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■ Elysion前奏曲 ネタバレ解禁!疑問をここに書き込め!

1 名前:玉川雄一@管理人 ★:2007/11/12(月) 01:08:07 ID:3Q/XQWjF
(2004年11月14日 12時17分57秒)

“Ark”を通して聴くとさらに謎が増えたりして
大変なことになってしまったわけですが。


歌詞で「二月」「六月」と書かれているところを見ると
この順番で進行したとまず考えて良いでしょうかね。
まさか年度が違うとかそういうどんでん返しがあったり?
『Pico Magic』『Pico Magic Reloaded』収録版のそれぞれの部分を聴いていた限りでは
単なる(?)電波少女の妄想劇場かと思っていたのですが、
今回明らかになった部分がまたショッキングでした。


「禁断の海馬(と書いて「きかん」と読ませるのがまたエグい)に手を加えて」だの
さらにコードネーム付きの「被験体」による「過剰投影型依存のおける袋小路」が起こした
傷害致死ときた。そもそもおまえら兄妹じゃないんじゃないの?と。通称だったのかい。
「監視卿」を「ウォッチャー」と読み、
また「監視鏡」を「モニター」と読むことで時代の観念が一気にややこしいことに。


『Pico Magic』に収録された「魔女とラフレンツェ」も4thの先行版だったわけですが、
そこでは「二つの楽園を巡る物語」というキーワードがありました。
そして「Yield」を聴くと「楽園」には女性の存在が関係しているのではないかと推測されるのですが、
(この辺はさらに掘り下げる必要があります)、現状で公開されている4th先行版にそれぞれ登場する
女性たちがどのような役割を担うことになるのか?
「二つの楽園」がどのように絡んでくるのかはまだわかりませんが、
「王国を逐われた魔女」が登場するラフレンツェの物語と、
どこか現代的な感覚すら漂う(単なる言葉のあやという可能性もありますが)箱舟の物語と、
どのような展開を見せるのか謎が深まるばかりです。

2 名前:転載中 ★:2007/11/12(月) 01:08:59 ID:3Q/XQWjF

無題 - 玉川雄一 (2004年11月14日 12時18分25秒)
まだ考えがまとまらないうちに書いたのでちょっと抜けた。

Arkの『ぴこまじ』『ぴこまり』収録部分(今回のバージョンに内包されてます)だけだと
少女なりそのお兄様たちだけの世界かなあ、と思っていたのですが、
今回の新規パートで監視卿などの第三者が出てきたことで、
むしろそれによって作り上げられた幻想だった、という可能性が強くなってきたわけで。
そうなるとこの曲自体の全体的な意味がガラリと変貌してしまったという。

ところで、一連の流れってこんな感じで良いのでしょうかね。

少女、「信じてたその人」と幸せな日々を送る

冷たい言葉の雨を浴びせられて裏切られる(想い出まで)

ナイフを握って詰め寄る

愛憎の箱舟

信仰という狂気に逃げ込む

澄み渡る覚醒は進行という凶器

この頃? お兄様とアレな関係になる

背徳の箱舟

過剰投影型依存の袋小路に

お兄様あぼーん

「お兄様」と「少女を裏切ったその人」は別人ということで宜しいのでしょうか。
あと気になるのが「あの日嘘を吐いた」という一節。これがお兄様殺害のきっかけ?
全てを一つの流れとして繋げてしまって良いのか今ひとつ確信が持てないでいます。


無題 - にんじん一本 (2004年11月14日 12時18分43秒)
はじめまして。
SHの曲についてあれこれ話しあいたいなぁっと
思って検索してたら、ここに辿り着かせてもらったので少しだけ書かせてもらいます。
Arkはばらばらで聞いた時違ってイメージが変わりましたね。
寒気がするほどでした。
Yieldも気分が悪くなるほど浸りそうです。

それでArkの流れは私的には背徳の箱舟→愛憎の箱舟の流れかなっと
因果→崩壊、原因→結果 手繰り寄せた糸っていうところからそんな感じと思いました。
被研体のところのバックコーラスは
ソロル with Ark フローテル in the Dark Ah...
ソロル with Ark フローテル is Dead
に聞こえます。実際どうかなー
4thが待ちどうおしいです。

無題 - 夜型人間・シドウミツキ (2004年11月14日 12時19分14秒)
「Ark」について盛り上がっていますので、私も自分なりの解釈を。

まず、"箱舟"とくれば"ノア"なわけで、"ノア"とくれば"黒の教団"。
そしたらこの物語の兄妹って、もしかしてルキアたちの両親じゃないのか?
というのが「Chronicle 2nd」までを聴いての推理。
そして今作でフルバージョンを聴いて更に、この"兄"と"妹"、
黒の教団に歯向かったがために被検体にされてしまったのでは・・・
と思うのですが、いかがでしょうか。
そうすると、ルキアたちの時代って意外と近代?
(「カルト教団」という呼び方からして極めて現代的ですし)

何にしても、まだまだ手掛かりが足りなさすぎますね。

ところで、"自称天才犯罪心理学者"Christphe Jan-Jacques Saint-Laurent氏が
この事件を論じたとしたら、どんな推理が出てくるでしょうか?
何となく、彼もまた近いうちにどこかで登場するような気がしてならないのですが。

無題 - 惟新 (2004年11月14日 12時19分42秒)
>Ark
私もどこぞの昼ドラか何かかと思っていました(^_^;)
でも、Zガンダムのロザミィみたいなものかもしれませんねえ。
全体が暗喩かどうか、というのは現段階では何ともいえませんので
直接的に読み取れる物語をみますと、まぁ、人体実験の話でしょうかね。
海馬弄るとか半端なく怖いんですが(^_^;)

話の流れですが、解釈によって結構ヒッチャカメッチャカになりそうな。
とりあえず、思いつくままにメモを取ってみました。
精読する時間がないので中途半端ですが、叩き台にでもしてくださいな。
http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/rakugaki/1194834004/l50


無題 - れっどすぺーす (2004年11月14日 12時20分43秒)
初めまして。
Chronicle2ndから入った新参者です。
最近ココを発見しました。
SH作品について考察している場が少ない(というか殆どない)ので、
こういった場は嬉しいですね。
私なりの「Ark」考察を。

・物語解釈
「兄」「妹」の「記憶」を「ユメ」と歌っていることから歌詞順というのを無視
できると思うのですよね。また、私は「その人」=「兄」だと考えてい
ます。それを踏まえて、私の考える時系列は(歌詞で失礼します)、
愛し合っていた日々、幸せな二人→『限りなく〜それ以上には……』、
『律すれば〜破滅へ誘う』→『脆弱な〜嘘を吐いた』、『想い出まで〜言葉の雨』、
『信じていた〜裏切られた少女』→『逃げ込んだ〜進行という凶器』、
『「我々を楽園へ〜与えよう」』→『涙を微笑みに〜握って』、
『最期の時に〜愛の記憶』→(殺害)
の順番です。これが1番しっくりくると思うのですが……。

2、「兄」と「その人」は同一人物かどうか
・同一人物でない。
その場合「その人」に裏切られて信仰に逃げ込み、「アーク」を与えられた
にも関わらず、殺害対象が「兄」というのは不自然ではないか?
・「妹」が「兄」を「その人」だと思い込んでいる。
その場合「楽園へ還りましょう、お兄様」が不自然になる。
→彼女は「その人」も「兄」と呼んでいたという可能性もあるが、
それはちょっと苦しい気がする。

なので、個人的には同一人物説を推します。
ただ、そうすると上で仰られている通り、心的外傷が不明。
同一人物でないとすると心的外傷はわかるがその他との整合性がやや疑問。

3、<症例番号12>について
「妹」は同じ心的外傷、境遇から、異常なまでに「兄」にべったりだったのではないか。
それが肉親の情から恋愛感情に変わってしまい、「兄」を愛してしまった。それは、
背徳を感じながらも「妹」を愛した「兄」も同じだったのだろう。その過程で、
「お兄様と私の考えることは同じ(自己を相手に過剰に投影)」というカタチで
「妹」は「兄」に依存してしまった。(→『お兄様が望むことが私の望むこと、
私が望むことがお兄様の望むこと』みたいな感じで)が、そこで「兄」は背徳に
耐え切れなくなり「妹」を拒絶してしまう。「限りなく同一」だったはずの「兄」
の拒絶で「妹」はどうすればいいのかわからなくなる、つまり袋小路に陥ってしまった。
これが「過剰投影型依存における袋小路」なのではないかと。

4、その他もろもろ
・監視卿の「失われた左手の薬指」は「妹」の「激しい愛」に対する「失われた愛」?
皮肉も入ってるかも。
・仮面の男はノア?符合が合いすぎるのがどうにもこうにも。
・シドウミツキさんは、兄妹がルキアの両親ではないか、と仰れられて
いますが、私は「組織にいた似たような奴」のほうではないかなと。
あの「兄」が反逆し「妹」が逃亡した、というのは「Ark」の状況からみて
ちょっと考えにくい気が。ノア=箱舟とすると、箱舟に乗せる<可愛い我が娘達>?
・舞台は大きな実験場=『箱庭を騙る檻の中』
・驕れる無能な創造神=監視卿を含めた研究者たち
・「楽園を追われていく」=知恵の実=禁忌=近親相姦という連想

とか考えてみたのですがいかがでしょう〜。
長文失礼しました。


無題 - ほった (2004年11月14日 12時21分03秒)
>推新様
自分は「兄」と「その人」は同一人物だと思います。
推新さんの【「兄」と「その人」が同一人物の場合】のかんがえとほぼ同じ考えですね。
嘘の内容にについては本当にささいでつまらないことだったのではないでしょうか?
なんかこの二人の間は異常なぐらいべったりなんじゃないかと感じるんですよね。。。

しかし、SHの創る曲の世界は想像以上に深く広いのですね。。
正直甘く見てました_| ̄|○
今度は皆様のお役に立てるような考察をまとめてきます。でわまた!


