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■ 『2.石畳の緋き悪魔』を石畳の石が無くなるくらい考察するスレ

1 名前:ぐっこ@管理人 ★:2007/08/01(水) 18:18:49 ID:vQKlnhhn
取り急ぎっ!
※あとで>>1書き直します(゚∀゚)

ネタバレは本日23時より!

2 名前:まさき:2007/08/01(水) 23:46:55 ID:L8DaDBPc
以前はこの掲示板に大黒という名前で投稿してましたが発売を機にこの名前に改名しました
どうぞよろしくお願いします

PVも公開された事で雑談スレなどで色々と話題になった曲ですが
いざ公開されてみると意外と印象が変わるものですね
最初はもっと最初からシャイタンが出てきて飛ばしてるのかと思いましたが
まあ、それはさておき出だしの
『残酷ナ『永遠』ト謂ウ苦イ毒ヲ、喰ラウ覚悟ガ在ルナラバ、共ニ生キヨウ』
ですが、これは争いの系譜の最後の歌詞と全く同じです
そう考えるとこの曲は時系列的には争いの系譜と同時期もしくは直後の曲なのではないでしょうか
『風は彼の地に〜』
ですがココはイベリアやその周辺の国々の栄枯盛衰を物語ってるように聞こえました
レコンキスタの時代ですから様々な国が興りそして滅んでいったのは容易に想像できます
『約束されざる文字を刻み込んで《悪魔》は詠う』
の、約束さざる文字というのはいわゆるアルファベットの事ではないでしょうか
シャイタンという発音から彼は恐らくイベリアの対岸の方で力を奮っていた悪魔なのでしょう
その彼からすれば、ただ今自分のいる場所を支配しているだけで
何の力もない異国の人間が使う文字はさぞ滑稽に映ったのではないでしょうか
シャイタンは争いの系譜の後半で《美しき夜》の名を持つ少女によって解放されます
それまでどのくらいの時を過ごしてきたかは解りませんが
争いの系譜の蒼氷の石の伝説を信じるならそれは神代の昔となるのでしょう
その間時の中に放置され自らの名前さえ忘れかけていたシャイタン
そんな彼を解放してくれた少女に対してはどんな感情を抱いたのでしょう
シャイタンは彼女に今の彼女の無力さを諭し自らと契約しようと申し出てきます
そして恐らく少女は契約したのでしょう
そしてシャイタンは『キミが『聖戦』を憎むならそれを終わらせよう』といってきます
その後少女はどういう選択をしたのか…私にはまだその結論は出せていません
最初の方なので矛盾点や説明不足も多々あると思いますが
皆さんの考察の一助になる事を期待してここで終わりたいと思います

3 名前:如月:2007/08/02(木) 08:08:48 ID:XD3YLEhi
初めまして。考察は初めてなので至らない点があると思いますが宜しくお願いします。
この板で良いのか分からないのですが、書き込ませていただきます。

>2 まさきさん
シャイタンが少女に投げかけた「憎むもの」についての解答ですが、これは『聖戦』では無いでしょうか。
侵略する者される者を聞いていて思ったのですが、間違っていたらすみません!
シャイタンは自らを人類の敵だと言っていて、その後悪魔が去った後には戦いが終わったようですし、
少女の憎むものが『聖戦』だったからこそそのようなことになったのだと思いました。

4 名前:名無しさん@何にするか募集中:2007/08/02(木) 09:25:56 ID:8VFxSLcp
サビの最初にライラって囁いてるのも陛下?

