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■ 08『磔刑の聖女』 専用考察スレ

1 名前:ぐっこ@管理人 ★:2010/12/15(水) 16:08:11 ID:z7Ma2EXe
※ネタバレ解禁は、12/15の21時からです。
 それまでは、内容に深く言及しないレベルの感想や、キャストの情報等のみでお願い致します。

※歌詞や他サイトの内容の転載は削除の対象です。転載と引用の違いについては、取り敢えず

引用「ごく一部分を、引用元を明記したうえで、他のテキストと隔離して記述する」
転載「引用元情報の有無にかかわらず、ごそっとコピペする」

とお考えください。



全体を通しての考察については、全体考察スレへ(現隔離板・ネタバレスレ)
http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Marchen/1292295368/l50


聞き取れない歌詞・セリフなどについては、歌詞聞き取りスレへ(現隔離板空耳スレ)
http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Marchen/1292383329/l50

なお、論風の固定化を防ぐ意味で、各考察スレでのいわゆる全レス、
固定ハンドル同士の長期ラリーはお控え頂きますよう、重ねてお願いします。
また、極度に長い考察長文投下もお控えください。(30行くらいが限度)

「感想」「小説」「妄想」の類は板違いですが、

論 拠 の な い 、 空 想 だ け に 基 づ く 自 説 披 露 もお控えください。

それらについては、書の落書き掲示板にてお願いいたします。

毎度ながら、ムリに他の地平線と結びつけようとするとブッ飛んだ考察になりがちです。
まずこの楽曲・アルバム単独で完結させた後、他なる地平線へ想いを馳せてください…


2 名前:矢羽根:2010/12/16(木) 00:43:57 ID:3/vaczQH
総合スレからの移動です。こちらのほうが相応しい内容だと思ったので。
少し考察付け足しました。

『憂悶聖女』が元ネタ、という説に補足です。この話自体に元ネタ(縁起…物や土地に対する起源などの言い伝え)がありました。

それによるとザールフェルト市の替紋は尼僧の前に跪く胡弓引き、で縁起によるとこの尼僧は王女で大変な美貌を持っていた。
どこかの王様に求婚されてもかねての誓いにより結婚を断り続けていた。
だが王様の求婚があまりに続くのでわが身を醜くしてしまえと祈願し、神は願いを叶え醜いひげを生やした。
すると王様は(求婚者か父かは不明らしい)は激怒して尼僧を磔にした。
だが尼僧はすぐに死なず、十字架に架けられたまま何日か生死の境をさまよった。
その瀕死の尼僧の苦痛をやわらげようと胡弓弾きが曲を奏でた。
これに尼僧は感謝し、黄金の靴を片方落とし、胡弓弾きに与えた。

グリムの『ドイツ口碑伝説集』の『ひげのはえた処女』を要点だけ纏めました。

尼僧=エリーザベト
激怒した王様=殿下。↑に「お兄様」と呼ばれていた人物
胡弓弾き=旅歩きのガイゲンシュピア(?)と呼ばれた冒頭の人物 or メル?

かなと予測しました。

ウィキペディアなどに出てくる『憂悶聖女』より、磔刑の聖女の内容に近いと思ったので、紹介させてもらいました。
(一応参考資料 『完訳 グリム童話集(四)』 金田鬼一訳 1981発行)

ガイゲンシュピアは空耳です。冒頭の「参詣の途絶えた教会(kirche キルヒェ) 旅暮らしの○○○」の○○○部分が私にはそう聞き取れました。
色々それっぽい単語を調べてみたんですが
例えば
「胡弓弾き」=独「Orientalische Fiedel」や「吟遊詩人」=独「fahrender saänger」など。
当てはまりそうにない単語で…

これ以上は個人では無理そうなので聞き取りスレの皆様のお力を借りに行きたいと思います。
長々と失礼しました。

3 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/16(木) 00:58:59 ID:eZH6kSHa
>>2
Geigenspieler

カタカナで表すならガイゲンシュピーラー、ですね。
die Geigeがヴァイオリンなのでヴァイオリン弾き、といったところでしょうか。

4 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/16(木) 19:37:36 ID:3+vqJ1q+
>>1さん
おそらくメルではないと思います。
曲中で「聖女様〜」と言っている男性(神父か何かでしょうか)とは別にもう一人男性がいましたが、
きっとその人のほうが胡弓弾きだと。
しかしその胡弓弾きの声が明らかにメルとは違っていたので…
違っていたらすみません。

5 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/16(木) 19:39:17 ID:3+vqJ1q+
↑失礼しました。>>2さんです

6 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/17(金) 01:13:44 ID:LbwD2xm0
ぶった切り失礼。

何度かリピートしていて思ったのですが、手枷が外れたような音の後に「聖女様!」と言われていた事や、足音の後にドアか何かが開くような音も聞こえましたよね?

これは、エリーザベトが生き返った(?)事を表しているのでしょうか?

