはスコルピウスで間違いなさそうです。
「御子」についてはその歌詞のすぐ下に「獅子宮」があったのでナチュラルにレオンだと思ってしまったのですが、
「寵愛する勇者に」だけを見ると誰のことだか分かりません。レオンなのかエレフなのかはたまたオリオンか。

さらに。
『奴隷達の英雄』には「傀儡と化した王 かつての勇者を射た星屑の矢 その射手を〜」と書いてありますね。
かつての勇者=傀儡と化した王の可能性は高いのでそう定義すると、
オリオンが星屑の矢を持っていたことになります。

1. 星屑の矢がいくつもあった。
2. 御子=オリオン。オリオンは星女神に愛された勇者。(この場合、スコルピウスを差し向けてミーシャを殺したのは傀儡の王?)
3. その他

……アバウトすぎましたすみません。
思いつくままに書くとこんな感じです。動機の解明になっていませんね、すみません……。
オリオンは捨てられた子だから復讐か何かだったのかも……。
自説2ならば神罰の代行という見方もできますが。


38 名前:ジェスター:2008/09/07(日) 20:57:50 ID:YGHLnfgX0
>>35

スコルピウスをレオンが殺す動機ですが
スコルピウスは『運命の双子』で
「ラコニア軍は既に掌握した」と言っています

そして『雷神域の英雄』では
カストルの台詞からラコニアと交戦中で
レオンが雷槍を持って出撃し撃退しているので
この時のラコニア軍の司令官がスコルピウスではないでしょうか?

スコルピウスがラコニアからアルカディアに攻め入りレオンを討つ
そして王座を戴き世界を制する

この筋書なら立派なクーデター?叛乱?なので
おそらく既に王位を継承しているレオンは
スコルピウスを殺す動機になるうるのですが
どうでしょう?

39 名前:みかぜ:2008/09/07(日) 22:21:05 ID:qd5p2og70
>>36
なるほど……! 筋が通っていますね!
「妾腹」のスコルピウス……私は勝手にアルカディアの王族かと思っていたのですが、
そうなると彼はラコニアの出身(というか王族)なんですかね。

40 名前:みかぜ:2008/09/07(日) 22:21:51 ID:qd5p2og70
すみませんっ。
上のですが、
>>36 ではなく >>38 です!

41 名前:月の兎:2008/09/07(日) 23:32:47 ID:E5H8HJSw0
>>39
>妾腹」のスコルピウス……私は勝手にアルカディアの王族かと思っていたのですが、
>そうなると彼はラコニアの出身(というか王族)なんですかね。

いえ、アルカディアの王族でしょう。死せるものたちの戦いで「レオンティウス、貴様さえ生まれてこなければ」と言っていますので。
彼は先王の妾腹の弟で、先王に息子がいなければ王位が回っていると期待していたのにレオンティウスが生まれ、その目が
なくなったのでラコニアに亡命し、ラコニア王に取り入ってラコニア軍を掌握し、ラコニア軍をつかってアルカディアを征服して
王位簒奪を目指した所をレオンティウスに阻止された、とみます。
古代史を読むとこの手の話に起因した戦争が多くていやになります。


42 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/08(月) 02:41:22 ID:jMWp9NlS0
レオンがエレフと対峙した時に
「勇者デミトリウスが仔、レオンティウス」と名乗ること、
国に神託が関わることなどから血筋を重んじる世界なのではないかと思います。
そして正義感溢れる(と言えばいいのか)レオンは、野心家であり他者を排除する事を厭わないスコルピオンを玉座に座らせる訳にはいかなかった。

と思いながらこの文を打ち込んだところで、
スコルピオンが王になる為にはどうしたってレオンを殺さなければならないんだよなと思い出しました。
歌詞には「其の蠍を葬ったのは雷の獅子」とありますが、
レオンがスコルピオンを倒した、というより
スコルピオンは最後にレオンに仕掛け、勝てなかった=レオンの手によって屠られた
ではないかなと思います。
板違いになってしまってすいません…

43 名前:む?:2008/09/08(月) 03:03:59 ID:EuT0kttb0
歌詞カードの「冥府の扉が開かれる」の開の字が変形しているのは、
単に文字を扉に見立てただけ…ですよね?
縦棒だけが太くなってるのも扉のイメージだからでしょうか?