無題 - ニカイア (2004年11月14日 12時21分32秒)
ぐっこさんがCD購入されたようなので、心置きなく話せます…はい。

少し気になることがあるんですが。
Ark≒箱舟が数回出てくることなんですよね。

哀れなる魂を解き放つ、月光を受けて銀色に煌く『Ark』
少女(ソロリ?)が握っていた、ナイフと詠われる『Ark』
箱舟依存進行と言う名を持つ、ケースナンバー12『Ark』
3はともかく、1と2は同一のモノでしょうかね?だとすれば、
銀色に光るのも納得いくんですが
または、関連した何かで繋がっているんでしょうかね?狂気を含んだ何か、とか

>れっどすぺーすさん
楽園を追われる→知恵の実→禁忌になるなら
禁断の機関というのも関連してくるかもしれませんね。

>にんじん一本さん
そうですね…それでほぼ間違いないと思います
ソロリはWith Ark。それに対しフラーテルはin The Dark そしてDead…
この対比は何なんでしょうか。
これはソロリが「Arkとよばれた物」を握って
そしてその詰め寄った相手がフラーテル、そして殺害された、を意味するものなんでしょうか。
だとすれば、やはり同一人物なのかもしれませんね…うーん、今度私なりにまとめてみます

…あ、あとこれは別の話になるのですが
「魔法使いサラバント」にも「恋堕」にも
「忘れ物はありませんか」という部分があるんですよね。
これはどうなんでしょうか、とか思ってみました。ではでは。


無題 - 玉川雄一 (2004年11月14日 12時22分11秒)
>ニカイアさん
「忘れ物はありませんか」について。
Sound HorizonのストーリーCDにはそれぞれテーマがありまして、
1st「Chronicle」とそのリニューアル「Chronicle 2nd」は「年代記」(歴史書とか予言書にもなってますが)
2nd「Thanatos」は「死」
3rd「Lost」は「忘れ物」

といった感じです。そしてそれぞれの収録曲でそのフレーズが繰り返し登場してきます。
「魔法使いサラバント」と「恋人を射ち堕とした日」はもともと「Lost」に収録されていた曲なので、
「忘れ物」というフレーズが繰り返し登場するわけです。

ところで、「Pico Magic」で「Ark」と「魔女とラフレンツェ」が4th先行版として収録されたとき、
「楽園」というフレーズが登場するので4thのタイトルはそれに準じたものになるのだろうなと
予想していたのですが、今年の年頭に公開された仮タイトルが「ATR:E」となってて
なんじゃこりゃ?と。(ロックさんは「ATE」としてますけど誤記でしょうか?)

そうしたら今回は「Elysion」となっていてこれは確かに「楽園」ですわね。
そういえば「魔女とラフレンツェ」先行版でも「エリュシオン」という単語そのものが登場してもいました。
最終的に、4thのタイトルはどうなるのでしょうね。

無題 - セキモリ (2004年11月14日 12時24分06秒)
はじめまして。Elysionで初めてSound Horizonを知り、クロUを勢いで購入したセキモリと申します。
「薔薇の騎士団」と「黒の教団」でググってみたらここに流れ着きました。
いやー、今ようやくのこ板を読み終えたのですが、CD2枚だけではわからなかったナゾが解けるわ解けるわw
と、これだけでは何なので、皆さん語ってない方向から話題投下おば・・・。

Yieldの歌詞には無い、唄のみのパートについて、私なりの解釈を。
「3、不安定な数字」女2人、男1人の状況。
「3−1、模範的な数式」3人のうち1人の首を落とすこと。
問題となるのは個の性質ではないという歌詞から、男女2人は少なくとも
両思いの関係にあり、凶行に及んだのは残された女だと思われる。
「3−1+1−2、最後に現れたのは仮面の男」ナゾを孕んでいるのは
この部分ですね〜。
「それは首じゃないか」と言ったのが娘の両親で、この両名が手引き
をして完全犯罪を成したと仮定し、なおかつ、数式に両親は含まれない
とすると・・・。
両思いの男女とそれを見つめる娘(3)
片割れの女の突然の「失踪」(−1)
失意の男に取り入り、幸せを手にする娘
やがて生まれる子供(+1)
男女の死。もしくは失踪?(−2)
残された子と、現れた仮面の男。
彼等が消え去った後、荒野に取り残されるのは・・・。

妄想が膨らみまする(^^;

無題 - 那御 (2004年11月14日 12時24分35秒)
私も「その人」=「兄」説に同意。

まず、はじめの時点で、二人は既に愛し合う関係にあり、「妹」視点では幸せであった。
しかし、「兄」視点では、それは禁断即ち「背徳」であり、
限りなく同一へ近づくこと(「妹」視点による「楽園」)に葛藤(「律すれば律する程堕ちる」)。

※「兄」視点・・・禁断=「背徳」の愛への堕ちた日々→背徳の箱舟

遂に「冷たい言葉の雨」を浴びせて「妹」を拒絶。
「妹」は「兄」の変貌に動揺し、信仰へと逃避。そこでアークなるものを与えられる。

※「妹」視点・・・愛=同一化への欲求と、拒絶への憎悪(とまで言い切れるかなぁ?)→愛憎の箱舟

「妹」は「兄」を殺害。
「兄」の最期・・・頭を過ぎる歪な愛の記憶→「兄」も同一への欲求を持っていた?

ところで、
・仮面の男がラストに登場しますが、これが一体どういうことを示しているか。
・「箱庭を騙る〜心算なの?」が誰の誰に対する発言か。
この2点私は全然解らんのですが。

前者は、「仮面の男」の実態が掴めないので、これは4th待ちでしょう。
後者は、2回目にこのフレーズが出てくる際に、「『〜心算なの?』か・・・」
となっていることから、監視卿が聴いた発言だと思われますが。
「妹」→「兄」の発言を監視卿が聴いたと考えると不自然な気が・・・
となると、「失った筈の左手の薬指が虚しく疼いた」のフレーズから、
これは以前監視卿が(禁断の?)愛を交わした人間から受けた発言であると考えたのですが・・・

>セキモリさま
いらっしゃいませ。あらぁ、Elysionに堕ちちゃった方ですねw
数式に関しては仰る通りかと。
子供が一人残され、現れたのは仮面の男。この子供は孤児・・・
Chronicle 2ndと繋がりが出てきたような、違うような・・・

以上を考慮して、仮説として、仮面の男が教団から派遣され、
昏い過去を孕んだ子供を集めている・・・と考えられなくもない。


無題 - ロック (2004年11月14日 12時27分44秒)
皆様のArk考察凄い深いですね(・・;)
ひとつひとつ真剣に読んでたらかなり時間かかりました・・・が・・・面白い!
自分一人だったらとうてい出てこないような発想とか着眼点があって、
ますますSHの世界にドップリ沈み込んでいきそうです♪
皆様のように上手くまとめられませんし、思い込みや創作が混じってるかも
しれませんが、とりあえず私もArk〜Yield考察参加させていただきます。
とりあえず箇条書きで・・・


●登場人物:(歌詞の記述にある事実+想像と推測の産物つれづれ・・・)

1.<妹>=被験体1096。<妹>(ソロル)は通称。「少女」と呼称されるのは
  全て彼女のことか。<兄>を殺害。仮面の男と接触?
  「信じてたその人」に裏切られた心の傷を埋めるため宗教にはしっていた。
  狂信者の類いだった?

2.<兄>=被験体1076。<兄>(フラーテル)は通称。男性。
  前述の<妹>に刺殺された模様。<妹>の「信じてたその人」とは同一人物?

