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■ 【3】彼女が魔女になった理由 考察スレ

1 名前:ぐっこ@管理人 ★:2010/06/16(水) 12:56:50 ID:U1//4Sey0
※ネタバレ解禁は、6/16の23時からです。
我慢できない方は、隔離板のイド端会議スレをご利用下さい。
http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/kakuri/1276271477/l50


※「歌詞カードに載っている」歌詞の大量「転載」は削除の対象です
※引用と転載の違いについてはガイドラインをご確認下さい。
http://chronica-note.com/staticpages/index.php/guideline


全体を通しての考察については、全体考察スレへ
http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Idid/1276271477/l50


聞き取れない歌詞・セリフなどについては、歌詞スレへ
http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Idid/1276660090/l50


なお、論風の固定化を防ぐ意味で、各考察スレでのいわゆる全レス、
固定ハンドル同士の長期ラリーはお控え頂きますよう、重ねてお願いします。
また、極度に長い考察長文投下もお控えください。(30行くらいが限度)

「感想」「小説」「妄想」の類は板違いですが、

論 拠 の な い 、 空 想 だ け に 基 づ く 自 説 披 露 もお控えください。

それらについては、書の落書き掲示板にてお願いいたします。
毎度ながら、

ム リ に 他 の 地 平 線 と 結 び つ け よ う と す る と 
ブ ッ 飛 ん だ 考 察 に な り が ち で す。

まずこの楽曲・アルバム単独で完結させた後、他なる地平線へ想いを馳せてください…


10 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 22:10:17 ID:f0YNUaXU0
>母であり姉であり、断罪者であり贖罪者である
ふと思ったのが、これって父子相姦を暗示しているのでは・・
近親相姦の場合障害を持った子どもが生まれてくることが多いと言いますし、「姉」が母親がわりとなるならまだしも
産んだ母親が「姉である」なんていうことは考えにくいので言葉通りの意味と捉えると母親=姉となるのでは
望まずに関係を持たされたのなら彼女は父親に対する断罪者になると同時に生まれた子供に対する贖罪者になりうるのでは

って父親誰なんだって話ですけど

11 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 22:14:16 ID:tGRg2SJW0
はじめまして。

鳥籠で「冬に傾きかけた赤子」とありますが
イヴェールと関係あるんですかね?

個人的な意見でMoiraともRomanとも
話が繋がってる気がします。


12 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 22:16:10 ID:tGRg2SJW0
すいません。
3曲目でした。

13 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 22:21:51 ID:EhEKRDZL0
>11 流産しかけた、ってだけじゃないでしょうか?

14 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 22:44:36 ID:tGRg2SJW0

なるほど!

SH歌詞意味深すぎて
違う方向に考えてしまいますorz
すいません;





15 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 22:48:46 ID:tFI8eynh0
ボーナストラックの意味を考えたのですが、水音や雨音がするのでメルが井戸に落とされてからずっと聞いていた音なのではないかと思いました。
完全妄想ですけど・・・

16 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 22:57:01 ID:KEcksUdQ0
流れをぶち切りますすいません、

>>4
女性(テレーゼ?)が捕らえられた理由は、侯妃の娘を助けられなかったからではないでしょうか?
表向きには何かもっと、尤もらしいわけが付けられていたのかもしれませんが。

『光と闇の童話』で森にやってきた飛田ボイスな二人の男が侯妃の刺客で、
息子(メル?)は井戸に落とされて女性は連れて行かれてしまう。
火刑に処されて…どうなったんでしょう、人間としては亡くなったんじゃないでしょうか。
この後陛下がどのような展開を紡いでおられるのか、其処まではわからないですが…

冒頭の「アンネリーゼ、あなたの気持ちは…」の、『アンネリーゼ』が侯妃の名で、
でも助けられないものは助けられないんだから、恨まれる理由はどこにもない むしろ火刑に処されたり息子(メル?)を殺されたり(?)。
だから、「赦さない」「世界を呪う本物の《魔女》に…」

ろくに考えてもいませんが、今の私の考えはこんな感じです…

17 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 22:57:32 ID:9Oja29b+0
>>15
もしくは航海士のキーワードが出てるんで、全く別の次アルバム中の曲につながるのかとも・・明らかに波の音とか入ってますし

18 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 23:14:13 ID:v7Yz2ARv0
シークレットトラックの話なのでスレ違いかもしれませんが
鼠のような鳴き声のようなものが聞こえるのでハーメルンの笛吹きなども関係するのでは?
笛吹きネタエル楽でつかっているので、もしかしたら…

19 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 23:41:54 ID:HG7wLicq0
≫16さん、
私も同じ考えです。
多分メルの母親は何かしら特別な力を持っていたのではないかと。
だから病気を治せたり、冬に傾きかけた赤子を取り出せたりしたんじゃないかと。
その噂を聞きつけて、流産しかけたのアンネリーゼ(候妃)が急いで駆け付けたものの、
あまりにも手遅れだったためさすがの『彼女』にも赤子を取り出すことはできず結局死んでしまったのだと思います。
その逆恨みではないですが…あとは以下同文。

『冬に傾きかける』など、今までの地平線を聞いていないと意味の解らない処があるのも良いですねw

20 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 23:44:51 ID:PAddx3aI0
>>18
別スレにもありましたが、ハーメルンというよりかはペストの流行を示唆しているような気もします。
あ、でもハーメルンもペスト鼠を追い出すのが目的でしたね…
ただ笛吹き男が鼠を連れ歩いた描写は今までのところありませんから、可能性は低いような…?

というのが今のところの私の考えです

21 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/16(水) 23:46:08 ID:Z7x7YOaW0
いきなりすみません、気になったことがあったので…
曲の最後の方の、「一度は〜戯れに 奪われてしまった」
という歌詞がありますよね。
〜母の想いも今や虚しく、ということは、坊や(メル?)は、もう一度死んでしまったということでしょうか?
束の間の陽光さえ〜というのは、メルが深い井戸へ落とされてしまったと解釈して、上のような結論に至ったのですが…


22 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 00:10:04 ID:jGObPVIl0
冒頭のくだりの考察なのですが、個人的に二つ思い至りましたので書き込みます。
ほぼ箇条書きで失礼。


メル=テレーゼの実子ver.

・テレーゼは「母であり姉である」=「メルの母かつ姉」
・メル=父子相姦でできた子?(望まぬ関係だったかまさか合意のうえかとかはおいといて)
・アンネリーゼ=テレーゼの妹
 且つ、大川ボイスのところに嫁(ただし妾)にいってる
みたいな前提になってしまうのですが。

テレーゼとテレ父との間に子供(メル)ができる
→禁忌の子なので表に出すことはできない
→表に出せないなら、とアンネリーゼがメルを自分が産んだ子として大川ボイスに見せる
 (理由は分かりませんが、大川ボイスに愛されたかったとか気をひきたかったとか?)
 (なんか妙にセリフが『私が産んだ』な部分を強調してた気がしたので)
→が、「跡継ぎになぞしない」とつっぱねられる
→「妾腹だからですかそれとも(ry」
→ここでテレーゼが「貴女の気持ちは分かる(同じ女として)。でも許さない(人の子でなにしやがる)」と
→テレーゼ出奔

色々つっこみどころ満載です。



23 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 00:11:25 ID:jGObPVIl0
連投失礼。>22の続きです。


あともうひとつが
メル=アンネリーゼの実子ver.

・テレーゼは「母であり姉」=「メルの育ての親でアンネリーゼの姉」
・テレーゼはもしや森に隠れたりする以前から医学とかの知識があった?
 (歌詞カードにも賢い女との記述があったので、文武両道の才女っぽい感じなのでしょうか)
・実はテレーゼは大川ボイスに恋情を抱いていたが、嫁にいったのは妹だった
こんな前提で。

アンネリーゼと大川ボイスの間にメルが生まれる
→産婆としてテレーゼもそばにいた
→そのとき(その直後か)に嫉妬心からかで故意にメルに障害を負わせる
→「跡継ぎになぞしない」「妾腹だからですか(ry」
→テレーゼの「貴女の気持ちは分かる(悲しいでしょうね)。でも許さない(いい気味なんじゃないの)」
→でもその後「関係ない子供にまで何をしてしまったんだ」と後悔
→出奔
→「ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい」

さらにつっこみどころ満載です。

無駄に長いうえアレすぎてすいません。

24 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 00:22:39 ID:Z59LT6+i0
たった今思いついたことなので、根拠などがまだ固まっていないのですが、
(というかもしかしたらもうすでにどなたか出された意見かもしれないのですが)
メル(三月の方)とエリーザベトが異母兄弟というのはありえないのでしょうか
もしエリーザベトがアンネリーゼの娘だとするなら、公爵家(伯?)の跡継ぎは男児が望まれると思うので、
妾腹であってもメル(三月)のほうが有力であったのに、盲目であったためにその道は閉ざされてしまった…→ごめんなさい というような

本当にたった今の思いつきなので突っ込みどころ満載なのですが;m;

25 名前:24:2010/06/17(木) 00:25:29 ID:Z59LT6+i0
24の追記で
別スレに書き込むべきかとも迷いましたが、続きなので一応こちらに
鳥かごのほうで、「運命は結ばれることのない二人を…」とあるので、異母兄弟なら結ばれることはなかっただろうなあ、というのも
一応細いながら根拠のひとつとさせてください;

26 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 01:13:01 ID:Tpv6soo90
「息子は光を手に入れた」の光は視力ではなく、エリザベトを指しているような
冒頭に「ひかり、あったかいね」とあるので…あと一曲目では「彼が光だと思っていたのは間違いで、その温もりの名は愛」とあったり
母親であるテレーゼは彼が光だと思っていることを尊重して「息子は光を手に入れた」とあるのかと。
そして後に一曲目で、エリザベトを森へ案内して人に接する喜びを知ったけれども、皮肉にも招かれざる客を引き寄せてしまい、
「それ(エリザベトと出会ったこと)が果たして幸福なことだったのか 今となっては〜」に繋がっているのではないかな…
根拠のしっかりしない意見ですが・・・

