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■ 【Roman】03.見えざる腕 【考察】

126 名前:naga:2007/01/09(火) 01:54
ローランサン=緋色の風車少年説が多いようですが、私は懐疑的です
まずローランサン=少年ですが
盗賊に最愛のものを奪われた少年が同じ盗賊になるというのが
流れ的に不自然と言うか想像しにくいですね
もう一つ、向こうのスレでも語られていますが
少年は少女を守る楯としての力も盗賊を退ける力も望んだ様子は有りません
その少年が復讐をしにローランを探し回るでしょうかね?

次に上の説を語るための仮説として赤ローラン(若しくは金ローラン)が
盗賊として孤児院を襲ったと有ります
が、どちらのローランも騎士の称号を持っています
騎士になるには平民の年収を丸々消費するような高価な装備や馬を維持するために相当な財力
訓練や叙勲などのためにそれなりの社会的地位が必要で
盗賊稼業に身をやつさなければいけない状況はやはり考えにくいです

>>124
「○○にして□□」は「○○であって、しかも□□」と使われます
ですから『「隻眼で、しかも隻腕」「アル中で、しかも薬中」かつての蛮勇は見る影も無くなっていた』
でしょうね
見る影も無いのはお互い様ですが、ここは金ローランが久しぶりに見た赤ローランの感想
つまり赤ローランの様子を説明していると解釈するのが自然ではないでしょうか?

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