3.<監視卿>=ウォッチャー。男性?『左手の薬指』を失っている。既婚者?
  監視鏡(モニター)から兄妹を監視(というより観察)していた?
  それが仕事?同じ役職に就く人間がいるのか・・・は判らない。
  兄妹との血縁関係・・・不明。

4.<仮面の男>=謎の男。「教団」関係者?神出鬼没っぽい?男性。
  <妹>に「貴女を救うアークである」という名目でナイフを手渡した張本人?
  そもそも「生物」なのか「ある概念の象徴」なのか・・・は不明。
  モニターには映ったらしい(*・ω・*)


●時系列と脳内補完

○因果(6月)→ 崩壊(2月)
○6月に<兄>の「嘘」?>兄妹の関係に決定的な亀裂が入ったのは6月
>年が明けて2月に<妹>が<兄>を刺殺?

愛し合う兄妹
『限りなく同一に近づける〜 けれどそれ以上には・・・』

↓※「けれどそれ以上には・・・」は「同病相憐れみ、傷を舐めあうのは
↓  心地いいが、それ以上何も生み出さない」という事に気付いた<兄>の心情?

<兄>(その人)の「嘘」による裏切り
『思い出まで裏切った 冷たい言葉の雨』
『脆弱な精神が〜 あの日嘘を吐いた』

↓※「脆弱な精神が耐え切れ」なかったのは<妹>との「背徳」行為?
↓  「裏切り」=「嘘」と考えると兄は「背徳」への恐れから
↓  <妹>とその愛を拒否した?

<妹> 鬱・・・>信仰に逃げ込む
『逃げ込んだ楽園は信仰という狂気』

<妹> 覚醒>「愛して貰えないのなら殺してしまえばいいじゃない」
(・・・あたりが本音かと・・・;)
『「進行」という凶器』

謎の人物(教団関係者?)から<妹>へ凶器が渡される。
監視卿は黙認?

<妹>、<兄>を刺殺。

『監視卿は天を仰ぎ〜仮面の男が立っていた・・・』
ここがシメですかね。

●台詞:(歌詞内でカギカッコでくくられている部分を登場順に検証)

○「箱庭を騙る檻の中で〜 心算なの・・・」その1
→口調、あらまり姫vの声色から推測するに発言者は女性と思われる。
女性→<妹>か?それとも<監視卿>の(元)伴侶?
あきらかな侮蔑と落胆、恐れ等が感じ取れる台詞。

○「我々を楽園へ〜 アークを与えよう」
→楽園、箱舟、哀れな魂、大地から解き放つ、救い・・・宗教的な雰囲気の単語が頻出。
まるで特定宗教の伝道師の台詞の如く。
前項の <仮面の男>=ノア若しくは「黒の教団」関係者 という推測をもとに
考察すると、発言者は<仮面の男>?

「アーク」の謎。
この台詞中の「アーク」はその後 ト書き(笑)で二度登場。

その1:『アークと呼ばれた物』(それ)は月光を受けて銀色に煌いた
その2:『アークと呼ばれた物』(ナイフ)を握って・・・

発言を受けた相手は「貴女」から女性とわかるので十中八九、<妹>。
ここでの「アーク」は間違いなく<妹>による<兄>殺害時に使われた凶器。
つまりこの台詞は殺人教唆(汗)凶器まで渡してます;

○「ねぇ・・・何故〜愛し合っていたのに・・・」
→<妹>から<兄>への台詞。
こんなこと言いながら刃物持って微笑み、にじり寄って来る少女・・・(゚Д゚;)ガクブル
<兄>はこの問いかけへの返答次第では殺されなかったかも。

○「箱庭を騙る檻の中で〜 心算なの・・・」その2
→ト書きの『か・・・』まで含めて監視卿の台詞? 兄妹の愛とその崩壊を
目の当たりにして、かつて自身に言われた台詞を自嘲と共に反芻しているのか。

○「楽園へ還りましょう」
→<妹>の発言。楽園へ還る>魂の解放>死!?
無理心中を図ったにしては<妹>は生きているようだが、ここでは
言外に「一緒に」という語句が含まれているような。もしかしたら<妹>自身は
<兄>と一緒に死ぬつもりだったが、監視卿(達?)に止められた?
もしくは・・・<妹>には「今は」死ねない理由があった。
「孕み続けた季節」というのはもしや<兄>との・・・

●その他:

○キーワード:
1.Ark=アーク=箱舟。
『崩壊する世界から逃避するためのアーティファクト』を象徴。
しかしそれもまた一つの閉じられた小さな「世界」である。
新世界の指導者が神の啓示を受けて製造したフネ。
そのフネには彼と彼の「家族」、そしてひとつがいずつの動物だけが
乗る事を赦された。
関連:洪水

2.信仰
Chronicle2の「黒の教団」は 教典である「黒の予言書」に世界の破滅が
書かれている事から、いわゆる終末思想的な信仰がメインだったようです。
普通にキリスト教的な 世界の破滅→選ばれた神の子(信者)だけ楽園で再生・・・
という教義っぽいんですが・・・(でもかなり選民的な;)
Arkの<妹>の信仰していた宗教と「黒の教団」の関係はあるのか?


○「被験体・・・」部分のバックコーラス
私はこう聴こえます。

Soror with the ‘Ark’
Frater in the dark.

Soror with the ‘Ark’
Frater is dead.

※1:兄妹の通称?名前?のつづりについては結構テキトーです;
※2:「馬鹿にするな!」とのお叱りを覚悟で蛇足;2行目 the ‘Ark’
「Ark」は母音から始まる単語なので the の発音は「ズィ」


つ、疲れました・・・;
かなり妄想の類いが入ってるかもしれませんが、こんな感じに
聴いて(読んで)ます。
ソロル(ということにした)たんラヴv故にArk考察 はやめられません(笑)
Revoさんが生み出してあらまり姫が命を吹き込む SHの少女達は
みな小悪魔的な魅力を持っていますよねvv
でも今はうっかり「ランプの魔人」萌え〜・・・


>玉川さん

>ロックさんは「ATE」としてますけど誤記でしょうか?
あちゃあ〜〜〜!
誤記・・・というより誤謬です。私の勘違いと早とちりが華麗なる併せ技をキメて
くれたようです。混乱を招く書き込みをしてしまってすいません;
ハァハァしすぎました・・・反省_| ̄|○
「ATR:E」読めない・・・


3 名前:転載中 ★:2007/11/12(月) 01:09:25 ID:3Q/XQWjF
無題 - ニカイア (2004年11月14日 12時28分09秒)
>玉川さん
「Lost」で「忘れ物」ですか…
ううん、クロセカの「白鴉」みたいなモノっぽいですね。

>ロックさん
左手の薬指…というと、やっぱり指輪になりますよね…
失った「はず」ってのも気になるんですよね。

今回はそれだけです。ではでは。

無題 - セキモリ (2004年11月14日 12時28分48秒)
私も、ロックさんの時系列解釈に賛成でっす。
旅の男が具体的にどんな願いをしたのかも気になりますね〜w

無題 - れっどすぺーす (2004年11月14日 12時29分10秒)
Arkについて
>ロックさん
○『楽園へ還りましょう』
私も言外に「一緒に」は含まれてると思います。ただ、私には「妹」は
無理心中を図ったというよりは「兄」を自分と同じ場所に連れて行こう、
という考えのみで行動に至ったように思えます。彼女は既に楽園に堕ちており、
また彼女にとってはナイフは「ナイフ」ではなく、「アーク」なわけです。
ですから、『この「アーク」を使えば、お兄様も楽園にいけるに違いない』という
思考のもと「兄」に「アーク」を与えようとした結果が殺害なんじゃないかなーとか。

Yieldについて
>セキモリさん
○3−1+1−2
+1が子供、というのは意外な視点でした。
私は+1は仮面の男だと思っていたので、
2人の女、1人の男(3)
『一人娘』がどちらかを殺害(−1)
現れる仮面の男(+1)
仮面の男と去る『一人娘』or殺害されなかったもう1人(−2)
と考えていました。

どちらかを殺害、と書いたのは、『恋心』や『不毛な恋』、『想いが実る』
などからから見れば殺されそうなのはもう1人の女なのですが、『問題となるのは
個の性質ではなく、唯記号としての数量』という記述から、『世界』はとにかく
『2』になればいいという考えのようですから、死ぬのは3人のうち誰でも
構わない。ならば可能性としては男が殺されることもアリだろうと。
もぎ取るとか刈り取るとか言ってるので、『一人娘』が殺害したものだとは
思うのですが……。

……なんだかArkもYieldも同じ『箱庭(を騙る檻の中)』という世界の中の
こととも取れますねぇ。世界が安定を求める、とか『外側』の視点に見えますし。


無題 - ぐっこ (2004年11月14日 12時29分38秒)
>Ark
電車の中やら車の中やらで無限リピート。
受けた感じだと、やっぱり「あの人」は兄…なんでしょうね。2月と6月つうんで順番の感覚が
ヘンにねじれそうですが。
兄に捨てられた(と思った)妹が、どっかで信仰(狂気)を纏って戻ってきて、あの頃の「楽園」
にもどりませう…と兄を刺殺。――で、一部始終それを監視してる連中がいる、と。ご丁寧に症例
の分析までして…というのが話の大筋。
既に何人の方かが指摘されてるように、妹にとって、ナイフは「楽園へ至るための手段」あるいは
「楽園」そのもの、ということで、「アーク」ってのは人それぞれのものなのでしょうねえ…
あとは妹に、その「アーク」の概念を与えた者の正体でしょうけど、少なくとも「仮面の男」は
それに与する者ではなく、真逆に暗躍している者っぽい。
おおむね>>218ロックさまの考察と同じ感想です。

そういや「監視卿」、わたし最初「れくちゃー」に聞こえターヨ。空耳!