27 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 01:45:20 ID:gSnvcPZB0
『光と闇の童話』で森にやってきた二人の飛田さん?が処刑人とすると、
彼らがどこから来たのかが重要だと思います

飛田さんの演説が民衆を扇動してるように聞こえますし
ただの刺客じゃ無いのかもしれない……

28 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 05:35:29 ID:iO8tLz9Q0
初めまして。
4:08〜あたりで聞こえる言葉らしきものありますよね。
篭り過ぎててどう頑張っても聞き取れないんですが、
歌詞カード(初回版)に書かれてる…井戸の中から出てきてる文字は「hörst du mich」と読めます。
直訳で「あなたは、私の話を聞きます」という意味のようです。
だから何だって話ですが…。
「とても不思議な出来事」と関係でもあるんでしょうか。

29 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 08:25:43 ID:baK4j1LH0
>>28
「hörst du mich」
歌詞カードには確かにここまでしか書いていないように見えますが、
本来は「Hörst du mich?」という疑問形の文です。

michなどを独和で引くとでてくる例文の「Hören Sie mich?」というのが
親称か敬称かの違いがあるだけで、同じ意味の文章になるのですが。

これらの訳は「私の声が聞こえますか?」となります。

30 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 12:25:54 ID:7ckHtQOb0
テレーゼとエリーゼからつい、ベートーヴェンを思い起こしてしまいました。
エリーゼのために、ってそもそもは(貴族の娘の)テレーゼのためにだったと言いますし。
そうすると、von Ludowingで貴族かとも思ってましたが、音楽家と同じならばvanはただの出自を示すだけで、貴族の意味はなくなってしまうんですよね。
妾腹云々あたりをもう一回、考え直した方がいいのかな……

31 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 17:33:44 ID:tb49Q4XJ0
04:27〜(とても不思議な〜)辺りからはもしかしなくともテレーゼの回想(走馬燈)なんだろうか・・セリフが全体的に聞き覚えあるものな気がする

あと「テュールゲンの魔女だって〜」のセリフの兄弟は光と闇の童話冒頭の兄弟なのかも、と思ったり

32 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 22:47:22 ID:0MOqvbjZ0
横槍すみません

最後のテレーゼの笑い声の終わりの方がミクに聞こえるのって私だけでしょうか……?
もしミクならエリーゼはエリザベトの人形にテレーゼ(の魂?)が宿ったから「エリーゼ」なのかなと妄想したり……

33 名前:◆jMi6TPqJHg :2010/06/17(木) 22:53:03 ID:sKAwWZ250
初回版のジャケ絵を見てふと思ったこと。
登場人物の目の色なんですが、メルは赤色、エリーザベトは青色で、テレーゼも青色ですよね。
これって何かヒントにならないでしょうか?

実際はテレ父とアンネリーゼの子がメルで、
テレ父とテレーゼの子がエリーザベト。それがどこかで入れ替わってしまったとか・・・。

テレ父の血を分けていれば、テレーゼより後に生まれたテレ父の子は
皆テレーゼのきょうだいと言えます。
これでテレーゼはメルの姉と言えますし、その子を育てることで母親(母親代わり)と
言えるのではないかと。

エリーザベトはお嬢様のようですが、自分の居るところを鳥籠と表現したり
あまり居心地がよくなさそうなので(半幽閉状態というか)、アンネリーゼの
本当の子ではないから、あまり愛されていなかったのかなと推測したのですが
どうでしょうか。

34 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 23:01:47 ID:sKAwWZ250
すみません、メル欄間違えました。申し訳ないです。

35 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/17(木) 23:14:24 ID:64DQ1v7Z0
初めて投稿させていただきます。

歌詞の中で、『坊や』と言っている場合と『息子』と言っている場合があります。
曲の冒頭で出てくる『坊や』に対しては"メル"と呼んでいたり、
『愛しい可愛い私の坊や』という言い方から、とても愛情が伝わってくるのですが・・・

『息子』と呼ぶ場合は、なんだかとても他人行儀な感じが・・・(あくまで感覚ですが)

これは個人的な妄想の域ですが、『とても不思議な出来事によって〜』のところで、
メルらしき叫び声と、ドンッという突き落とす(落ちた?)ような音が聞こえる気がします。
その後の歌詞で、魔女(テレーゼ?)が『息子』と呼んでいることから、
井戸に落ちたことによってメルは死んでしまったけれど、
別の人格(メルヒェン?)として生き返ったのでは・・・
(体は一緒なので"息子"だが、自分の生んだ"坊や"ではない・・・とか。
しかも眼が見えるようになってるというご都合主義w;)

なんて!根拠は全くないですっ;乱文失礼しました!

36 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 01:15:11 ID:yZ4LBKN/O
>>33
そう言われると、歌詞カードで(鳥籠のページですが)2人の名前が両矢印で結ばれてるのも入れ替わりを示しているのかな…と連想しちゃいますね。

37 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 02:24:10 ID:HW0FvArd0
「冬に傾きかけた赤子」から冬=死だとして、
「一度冬に抱かれた」と言っているので、一度メルは死亡、もしくは臨死体験を経験していて
その経験後何故か視力が回復したんじゃないかなあと思います

ただ、救われる命があれば、奪われる命がある

ので候妃の子は死んでいることになるのですが……

38 名前::2010/06/18(金) 07:15:14 ID:x7/c5wlg0
いくつか考えたことを。

・候妃のくだり。「お忍びの候妃」と「母を奔らせたのは 訳ありの候女で」
 それからその後の「息をしていなかった」までの主語述語の関係からして
 助けてくれと連れてこられた幼子は女の子だったんじゃないかと……そうなると、赤子とメルの入れ替え説はなしの方向かなあ、なんて。

・最初の会話が分かりにくいのですが、これはテレーゼが妾腹なんですかね?
 はじめ、メルが妾腹だと思っていたのですが、「この子が」の位置からすると、
 テレーゼが妾腹で、父(ちょっと偉い人)との間の子がメルなんです、ね?
 ドイツは言うまでもなくキリスト教で、中世から近世に至るこの頃はまだカトリックだと思うんですが、
 そうなると近親相姦は重罪ですよね。そこれ「罪深い《私》」になるのかな、と。(カトリックじゃなくてもタブーですが)

・近親者同士の、血の濃い子供はアルビノになりやすいことは有名ですけれど、
 目の色素がないと、目もほとんど見えないということがあるそうです。が、眩しすぎるだけという場合とは違い、メルの方は元から視力を持っていなかったみたいですね。
 そうなると、目が赤いからというより、血の濃さで発現する身体的な障害かな、とも。


・ボーナストラックですが、これ、井戸に流れ込むまでの川(と地下水流?)に聞こえました。

39 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 07:58:27 ID:XV553dK+0
侯妃が連れてきた侯女がエリーザベトだとすれば、入れ替わりの線は消えますが、
入れ替わりでないとすると、テレーゼがアンネリーゼを許さない理由が何なのか
良く分からないんですよね・・・。

40 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 14:06:20 ID:Xb2dvV+H0
最初の歌詞「窓辺に〜」から察するに、メルはエリーザベトが閉じ込められてる屋敷に忍びこんで、
エリーザベトを外に連れ出してあげたのだと思います。
…分かりきってることでしたかね;

41 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 14:07:25 ID:Xb2dvV+H0
↑すいません、板間違えてましたorz

42 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 15:56:41 ID:YzjZ0BxF0
PVを見ていて気づいたというか思ったことなんですが
PVだと冒頭と二人の男を案内した後と、2度メルが井戸に落ちるシーンがありますよね。
あれは実際別の出来事だったという仮説ができないでしょうか。
冒頭でメルが井戸の底に横たわる場面では人形が外に落ちていて
男に蹴落とされる場面では、人形は火をつけられ一緒に井戸に落ちています。

冒頭が「冬に抱かれた」場面であり、侯妃が訪れる直前の話だとすると
転落によって一度死んでしまった、あるいは仮死になったメルを救うために
奇跡的に息を吹き返した、つまりメルと同じ運命だった幼子の命を生贄にして
その命をメルに与えた・・・ つまり、メルは救われ幼子は命を奪われたことになります。
その後、その事実が一部なり侯妃の耳に入り、彼女を捕らえに男達が向かった・・・

中世〜近代にかけてのヨーロッパは占星術や魔術が行われていましたし
魔女と呼ばれる人々は薬草や毒草の扱いに長けていたため、テレーゼが薬草の扱いを学ぶ為に
教えを受けていたとすれば、その中で何かしらの魔術や儀式を知っていてもおかしくないかなぁと。
彼女は我が子の為には「出来得る限りの全て」をする覚悟をしていたなら・・・

ただ、この仮説だと
歌詞のラスト部分にある「戯れに奪われた」や「観よ 嗚呼この喜劇を」を考えると
彼女やメルには、少なくとも捕らえに来た相手に罰される非がないことを連想させるので
そのあたりと矛盾することになってしまいますが・・・

43 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 17:56:35 ID:XRacyuIo0
概出でしたらすみません。
「とても不思議な出来事によって 息子は光を手に入れたけど」の部分のバックで、女性が泣き叫ぶような声が聞こえます。

候妃でしょうか、「救われる命があれば、奪われる命がある。」の語りに沿って、候女が死に息子の目が見えるようになった、など。


44 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 18:05:09 ID:Ky/Oac1D0
個人的観点ですが……
「観よ 嗚呼〜」の辺りからコーラス部の旋律がサクリファイスっぽく聞こえる気がします。

45 名前:cusshi:2010/06/18(金) 18:28:32 ID:+uCVnmAX0
>>19
恐らく候妃が候女(幼子?)を連れてやってきた時の候妃のセリフで
「私には解るのです!だって、昨日まであんなに元気だったのに...」
と言うのがあるので流産しかけ説は低いのではないかと…
「昨日まで」と言っているかはよく聞こえないので微妙ですが、
連れてくる前までは元気だったと言うことになると思うので。

そしてエリーザベトの体が弱いという説がどこかで書かれていたと思うのですが、
息をしていなかった候女(幼子)がエリーザベトだったとしたらエリーザベトの体が弱い説に繋がるのではと考えます。
候女(幼子/エリーザベト)が候妃に連れられ息をしていなく、助かりそうもなかったが、
テレーゼ(メルの母)が>>16さんの言っている特別な力でなんとか助けたのではと…

こうは考えていますがいまだ微妙な所です…
ご参考までにどうぞ

46 名前:cusshi:2010/06/18(金) 18:36:45 ID:+uCVnmAX0
連続失礼します。。

>>43
「とても不思議な出来事によって...」の所の女性の泣き叫ぶ声は恐らく
《光と闇の童話》で「友達を抱いたまま→招かざる客を連れ→優しい母の元へと→そして...見渡せば――」
のところでメルが井戸へ落ちるシーンになるのですがそこのセリフで
メル「うあぁぁぁぁぁ」テレーゼ「メルーーー!!!」と言っているセリフがあります。
それが「とても不思議な出来事によって...」の所で言っているのでは?
恐らくここでメルが死に、テレーゼが《光と闇の童話》で男たち戦っているシーンへと繋がるのでは?

