陳 宮:いや…でも、相変わらずコミカルな能力値ですな。
呂 布:武力があればいいさ。孤剣ノ他何ヲカ頼ムベキ……
陳 宮:「Z」はそうはいきませんよ。「巡察」で、よく民衆に学問の教授とか、政治の講義とか、知的活動を要求されるんです。断っても失敗しても、民忠(掌握度)は落ちますからね。
陳 宮:そんなことを言ってると、モリさんみたいになっちゃいますよ。「誰やねん事件 」って、知ってます?
陳 宮:モリさんが首相になったばかりの話らしいですけど、クリントン大統領と会ったんですよね。で、当然シェイクハンドと挨拶がある。
陳 宮:そのとき、モリさんは最初に「ハワユー」って言って、相手が何か答えたら「ミートゥー」って答えるように教えられてたらしいんですよ。
陳 宮:ところがモリさん、緊張してたのか発音が悪かったのか、第一声が「フーアーユー?」だったらしいんですよ。
陳 宮:まあビルにしてみれば「お前こそ誰やねん」と思ったでしょうね。オブチさん亡くなったばかりだし。
陳 宮:いや、そこは百戦錬磨のビルですよ。咄嗟に「私はヒラリーのハズバンドです」って返したんですって。
陳 宮:で、モリさんの答えは、「ミー・トゥー」……。
呂 布:ぶわはははははははははは!!! マジか!?
陳 宮:ま、まあ、きれいに三段でオチてるし、ソースが大スポだったから、たぶんネタだとは思うんですけど。
呂 布:というよりネタであってほしいよな〜、同国人として。
陳 宮:仮にも一流大 出てますしね、あの人。でも、「ありえる」って思われてる時点で、首相としてはヤバいですよ。
呂 布:……なるほど。俺様も知力を上げて民にバカにされぬ君主を目指さねばならんわけだな。
陳 宮:お、こっちもきれいにオチましたね。お後がよろしいようで。