>Yield
こっちの方が難しい(^_^;)
Arkが兄妹相姦っぽいタブー(背徳とか何とか)だったので、最初、私はまず登場する女性を二人と想定。
1人は母親、1人は一人娘。で、男は父親…というカンジで、三人家族。
落ちた首は、おそらく母親のほう。+1は、娘が父との間に生んだ子供。
うわ!今度は父娘相姦だ( ゚Д゚)! エグっ!
…と思ったのですが、皆様の考察を拝見して、もういっぺん構想練り直しであります(^_^;)


無題 - セキモリ (2004年11月14日 12時32分06秒)
>れっどすぺーすさん
なるほど。その考えは浮かばなかったなぁ。でも、ぐっこさんの考えの
方がコロンブスの卵だったり。
父娘相姦なら、私や、れっどすぺーすさんのように両親がハンパになる
ことなく、3という数字の中で収まりますね!( ゚Д゚)<エグっ!


無題 - れっどすぺーす (2004年11月14日 12時32分24秒)
むむむ。
Yield、+1は子供と解釈しておられる方が多いのですね。
+1が子供だとすると数式おかしくなりませんか?
3−1+1−2で、+1が子供、−2がその両親だとすると、
荒野に1人取り残されるのは誰?ってことになると思うのですが……。

残ったのが子供だとして、
・何故仮面の男は数式にカウントされないのか→外部の存在だから?
・現れた仮面の男は何もせずに去っていったのか
・何もせずに去ったとすると仮面の男は何故そこに現れたのか
・子供を連れて行ったのだとしたら何故さらに−1とならないのか
・さらにその場合荒野に『1人』取り残されたのは誰なのか(数式上残されてる存在が居ない)

さすがに死体を残された1人と解釈するわけにはいかないでしょう
(既に−1されてます)し……。

すいませんおバカな私にその辺の解釈を教えてください_| ̄|○

あと、『一人娘』の両親は既にいない(亡くなっているかもう会えない)
と思っているのですがどうでしょう。「嗚呼……お父さんお母さん」って
遠いところに向かって話しかけているようにも受け取れると思うのですが。
『一人娘』が(残る2人が親だとしたら)親に向かって『君』という呼称を
するだろうか、という疑問もあります。(『君は幸せなんだろうね』は『一人娘』
が残る二人のどちらかに向けて心の中で呟いた台詞でしょうから)

>ぐっこさん
仮面の男及びアーク信仰が監視卿たち実験者(?)から独立しているとすると、
<症例番号12>にアーク―箱舟依存進行―という単語が出現するのは
不自然じゃないかなーと思ったりするわけで、私は同一の組織だと思いまする。


無題 - 惟新 (2004年11月14日 12時33分03秒)
>Yield
ホント、確かと言えることは全然ないんですよねえ(^_^;)
暗喩ばっかりなんで、推測しないことにはどうにもこうにも。
考察するのはもちろんいいんですけれど、曲の楽しみ方自体は
あまり考えず雰囲気味わう意味合いがより強い作品であると思います。
つか、純粋に音楽で魅せることも十分できるんですよねコレ。
だからこそ語りを何とか…ってやっぱりそれじゃSound Horizonじゃないか。

えー例の如く確かと思われることから。
もぎ穫れないのなら刈り取れば良い=奪えないなら消せばいい
不安定な数字:確かに人間関係において《3》は不安定な数字とされる。
以上。…確かなこと少なっ!(^_^;)

で、個人的解釈。
まず、「一人娘」という描写がわざわざある理由。
「一人っ子」なんて言いたいんじゃなく、「独り」を想起させたいんじゃないと。
だとしたら、たぶん、両親はいようがいまいがここでは関係ないっぽい。
近親相姦は盲点! なるほどなあ。でもこの点はれっどすぺーす様の説に賛同。
数式:3−1+1−2、それから、最後に仮面の男。
「最も遅い収穫…それは甘い果実を産む」の描写より、+1を子供ととる。
この描写は「(一夜限りの)情事」だけが《種》で秋に「想いが実る」、
とも取れますけれど、なんで秋まで待つの? とか疑問の余地があるので排除。
仮面の男は物語的には関係ないと思う。Arkもだけど。

さて、誰が残ったかですけれど、男もしくは一人娘と主張してみる。
子供連れて行って相方見捨てる、って寸法。お話的には割合すっきりポン。
何せ一人娘さんには何かと問題がございますからねえ。
もっというと壊れ気味の一人娘さんの方が残されそう。男薄情っぽいし(偏見)。
っていうかですよ、既成事実(子供)作っといて出産頃に恋敵消すとか正直怖。
子捨ての可能性ですが、文脈上、「引く」行為は意図的に行われるようですから、
意図的に子捨て、ってのは相当エグい。エグすぎる。
どっちかっていうと、因果応報的な皮肉の方がお話としてはまとまるんですけどね。
子供邪魔になりました。私たち二人がいいです。それも、らしいちゃらしいですが。
あとはまあ、個人の趣味でしょうかねえ。

ここで、もう一つ説を唱えてみる。
「刈り取れば良い」を、恋敵じゃなくて男を、と取る。
Arkとか、タイトルのElysionとか考えるとこれもなんか、らしい。
−1+1−2=−男+子供−子供と一人娘=残ったのは恋敵
一夜限りの情事でも女は永遠に出来る、に注目。ここら辺が《楽園》っぽい。
で。子供産まれた→もうあなた永遠になっていいよ。ていうかなれ。という具合。

ともあれ、要は「二人の女 一人の男 一番不幸なのは誰?」が趣旨になります。
物語解釈の多様性も含めて、さらにそれぞれの物語において誰が不幸であるか
解釈が分かれる点も含めて、《謎》なのがこの作品の面白みなのでしょうね。


'''注:以下は本来はChronicle 2ndに関するレス'''
結論は「キミの世界へと続くChronicle」なんじゃないかと。
《楽園》希求ってのは、永遠の完全な世界を求めることなんです。
バラッドの語るように、思い出の世界は永遠の完全な美を留める。
ノアのように現世を無価値と断じ求める新しい世界もまた然り。
《ニヒリズムの真理》たる「書の魔獣」が世界を滅ぼし、
その後に永遠で完全な《楽園》が訪れる――黒の予言書。
この辺は「書の囁き」辺り眺めてて見えてきたものですが、
そんな暗〜い世界が、黒の予言書の世界。
翻って、<ハジマリ>の世界。
私たちの生きる世界は、様々なものを包んでいる。
美しきモノも…醜きモノも…賢きモノも…愚かしきモノも…
私たちは戦ってきた。不毛とも思える歴史を。
でもね、本当は。私たちの生きている世界、生きてきた歴史こそが――

…とまあ、要はこの対比なんですが、
これらは私の勝手な解釈ですし、あえて纏めずにおきます。
ただ、「歴史物語」的解釈で諸作品群を繋げようとしても
なかなか難しいんじゃないかなぁ、と思っていたり。
単に私が興味ないだけ、なのかもしれませんが(^_^;)

ところで、Chronicleの「月夜に堕ちるモノ」の怖さって
Arkに通じるものがあるような。まぁ、それだけなんですけれど。


無題 - レッドスペース (2004年11月14日 12時33分26秒)
>惟新さん
なるほど!
仮面の男は舞台装置であり物語に介入してくるのは確かに変な気がします。
そういえば、子供が産まれるまで十月十日。
だから『凍える夜』に続くのが『夏が過ぎれば想いが実る』になるのですね。
いやはや、全く気付きませんでした。『一夜限りの情事』とか『種』とか
それらしい単語はありましたね。
で、子供ができたけれど『もぎ獲れない』から『刈り取った』と……。
怖っ。

仮面の男が現れるタイミングを気にしすぎて上の変な質問に帰着した模様です。
補完できましたので忘れてください_| ̄|○
「+1」としてカウントか「−2」の後に現れたものだとばかり思ってました。
「−2」の時に現れて共に去っていったと考えれば何の問題もありませんね。

となると、残されたのは惟新さんの仰るとおり、『一人娘』ぽいかなぁ。
「それでも幸せになりたい」『一人娘』が荒野に『一番不幸』で1人
取り残されるというのが物語的に一番ステキ。


