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■ 【Roman】03.見えざる腕 【考察】

114 名前:むりゃん:2006/12/09(土) 12:08
>>112大黒さん
斬新ですか……?
『良い父親にはなれない』といわれたからこそ、“良い父親”になろうとしたのではないか、と考えたのですが……。出て行った恋人の事を考えると、鳶色の目をした少年だけの『良い父親』になるのはやっぱり難しいですかね。
これから成すことを考えているときに、過去に彼女が言った「良い父親になれない」と言う言葉を思い出し、赤髪の息子を復讐の輪の中にくい込ませないよう“良い父親”になろうと決意した……。みたいな考えだったのですが。
彼女の事は、よりを戻せたか、それとも彼女の前に出せる顔は無い、とそのままでいたかは私の中では謎です……。暴力ふるって出て行ってしまった女性の前に、改心したからと言って顔出せるのかどうか……。
『憎しみの風車が廻る』と、思えたのなら、ローランサンが行った事が復讐でありえなくても、鳶色の目をした少年の心には復讐の種をまいたことにはなりますよね。横から突然出てきた男に、復讐を奪われた(ローランサンの殺害動機は何であれ)。けれど、彼は新たな憎しみを置いていった。このままだと、また同じ事が繰り返される。
ぐらいなら、考える事は出来ると思います。
私は『星屑』の父親は、また別人だと思っていたので……。根拠はないですが(すみません)。

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