44 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/08(月) 05:21:58 ID:jMWp9NlS0
>>43
私も気になってました。
門の字の中に鳥居…?いやでもギリシャ神話に鳥居はないなと悩んでるのですが…

太い縦棒=柄の部分、先端に生える日の部分=刃
で、鎌を表しているのかなとも。冥府の扉を開くと2対の鎌を持つ冥王がいるということで…

45 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/08(月) 17:56:03 ID:jyl+KBzh0
ぶったぎってすみません。
エレフ死亡予想されてる方っていらっしゃらないでしょうか?
自分は「死せる英雄達の〜」ラストでエレフの声、
音がまったく聞こえなくなったことが気になってまして…。

エレフ死亡と思ったのは
・エレフにも黒い影が纏われてた(?)
[↓死せる英雄↓]
・「おやめなさい!」「母上!?」のときにする攻撃音が複数
(剣を振り落とす音、槍を振る音、謎の音)=エレフも攻撃を受けた?
(謎の音はmoiraからの産物によるもの?(雷神・不運・偶然・自然現象etc))
→まず倒れる音が二つあるのはエレフとレオン母、
→「母上…moiraよ」のあとに倒れる音がレオン。
・女王「私を置いて逝くな!」後の歌詞「タナトス」=全員の死
・永き神話の終わり=エレフの死
・死人戦争のハジマリ=歴史は繰り返す、転生後各地平線でエレフのような存在が戦争を起こす

そもそも終焉でエルフ→冥王になった、ではなく、
復讐のために戦う(殺す・死を与える)存在になっていたエレフは
死にゆくものにとって死神(タナトス)扱いだったのでは、と…。

以上が私の予想なのですが…どうでしょう…

46 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/10(水) 19:59:55 ID:HdtHVLF10
音を大きくすると聞こえる足音は冥府の扉をあけた人物のものなんでしょうかね?

47 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/12(金) 00:24:22 ID:LUBMlOrk0
>>45
他スレでも書いたのですが、ライブで見てきました
(剣を振り落とす音、槍を振る音、謎の音)コレですが、
エレフが雷槍を叩き落す、2本持っていた剣の1本を投げ捨てて、
雷槍を投擲し、母と兄を貫通+雷撃
してました。
エレフは普通に退場して、女王はその後だれか?に殺されてたようです。

48 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/12(金) 02:09:34 ID:w9q3eUOF0
レオンティウスがイリオン近辺でエレフと対峙するまでの時系列をアルカディアの繁栄に基づいて考えてみました


『運命の双子』 スコルピオスがラコニア軍を掌握(スコルピオス曰く)し、双子父に従属を強要。
        結果、拒否され両親を殺害(?)

『雷神域の英雄』 レオンティウス、ラコニア軍を撃退。追い払う程度?
         スコルピオスは生存?(死せる者達〜に登場することから)
         この頃、アナトリア(東、イリオンの近辺)はバルバロイの侵攻を受けている
         また、イリオンは難攻不落の城壁を作っていること(バルバロイ=東夷に備えるためか?)
         が語られる

『死と嘆きと風の都』 エレフ、ミーシャと共にオリオンがイリオン脱出
           それぞれ離れ離れに

『遥か地平線の彼方へ』 トラキア、マケドニアが危険な情勢である(爺さん曰く)
            アナトリアでオリオンが武術大会優勝。オリオンが忌み子であることが周知の事実になっている?

『死せる者達の物語』  レオンティウスvsアレクサンドラ。
            爺さんがトラキア、マケドニアが危険な情勢であると言っていることを考えるとこの辺りでアルカディアとアマゾンが戦った?
            スコルピオスの宣誓。 この時点では生存?

