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■ 05『生と死を別つ境界の古井戸』 専用考察スレ

326 名前:名無しさん@何にするか募集中:2011/02/16(水) 02:46:05 ID:uE3LKYBi
こんにちは、こちらのスレでは初めましてです。
「君は何故生と死を別つこの境界を、越えてしまったのか。」というメルのセリフ、
ペスト説、セイ子死亡or生存説、ホレおばさんなどについて考えてみたので、吐きださせてください。

まずセイ子死亡or生存説について。
私は 死亡⇒蘇生 説論者です。
パンや林檎と絡めて考察を展開する知識がないのが残念なのですが。
「生と死を別つこの境界」とメルが言っている通り、この井戸は生者と死者の境界なのでしょう。
ホレおばさんの存在も「死神」という説があり、「井戸」が境界であることに説得力を持たせています。
ホレおばさんは「冬」の象徴である雪を降らせる「死神」の象徴です。
その仕事をセイ子にやらせた時点で、彼女は生者でも死者でも、しかし死神に近くも死神ではない存在になったのではないでしょうか。
私の考えはこうです。

セイ子、井戸へドボン⇒パンとリンゴを助ける⇒ホレおばさんと遭遇⇒布団を直す仕事をもらう⇒
ここで生者でも死者でもない存在に⇒仕事を繰り返すうちに「死」に近い存在に⇒
⇒地上に戻る際に「死んだ状況」になるも、ホレおばさん宅で生も死も超越してしまったので死なない⇒
⇒地上ではペストが流行っていたが(もしくは井戸から菌を持ち出してしまったが)、生死を超越したのでかからない⇒
⇒生死を超越したため、食事抜きもなんのその。働かなくても問題ない

論拠は「嗚呼 地上に舞い落ちる雪の花 降るのは灼かな私の仕業」という歌詞。
この「灼か」は焔などの歌に出てくる「あたたかなひかり」と同じ字で、命を示していると思います。
セイ子は自分の仕事内容(死をまき散らす)を自覚していて、それを生きている「灼か」な自分がやっていることに対し
滑稽に、そして得意に感じており、このように歌ったのではないかと考えました。

ともあれ、ホレおばさんの仕事をやったために生死の境界を越えたのではないかと思っています。


ちなみにラストの鼠の声のようなSEですが、私には鼠の笑い声のように聞こえます。
ホレおばさんを象徴する生き物がまた鼠であり、これはホレおばさんがセイ子のところに来て、状況を見て
笑っているんじゃなかろうか、と感じました。

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