5 名前:名無しさん@何にするか募集中:2007/08/02(木) 09:54:20 ID:21Yyt/mY
>>4
しゃいたん、ですかねw

6 名前:まさき:2007/08/02(木) 18:07:05 ID:7YjZCrNF
>>3如月さん
初めまして。誰でも初めてはありますからだんだん慣れていけばいいですよ
憎むものは私も聖戦だと思ってますが
歌の中ではっきりと明示されてない以上断言するのもどうかなと思ってああいう書き方をしたわけです
確かにシャイタンは『侵略する者される者』で自らを人類の敵だといってますし
悪魔が去った後レコンキスタが終わりイベリア半島にキリスト教徒の国ができたと老預言者はいってます
なので如月さんの解釈でほぼ間違いはないと思われます

7 名前:名無しさん@何にするか募集中:2007/08/02(木) 20:16:52 ID:urVgZHfp
>>5
さんくす!w

8 名前:あきら:2007/08/02(木) 21:41:03 ID:3VlkzA2I
この質問はここでして良いのでしょうか?
一応この曲中の歌詞に対するものなので、ここに書き込みます。
最後の方でシャイタンがライラに向かって、

「君ガ憎ムモノ全テ、此ノ腕デ滅ボソウ
其レハ異教徒カ?同胞カ?其レトモ……」

と問いかけていますが、これだと、彼女はどちらかの宗教に属してることになりませんか?
どうなのでしょう?

9 名前:まさき:2007/08/02(木) 22:12:14 ID:7YjZCrNF
>>8あきらさん
どちらかは曲中で伏線らしきものも見当たらないので想像するしかないですが
恐らくどちらかの宗教を信じていたと思われます
ただ、どの程度信仰心があったとかそういう事も解りません
ココの部分で解るのはあくまで『彼女がどちらかの宗教を信仰していた』
という事だけだと思います

10 名前:D:2007/08/02(木) 22:16:08 ID:FoFcoAwM
こんばんわ。
>あきらさんへ
これは『侵略する者される者』の方の歌詞にありますが、そもそもこのレコンキスタ時代はイベリア(今のスペイン)をめぐってキリスト教徒が再征服を行なうもので、再というからには元はキリスト教徒がいた。(さらにその昔は・・・と続きますが、とりあえずそこは他の知識人と資料をどうぞ)
そこにムスリム勢力が攻め込み、イスラム対カトリックという対立が始まります。
レコンキスタ完了まで800年近くもかかっているので、もはやムスリム教徒たちにとってもそこは自分たちの地と化します。
そして、彼女はイラスト、PV、歌手の声から判断してまだ少女であったことから、この地で誕生した者であるのでしょう。
だとするならば彼女はムスリム教徒ではないのでしょうか。
少女の名が何語であるか分かればもう少し確信できるのですが。

それにしても、シャイタンって、シャイたんって書く(ry

11 名前:つまめ:2007/08/02(木) 23:43:41 ID:o1dZSRe/
ふと思ったんですが、シャイタンが封印されている場所って
街の地下に在るのではないでしょうか?
そうすれば「石畳を突き抜けて双つの焔は踊る」の部分の辻褄が合うような……

12 名前:エヴァ:2007/08/02(木) 23:48:55 ID:IfK+YB0V
はじめましてな上に、まだ未確定なのですが、少女の名について少しわかることがあるので書かせて頂きます。
実は今日、カラオケ(DAM)に行って、新曲全て歌ってきたところ少女の名を歌っている(語って?)箇所がしっかり歌詞に出てました。
ただ、もしかしたらDAMさんの解釈であって、本当ではないのかもしれないので…。
 ライラック
<<美しき夜の娘>>と呼ばれてました。(<<>>の中がさらに曖昧で申し訳ありませんorz)
でもなぜライラック…?とかいろいろ考えてしまうんですが、無い頭では思いつかないのでとりあえず聞きこんでみます。
つたない情報で、横やりすみませんがDさん他皆様の考察に役立てば幸いです。

13 名前:如月:2007/08/03(金) 00:31:18 ID:3XmA4DFQ
>>12
確かにカラオケではライラックでしたよね。私も見ましたww
ライラックの花言葉は美しい契り、愛の最初の感情などあるのでそれらしいですが、
ライラはまんま「夜」という意味らしいので、おそらくコチラが正しいのではないかと。

DAMさんで前歌ったとき、澪音で「残酷な死神を見る」のところが「ざんこくなタビをみる」になってた事もありましたよww
DAMさんのカラオケは余り信用しすぎない方がいいかと(苦笑)