『死せる乙女〜』 ミーシャを生贄として捧げているのがスコルピオスの声(ヒュドラ?よ、受け取りたまえ)
         このときも生存か?

『奴隷達の英雄』 アイクの語り。これがそれぞれがどうなったかが暗示されている?

『死せる英雄達の戦い』 エレフの台詞「オリオン亡き今〜」この頃にはオリオンは既に死亡。さらに、アルカディア側の人間として戦ったことがあった?
            イリオンが聖都とアルカディア側に称されている=この頃にはイリオンはアルカディアの手中か
            そして両雄激突・・・
    


こんな感じかな?と私は受け取りました。

んで、考えついた事なのですがオリオン、スコルピウスについては『奴隷達の英雄』の最後の語りまでは生きていたのではないでしょうか?
つまり、アイクが言った部分でスコルピウス、オリオンについては終わらせたのだと思います。

スコルピウスの出番が思った以上に長い(『死せる乙女〜』 の声がスコルピウスとしての若本さんのものであればですが)
ので、その後をうかがい知るものがアイクの部分までしかないように感じた上、
オリオンについては『死せる英雄達〜』までに死亡しているようです

ここの時系列は『奴隷達の英雄』から『死せる英雄達〜』の間に相当な時間があると考えるとスッキリするな〜と思いました。


『オリオンが先王を倒し、オリオンがスコルピオスに屠られ、そのスコルピオスもレオンティウスに倒される。』
↑の部分が、アイクのナレーションに詰め込まれていて、その間にはおびただしい時間と物語があったのではと思うのです。
そして、ギリシャ全域(世界)を統べる王となった瞬間に『死せる英雄達〜』にてレオンティウスはエレフと共倒れ。
個人的にはこれが一番整合性が高いように思いました。


もう一つ。アレクサンドラがアマゾンだとするとあの戦場にいるのは不自然に感じられます。
バルバロイとアマゾンが厳密に言い分けられているようなのでこの両者は違うもののはず。
そこに、アマゾンに備えることを部下にレオンティウスが命じていることなどから、アマゾンとして戦場のど真ん中、というのはきついように感じるのです(三つ巴の戦いだった?)
そこで私は思ったのですがアレクサンドラはヘレネスであり、トラキアかマケドニアの女王でありアルカディアに従属する形で戦場にいたのでは・・・と感じました。
ちょうどトラキアは戦乙女の国のようなので、アレクサンドラがヘレネスであるというのもなかなか面白いと感じました。


・・・無駄に長くなりました。更にだいぶ論点がずれましたorz スコルピウスの退場時期の説明にどうしてもアルカディアの征服過程が必要だったので・・・
もしよろしければ皆様の考えを足していただけると幸いです。

49 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/12(金) 07:43:03 ID:JLgq1ugIO
>>43、44様
私も思っていました。
鳥居マークを書くと、画数が四画じゃないですか?
だから四画→第四の地平線→Elysion→扉を開けたのはオルフェウスと思っていたのですが…
で、縦の棒が太いのは44様の言うとおり鎌かなぁと…

50 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/14(日) 23:22:07 ID:yvnbY//s0
>>49
ノーマルの歌詞のジャケ絵にオルフェウスが普通に居ますね。
竪琴持って。

51 名前:宵詩人:2008/09/17(水) 16:06:35 ID:B/2/DWVR0
>>44
私は「開」の、もんがまえの左右を「冥府の扉」としているのではないかと思います。
もんがまえの左右が開き=冥府の扉が開かれ
たのではないかと。

52 名前::2008/09/17(水) 16:42:06 ID:zM0Dl1TP0
通常版にのっている竪琴を持っている人はオルフェウスですねぇ〜。
そこから考えると冥府の扉を開けたのはオルフェウスかなぁと思っているのですが、
他の誰かが開けたのかもしれません。
もちろんのように真ん中いるのはエレウセウス(エレン)とアルテミシア(ミーシャ)
ですね。

53 名前:44:2008/09/17(水) 18:11:17 ID:ou7ITZhh0
>>49
>>51
冥府の扉を開ける音の後、「Moiraよ…」のところで鎌が擦れる音がしているので、どっちとも取れますよね…
他スレでも仰ってる方がいますが、死せる英雄達の戦いでエレフの部下に「オルフ」なる人がいるんですよね。
オルフェウスもギリシャ神話の登場人物なので、オルフの愛称で物語に出てくる可能性はあるなぁと…
でも何で奴隷軍なのかという気もしますし(神話では特に迫害などされてませんし、そもそも吟遊詩人でしたよね?)

