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■ 05『生と死を別つ境界の古井戸』 専用考察スレ

348 名前:名無しさん@何にするか募集中:2011/03/27(日) 23:41:23 ID:LlfPWjZK
私は黄金=菌(抗体)説です。

イド子が菌をもっていたというのは、単に実子が黒死病に感染して帰ってきたから、井戸の底には菌があったんだろう、そして実子もイド子も感染したんだろうと思ったのです。

そして、継母が実子に「貰っておいで」と言うようなものとして考えられるのはこの時点で金か抗体です。

それでイド子にくっついてきたのが金ではないと思う根拠は、金を取りに行くために遣わされたのが何故実子だったのかということです。
井戸の底に下りなければならないような危ない作業ならば、まだ小さな子供である実子が行くよりも継母が行った方が安全ではないでしょうか?
イド子の父と思われるイドルフリートが多分同じ井戸に落ちているので、大人が入れない程小さい井戸というわけでもないと思います。
また、実子の「あたい頑張る」がすごく嫌そうなのも、井戸に落ちてイドルフリートのように死んでしまうのが怖かったからと考えられます。
そう考えると、実子が直接自分でもらわなければいけない物、且つ利益をもたらすようなものは抗体だということになります。

イド子が抗体をもって帰ったとすると、抗体のおかげで黒死病におかされないという事実を継母が知らなければならないので、イド子は井戸から生還したと思われます。
ついでに、継母はイドルフリートがペスト菌を持ったまま井戸に落ちたことも知っていたのではないかと思います。
そうでなければ、村で既に黒死病が流行っていない限り、抗体の効き目なんて分からないですからね。

パッと思いついた考察ですので、矛盾があればご指摘下さい。

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