47 名前:しゃっく:2010/06/18(金) 19:20:22 ID:RpylOmwM0
自分の考えがやっとまとまったので書いてみたいと思います。
テレーゼとアンネリーゼ姉妹説
テレーゼとアンネリーゼが姉妹だったんではないかと。
ルードウィング家が現封爵家でウィッテン家が次期封爵家。
冒頭でテレーゼと言い争ってる男がウィッテン家の当主で、正妻がアンネリーゼ、妾がテレーゼ。
テレーゼとの間に盲目のメル、アンネリーゼとの間に病弱なエリーゼが生まれる。つまりメルとエリーゼは従兄妹且つ異母兄弟。
男はメル誕生後もアンネリーゼとエリーゼだけを封爵家へ連れて行った。
テレーゼは、自分もアンネリーゼと同じことをを望んでいたので、アンネリーゼの気持ちは痛いほどよくわかるが、それでも許せない。
「母にして姉、断罪者にして贖罪者」→メルの母でアンネリーゼの姉、アンネリーゼを咎める一方、メルに罪悪感。

テレーゼ、居場所がなくなり森へ。メルを治すため医療の研究をするうち、賢女として噂が広まる。
そこへ、仮死状態となったエリーゼを抱いたアンネリーゼが駆け込んで来る。
テレーゼ、エリーゼを蘇生。すると、メルが視力を得る。(エリーゼの力だと思うがスレチになりそうなので割愛)
死にかけた赤子を取り上げたり、仮死状態から蘇生させたりしたため、噂は次第に「賢女」から「魔女」に。
メル死亡(光と闇の童話)。テレーゼは魔女の罪で火刑に。火刑直前に走馬灯。
メルが視力を得なければ、二人とも死ぬことは無かっただろうから、視力を得たことが本当に幸せだったことか、今となってはわからない。
エリーゼの命は救われたが、救ったテレーゼは魔女として命を奪われた。テレーゼが魔術(仮死からの蘇生)を行使したからだが、これを因果応報と切り捨ててもよいのだろうか?

そしてテレーゼは世界を呪う本物の魔女になり、物語は第7の地平線へ…

冒頭で「妾腹」云々と言っているので、個人的には近親相姦説は無しかなーと。いくらサンホラでもドロドロしすぎな気がしますし。(あくまで私個人の印象ですが…)
長文、流れぶった切りすみません。皆さんの意見聞かせてくださいませんか?


48 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 19:35:26 ID:Q5Jsl7Mj0
>>47
エリーゼはメルヒェン氏と一緒にいる人形だった少女ですよ
エリーザベトの間違いでは……?

49 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 19:36:45 ID:RKTTDZGL0
母子を悲劇へ繋ぐのは、歌詞カードを見る限りでは
「お忍びの候妃とわけありの候女」の方がしっくりくるとは私も思うのですが

もしも、アンネリーゼが自分の子は救ってもらえなかったのに
さらにその後に、賢女を訪ねた候妃は子供を救ってもらえたと知れば、
きっと賢女に対し不公平だと感じ、魔女だと訴えたのではないかと思いました。
息子のメルを失い、テレーゼさんは捕まって火あぶりに。

子供を失って、辛いのは痛いほど分かるけれど、
自分を魔女として火あぶりにし
その巻き添えでメルも失ってしまった事に対する怒りで
テレーゼ「あなたを許さない…」に繋がるのかもと…。

しかし流れぶったぎりの上に、妄想含みまくりの長文で申し訳ありませんでした。

50 名前:しゃっく:2010/06/18(金) 20:07:59 ID:RpylOmwM0
>>48
すみません。エリーゼはエリーザベトの愛称だと思っていたので…
メルツがエリーザベトやテレーゼにメルと呼ばれていたので。

51 名前::2010/06/18(金) 21:12:43 ID:x7/c5wlg0
候妃のところですが。
2曲目の「葦毛の馬に〜」付近の会話が「私には分かるのです!」に繋がるようなので、
エリーザベトは埋葬されていたのを掘り起こされ、馬でテレーゼのところへ連れてこられたのではないでしょうか。
つまり、候女がエリーザベトなのでは、と思います。

また、ご意見を拝見していると、
テレーゼのところにやってきた二人組みが、彼女を捕らえようと差し向けられた者とのご意見をよく見かけますが、
この二人は偶然見つけたのではないかなと思います。
魔女を捕らえると、魔女の財産をもらえることも(時代や場所によりますが)ありましたし、
魔女の財産が役所のものになる場合も、手柄として報酬がもらえたりしたそうなので、
道に迷った男二人が偶然、噂の魔女の子を見つけ、魔女を捕らえようとしたのではないかと思います。

52 名前:しゃっく:2010/06/18(金) 21:19:38 ID:RpylOmwM0
>>51
私も2曲目とそう繋がると思います。


さっき冒頭の部分を聞きなおしてみたら、男が「くどいぞアンネリーゼ」と言ったのが聞こえました。
そうすると、アンネリーゼが妾だと思われ、さっきの自分の解釈がめちゃくちゃに…
もう一度考え直してみます。

53 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 21:21:10 ID:ESDjuO2F0
初書き込みです。
「世界を呪う本物の《魔女》に…」の「呪い」って
(偶然かもしれませんが)ペストになって村を襲って、その村は滅んでしまった
という感じですか?

54 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 21:23:14 ID:Q5Jsl7Mj0
>>53
皆現在それを含め考察中です

55 名前:しゃっく:2010/06/18(金) 21:55:52 ID:RpylOmwM0
>>53
ペストの大流行(14世紀・中世)は魔女狩り(17世紀・近世)の後なので違うかと。
おそらく彼女が世界を呪うところは第7の地平線で出てくるのでは無いのでしょうか?
ここで完結してしまってはプロローグになりませんし。

56 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/18(金) 22:57:06 ID:z9hRZJNK0
黒い死の病で村人がいなくなった村のそばの森(恐らく)に
メルとテレーゼはいたってありますからねぇ。

57 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/19(土) 00:30:45 ID:rA9wOMlpO
話をややこしくしてるのは、アンネリーゼが冒頭で盲目の子供の母っぽい描写があるのに、次でテレーゼがあなたを産んだって言ってるとこだと思います。
で、根拠はなく辻妻合わせのために妄想したのですが、アンネリーゼは妾で女の子を産んだ。けど、女の子は後位継承権が無い
(=自分の立場が落ちる)からテレーゼが近親相姦によって産んだ男の子とチェンジ
→皇室的にもその方がいいのでテレーゼが用済みっぽくなる→けどその子が目が見えないと後に判明
→大川ボイス「くどいと言っている」の流れになる
これだとテレーゼがアンネリーゼを許さない理由もつくのですが、アンネリーゼがはっきり「この子をこんな風に産んだ私が悪い」と言ってるんですよね…
テレーゼがアナタを産んだと言ってるのは比喩という気もするのですが…

58 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/19(土) 00:48:02 ID:/PHUkgUI0
お忍びの侯妃(ソフィ?)の子供が亡くなった
ということが因果応報ということで考えたのですが、

姉:テレーゼによる妹:アンネリーゼ(妾)のための復讐、とはどうでしょう。

冒頭に「身体の不自由な妾の子供はいらない」という会話と病弱なエリザベト。
エリザベトの父親は恐らく侯爵なので、いらない子供=メルではないかと
(冒頭会話は、男子なので嫡男になれる云々)

あなたを産んだのは〜:テレーゼが何かしらの薬を盛っていた可能性?

つまり、テレーゼはアンネリーゼを愛していたのではないか?
また、メルがエリザベトを愛することは兄妹愛になるのではないか。
一人の男(侯爵)を巡った女たちの喜劇とテレーゼは嗤ったのかもしれないです。

59 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/19(土) 00:49:05 ID:17BJRdbX0
>>55
魔女狩りは17世紀からではなく15世紀からでは?

60 名前::2010/06/19(土) 11:15:34 ID:fitenLeZ0
魔女狩りは広義では5世紀近くにわたっていますが、
最盛期は組織的な魔女狩りが行なわれた16世紀から17世紀。
一方、ペストの大流行は15世紀後半。
伝染病が流行ったときには魔女狩りが大体起こるものなのですが、
中世と近世の間という今回の時代設定からしても(村人は昔ペストで全滅したとありますし)、
15世紀の終わりか16世紀と考えるのが妥当なんじゃないかと。

61 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/20(日) 00:58:29 ID:nOWi3Ol60
>>59さん
>>60の雪さんの仰るように、魔女狩り自体は長く行われていましたが
「あの女は魔女だ!」→「魔女の弁解など聞かぬ、火刑だ」と言う流れがまかり通ったのは
キリスト教が異端裁判として魔女を扱い始めた最盛期16〜17世紀だったようです。
その他の時代では、ある程度の裁判らしい事が行われ無罪になることも多かったのだとか。
今作では、火刑の際に司祭(?)が民衆を煽動している様子もありますし
最盛期の頃と考えていいのではないかと思います。
ペスト流行の頃なら、光と闇の童話以外でも其れを表現する部分があると思いますし。


それと全然違う事なんですが
聖誕祭で舞台を見て思った所…と言うのもあるんですが、其方の方は明日でまた違ったり
後夜祭で見る予定の方がいらっしゃると思うので終わってからにするとして。
お忍びの侯妃の部分、何度か聞いているとアンネリーゼの声とは年齢が違う感じがします。
どちらかと言うと冒頭のアンネリーゼよりも若い感じで、同一人物ではないような。
テレーゼがメルをつれて森へ入った後の出来事のはずなので、逆ならわかるんですが後から若いと別人ではないかと。


62 名前:しゃっく:2010/06/20(日) 17:17:05 ID:gwoySst00
雪さん、>>61さん、フォローありがとうございます。
自分でも調べなおしたらやはりその通りでした。
さらにドイツにおいては、地方領主の考え方如何によって魔女狩りの様相は違ったようです。
チューリンゲン領主の考えがどんなものだったかまでは調べられませんでしたが、曲から予測される通りで良いかと。

お忍びの侯妃はやはりエリーザベト母ではないかと思います。
鳥籠の葦毛の馬のところの声と一緒だと思われますし、バルカン(?)の「ハイヤーッ!」がつながると思うので。

63 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/20(日) 17:43:37 ID:Mpp3ZdNB0
テレーゼとアンネリーゼのことなのですが・・・
メルはアンネリーゼと侯爵(?)の子供だったのではないでしょうか?