49様の4画=Elysionは自分には無かった考えだったので「あぁ…!」と声が出ました^^(笑)

ちょっとぶっ飛んだ思考かもしれませんが、
エレフはミーシャを失って悲しんだ→叶うならまた昔の様に一緒に笑い合いたい、とすると、
レオン軍に勝って仇を討ったエレフは冥府へミーシャを探しに行く、というのもあるかなぁと思ったり。
そうなると、結果は違えどオルフェウスと被る話になるので、揶揄としてオルフェウスが描かれてるとか。
こんな解釈も出来るかもしれないというものの1つとして聞き流してやってくださいー

54 名前::2008/09/17(水) 22:03:16 ID:IYlfg1wt0
冥府の扉を開けたのは、エレフだと解釈しています。
黒い影に取り憑かれていたエレフは、レオン・母を殺めた暫く後に死んだのではないかと。

奴隷達の英雄で「生命とは喪われるもの」と言っているエレフが、ミーシャの生き返りを
望むかどうかは微妙なところです。生き返っても、ミーシャが死すべき運命から逃れられない。
生には「心を二つに引き裂かれたような激しい痛み」を伴う別れ=死が待っている。

それなら、冥府で妹との永遠=死を選ぶのではないでしょうか。

55 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/19(金) 15:35:38 ID:LT4AgGLR0

エレフはブックレットより黒い剣を持ち、戦っています。
この黒い剣に注目して考えると、この後は「終端の王と異世界の騎士」に
繋がるとは考えられないでしょうか?

エレフが剣を抜く→その剣が最終的に少年(ロラサン?)へ

これも一つの考察の一つですので、スルーしてもらってもかまわないです。


話は一転。

冥府の扉を開いたのは誰か?説。
私は開けたの自体はエレフだと思います。
その時にオルフェウスも一緒に冥府に入ろうとしたのだと思います。

しかし、「魔女とラフレンツェ」ではオルフェウスは
冥府に行くためにラフレンツェを利用しています。

エレフが扉を開けたとき、オルフェウスは冥府に入ろうとしたが、
何らかによって失敗してしまった。
そこで、ちょうどそこに居た(?)ラフレンツェを利用して冥府に進入しようとしたのではないのでしょうか?
もちろん目的は愛する人を冥府から連れ出すため。
ここにくると、ソフィアの「かつて烈しく愛した人が居た」にもひっかってくるのですが、
今はまだ保留ですね(汗

あくまで私の意見ですが、読んでいただければ幸いです。

56 名前::2008/09/19(金) 16:08:24 ID:uPBpwJym0
オルフェウスがラフレンツェを利用したのは、エレフが冥府の扉を開ける前だと
解釈しています。

エレフが冥府の扉を開けた時点で、神話の時代は終焉を迎えます。
神話の時代の人物であるオルフェウスは、この時点ではもういないのでは?

また冥府の番人、とは一種の生贄みたいなものにも思えます。
ミーシャを生贄として殺されたエレフが冥王になったなら、そんな因習はなくなり
タナトスが死者(亡者)を支配する王になったのではないでしょうか。

57 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/09/19(金) 17:57:52 ID:rLLR1YmL0
>>43
「開」は会意文字で、
「かんぬき(閂)のかかった門」を「両手を添えてひらく(廾)」
という意味があるそうですよ

58 名前::2008/09/20(土) 23:52:38 ID:SfYSNf3s0
>>31オルフではなく、ウルフ(英語の狼)と言っているのかと思ってました。
エレフの異名は「紫眼の狼」ですし。

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