無題 - れっどすぺーす (2004年11月14日 12時33分50秒)
と、書いてから仮面の男は舞台装置というよりは物語に幕を引く、
ある意味デウスエクスマキナっぽい存在な気もしてきました。

と、これだけではなんなので……
「キミが生まれてくる世界」と「<ハジマリ>のクロニクル」、これ物語的に
どこに配置されるかよくわからないんですよねぇ。どちらも「キミ」と「ボク」
で構成されてますし。「イリア」と「ルキア」なのか、「ルキア」と「ルキアの子」
なのか。どちらかだとは思うんですが。どちらも同じ組み合わせで語られているという
確証もありませんしねぇ。

これ、SHのネタバレ掲示板でも話題に登ってましたね〜。内容余り覚えてないんですけど(汗


無題 - セキモリ (2004年11月14日 12時34分21秒)
みなさん濃いですなぁw
3−1+1−2で最後に残るのは首だと思っていたのですが、
男→仮面の男と、同一人物が変化したことを「現れた」と表現
したのだとすれば、解釈も変わってきますな。
女が死んで(-1)子が生まれて(+1)
エグい「一人娘」に脆弱な精神が耐え切れず信仰に逃げ込んだ男が
仮面を被り、子供と共に「楽園へ還らせていただきますっ!」(-2)
最後に残るのは娘か・・・。

しかし、確証はどこにもない。
仮想・空想・予想…想いばかりが膨らんで、しかし正解という逃げ場の無い袋小路。
これもまたArkなんですかね?w


無題 - 玉川雄一 (2004年11月14日 12時34分48秒)
さすが、これだけ人が集まると様々な切り口があって
互いに解釈を補完しあえるものですね。

とはいえそろそろ袋小路もチラホラと見えてきたようで。
4thの収録曲は「Ark」や「Yield」以外にもあるのですから、
現時点での公開内容だけでは解明できないポイントも当然あるのでしょうね。
公式サイトのRevoさんのコメントにもありましたが、

>1、8曲目に関しては意味の分からない部分もあると思うのですが、
>それらが本編においてどう繋がってくるのか、
>次回作『4th(仮)』に向けて期待を膨らませて頂ければ幸いです。

私らそうとう踊らされてますねえ(^_^;)
でもこうして皆さんのご意見はとてもためになるので
この掲示板がもっともっと賑わったらいいなあ。


無題 - 惟新 (2004年11月14日 12時35分03秒)
踊り踊るもまた楽し♪
様々な意見、見解を聞いて理解の一助とし、より深く味わうのももちろんですが、
こうして同じ作品についてアレコレ話すこと自体すごく楽しいですよね。
そういえば、正解のない袋小路は私たちの世界そのもの、でも諦めないで、
ってのがクロセカだったような気もするなあ。

どんな切り口でくるだろうかと私も4thが楽しみです。
今回の2作品にも思いもよらない仕掛けがあったりしたら
正直(;´Д`)ハァハァっすよもう。仮面の男といい、ホント謎だらけですからねー。

無題 - ぐっこ (2004年11月14日 12時35分46秒)
(゚∀゚)! 揃いも揃ったり! やはりイロイロと考察しがいのある楽曲ですやね。
しかしまあ、確かに情報量が限られているため、手詰まりになりますやね…
続きは本家の追加情報と、4thですな。

>Ark
そういえば、冒頭のボコボコいってる音から、試験管やフラスコの類を当然のように
連想しますが、「彼ら」がやってるのは、本当に「人体実験」なのかなあ、とふと疑問が。
「禁断の器官(海馬)に手を加えて」っていうのは、マジに脳手術ないし投薬改造をした…
というわけではなく、彼らの持つ「欲望・欲求」に一方向のバイアスをかける、というか
「汝の望むことを為せ」と嗾けているのでは…。そういう「海馬に(間接的に)手を加えた実験」。
「新しい世界へと羽ばたける自己暗示」という言葉を見て、そう感じますた。

>仮面の男
あくまで視覚的印象ですが、「監視卿」にとっても、彼の出現は想定外ではないかなあ、と。
監視卿が、実験を行っている組織、ないしその組織を監視している機関の者であると仮定すれば、ですけど。
仮面の男は、彼らにとっては全くの第三者として、舞台の影から不意に登場する謎の存在…という印象です。
それにしても監視卿自身の正体もアレですなあ…。
「"〜神にでも成った心算なの?"…か」という、過去を思い出しての自嘲じみた呟きと、「在りし日に〜
〜少女の声で囁く…"楽園へ還りましょう"」の部分は、いずれも監視卿自身の体験っぽいですし。無くした
薬指は、彼が陥ちこみかけた自分の「アーク」を断ち切った跡なのかも。

>Yield
じつは昨日、我が社でISO9001の「マネージメントレビュー」つう重要な会議がありまして。
で、わたし品質管理責任者(押しつけられた)の身ですから、議長役勤めてたわけですな。
しかしながら、考えていたのはこのYieldの歌詞の中身だったり(^_^;) 大丈夫か弊社の品質管理!

んで、やはり考え直したのですが、「落ちた首」はどうにも男っぽい、という印象。
このへん、惟新様の考察の後段とかと同じ。「手に入らないのなら…」という展開ではないかなあ、と。
となると、女二人が残るわけで。で、仮面の男が+1。それから立ち去るのが二人だから、一人は仮面の男、
女二人のどちらかが、そこに残るのでしょうけど…
ここから先は考察の圏外ですた(^_^;) 

でもまあ、仮面の男登場のタイミングが、3-1+1-2の数式の「最後」になっているから、
彼を数式に入れてしまうこと自体、間違いかもしれませんけど…

相変わらず仮面の男の目的は不明ですが、とにかく彼が拉致あるいは勧誘のために出現している
のならば、4thでは必ず「集められた者たち」のこの後も分かるわけで、期待大!



Arkについて - マトゥ (2005年01月24日 15時17分58秒)
はじめまして!
最近Sound Horizonにハマり、毎日狂ったように聴いております。
皆さんのようにしっかりとした考察はできてないのですが、以下は私なりのArkの解釈です。


◆「その人」と「監視卿」は、実は同一人物。

◆「妹」は実の兄である「その人」と愛し合い、裏切られ、ナイフで「左手の薬指」を切り落とす。

◆その後「妹」は「箱庭」に収容され、そこで出会った「兄(フラーテル)」に実の兄を投影させるが、病気の進行、あるいは海馬(記憶を操る器官)を弄られたせいで、だんだん二人の兄の記憶の区別がつかなくなり、兄=「兄」と思うようになる。

◆「兄」は「兄」で、実の妹と恋愛関係にあったが、何らかの原因で「箱庭」に収容された。
そこで自分を「兄」と慕う「妹」を、実の妹の代わりに愛する。
(「同じトラウマ」っていうのは、お互いに実の兄妹と恋愛関係にあった、ということを指すものと解釈しました)

◆「箱庭と〜創造神にでもなったつもりなの?」は、「兄」を殺した後我に返った「妹」が、「監視卿」に言ったのかなぁ、と思いました。



‥‥少し無理矢理な解釈でしたね(汗)。
すみませんでした<(_ _)>!!!




4 名前:転載中 ★:2007/11/12(月) 01:09:59 ID:3Q/XQWjF
“soror”と“frater”について - 夜月流歌 (2005年01月24日 16時48分49秒)
教ぴこでは初の投稿となります、夜月です。

最近やっと、ArkやYieldについて考えたりしていたのですが、私もマトゥさんとほぼ同じ考えです。
特に、曲中の「兄」「妹」以外の、「兄」「妹」がいる(いた)という考え、これはほぼ間違いないと思います。

何故なら、「ソロル(soror)」「フラーテル(frater)」は、ラテン語での「姉妹」「兄弟」を意味する言葉だからです。

だからといって、すぐさま「それぞれに兄弟(姉妹)がいた」という考えになるのは安易かもしれませんが、これが一番自然な考えだと思います。


…もしも前スレで同じ内容の解釈があったらすみません;

Arkの歌詞 - aki (2005年01月25日 18時36分27秒)
はじめまして、初めての書き込みになります。
わたしもSound HorizonさんにElysionを買ったきっかけですっかりその世界にハマってしまいました。
Arkの歌詞について皆様の考察や調べたことを参考に、私なりに考えたことを書こうと思います。

まず「禁断の海馬」について。
海馬は情緒と短期記憶に関わる脳の器官。
海馬に歌詞にあるように”手を加えられた”のならばそれは海馬の司っている情緒の他にも記憶を操作されたのでは?と思いました。
妹の記憶では「思い出まで裏切った冷たい言葉の雨〜」のフレーズ、兄の記憶では「最期の時に廻った歪な愛の記憶〜」のフレーズが記憶操作されたところではないかなあ、と。
(その一節は同じメロディー、兄の裏切りという同じ内容ということから)
「"歪な"愛の記憶」というように、兄が妹に"裏切りの言葉を吐いた"というのは記憶操作によって造られた記憶であって、その記憶を兄妹に挿入されたことによってふたりの関係が崩れ始めた、というのがArkを聞いて思った私なりの解釈です。海馬を操作されたということは記憶だけではなく情動にも影響があるわけですから、その抑制出来なくなった情動によって妹が兄を殺害する結果に至ってしまったのでは、という気がします。
監視卿については何度聞いても何者なのかちょっと分からなかったです;