でも跡継ぎとして選ばれなかった→アンネリーゼはメルを捨てる→テレーゼがメルを拾い育てる
なのでは・・・?
あとよくわからないのが、アンネリーゼとテレーゼの関係ですが、姉妹だったかもしくは、テレーゼはアンネか候爵の子供、とは考えられないでしょうか?
それなら文字通りテレーゼは、メルの「母にして姉」、そしてアンネリーゼに対して「断罪者にして贖罪者」になると思うのですが・・・

どうでしょう?
(書き込み初めてなので、おかしなところがあれば言っていただけると助かります;)

64 名前:cusshi:2010/06/20(日) 17:58:15 ID:TXWgbwt70
流れぶった切るようですみません…

魔女の歌詞の「母にして姉であり 断罪者にして贖罪者であった」の所について考察してみたのですが…

ソフィ様(お忍びの侯妃)=エリーザベト母
アンネリーゼ=メルツ母
テレーゼ=メルツの伯母か異母姉弟?

「母にして」の部分の考察
・アンネリーゼがメルツの本当の母だけどメルツを産むことになったのはテレーゼが原因
・アンネリーゼがメルツの本当の母だけど何かが理由で育てているのはテレーゼ=テレーゼはメルツの育ての母

「姉であり」の部分の考察
メルツ父の子供がテレーゼでメルツ父とアンネリーゼの間にできた子
↑だと伯母説が消えるか?

「断罪者にして」=「アンネリーゼ貴方の気持ちは...わたしは貴方を許さない」の理由によりアンネリーゼへの断罪者に
「贖罪者であった」=メルツをこんな目(父親に受け入れられなかったこと(?)/本当の母に育てられなかったこと)に遇わせてしまったのは私(テレーゼ)のせい。せめてメルツのため(目が見えるようになるようにと言うことか?)に出来得る限りのことをしよう=贖罪者に

こういう考えもありでしょうか?
伯母説が浮かばなかったのですが伯母の場合もあるかな、と。
でも結構無理矢理かもしれないです…

思ったより長文になってしまいました…すみません!

65 名前:cusshi:2010/06/20(日) 18:04:36 ID:TXWgbwt70
>>63さんと同じようなこと書きこんでました。。
私も同じ考えです!

そして>>64の追記です(また別の話しかもしれません…)

「救われる命があれば、奪われる命がある。」
の部分はメルツが井戸に落された後のことを言っているのかなと考えます。
「救われる命」=訳ありの侯女がエリーザベトだったら何とか助かったのではと思う(侯女は息をしていなかったがテレーゼが何とか治せた)。
「奪われる命」=メルツのことかと。井戸に落されて死んでしまったから(?)

「束の間の陽光さえ 戯れに 奪われてしまった」の所の「陽光」はメルツの視力が戻ったことと、エリーザベトを手に入れ「ひかり(愛)」を手に入れたことと考えて、
メルツの視力回復=「これで春の陽射しの中笑って過ごせるはず(視力と愛を手に入れたから?)」→1曲目のハンスとトゥルー?(男二人)と偶然にも出会ってしまい、>>51さんの言う「魔女の財産」目当て(これが「戯れ」?)でテレーゼの元へ→メルツ井戸へ(「戯れに奪われてしまった」のこと?)
となるのではないかなと考えました。

色々ぶっ飛んでいるようにも思いますが…
こちらの考えもありなんでしょうかね?

また長文になってしまいました…すみません!

66 名前:cusshi:2010/06/20(日) 18:07:28 ID:TXWgbwt70
>>65の者です
「エリーザベトを手に入れ「ひかり(愛)」を手に入れた...」と書きましたが正確には「エリーザベトの(と言う?)「ひかり(愛)」を手に入れた...」です。
修正失礼しました

67 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/20(日) 19:36:28 ID:rb7Z/54G0
>>65さんの「救われる命」「奪われる命」の考えに思わず納得しました。
テレーゼが侯女を救えなかったとしたら「奪われる命」という表現はおかしいですもんね!
命を奪おうと考えてた訳じゃないですし。

68 名前:月の兎:2010/06/20(日) 19:37:50 ID:4rO0Vjdp0
>>65
私もアンネリーゼが母でテレーゼが育ての母でメルの姉ではないかと思います。
テレーゼが妾でアンネリーゼに追放された、とかも考えたんですが、どうもせりふその他と合わない。
母であるアンネリーゼがテレーゼに何か言われて自殺し、それを気に病んだテレーゼが
メルの面倒を見るというのはありかな、と思います。
ただ方伯の娘と息子がともに流離うところがちと強引過ぎるかなとも思いますが、継承戦争と
その結果Wettin家に方伯の権利が移ったごたごたにまきこまれたならあるのかも。

肩書きについて考えると方伯(Landgraf)は伯爵位であり、侯爵位はFuerstかMarkgrafになります。
Fuerstは19世紀までドイツでは使われなかったと思うので辺境伯(Markgraf)を持っていないと
候妃とは言えないかと思います。Wettin家は11世紀からMarkgraf von Meissenの肩書きを
持っているようですので、Elizabeth von Wettinが訳有りの侯女、その母が侯妃なのはokかと。


ドイツ語の記法に従い、ウムラウト付のa,u,oをae,ue,oeで、エスツェットをssで表記してます。


69 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/20(日) 20:09:48 ID:7nmBEli+0
ルードウィング家の血族はテューリンゲン?方伯とテレーゼとメルで
テレーゼはメルの母
方伯の愛妾はアンネリーゼ

近親相姦
⇒アルビノのメルを生む
⇒テレーゼ罪の意識のため出奔
⇒アンネリーゼからだの不自由な子を生む
⇒引き取れ→くどいと言っている!
⇒何で引き取らないんだ
⇒テレーゼの子を跡取りにしようとしているからだ!
⇒森の賢者はアンネリーゼのようだから魔女騒ぎにして殺してやる
⇒テレーゼ、アンネリーゼを絶対許さない

みたいな流れかと



エリーザベトは候妃の娘
(1度死んだ、馬で運ばれたような歌詞)

冬に抱かれかけた上にワケありだから病弱を理由に森に隔離
エリを救ったためメルは彼女に出会い恋をした故に別れを告げに行った
その帰り道に2人組を連れて来てしまいテレーゼ、メル死亡
彼女を助けなければ母子は死ななかった。なんという皮肉な喜劇

「救われる命」⇒エリ
「奪われる命」⇒テレーゼとメル


乱入してすみません。
(あくまで個人的な意見です)

70 名前:しゃっく:2010/06/20(日) 20:35:00 ID:gwoySst00
また考えがまとまったので書いてみたいと思います。
テレーゼとアンネリーゼが姉妹且つ2人共封爵の妾だと考えました。
そして、ウィッテン家当主には正妻ソフィとの間にエリーザベト、テレーゼとの間にメルツ、アンネリーゼとの間にもう1人の計3人の子供(以下A)がいた、と。
ルードウィング家はウィッテン家に吸収された前封爵家だと考えています。
子供の年齢はエリーザベト=メルツ>A

初めにエリーザベトとメルツが生まれたが、しばらくしてメルツが盲目と発覚。メルツは世継ぎにはなれずテレーゼ&メルツは居場所がなくなり森へ。
メルツの口調から、メルツ&エリーザベトが2歳ぐらいの頃だと思います。
テレーゼは森で医術の修行を積み、賢女としての噂が広がっていく。(半年くらいかけて)

メルツ&エリーザベトが2歳半位の頃、Aが生まれる。
しかし、Aには障害(すぐわかるあたり、感覚器ではなく四肢欠損?)が有り、メルツの例もあるので世継ぎとしては認めてもらえそうにないと判断。
そこで、アンネリーゼは、ソフィが出かけてる隙にエリーザベトを殺害&埋葬(実際は仮死状態。おそらく絞殺?手軽ですし)。
ソフィ帰宅。アンネリーゼからエリーザベトが急死したと教えられる。
「つい先日まであんなに元気だったのに〜」となり、バルカンに墓を暴かせ、噂の賢女テレーゼのもとへ。
テレーゼの手によりエリーザベト蘇生。&不思議な出来事によりメルツが視力を得る(エリーザベトの力?)。
ソフィはエリーザベトを連れ帰り、2度と自分の目の届かない所で何かが起こらないように(&アンネリーゼを疑い)エリーザベトを外から隔絶された鳥篭の中で育て始める。知っているのは当主とバルカンのみ。
アンネリーゼはエリーザベトが生きているとは知らずにAを世継ぎに主張。→「なぜこの子を(ry」→居場所がなくなりどこか辺境へ(テレーゼ同様森とか山とか。ホームレス。)

テレーゼが死者蘇生を行った噂は次第に広がって、数年後には辺境のアンネリーゼの耳にも入り、エリーザベトが生きているのではと考える。
しかし生きているにしても近寄れる状態ではなく、逆恨みでテレーゼを魔女だと訴え始める。