14 名前:祢音:2007/08/03(金) 09:44:15 ID:lzgcNu9J
初めまして、祢音と申すものです
不慣れですが、少しだけ書き込みさせていただきます。

三女パートの中に「時は彼の地に 《観測者》を廻し〜」
とあるのですが、これはRomanと繋がるのではないかな、と…
観測者=風車=朝と夜で双子ちゃんが『我らは彷徨える追憶に揺れる風車」と歌ってるのですが
何か関係あるかな、とふと疑問に思ったもので

憎むもの〜ですが、
聖戦によって父と母が殺されたから、ライラ(仮)は聖戦を憎む、でいいのでしょうか?
そう解釈しかできなかったもので、すみません。

>>10
シャイたn(ry

15 名前:かずら:2007/08/03(金) 10:19:15 ID:WjH0o7aL
はじめまして。かずらと申します。
>>8あきらさんへ
これについてはDさんの回答も然りですし、他に、侵略する者される者内で

母を奪ったのは 従事で斬る 聖典の<<兄弟>>

の<<兄弟>>の部分が“ライラの同胞”と同義かなぁと。
(「よっ兄弟!」というのと同じ用法です;)
はじめこの兄弟はイスハークとラミレスだと思ったのですが、二人は争っているのでここでは違うかなと考えました。

16 名前:non:2007/08/03(金) 12:03:38 ID:56NYSNY/
はじめまして。
考察いつも大変興味深くみてます。
そこでちょっと気になるので投球させていただきます。

「名前サエ忘レテイタ(la la la la la la la la la lu)
 君ノ《焔》(ひかり)見ル迄ハ、君ガ呼ンデクレル迄ハ――」

上記の部分、私の耳にはRemi嬢とシャイターンが紡いでるように聞こえます。
この部分はシャイターンと美しき夜の娘との話の部分であり、
この言葉がでるのは、シャイターンと美しき夜の娘もしくは焔と契りし少女になると思われますが。
そこを3姉妹のRemi嬢が歌っていると考えると何かあるのかなーとか・・・。
ちょっときになったので投げてみました。 ノシ

17 名前::2007/08/03(金) 13:04:50 ID:Jw+DPFmG
御本人もどこかで言ってましたが、>>10のDさんとは別人です。笑

>>16nonさん

その部分ですが、Remi嬢には聞こえませんでした。
美しき夜の娘、或いは三姉妹で歌っていると思います。

18 名前:オード:2007/08/03(金) 15:09:37 ID:gJ28Q5DC
はじめまして、オードと申します。
いつも皆様の考察、興味深く読ませて頂きます。
少々気になった部分があったので、書き込みさせて下さい。
もしかしたら、書き込む場所が違うかもしれませんが;

>>8のあきらさんのライラがどちらかの宗教に属しているのではないか、
という事なのですが、恐らく彼女はイスラームだと思います。
というのも、『侵略する者される者』において彼女が「啓典の民」という
言葉を使っているからです。
「啓典の民」はイスラームから見たユダヤ教やキリスト教を指す言葉なので、
わざわざそういう言い回しをする以上、彼女はイスラームだと思います。
にわか知識なので、絶対とは言えないのですが;

19 名前:まさき:2007/08/03(金) 22:57:10 ID:TRFJL5ay
>>14祢音さん
初めまして。まさきと申します
風車の話ですがRomanとはあまり関係ないかなと思います
Romanの中で風車は朝と夜あるいは生と死の象徴として2本1組で歌われてます
「時は彼の地に 《観測者》を廻し〜」の《観測者》というのは老預言者のように時代を見守る者を指すのではないでしょうか
拡大解釈すれば特に誰という事は無くその時代に生きる人々全てを指すのかもしれません
憎むものについてはそれでいいと思います
そしてライラと契約したシャイタンは聖戦を止めるために自らが人類の敵として立ちふさがる事を選びます
そして人類は同胞同士の殺し合いを止め団結して悪魔へと立ち向かったのではないでしょうか