マトゥさんや夜月さんのように他に兄弟、姉妹が居る、という発想は思いつかず、単に一組の兄妹だという前提で解釈してしまいました;
その説も読ませていただいてとても興味深かったので次からはちゃんとその点も考えてみようと思います。
拙い文章でスイマセンでした;



はじめてのかきこ。 - 紫月 (2005年02月05日 01時29分41秒)
はじめましてでいきなりこんな書き込みorz


Yield関連>
3+-1+1-2>
3は二人の女と一人の男で
二人の女の一人は「一人娘」で、もう一人の女と男が恋人同士で。
「それでも私は幸せになりたいのです」と言う想いから
男を「もぎ獲って」もとい「刈り取って」しまった。
それが男の「首」かと想像してました(ここで3-1)
で、+1は「仮面の男」で(「Lost」みたいでアレですけど)
「仮面の男」は悲しい思いをした、或いは愛しているものを手にかけた人を
探して動いているのでは?と脳内妄想。
-2は連れていかれた「一人娘」と「仮面の男」で
「荒野に一人取り残される」のは残りの女かなぁ…と。


勝手な妄想ですねorz

また機会があれば書き込みたいと思います〜。

初めてカキコします。Yieldについて。 - 藍 (2005年02月16日 20時39分06秒)
ここには、初めて書き込みします。
皆様、とても深い考察をされていて凄いです・・・!

私の「Yield」の勝手な解釈なのですが、「娘」は男の子供を妊娠していたんじゃないかと思っています。多分、男ともう一人の女は夫婦。娘が「相応しい時に出会えないの」と言っていることから、男は既婚者じゃないかと思っています。
豊穣と収穫というところや、「甘い果実を生む」という部分から、妊娠期間を想像するのです。

「夏が過ぎれば実りの秋ね」「夏が過ぎれば想いが実る」という歌詞から、秋が子供の出産の予定日だったんじゃないかと思います。

あと、娘が「お父さん」「お母さん」と呼んで「それでも私は幸せになりたいのです」言うところから、不義の子である故に父親の名前を両親には言えず、両親からは子供を生むことを反対されていたんじゃないかと。

娘は二人の間に子供が生まれたらもう一人の女と別れてくれると思っていたけれど、男に子供をおろしてくれ(或いは認知しない)と言われて、追い詰められた娘は男の首を刈り取って殺したんじゃないかと思います。

そして、荒野に一人取り残されるのは娘の子供じゃないかと思いました。

以上、私の妄想でした。拙い文章で申し訳ありません。

再び。 - 藍 (2005年02月17日 00時34分18秒)
上の記事に書き忘れたことがありましたので、もう一度カキコです。

娘が語りかけている「君」とは、娘の子供ではないかと思いました。(最初は、この曲を聞いている私達に語りかけてるのかと思いましたが。)

母親の自分をうまれてきた君は笑うだろうか、それなら君は幸せなんだろうね・・・・という事かなと。
ただ、子供に向かって〜なら「笑うだろうか」より「憎むだろうか」の方がしっくりくるので、微妙なところです。
皆様の解釈も聞かせていただきたいです。

ArkとYieldについて - 夜帰 (2005年03月03日 18時18分47秒)
ElysionでSHに嵌った新参者です。

ふと、Arkの「妹(ソロル)」とYieldの「一人娘」が同一人物だとしたら…、と考えてみました。
その観点に基づいた考察メモみたいなもので、わかり辛いのですが…。


・ソロル:「孕み続けた季節云々」=子供を連想させる。 
 一人娘:「豊穣、収穫」「一夜限りの情事」との描写から子供を身篭っている事が伺える。
      「思いが実る」=子供が生まれる?
      その場合「甘い果実」=子供?

・ソロル:「二月の雪の日 妹の記憶」
 一人娘:「根雪の下で〜」「凍える夜」

・ソロル:兄(フラーテル)を殺害
 一人娘:もぎ獲れない果実を刈り取る
  事実上の「兄」ならば、「もぎ獲れない果実(報われない恋)」と成り得る。
  フラーテルの「背徳のArk」とは、妹と関係を持った事だけではなく、他にも愛する女性が居た事ではないのか?
  「二人の女:(ソロル(=一人娘)、もう一人の女性(恋人?妻?)」「一人の男:フラーテル」とすると辻褄があう。


・ゆめ:記憶(Ark)、夢(Yield) この二つが関わっているとしたら?
 「禁断の海馬に手を加えて〜」という描写から、ソロルの『記憶(ゆめ)』には改変が加えられている。
 一人娘の「凍える夜に見る夢」とは?
 Arkの「ソロル」と「フラーテル」の海馬に手を加えた結果がYield?それとも逆か?
 1「ソロル(の夢の中の自分)=一人娘」「フラーテル(ソロルの夢の中の兄)=一人の男=首(落ちた果実)の主」
 2「一人娘(の見る夢の中の自分)=ソロル」「一人娘(の見る夢の中の男)=フラーテル」?
 2の場合、一人娘の持つ「心的外傷」とは?
 又、どちらにせよこの二つの関わりで「君=監視卿」の可能性が生まれる。
 「君=監視卿」が幸せなのは「禁断の海馬に手を加え」られていないからなのか?
 Arkに「澄み渡る覚醒」という部分が有るので「Yield=ゆめ」か?

・季節:「孕み続けた季節(Ark)」「恋をする相応しい季節(Yield)」

・「変わらぬ過去」=「同じ心的外傷」
 「訪れぬ未来」=男(フラーテル)と夫婦になる事

・3-1+1-2
 3=一人娘(ソロル)+男(フラーテル)+女(フラーテルの恋人?妻?)
 -1=一人娘(ソロル)による男(フラーテル)の殺害(愛憎のArk)
 +1=仮面の男(「最後に『現れた』のは」より) 又は一人娘(ソロル)と男(フラーテル)の子供が生まれた?
 -2=「一人娘(ソロル)と仮面の男が消えた」 若しくは「一人娘(ソロル)と子供が消えた」
  以上から、荒野に一人取り残されるのは女(フラーテルの恋人ないし妻)か?

しかし、この数式を途中で切ると「3-1」となり、模範的な数式である。「+1」によって再び不安定な数式になった?
不安定だと何が起こるのか。「Ark」?「仮面の男」?

   「問題となるのは個の性質ではなく 唯記号としての数量
    世界が安定を求める以上 早くどれか一つを引かなければ」

との事から、世界は「2(3-1)」を求めている。何か一つを足すという概念はないらしいので「4(2+2)」も求められていない。
「+1」によってなされた不安定は-2によって打ち消されるのか?
そうだと仮定すると、「+1」は仮面の男ではない人物でなければならない?(不安定の引き起こす事態=Ark だとすると、仮面の男は「愛憎のArk」以降に現れている)
男は不安定を打ち消す為に荒野に現れたのだとしたら、矢張り不安定をもたらす「+1」は男ではない。
又、男がArkを望んでいる(何らかの目的に利用している)としたら、不安定を望む訳なので+1が男である事に矛盾は生じない。
Arkを望んでいるもの=「Love wishing to the "Ark"」、仮面の男が「Love」? まさか。 そんな。



ArkとYieldをくっつけるだけでこんなに新たな妄想ワールドが。
矢張り「仮面の男」の目的が解らない以上、沢山の場合分けが出来てしまうので4th待ちでしょうか…。


乱文失礼しました。

Elysionジャケの三人は誰? - 気狂いピエロ (2005年03月09日 19時15分24秒)
クロセカから入った新参者です。

いきなり質問というか疑問なのですが、Elysionのジャケの三人とは誰なのでしょうか。

やはり上から仮面の男、フラーテル、ソロル?

無題 - 惟新 (2005年03月09日 19時15分50秒)
やや! これほどいろんな解釈が読めるとは思わなかったですよ(;´Д`)ハァハァ
聞き手の数だけ世界があるんだなあ…面白い!