メルツ死亡、テレーゼ捕まる。(光と闇の童話)
火刑前、アンネリーゼに会ったテレーゼは、エリーザベトの件の真相を聞かされる。
「自分の子供を世継ぎにしたかったあなたの気持ちは痛いほどわかる。それでも、メルツと自分をこんな目にあわせたあなたを、絶対に許さない。」

後は以前のと同じなので以下略。
テレーゼ、アンネリーゼ共に子供が先天性の障害を持っている事になるので、ルードウィング家とウィッテン家の血は相性が悪いのだと思います。

長文失礼しました。何か皆さんのご意見等いただけると幸いです。


71 名前:夜嵐:2010/06/20(日) 21:10:08 ID:VWpcztW/0
初めまして、こんにちは。
しゃっく様の意見で、自分の中のもやもやが一気に晴れた気がします。
自分の中でテレーゼとアンネリーゼ、どちらかは正妻だと勝手に決め付けていました。
どちらも妾腹という可能性を見落としていたようです。
同じ妾腹であるならば「アンネリーゼ、貴女の気持ちは、痛いほどわかる」というテレーゼの言葉も、しっくりきます。
また、アンネリーゼの子は《メル》か《エリザーベト》だと思っていたので、まったく別の子供の可能性というのは
新しい視点でした。拙い言葉で申し訳ないのですが、素晴らしい考察だと思います。

72 名前:ぱんだ:2010/06/21(月) 13:32:59 ID:vNEUXsNa0
はじめまして。こんにちは。
私もしゃっく様の意見に賛同です。
アンネリーゼの子供がメルという意見がありましたが、
身体の不自由な〜ってセリフはただ、目が見えないだけの子には
使わないよな…と思っていたので…
普通目が見えないだけなら目の不自由なって言いますよね。
それに仮にアンネリーゼの子供がメルでテレーゼがのちにひきとった…
となると、理由は不明でも許さない!なんて言ってた女の子供を
素直に愛して育てられるかな…とも思っていたので、
しゃっく様のとても自然なストーリーに感心しました。

73 名前:ミド:2010/06/21(月) 19:30:36 ID:Z4XK7VNmO
はじめまして、こんばんは。
私もしゃっく様の考えとほぼ同じ考えだったのですが、テレーゼの「アンネリーゼ、あなたの気持ちは〜」→妾腹で、障害を持つ子の親として苦しむ気持ちは分かる。「だけど〜許さない」→障害を持つ子に対して出来ることもせずに、恨んで他人の子を殺そうとするのは許されることではない→アンネリーゼを断罪、だと私は考えてましたが…どうでしょうか?
色々おかしいかもしれませんが…。


74 名前:ろろろ。:2010/06/21(月) 21:21:19 ID:azSZr0tX0
はじめましてこんばんは。
私もしゃっく様の考えとほぼ同じですが数点。

ほぼ既出かもしれませんが

・「母にして姉であり、断罪者にして贖罪者であった。
Therese von Ludowingの知られざる物語……。」
「母」→メルの母「姉」→アンネリーゼの姉
まではしっくりくるのですが
「断罪者」「贖罪者」のところでなんとなくもやもやします。
贖罪者はまだしも断罪者はなんなんでしょうか…。
この物語に出てくるテレーゼ以外の「罪」と言えば
・アンネリーゼがエリーザベトを殺害(未遂)
くらいしか思いつきませんorz

・「救われる命があれば、奪われる命がある。
それを因果応報と切り捨てても良いのだろうか……。」
の歌詞のところが少し気になります。
「因果応報」とまで言うのならばただ単に「救われた」「奪われた」わけではなく「なるべくしてなった」感が強いかと。
そうなってしまうような何かしらの過去を起因としているのでは?

・「とても不思議な出来事によって 息子は光を手に入れたけど
それが果たして幸福なことだったのか 今となっては善く判らない……」
「光」=「愛」=「エリーザベト」と考えて
エリーザベトを蘇生させたことによって数年後二人は出会い、愛を知り、
いかし二人の出会いさえなければ悲劇は生まれなかった
(この狭い鳥籠の中で〜光と闇の童話)
と言う解釈をした場合、メルが視力を取り戻したのは
本当にこの「とても不思議な出来事」の時点だったのかな、なんて疑問が出ます。

すいません、疑問点をずらずらと並べたててしまいました。


それとこれは私の個人的な解釈ですが
「アンネリーゼ、貴女の気持ちは〜」の所は
妾腹としての立場、世継ぎをさせたいというものよりは
アンネリーゼも障害を生まれ持った自分の子供にただ「幸福」であって欲しいと願っているような気がします。
なので、「アンネリーゼ、(自分の子供の幸福を願う気持ちはよくわかる)それでも〜」
と言う感じなのではないでしょうか。
ソフィ様であれアンネリーゼであれテレーゼであれ、自分の子供を「想う」気持ちは同じなんじゃないかと。
自分の子供の幸せを「世継ぎ」と考えたばかりにエリーザベトを手に掛けようとしたアンネリーゼ。
エリーザベトを愛し救おうと墓を暴き森の賢者テレーゼのもとに向かったソフィ。
エリーザベトを助けたばかりに魔女の名が広まり、(エリーゼとも関わったばかりに)最終的にメルを亡くしてしまったテレーゼ。
アンネリーゼはエリーザベトを救ったテレーゼを恨み、
テレーゼは事の現況であったアンネリーゼを恨む
全ては「愛」故に起きてしまった「復讐劇」。それが「光」と「闇」の童話に繋がったりするのかなぁ、なんて思ったりもします。

すいません、いろいろぶっとびました。

75 名前:イドとイド:2010/06/21(月) 22:40:14 ID:9QU+H1mu0
妄想MAXですが…とにかく、自分の中では腑に落ちたので。
3曲目、テレーゼ・アンネローゼ・メルツの三人の関係についてです。
笑って流していただければ、ありがたいですが…

・ルードウィング家(テューリンゲン方伯)の長男
 → 3曲目の冒頭より、世継ぎになれないのは身体の障害と、母方の
   血筋が問題。したがって、蠍の人と違い、年次的には問題なかっ
   たと考えられる
・アンネリーゼの子=メルツ
 → 直接表現はないですが、やはり内容的に障害のある子が二人いる
   のは、おかしく、メルと考えるべきか
   なお、アンネリーゼは側室であり、基本的にはルードィング家と
   は別の血筋。テレーゼとは血のつながりは無いと考えるべきか。
・テレーゼの断罪と贖罪
 → アンネリーゼの落胆と、メルが一度死にかけていること(歌詞中)
   から考えると、アンネローゼが子と心中、または先行きを儚んで
   殺害を謀ったか。
   それをテレーゼが止めて、メルと共に出奔。おそらくは、その時
   にアンネローゼは(避け難かったかもしれないが)テレーゼの手
   で死亡。
   テレーゼは子殺し未遂のアンネローゼを断罪し、メルに対しては
   生みの親を殺した罪を負う。これで、イラストの十字架にも説明
   がつくし、罪と罰にも同様。
   テレーゼが、母であり姉であるのにも、矛盾は無い。
・テレーゼの「嘘」
 → 無邪気に笑うメルに対し、ごめんなさいと繰り返しつつ、それで
   もメルに自分が産みの母と嘘をつき続ける罪深さ。

76 名前:ろろろ。:2010/06/21(月) 22:58:17 ID:azSZr0tX0
イドとイドさんの考えにはっとさせられました。
そう考えると歌詞の「罪深い<私>です」と強調されてるのもそういう理由なんでしょうか。
「おかあさん。ひかり、あったかいね」のメルの台詞の後に
「ごめんなさい〜」の歌詞があるのも不自由な子として産んだのではなく「おかあさん」とメルが読んでいるから?
大変興味深い考察だと思います。

けれどその場合アンネリーゼは死亡しているんですよね?
となるとエリーザベトが瀕死の状態になったのは何が要因になるんでしょう…
また、「アンネリーゼ、あなたの気持ちは〜」のように
そこまでアンネリーゼを憎む理由とは一体……?
……ああ、あたまがこんがらがってきます。

77 名前:イドとイド改め、しめ:2010/06/21(月) 23:18:37 ID:9QU+H1mu0
あくまで私見ですが、エリザーベトについては、まったく別の
事案と考えます。
ルードヴィング家の内情と別に、ヴェッティン家(辺境伯)に
はまたそれの問題があったことでしょうから。
(「候」を使っていますから、方伯の関係者ではないと思います)

まぁ、候妃の不倫か何か、辺境伯家としては隠したい内容の問
題だったとは、想像できますけれども。
それに、直前までエリザーベトが元気だったということですか
ら、何か事件的な感じもします。
3曲目の「不思議な出来事」では、井戸の謎効果でメルの目が
見え、エリザーベトが息を吹き返したものと思います。
……まぁ、井戸効果が何なのかは、謎すぎますけれど(笑)



アンネローゼについては、テレーゼがメルを救う過程で事故に
近い何かがあったのかな、と思います。
憎しみの感情ですが…テレーゼは、「やりもしないで嘆いてい
られない」という考えですから、嘆いてばかりのアンネローゼ
とは相容れなかったのかもしれません。

…想像ですが(笑)

78 名前:しゃっく:2010/06/21(月) 23:46:08 ID:sLhYchGe0
ご意見、ご感想等、ありがとうございます。お役に立てて嬉しい限りです。
しかしまだ自分の中にも消化不良がありまして。
@、>>74のろろろ。さんのご指摘通り、断罪者と贖罪者の部分。(因果応報の部分は>>47の下から4行目と一緒です。)
贖罪はメルへの、断罪はアンネリーゼへの、と考えているのですが、私の考察だと時間が少々離れている。
ナレーションが現代視点だと考えれば、多少の時間の飛びはひとくくりにできるので解決するんですが…。

A、不思議な出来事&井戸の呼び声がまだ未解決。不思議な出来事=井戸の呼び声(&それに対して誰かが行った行動の結果)なのか、≠なのか。
以前はは≠説の方向で考えていたのですが、最近は=説に傾きつつあります。