20 名前:黒井:2007/08/04(土) 02:40:53 ID:zFWBeCKj
初めまして、シャイタンの正体がすっごく気になるので、考察してみました。

シャイターン=アラビア語で悪魔の総称。英語圏で言うサタンの意だそうです。
キリスト教でよく悪魔と言いますが、キリスト教に制圧された他の宗教の神を、
キリスト教の悪魔として取り入れていたと言う歴史があります。
キリスト教伝来前に信仰された他宗教の神々を悪魔と称して根絶しようとしたのです。
そのため、私はシャイタンの正体が異教の神ではないかと推測しました。

「名前さえ忘れていた」ほど長い事封印されていたということで、
先住民族と関係あるのではと思い、まず調べてみました。
歌詞中にもあるように「Celt Iberos=ケルト人とイベリア人」だそうです。
キリスト教以前の、ケルト人伝承の妖精や多くの神々を信仰する多神教の時代。
(日本で言う所の、妖怪やホトケ様の感覚が近いかと。)
シャイターンの「赤・炎」というワードからまず浮かぶのが騎士クー・フー・リン。
wikipedia-クー・フー・リンの項を見ると、
「父は太陽神ルーもしくはSualtam Mac Roth」となっています。
サルタンだろうか、シャルタンだろうか、読めないので判断出来ませんが
Sualtam…なんとなくシャイターンに近い文字列。

何か関係あるような気がしてならないのですが、詳しい方いらっしゃいませんでしょうか。

21 名前::2007/08/04(土) 03:51:51 ID:LnfOHsH5
>>20黒井さん

!!
まさか同じ推測を立てている方が居るとは思わなかった……!!!(感涙)
ちょっと難しいかと思ってもいたのでまだ詳細は調べていないのですが、
改めて考える気持になれました、有難うございます orz

と、個人的な気持からのレスなのですが。(…)

クー・フー・リン(やその周辺)が好き故に流れた考えだったのですが、
改めて調べてみようと思います。クーの師匠とかしか解っていない…orz
でもSualtamの読みは確かシャルタンだったような朧げな記憶があります。

22 名前:白木:2007/08/04(土) 10:25:18 ID:kR55htA+
はじめまして、白木と申します。
私も>>20黒井さんや>>21Dさんと同じように考えていました!!
…が、考察する時間が無く(滅

一応、参考までに。
争いの系譜で《悪魔》のことをDemonと呼んでいますが(…呼んでいましたよね…?)
Demonは、devilやSatan等と区別して「異教の神」を表すのに使われていたようです。
(因みに原義は「人間の運命を割り当てる人」らしいですが、
これを《6番目の女神》と繋げるにはちょっと無理がありますよね…。)

23 名前:まさき:2007/08/04(土) 11:02:15 ID:e7/mIVTZ
>>20黒井さん
初めまして
シャイタン=クー・フー・リンですか。なかなか面白い考えですね
ただ、クー・フー・リンといえばゲイボルグ。槍に関する描写がないのが寂しく映ります
私はその辺は詳しくないのですがケルトの神々を悪魔と呼んでた可能性はあるのでこれも可能性はあるかもしれませんね

>>22白木さん
初めまして。まさきと申します
Demonは確かに使われてましたね
これを6番目の女神と結びつけるのは…うーん、やっぱり無理があるかも
そもそも何故6番目なのかが解ってないのでこの状態ではなんともいい難い物があります

24 名前:祢音:2007/08/04(土) 13:05:17 ID:b8f5DSD6
>>14まさきさん
返答ありがとうございますー。
なるほど… Roman大好きなので、勝手な推測で喜べる内容だったのですけどね…笑
まさきさんの仰るとおりなのかな…と思います。
ありがとうございました。石畳〜はイベリアの中でも好きな楽曲なので、
皆さんの考察をワクワクしながら拝見させていただこうと思います。

また何か発見したことがあれば書き込みます。

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