初回は普通に成仏していったと思っていたのですが、もし違かったらそれはそれで泣けますね。

7 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/17(金) 01:35:16 ID:42tTKJrp
>>6さん
金属音は黄金の靴を落とした音じゃないかと

8 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/17(金) 01:36:53 ID:GUIc5VmI
全然関係ないのですが
怖れず 揺るがず妬まず恨まず 誰よりも強かな女性から聖女なのかなと思いましたw

9 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/17(金) 12:53:05 ID:YrV8PVHc
>>7さん
原作通りならば、黄金の靴の可能性もありますが、
エリーザベトは絵では裸足ですよね?
落とす靴がないように思えるのですが。。。

>>6さん
私も、生き返ったかどうかはともかくとして、何らかの事態によって
エリーザベトは助けられてると思ってます。
あくまで個人的には生きてるとも思います。

総合の方でもありましたが、歌詞の順番を入れ替えて
右手に(ryになるという事なので、
物語の策者が隠した真相は、エリーザベトが生きているという事なのかなと・・・





10 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/17(金) 13:08:49 ID:9kqjWZYT
>>9
あの絵が靴を落とした後の様子と考えれば矛盾はないと思います

11 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/17(金) 14:52:48 ID:YrV8PVHc
>>10
確かにそれであれば、イドイドの方でも足は出てないですし、
音的には金の靴が一番しっくり来ますし、
イラストが夜中なのが気にはなりますが、矛盾はないですね。

うぅ・・・気にしだすと何もかもが気になってしょうがない・・・


12 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/17(金) 18:23:47 ID:LbwD2xm0
>>10
音は確かに金の靴でも良いと思いました。

しかし、磔刑にされている絵は、その音に至るよりも前の部分の歌詞が書いてあるページに描かれてあり……。

あと、自分的には、金の靴を貰っただけで「奇跡だ!」にはならない気がします。
原作を読んでいないので、よく分からないのですが、金の靴は元々聖女様がはいていた物ではなく、パッと現れた。
とかなら奇跡だと思いますが。

もう、靴と一緒にエリーザベトも落ちて来たのではないかと。(ちと無理ありますが)

13 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/17(金) 18:50:05 ID:LbwD2xm0
すみません。
間違えて最後まで書かずに書き込んでしまいました。>>12

仮に、エリーザベトが金の靴を与えてそのまま亡くなったとすると「唯の【Elisabeth】」の所で聞こえた、裸足で歩くような足音と、ドアを開けるような音は一体誰のだろう……?

まさか、天使の梯子を登って、天国の扉を開けた……!?

また、ここでエリーザベトが助かって、普通にぺたぺたと歩き、扉を開けたと仮定すると。
(イドイドの方で一度生き返ったっぽいので、もう一度生き返る事も出来なくはなさそう)

……メ、メルヒェンが(泣)
メルヒェンが成仏すれば、一応永遠の別れにはなりますが、鳥は空へ……空?
それに、また生き返るとしても、摂理が、エリーザベトだけが生きる事を、はたして許したのか?

一番もやもやしないのは、
生き返る
→扉を開けて朝を迎える
→摂理に従い、死ぬ。
ですが、ぶっ飛んでますよね(汗)

どなたか…どなたか、この謎を解ける方はおりませんか?

長文で申し訳ありません。

14 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/17(金) 19:33:02 ID:qEc7ex9+
>>9
私もなんらかの形では生きてるのかなと思います。
鳥になって飛んでいったのかなと思いました。

15 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/17(金) 19:40:26 ID:7bFZMtW+
鳥は空へ、つまり鳥籠から放たれ自由に。
次の別離こそ永遠→メルは恐らく復讐の念から解放され今度こそ死を迎える。この時点で永遠の別れ。
もしくはベトも「空」を「天」に言い換え、
扉を開けた後空に羽ばたくように高いところから地に堕ちるように自身で生を終わらせる。

磔刑って結構死ぬのに時間がかかるらしいので、
そんなにすぐには死ななかったんじゃないでしょうか。
もしかしたら靴を落とした時まだ死んでなかったのか…と思ったのですが、境界を越えたからこれは違いますね…。

16 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/18(土) 00:38:41 ID:oZ/qWrfM
>>15さん
境界を越える=死ではないように思えます。
野ばら姫は死んだと見せてただ眠るだけ・・・でしたし
今のところ境界を越える定義がハッキリしてないのでなんともですが、
瀕死になり、死に近い場所にいるだけでも境界で逢う事は出来るのでは?


17 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/18(土) 04:31:04 ID:NC+UQLyF
>>13
私は鳥は空への部分はメルとエリーザベトの昇天を意味してると思います
エリーザベトは翼を失った鳥でメルはエリーザベトの”私の翼”ですから揃って鳥なのではないかと

と思ったらこの別離が永遠─  でしたね・・・

18 名前:ymy39:2010/12/18(土) 07:11:23 ID:YsBdep8P
>>17

メルとエリーザベトが昇天して、天国?で会えるのかと思ったら、
エリーザベトが「次の別離こそ永遠―」と唄っていたので
生きてても死んでも会えないのはElysionみたいじゃないか!!!と
思ってしまいました。

茨姫でもElysionと関係してたりしてますが、
どう繋げればいいのか…(-_-;)

19 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/18(土) 09:27:00 ID:klNV36RO
>>11
多分あれはエリーザベトを巻きつけていた鎖の音じゃないでしょうか。
二人の男性の台詞の後の効果音で人が歩く音、それもぺたぺたという裸足の音だったので。
そしてさらに後で扉がバンッと開く音があるので。
おそらく何らかの形で鎖を落とし、裸足のまま外の世界へと飛び立った、ということだと思います。

20 名前:名無しさん@何にするか募集中:2010/12/18(土) 11:43:16 ID:k0vXJd6r
次の別離〜っていうのは多分「エリーザベト」と「メルツ」としてではないでしょうか。
例え生まれ変わって次の時代で逢ったとしても、それはまったく別の人物なわけで。
メルヒェン=メルでなんとか再会出来ましたが、どちらかが本当に死んでしまえばもう会うことは出来ないので。

21 名前:hina:2010/12/18(土) 18:09:16 ID:UNcnQ5N9
「鳥は空へ 屍体は土へ 摂理(かみ)を裏切り続けた」

エリーザベトは死ぬはずだったのに、土には埋められてない、
しかも鳥籠の中だから(翼も亡くしたし)空へも行けない。

メルヒェンとはまた別の意味で、
エリーザベトも不自然な状態だったってことでしょうか……。

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