Aいついて、の現在での考察。というか、主に可能性の列挙です。
井戸の呼び声の直後に、スコップを地面に刺す音が聞こえるので、やはり呼び声に従って「誰か」が井戸(もしくは井戸周辺)を掘り起こしたのだとおもいます。
その「誰か」の候補(=呼び声が聞こえる範囲に居た人物)は、井戸の呼び声がいつだったのかによって変わってきます。私が考える限りでは以下4つです。
A、エリーザベトが運び込まれた時→テレーゼ、ゾフィ、バルカンの三人(年齢を考慮してメル、エリーザベトは除外)
B、ゾフィが帰った後、メルが視力を得る前→テレーゼ、メル
C、メルが視力を得た後、メル死亡前→テレーゼ、メル、メルと一緒にいるエリーザベト
D、メル死亡以降→エリーザベト、光と闇の童話冒頭の三兄弟、7thアルバムで出てくる人物(ぉ

Aだと3人ともそんな余裕がない気がします。あるとしたらゾフィかバルカン。さすがにバルカンは無い気が…。蘇生後〜Bまでなら3人ともありうる。
Bだと=説が有力になります。「誰か」がメルなら、だいぶ成長してから視力を得たことに。(最低でも10歳ぐらい。)
Cだと≠説が確定に。2人で居る時に井戸掘りはやらないと思うので、エリーザベトの可能性は若干薄い。
Dだと…正直よくわかりません。新キャラだったら現時点ではお手上げ。3兄弟は割と有りうるかと。冒頭で井戸まで遊びに行ってますし。しかしまだ可能性の域。

自分の中では B>A>C>>>D ですね。さすがにDは無いと思います。
長文すみません。他の可能性も有るかもしれません。皆さんのご意見を…

79 名前:ham:2010/06/21(月) 23:51:49 ID:84woy/nt0
こちらの板でははじめまして。
今日も仕事中考えてきました。


テレーゼとアンネリーゼはルードウィング伯の娘。
ソフィはウェッティン伯の妻。

ルードウィング家からウェッティン家へ権力の移行があった際、
@「娘を差し出すのでルードウィング家を潰さないでください」とルードウィング伯がお願いした。
Aウェッティン伯は女好きで、「お前の娘美人じゃねぇか。どっちも妾にしてやんよ」と言った。
Bウェッティン伯は↑よりはまともな人で、「私と妻の間にはまだ子どもがいません。もし娘さんと私の間に先に子どもができれば、その子は両家の血を引く跡継ぎとなるでしょう」と穏便にことを進めようとした。もしくはルードウィング伯が娘を妾にすることを権力の移行の条件とした。
のどれかがあったのかなと。

2人とも妾に行くことになったけど、ルードウィング伯はあわよくばルードウィング家の血しか引かない子どもを跡取りにしてやろうと企んでテレーゼ・アンネリーゼと関係を持つ。

子どもはできたもののテレーゼは流産。実は父を愛していたテレーゼはショックを受ける。

少し遅れてアンネリーゼも父との子を出産するが、アルビノで盲目だった。(もしかしたら早産で未熟児で体が弱く、ひっくるめて『体が不自由』かなと)
ウェッティン伯は、あまりにも自分の特徴を受け継いでいない子どもを跡継ぎにはできなくね?と判断。(盲目だったことも一因ではあると思いますが)

せっかく子どもができたのに認めてもらえないなんて、じゃあ父に犯されたのは何だったのか…!とアンネリーゼは心を病む。
跡継ぎにもしてもらえないのに父との関係を突きつける存在を見るのも嫌なアンネリーゼは子どもを捨ててしまう。

テレーゼは
母として、五体満足(?)で産んであげられなかったことを嘆く気持ちは痛いほどよくわかるけれど
自分の愛する父との子を、まだ生きているのに捨てたアンネリーゼを許せない。
(もしくは、自分の立場が弱くなると恐れたソフィ様が捨てたのか)(←テレーゼはアンネリーゼが捨てたと勘違いして、許せない)

テレーゼは子どもを拾い、自分(と父)の子どもとして育てる。(アナタを産んだのは〜は、名前をつけたのはテレーゼであったか、産んだのは自分だと自分にも言い聞かせている意味があるのでは)
『罪深い』は父を愛してしまったこと、自分の子を流産してしまったことでしょうか。
さらに父の望みを叶えられなかったことや、メルの体が不自由なことの贖罪に、森で、健康になれるよう研究していた。(ついでに他の人も)(そしたら噂になった)

その後、ソフィに子ども(エリーザベト)が産まれるが、自分の子どもを跡継ぎにしたい妄執にとらわれたアンネリーゼに加害されてしまう。
ソフィは森の賢女を頼り、娘は助かったが、同じことが起こらないよう隠して育てることにした。
(そのときお互い気付くかもしれないけど、テレーゼは興味ないのでスルー)(ソフィ様も、恩人なのでスルー)

数年後、住む場所を転々としていた母子は、イドに呼ばれるようにとある村に辿り着く。
そこで不思議なことが起こり、メルは目が見えるようになった。
メルは世界が物珍しく、1人で歩き回り、偶然にもエリーザベトと出会ってしまう。
2人は初めてできた友達、初めて見る世界に夢中になり、母子はいつもより長くその村に滞在していた。

メルの存在を知ったソフィ様、
@自分がかつて捨てた子どもだ…!賢女様に拾われたの!?
Aうちの娘を勝手に連れ出すんじゃない!アンネリーゼにバレるでしょ!
と怖れる。
そして「そういえば賢女様ってアンネリーゼの姉じゃん!」と焦り、テレーゼを魔女に仕立て上げることにする。
「テューリンゲンの森には魔女がいます!すぐに捕らえないと!なんなら賞金つけますよ!」と、神父様にも圧力をかける。
もしかしたらソフィ様、「あの辺に住んでいるんじゃないか」「魔女には白髪の子どもがいる」という情報も流したかも。
「こっちでいいのか?」「あのガキ、噂の〜ガキじゃねぇか?」から、<童話>の男2人はその情報をもとに探しに来たのかと。

そして<童話>、<魔女>に繋がるけど、テレーゼはあくまで魔女と誤解されたのだと思っている。

自分が本当に魔女なのならともかく、自分はメルを健やかに育てたいという一心で知識を積み重ねただけのただの人間なのに、魔女と恐れ、火刑にして安心を得る民衆達は愚かにもほどがある。馬鹿じゃないのか。お笑い種だ。(←)(まるで喜劇のようだ)

そんなことのためにメルが犠牲になるなんて許せない!本物の魔女になって呪ってやる!自分達がしたことで不幸を招くのよ ざまーみなさい!(高笑い)


後にエリーザベトは母子の死を知り灰色の季節を送るが、その真相を知ってしまう。
自分を狭い鳥籠にとじこめ、愛する人の死を招き、望まぬ婚礼を押し付けた両親へ、もしかしたら復讐してしまうのだろうか。


長くなりましたが(ーー;) こんな感じです。最後は蛇足かも!
文体バラバラで気持ち悪くてすみませんm(__)m

80 名前:きいろ:2010/06/22(火) 01:08:29 ID:e+qcfkJL0
皆様の意見を見て自分の考えた考察を書いてみようと思います。
頭の中の整理もかねてありますので、
文がめちゃくちゃだったらすみません。


まず、わたしが考えた人物構成です。左が母親、右が生んだ子供を指します。
テレーゼ →メル
アンネリーゼ(本妻)→?(メルと似た障害を持つ→後継ぎに選ばれない)
候妃(歌中のみゆきちボイス)→エリーザベト(たぶんこの子が後継ぎに選ばれる)

歌詞・セリフスレとの意見も合わせることになりますが、
アンネリーゼは歌冒頭セリフで自分の子供を後継ぎにせず、なぜ妾腹〜と言っています。
なので、アンネリーゼが本妻なのに、妾腹の子が後継ぎになると不安。
そこで、アンネリーゼはその妾腹の子を殺してしまう。
候妃がそれを発見→森に住む賢い女の噂を聞いてテレーゼに会いに行く。
(テレーゼは冬に傾きかけた赤子をとりだせることができる)
候妃だろうと思う人が泣きわめくシーンで「〜わたしの娘ですもの」
→妾腹の子は女の子=エリーザベト?(だから体が弱いと思う)
テレーゼは赤子を助ける。しかし、それを知ったエリーザベトは
赤子を助けたテレーゼを恨み、実際はただの賢女なので罪にすることはできないから
【魔女】として魔女狩りに合わせ殺そうとする。

長文すみません;;
ただ、疑問もたくさんでてきますよね。
アンネリーゼが生んだ子供=メル だったら
歌詞の「ごめんなさい〜」はどういう意味でとらえるべきなのか
アンネリーゼとテレーゼがどういう関係かで、考察もずいぶん変わるし、
母でして姉、断罪者であり贖罪者もどう捉えるべきか…
難しいですね;;

81 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/22(火) 01:19:57 ID:ljlh8WYB0
>>80
候“妃”な時点で候妃が妾ってことはないと思います

また台詞も「なぜ妾腹〜」ではなく自分の子に対して「妾腹だから」と言っている事から妾はアンネリーゼでしょう
あとなぜエリーザベトがテレーゼを恨むのか理解が…………

82 名前:きいろ:2010/06/22(火) 17:43:56 ID:e+qcfkJL0
>>81
すみません;;
エリザーベトがテレーゼを恨むではなく、
アンネリーゼがテレーゼ恨むの表記ミスでした;;

候妃の言葉自体勘違いしてるところがありました×
無知な知識ですみません;;
でも、妾がアンネリーゼでも話はこんな風に展開してるのでは?
と思いました。
指示ありがとうございました

83 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/22(火) 18:48:44 ID:Jw52JPm90
もしかしたら既出かもしれないのですが歌詞カードの一番上にある絵でテレーゼは十字架を背負ってますよね?
この時代、火炙りにされる人は確か処刑場まで十字架を背負わなければいけなかったような気がするんです。
なので冒頭の「アンネリーゼ、貴女の気持ちは〜」という台詞は自分が魔女として捕らえられ火炙りにされる原因がアンネリーゼにあり、
息子の命を奪ったことが許せない、という意味ではないでしょうか?