>気狂いピエロ様
こちらが「Elysion 〜楽園への前奏曲〜」スレになりますので、質問は勝手ながら移動させていただきました。

ジャケットの三人は誰か? というご質問ですね。
「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」のジャケットに、この三人と似た人物が見受けられますので、
その辺を考えますと、やはりArk、Yieldの登場人物なのかなあ、と思えてきます。
さて、一番上が仮面の男なのは確定としまして(^_^;)
とりあえず私の妄想では、真ん中が一人娘さん、下がソロルさんとなっています。

「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」で何か情報が出るかもしれませんね。ドキドキ…

無題 - 気狂いピエロ (2005年03月10日 18時16分02秒)
惟新様>
お返事ありがとうございます。スレから消されていたので何かマズイ質問でもしたのかと焦りました^^;;
そうですか・・・確かに「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」のジャケ絵と組み合わせて考えてみると曲とも合いますね。後ろの似た人物二人を差し引くと手前の仮面の男と共にいるのがエル、後ろの残り三人がBaroque、Sacrifice、Stardustの主人公となるのかな?・・・とかいうのは、少し早計なような気がしないでもありませんが;;

というより「Elysion 〜楽園への前奏曲〜」の仮面の男と「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」の仮面の男は同一人物?つけてる仮面が違うんじゃないか?なんてコト思ってたりします。これが別人なら「仮面の男(じまんぐ)軍団」なんての存在も考えられますね(笑

本当にSHの曲は想像(妄想)に尽きません。

Arkについては私も色々と考察しているので、いずれここに載せてみたいと思います。では。

無題 - 惟新 (2005年03月10日 20時01分14秒)
驚かせてしまって申し訳ありません(^_^;)
該当スレがある場合にはこのように統合させていただくこともあります。
ご理解のほど、よろしくお願いします。

>「仮面の男(じまんぐ)軍団」
想像したら物凄く興奮してきました(;´Д`)ハァハァ
なるほど、確かに仮面の男が一人とは限りませんものね。
ううむ、ますます正体が気になってきました(^_^;)

Arkの考察、楽しみにしております〜!

またも疑問なのですが;; - 気狂いピエロ (2005年03月11日 21時05分19秒)
考察ではなく、またも疑問です。

Yieldに関してなのですが曲中の語り(?)で「3 不安定な〜」とありますが、これに関しての疑問です。

Yieldでは一人の男を巡る二人の女のうち、結ばれない「一人娘」の恋歌(?)というのが公然の解釈ですよね。

だとすると、3−1というのは女のうち一人が間引かれることだと思うのですが、その手前で「問題となるのは個の性質ではなく、唯記号としての数量」とあります。また、「世界が安定を求める以上早く一つを引かなければ」ということは『記号としての数量』が2であれば世界は安定するということですよね?

何が言いたいのかというと、つまり『引かれる1が男だったとしても世界は安定するのか?』ということです。
安定するのだとしたら、女二人は元々親友、もしくは親しい仲だったということですよね。

すでに考察されている方もいるかも知れませんが、この疑問に答えを出してくれると嬉しいです。

おおっ! - 惟新 (2005年03月12日 01時59分15秒)
なるほど! や、いい発想かもしれません!

私の考えですが、人間関係で「3」が不安定とされる要因は、
「3」は諍いや、競争が起こりやすい、というものなんです。
たとえば仲のいい3人組がいたとして、一人が話したとき、
その相手というのが、一人となる場合が多くあります。
そういうとき、残り一人は置いてけぼりになるわけです。
そんな経緯から、主導権争い等々、複雑な感情が生まれやすいようです。
3人組というのは中々続かない、と一般に言われるゆえんは、
その辺にあるというのが私の考えです。
私自身の経験を申し上げれば、3人で遊んだりお酒を飲んだりするときは、
自分が中心となって両者にバランスよく振るか、自分が一歩引くか、
といったことを意識的にしないと、うまく行かない場合がありました。
一人が淋しそうにする瞬間がある、というような状況ですね。
そういう意味では、男がいなくなることで二人になる、というわけではなく、
女一人と女一人になる、よって争いの火種がなくなる、ということで安定する、
といえなくもないのかもしれません。

でも、3−1=2という数式をそのまま受け取れば、確かにそうなりますよね。
その観点から考察すれば、また新しい解釈が生まれそう…
他の皆様もそうですが、思いもしなかった発想があって、とても楽しいです!

Arkの解釈です - 藍 (2005年03月17日 18時44分40秒)
相変わらず皆様の解釈が鋭くて、たいへん興味深いです。

「Ark」に関しては、私はマトゥ様と同じく「その人」=
実の兄で監視卿だと思っております。

そう考えるのが、ソロルの台詞「箱庭を〜」や薬指の意味などの
説明がついて、一番辻褄が合うかなと思います。
私も「箱庭を〜」という台詞は、ソロルがフラーテル殺害後に
監視卿に言った台詞だという説に賛同します。

監視卿が薬指を失った理由はやはり、彼がその人と同一人物で、
妹以外の女性と婚約または結婚し、エンゲージリングを嵌めて
いたから、Ark(ナイフ)で薬指を切り落とされたんだと
思います。

その人=実の兄(監視卿)とソロルは恋愛関係にあったのけど
実の兄が近親相姦の背徳感と依存的な重たい愛情に耐え切れな
くなり、妹ではない他人の女性を求めて、婚約または結婚した
んだと思います。

ソロルにしてみれば、信じていた兄が他の女性と婚約(結婚)
するとなれば、それは「裏切り」以外の何物でもないんじゃな
いかと思います。
「ねぇ...何故変わってしまったの?あんなにも愛し合ってい
たのに・・・」

兄フラーテルの吐いた「嘘」については他の方も仰られている
通り、「自分が「その人」と同一人物だと嘘をついた」という
意味だと思います。
海馬を弄られてその人とフラーテルの区別がつかなくなってし
まったソロルに対して、フラーテルはソロルは自分の本当の妹
じゃないと判っていたけど、実の妹に会えない(或いは妹を失
った)寂しさから「嘘」を吐いたんだと思います。
「脆弱な精神が耐え切れず あの日嘘を吐いた」

ソロルが言う「楽園」とは、その人と愛し合っていた
「幸せだった二人」の日々を刺すではないかと思います。

唇を奪い合っても、記憶を改竄されたとしても、フラーテルは
かつて幸せだった日々を共に過した、「信じていたその人」と
は違うという違和感を孕み続け、
「少しずつ楽園を追われていく」のだと。

同じトラウマを重ね合わせて、傷を舐めあうように愛し合う
ことは出来ても、ソロルにとってやはりフラーテルは「信じ
ていたその人」ではないから、「けれどそれ以上は・・・」と
なるんじゃないかと思います。

それでもArkを使えば、幸せだった二人に戻れると思い、
フラーテルを殺害したのでしょう。

前のスレにもあったと思いますが、ソロルにとってArk
(ナイフ)は凶器というより、「幸せだった二人(=楽園)に
戻るための箱舟」なんだと思います。

なんだかんだで、ソロルが一番可哀相だと思う私です。

補足 - 藍 (2005年03月17日 19時04分26秒)
「楽園」に対して、ソロルにとっての「新しい世界」というの
は、「その人と結ばれ、幸福になることができる世界」だと
私は考えています。

「モニター」などという言葉が出てくる辺り、Arkの舞台
って現代っぽいですが、いつの時代でも「この世界」では、
実の兄と妹が結ばれて幸福になるということは道徳的・世間的に
許されないですからね。

愛するお兄様と過した幸せな日々=楽園、
自分の想いや二人の仲が許される世界、愛する人とずっと一緒に
いられる世界=新しい世界

だと解釈しています。

連続ですみません。 - 藍 (2005年03月18日 19時42分10秒)
最後に「箱舟依存症」についての私なりの解釈を。

「限りなく同一に近づける」の意味は、
失われた過去の「幸せだった二人」に限りなく同一に近づける
ということではないかと思います。

歌詞に「限りなく同一に近づける追憶は狂気にも似た幻想」と
ありますが、失われた楽園(過去の幸せな思い出)に依存し、
偏執的なまでに求め続ける。

Ark(箱舟=ナイフ、凶器)は、相手を死という絶対的な
形で失い、現世から強制的に楽園(追憶)の住人にしてしまう
道具、或いは手段なのでしょう。

楽園へと堕ちてしまうという言葉の意味も、愛や幸せを求める
あまり破滅し、楽園(追憶)の中でしか生きられない存在=
つまり死人や、精神が狂気(あっち)の世界に逝ってしまった
人で、「現世から失われてしまった存在」になるということだと
解釈しています。


5 名前:転載中 ★:2007/11/12(月) 01:10:33 ID:3Q/XQWjF
↑の方が素晴らしい解釈をされているので恥ずかしいのですが・・・ - 気狂いピエロ (2005年03月19日 01時12分39秒)
タイトルの通りなのですが(笑

本当はもっと熟考してから載せたいのですがそんなことをしていると「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」の発売に間に合わなさそうなのでww
とりあえず、自分の考えていることだけを載せて、後にもっとちゃんとしたカタチで載せ直したいと思います。


まず、「その人」=「ソロルの兄」という意見が通っているようなのですが、自分は敢えて違う意見を。

・「ソロル」と「フラーテル」

第一に「ソロル」=「フラーテル」は人名でないと自分は考えます。おそらくこの「実験(=観察)」での被験者の呼称だと。
「その人」はおそらく「フラーテル」のモデル、そして「その人」の妹のモデルが「ソロル」なのではないでしょうか。
そして、「ソロル」と「フラーテル」はワンペアだけでなく、過去にも何ペアか存在していたのではないでしょうか。