84 名前:静寂:2010/06/22(火) 21:37:11 ID:w9i9n9P+0
話をぶった切ってすいません;;
はじめましての初カキコです。
これは個人的な考えなので間違っていたらすみません;;
ぐちゃぐちゃなんですが、こういう考えもありなのでは?という考えで書いたものです。
歌詞の中(正確に言うとナレーターの部分)に
「母にして姉であり」
というところで1つの結果にたどり着きました。

正妻と侯爵?の間にアンネリーゼ(妹)とテレーゼ(姉)
昔の貴族は父親と娘の結婚なんて当たり前だという時代だったという事らしいので
(良く解りませんが;;)
アンネリーゼ(娘であり妾)と侯爵の間に一人(四肢が不自由?)
テレーゼ(娘であり妾)と侯爵との間にメルツ(目の不自由)
テレーゼはメルツの母親であり、姉であります。
普通に考えてもメルツの母親であり、アンネリーゼの姉でもあります。
何かしら不自由な子供が二人生まれることはおかしいみたいなこと思っている方がいらっしゃったのですが、
近親相姦をすると、血が濃すぎる為に五体満足に生まれてこなかったり、目・耳が不自由な子が
生まれる確立は高く、普通に生まれてくる子供は中々いません。
生意気なこと書いてすみません;;
長文失礼致しましたm(__)m


85 名前:りりこ:2010/06/22(火) 22:55:37 ID:IaqTWt2g0
こんにちは。あくまで推測なうえに、CDの声もぼやけているので、確かな情報とは言い難いのですが…
『彼女が魔女になった理由』の中で、井戸から声が聞こえてくる箇所を勝手に推測してみました。(すみません…)

Ho(の上に¨)rst du mich, du stehent?
(聞こえるか、そこの君?)

Dann kann mir du glauben…
(ならば私をしんじてはくれないか…)

Grab mich aus…!
(私を掘り出してくれ…!)

ぽいといえばぽいですが…うーん…すみませんな感じですね…

86 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/23(水) 02:39:03 ID:VcP0pv/I0
>>85
私もそこら辺がすごく気になってます。
もし、りりこさんの言った通り「私を掘り出してくれ…!」
だった場合、墓場と化した村の井戸を掘ってそこに移り住んだ
と考えることは出来ませんかね?
ペストで死んだ人は井戸に埋めたって聞いたこともありますし。多層菓子ですし。

それでが理由でメルが光を取り戻したのかどうかは謎ですが^^;


87 名前:わけなし:2010/06/23(水) 05:08:33 ID:+/hKdlnk0
初書き込みなので空気読めてなかったらすみません。
流れをぶった切りますが、メルが光を手に入れたいきさつについて。

「とても不思議な〜」の前に、ドサッという音が聞こえます。
人が倒れた、あるいは落ちたような、しかも割と軽そうな音です。
その後、子供が叫んでいるような声がバックで小さく聞こえる気がするのですが、
なんと言っているかまでは分かりません。
この部分は、井戸の近くに行ったメルが転んだか井戸に落ちたかしたのでは
ないかと考えました。地上0mから枯井戸に落ちたなら、死なない可能性も高いですし。
その何かしらでメルが、体に怪我をせずに頭を打ったとすれば、
脳への影響で視力が戻ることもあり得るのでは? と考えました。
頭を打って視神経に異常をきたすことがあるなら、元々の異常が正常に戻る
可能性もあるかと思われます。

ただし、アルビノ→網膜か何かの異常で見えない?→頭を打っても治らない
かもしれません(すみません、生物サッパリなんです;)。
それと、>>85の方の訳にある「掘り出してくれ」ならば、既に埋まってる井戸には
落ちませんよね…。
他にもライブの演出などで「誰が」井戸に呼ばれたかが違うかもしれませんので、
穴だらけの推測です。

「喋る井戸の不思議な力」に対して、割と即物的且つ無茶苦茶な説を
出してしまいました。ストーリー解釈にはあまり役に立たないですが、
まだ書かれた方がおられないようなので出してみました。

突っ込みなどありましたら是非お願いします…。

88 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/23(水) 05:38:44 ID:opa5hTpB0
>>87さん
この曲最初の方の歌詞「光という概念さえ〜」という部分から
先天的な盲目である可能性が高いと思います。
この場合、構造であったり器官に異常や欠陥がある場合が多いので
外的ショックで治ると言う事はあまり考えられないのではないかと。
人体と言うか生物の場合、外的要因で損傷して異常をきたす事は多いですが
その逆となるとまず起こり得ない事となってしまうので残念ながら難しい気がしますね。
また色素欠乏で視力が弱い場合、瞳の色素の問題なので此れは治す事が出来ません。

指摘されている「とても不思議な〜」前の所、確かに何かの倒れる(落ちる?)音がしますよね。
聖誕祭の演出を見る限り、テレーゼが何か儀式を行っていたので
個人的にはそのために捧げられた生贄の音なのかなぁ・・と思っているんですが…
聖誕祭でその音の正体が出ていたかも知れませんが、雰囲気に飲まれて舞台演出見る余裕ありませんでしたw;

89 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/23(水) 17:52:01 ID:KLRlanAq0
>>87さん
落ちる音と悲鳴は確かに聞こえますが、
何処かの部分で落ちる音+悲鳴の後に水のゴポゴポ言うような音が聞こえる部分があります。
聞こえるのは私だけかもしれませんが・・・
どの曲のどの部分かも忘れてしまいましたが><
なので枯井戸では無いのではないかなぁと。
PVでもうっすら水みたいな物に光が当たっているような描写がありますし。

90 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/23(水) 18:38:07 ID:8w2l0K2p0
漢字の『七』を形作っている焔の、縦の漢字にはすべて『七』が含まれていますが、
今までもアルバムの世界観を象徴する1曲目にはそれぞれの地平線の数字が含まれて
いることに今さらながらに気づきました。

・朝と夜の物語→五=第五の地平線
・冥王→六=第六の地平線

7番目のアルバムも、『象徴するもの』や1曲目タイトルに『劇』や『虚』などの
漢字が使われるのかな……という予想をしてみたり。

突然の展開で失礼しました。


91 名前:しゃっく:2010/06/23(水) 22:14:59 ID:ofJU+Ds30
>>87さん
「ドサッ」って音は、井戸に「私を掘り起こしてくれ」と言われて掘り起こした音(スコップを刺す音)かと。
その後に続く悲鳴は、おそらくテレーゼの回想(走馬灯?)です。多分光と闇の童話でメルが落とされた時のメルの悲鳴。
この部分は良く聞くと他にも別部分のセリフが聞こえるので、回想で間違いないかと。

>>89さん
水のゴボゴボはおそらく光と闇の童話初めのあたり、「奈落の底で唄う」の後です。
やはり枯井戸ではなさそうですね。

>>90さん
これは気づきませんでした…。Elysionにないので、ちょうど2期からになりますね。
意図的に作っているのだとしたら、十分にあり得ると思います。もしかしたら虚・戯・劇の三文字全部使ったり…?


92 名前:ろろろ。:2010/06/24(木) 17:23:05 ID:IFIwE3sTO
かなりとっぴな妄想が入りますが

ペスト流行→テレーゼ架刑の時系列を前提として

エリーザベトが仮死状態と言いますか、瀕死に陥った原因が
ペストと言うことは考えられないでしょうか
ペストによって死亡したエリーザベトをテレーゼが蘇生
蘇生したと言ってもペスト患者であったエリーザベトは隔離→(この狭い鳥籠の中で)

テレーゼは死人を蘇生させたこと、あるいはペストを退いた(操れる)とされ、
ペストを広めた魔女と噂され魔女狩りへ、と言う流れです


93 名前:ろろろ。:2010/06/24(木) 17:24:29 ID:IFIwE3sTO
既出でしたらすみません

94 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/24(木) 19:27:42 ID:zeheKgE30
ものすごく妄想の翼をはためかせます

方伯と正妻の子供がテレーゼ、方伯とアンネリーゼの子供がメルはどうでしょうか?育ての母にして異母姉です。

テレーゼは女だから方伯家を継げない、よってアンネリーゼが希望を持って産んだ子は障害を持っていた
→それで嘆き悲しみ、メルとの心中をはかる(ライブの演技の影響)
→そこからメルを救い出したのがテレーゼで、自分が“女”だから、アンネリーゼに希望を持たせ、メルを死にまでおいやってしまった(贖罪者)

もし、テレーゼの実母が子供を産めない体になっていたら、アンネリーゼがより跡継ぎにと望む心も育ちますし、跡継ぎを産めない母の悲しみを傍で見ていたなら、気持ちは痛いほどよくわかる、でもメルを巻き込むなんて許せないとなりませんか?


また、板違いになってしまうかもしれませんが、エリーザベト=侯女で、双子説はどうでしょう?

エリーザベトには双子の姉がおり、妹であるエリーザベトは埋められてしまった
→それを助けたのが森の賢者
→隠されて過ごしていたエリーザベトだったが、双子の姉が病死してしまった事により表舞台に引っ張りだされる
→双子と知っている事が邪魔であったテレーゼが魔女として殺され、隠されていたのに望まぬ婚礼をするエリーザベト
→「お父様がお待ちです」で初めて父と対面する


サンホラ的に“母”は悪者では無い気がするんです。
ただ全員の“母”が必死なだけで。

まだまだ疑問点がいっぱいですね…。

95 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/24(木) 21:51:17 ID:XA/BKSM80
謎の井戸力に関係しての妄想です。

井戸の声を聞いたのは、コンサートのPVを根拠にすればテレーゼとなり
ます。明らかに、井戸から謎の力が湧き上がっている描写でした。
タイミング的には、明らかに息絶えているヴェッティンの候女(エリザー
ベト)を、テレーゼが託された晩のことでしょう。
しかしながら、結果を見れば、エリザーベトは息を吹き返し、おまけにメ
ルツは目が見えるようになります。

では、「奪われた」ものは、なんだろうか……

井戸の声の後、気合を篭めるような女性の声・剣戟の音・何かが倒れる音
がします。そこから……
 ・候女がもう死んでいることを伝えたテレーゼに対し、激昂。候妃側が
  抜刀(実際には、従者?でしょうが)
 ・剣戟の末に候妃が死亡、従者が失明(テレーゼは井戸の力を借り受け
  て勝った?)
 ・イケニエを受け取った井戸は、見返りにエリザーベトの復活とメルツ
  の視力付与
と、考えました。

もちろん、井戸(イド)が何かということ、魔女狩りの際にあっけないこと
になった説明が出来ないことはありますが、単体だけならある程度の説明に
はなるのかなと……


96 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/24(木) 23:22:14 ID:dlZtB9py0
>>95さん
多分そこの声はテレーゼが自分の一生を回想?しているシーンではないでしょうか
おそらくは光と闇の童話に入っている台詞・効果音ではないかと…
女性の悲鳴→メルの落ちる悲鳴、剣戟の音→男達に向かってテレーゼ抜刀、何かが倒れる音→テレーゼが殴られて倒れる音

97 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/24(木) 23:33:10 ID:XA/BKSM80
やっぱり、そっちでしょうか……
無理にいろいろ結び付けて足掻きすぎなのかもしれませんね…


98 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/25(金) 01:06:56 ID:15DXQYVz0
SHはこのマキシが初体験で、他は聴いたことがないのですが

この曲、明夫さんのナレーション部分で別人になってませんか?
つまり中ほどの前向きな人は別の人ではないのでしょうか?

もしくわ別人格 うぶめの夏みたいな感じの。母の人格は攫って殺すけど、主人格はそれを断罪する的な。



99 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/25(金) 14:24:23 ID:/q6+PeYP0
テレーゼ=方伯の愛妾でアンネリーゼの姉
アンネリーゼ=正妻でテレーゼの妹

メルとエリザベト、そして母親二人も異母兄弟なのでは??

テレーゼも妾腹の娘。使用人の娘とかでアンネリーゼとは姉妹として育てられていた。
アンネリーゼは正妻の娘で、方伯とは恐らく政略結婚で正妻になった。
しかし方伯は高慢な妹アンネリーゼではなく、芯が強く賢い姉テレーゼを寵愛した。

アンネリーゼは娘エリザベトが瀕死でパニクって従者を頼るしかなかったのに対して、
テレーゼは息子メルが井戸に落とされても男二人相手に剣を持って戦ったり等していることから、

性格はもちろん生まれ育った環境も随分違う気がします。
深窓の令嬢で育ったまま愛妾になったなら、盲目の息子を抱えて森での生活とか無理そうですし。

100 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/25(金) 15:15:41 ID:lHnRjJqa0
>>99
すごい説得力…!なるほど。
個人的には、実の母に「アンネリーゼ、あなたの気持ちは〜」と呼びかけるのは違和感があるんですよね。
やはりこの二人は、親子の「縦」の関係より、姉妹の「横」の関係にあったと、私も思います。


101 名前:しゃっく:2010/06/25(金) 20:20:40 ID:BjY6oJqK0
>>99
アンネリーゼは「彼女が魔女になった理由」の冒頭にしか登場しておらず、侯妃(恐らくエリーザベトの母)とは別人だと思われます。
声がだいぶ違いますし。

102 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/25(金) 21:00:50 ID:aq9GVUZd0
アンネローゼと侯妃(=エリーザベト母)は完全に別人と考えます。
101様に、補足という形で。

史実を踏まえて、という話ですが…
アンネローゼは「方伯家の」云々と話しています。1曲目でテレーゼが方伯家
の血筋であると明言していますので、テューリンゲン方伯=ルードヴィング家
で間違いありません。
方伯は「候」とは訳せません。この場合の候は、ヴェッティン家によるマイセ
ン辺境伯と見るべきでしょう。
13世紀くらいの話です。

無論、ルードヴィング家とヴェッティン家の対立の時期が、ペストやその後の
魔女狩りの時期と一致しないというところはありますが、基本線として、ロミ
オとジュリエット的な構図はそのまま、史実からイドへ反映されていると思い
ます(2曲目の話ですが、家名を明らかにした上で、「結ばれない」と明言さ
れてますね)。

103 名前:てふ:2010/06/26(土) 16:40:58 ID:7SgukdiNO
>>102
テューリンゲン方伯=Ludwingと私も考えております。

全体考察板にも書いたのですが、そこでこうは考えられないでしょうか。

候妃→ソフィ→エリーザベト(候女)
アンネリーゼ(妾)→身体の不自由な子供
テレーゼ→メルツ
という3人の子供がいるという前提での考えです。

ちょっとぶっ飛んでいるかもしれませんが、《テレーゼはテューリンゲン方伯の姉》という事はありえないでしょうか?


メルがアルビノ→親近の為
姉弟間での子供なので表には出せず、葬られるように森に移り住む(もしかしたら出産前に)
(メルの)母であり(方伯の)姉

メルとエリーザベトは異母兄弟→結ばれることのない二人
エリーザベトに対しテレーゼは伯母(同じ碧瞳)

メルが2人組に落とされ、戦うシーンで、テレーゼは「堕ちてもLandgraf(方伯)の血筋〜」と言っている。

という感じなのですが、やはり厳しいでしょうか?

長くなりました、気分を害されたらすみません。ご意見、ご指摘お待ちしております。

104 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/26(土) 17:36:06 ID:/GdWTHVf0
>>103
私もテレーゼはテューリンゲン方伯の姉なのではないかと考えていました。
しかしエリーザベトとメルが異母兄弟はちょっと辛いのではないかと…。
エリーザベトはウェッティン家ですし。
ただ単純に、隠れて暮らさなければならない少年と貴族の令嬢では結ばれることはないという意味かと思います。

105 名前:てふ:2010/06/26(土) 18:17:22 ID:7SgukdiNO
>>104
ご意見ありがとうございます。《姉》の件はそんな風に思うのは私だけなんじゃないかと思っていたので、その方向での考察で自信がもてました。

メルとエリーザベトの関係が異母兄弟というのは私もかなり無理があると感じていました。104さんの考察に私も納得できました。



106 名前:月の兎:2010/06/26(土) 19:53:07 ID:QhH9B2ZE0
>>102
> 13世紀くらいの話です。
> 無論、ルードヴィング家とヴェッティン家の対立の時期が、ペストやその後の
> 魔女狩りの時期と一致しないというところはありますが、
ちょうどこの時期魔女狩りの創始者とも言うべき異端審問間コンラート・フォン・マールブルグKonrad von Marburgが
テューリンゲンに来てます。テレーゼのモデルと考えられるテューリンゲンの聖女Elizabethの師匠だったようですが、
彼女にかなりつらく当たったらしいです。彼がいる以上、魔女狩りは行われたでしょう。

ところでライナーから消されたなぞの人物Idolfried Ehrenbergですが、この名前は「偶像から開放する公務員」を意味するので
異端審問間の名前じゃないかと思われます。5'40''あたりから民衆を扇動している人物がいますが、たぶんこの人物かと。
で、この異端審問間がコンラート・フォン・マールブルグをモデルにしているのではないかと思います。

ペストに関してテューリンゲン近辺は大流行はなかったようですが、小流行がどれくらいの時期からどれくらいの頻度で
あったのかいい資料が見つかってません。あったとしても14世紀半ば以降と思われますので100年ほど差があります。

メルヒェンとエリーゼの回想が16世紀ごろ、三兄弟が19世紀とすれば100年くらいの誤差はまぁ良いかな、とは思います


107 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/27(日) 02:12:18 ID:55B57T6G0
すみませんぶっ飛びますが;;;
前提として、テレーゼは本当にメルを産んだ母親、なのでしょうか……?
何だかあそこまで『ごめんなさい、私です』と強調されると、逆に違う展開が
頭の荒野を駆け巡ってしまいます(爆);;;


108 名前:しめ:2010/06/27(日) 20:37:27 ID:DMhS+a5J0
102です。

>>103、104様
確かに、テレーゼは当代の方伯の子ではなく、姉か妹またはいとこというセンは、十
分にアリだと思います。

ただ、婚姻に関しては、私としては、近親婚ではないと思っています(ともとも、当
時は近親婚はタダーだったのでしょうか)。
なぜなら、もし婚姻が問題であれば、テレーゼの贖罪の対象がもっと絞られた描写で
あるべきと考えるからです(<実際は、メルに対するもののみ)

>>106
コンラートについては、知りませんでした(すいません。専攻は日本古代史でして、
欧州史には弱くて……(苦笑))
ただ、民衆の盛り上がりがあった(「鉄槌をー!」のアレ)ことを考えれば、やはり
童話として、時代をある程度無視して描いているものと思います。
(「鉄槌」の元は、書物としての「魔女に与える鉄槌」でしょうし)

ペストについては、村ひとつ程度、ひっそりと無くなってても、不思議は無いと思い
ます。なにしろ、ペストにしろ、マラリアにしろ、破壊力はすさまじいですし。

>>107
私は、メルはアンネローゼの子で、テレーゼは嘘をついていることを謝ってる…と、
考えています。
メルを産んだならもっと堂々としてていいものですが……


いずれにしましても、いい文献がなかなか無いのが痛いです。
ルートヴィング家にしても、ウィッティン家にしても、なかなかよく判らなくて…
ワタクシ、ドイツ語わかりませんので、日本語による中世ドイツのいい文献があれば
読んでみたいのですが……
そう考えると、欧州史一般に強い、陛下はたいしたものと思わざるを得ないわけで…

109 名前:名無しさん@井戸の中:2010/06/28(月) 23:08:57 ID:i1HEZErh0
話が変わるかもしれませんが;
彼女が魔女になった理由で、
「ひかり」をもしそのままの視覚的の「ひかり」ととらえた場合、
救われる命があれば、奪われる命がある
の歌詞の部分から連れ込まれた幼子の目をメルに移植し、
不思議なこと(魔女狩りがあった時代と照らし合わせると移植等は禁術)
でメルは光を取り戻した、と思いました。
そうすると考察の展開も変わるのではと感じました。
←自分ではあまり考えられませんでしたが…


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