理由としては「被験体〜」、また「症例番号〜」などの言葉が歌詞にあるから。これは過去に何度かの実験が行われていたからだと。

・「箱庭騙る〜」と実験の理由

これはおそらく「その人」が妹に言われた言葉。
二度目の「箱庭〜」は何ペア目かの「ソロル」が「フラーテル」に殺された際の「その人」が復唱した言葉だと。
実験の理由としてはまだ何とも言いかねますがこの実験はおそらく「その人」による統計を取るための実験なのだと思います。自分たちと同一条件における(血の通う?)兄妹が辿る結果の・・・

・脆弱な・・・

おそらく「その人」自身も「妹」とは兄妹ではなかったのではないでしょうか。ArkといえばYieldと関連付けされる場合が多いですよね。
つまり、「その人」は同時期に二人の女と関係を持ってしまい、それを切り離すために、しかし未練があったために片方の女に自分達が兄妹である、と告げたのではないでしょうか。
この意見は自分で言っていてもかなり突拍子のないものですね(苦笑

・失われた薬指

これは「妹」により切り取られたものと考えられているようですが、天邪鬼な自分は敢えて逆を。
つまり、↑のような行動を取り、それ故に「妹」は死んでしまった。(兄妹という関係を創り上げてからもしばらく関係は続いた?「その人」は兄妹という関係が続けられると思っていたが「妹」の方が狂気に走る?何故兄妹という関係が崩れたかを考察するための実験?)
罪悪感に駆られた「その人」はもう一人の女を選んだ証である婚約指輪を填めた薬指を自ら切り落とした。こういう考えです。

また、さらに屁理屈な(救いようのない)意見として、「婚約指輪を填めていたから」切り落とした(切り落とされた)のではなく、「婚約指輪を填めることが出来ないよう」に切り落とした(〃)のではないでしょうか。
本当に救いようのない話になってしまいますね。

・Arkとは

「アークと呼ばれた物」=ナイフと曲中で歌われていますが、何故ナイフをArkと呼ぶのでしょう?ナイフの商品名とかだったら怒ります。
これについては想像力乏しい自分は何ともいいかねます。
しかし自分自身の説を否定するならば、「アーク」をもって「妹」は「その人」の指を切り落とした。(また、命も狙った?)
つまり、「ソロル」と「フラーテル」の実験を自分と「妹」とより同一にするためには「アーク」の存在が必要だった、という考えです。
「アーク」を手にしたとき「妹」(「ソロル」)はどのような行動に出るか。それを確かめるために「その人」が渡したのですか?(聞くな

・仮面の男

これは「その人」のイレギュラー(反対思想者)なのだと思います。
しかし、「いつの間にか〜」という歌詞からすると、もしかするとこの「仮面の男」は実体ではなく「その人」の幻なのではないでしょうか。
Yieldと関連付けると、おそらく「その人」が一連の騒動の件で関わり合いになった、もしくはその後で関わり合いになった人物だと。
「ソロル」が「フラーテル」を殺したと結果が出た後に「その人」が見た幻。これも一種のトラウマ?

・本音(ぉぃ

ぶっちゃけると皆様の説のほうがよっぽど説得力があります。けれどこうしたパラドックスが皆様の考察に役に立てばなぁ、と思った次第です。

自分に至っては「信仰ってなんやねん」「仮面の男ってなんやねん」的でもうこの考察(モドキ)を書いている途中も恥ずかしかったです。
ほとんどの説で皆様とはずれている筈なので矛盾、疑問があれば色々とまた教えてください。ついでにどうすればそんなに想像力が得られるかも教えてください。(氏

では、晒し者になることを選んだ気狂いピエロでした。
・・・誤字脱字のほうは勘弁してください(苦笑

私見を - T.ヤマダ (2005年03月26日 12時58分55秒)
ぐだぐだと。初訪問ですが失礼。

組曲発売前の方がフェアだと思うので,
Ark,Yieldの解釈について私見を述べさせてもらいます。

ArkとYieldは次に発売になる「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」でもあり,またStoryCDはいずれも特定のテーマによって共通化された物語(=楽曲)を集めたものであることは,皆様ご了解いただけると思います。
とすれば当然,ArkとYieldも同じテーマをもつ作品として位置づけられます。

ここでArkとYieldが共有する語彙,内容を列挙すると,
「恋愛」「殺人」そして「仮面の男」。この三点があげられます。
Arkにおいて愛し,また殺害するのはあきらかに被見体1096『妹』です。
Yieldでは,主人公である「一人娘」が誰かを愛し,また前半の収穫の歌と後半の首を刈り取る箇所の対応から見て,「−1」の加害者についても彼女と見ていいでしょう。
そして彼女らの前に共通に「仮面の男」が現れます。

ここで仮定として,Yieldにおいて殺害されているのが「一人の男」だとします。
こうすると,Ark・Yieldともに「愛する女性が愛する男性を殺す」,恋人殺しという共通の構造が立ち上がります。
また,「仮面の男」がこうした行動を行った女性のもとに現れるのだと考えれば,その後の行動も共通だと推測できます。
目的が加害者である女性なら,Yieldで消え去るのは当の「一人娘」でしょう。また,Arkでは作中の直後に「妹」が「仮面の男」とともに消えるとすれば,両者の同期がとれます。

以上の仮定を元に,余計な人物の登場を廃して,両楽曲の物語を案じるとすれば,

Ark

脳内の器官をいじられた二名の被験者のうち,「妹」は「兄」を愛するようになる。
その関係を許容してきた「兄」も,ある日関係を解消しようと「六月の雨の日」「嘘を吐く」(具体的には,自身も好意をもっているのにも関わらず,その好意を否定したと予想)。
裏切られたと感じた「妹」は,やがて信仰へと逃避し,「アーク」による救いを妄想する。
「二月の雪の日」再会した「妹」は,「アーク(=ナイフ)」を手に「兄」に迫り,殺害する。
そして愛する「兄」を殺害した「妹」の前に「仮面の男」が現れる。
(そして仮面の男とともに何処かへと去る)

Yield

ある農家の一人娘は,友人の金持ちの娘と恋愛を語る。無欲な一人娘の言葉に,友人は笑う。
友人の新たな恋人を見て,一人娘は恋に落ちる。
だが,彼と娘が結ばれることはできない(自分の親が友人の親に借金があるとか)。
手に入れられないのならばと,「一人娘」は友人の恋人を殺害する。
そして愛する男を殺害した「一人娘」と友人の前に(3-1),
「仮面の男」が現れ(+1),「一人娘」と「仮面の男」が消え去る(-2)。


というような物語が想定されます。
あくまで仮定の上での随想であり,組曲発売の折には一笑にふされてしまうかもしれない仮説ですが,整合性はとれていて綺麗ではないかな,と。

この仮定でいえば,「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」は“恋する人を殺した女性を仮面の男が集める”物語になりますね。
題名との絡みで言えば「愛する人を殺すほどに楽園を求める者たちを,仮面の男が楽園へ連れて行く」でしょうか。なんかハメルンの笛吹にも似てますね。新アルバムの第9トラックに「笛吹き男とパレード」とあるのも,ちょっとした状況証拠にはなりそうです。


とりあえず,以上がわたしなりの二曲の解釈です。
色々な聞き方ができる曲だとは思うのですが,このとおり穿った読み取りをしてみました。



なお,上記で語られていないArkの部分でいえば,

・監視卿は何らかの研究者であり,何人もの被験者の脳を改造してさまざまな心理実験を行っている。
・1076と1096は「兄妹愛」のような実験のために,兄と妹であるという記憶と,お互いへの好意を植え付けられた(もともと血縁ではなかったと想定)。
・曲の冒頭での批判的な言葉は,監視卿が,彼の協力者か恋人であった人物から過去に言われた言葉であり,またその人物は彼の失われた「左手の薬指」とも関係した人物である。

というようなことを妄想してます。

(どうでもいいけど,「愛する人を殺す女性」だけだとSound Horizon作品じゃ枚挙に暇がありませんねぇ)

楽園へ連れて行く者 - 藍 (2005年03月26日 15時21分20秒)
ArkとYieldの共通項は、やはり「背徳的な恋愛」、
「愛する人との幸せを望みながら狂気に堕ちてしまった女性」、
「恋人殺し」でしょうね。

T.ヤマダ様の仮面の男=ハーメルンの笛吹き男説、かなり核心を
ついていそうで大変面白いです。

しかし仮面の男が集めているのが「愛する人を殺した者」なら、「愛する男を殺した女性」だけではなく
「愛する女を殺した男性」も仮面の男が楽園に連れて行く対象
にはならないのでしょうか。

「Chr



Yieldについて - 風蓮 (2005年04月01日 22時10分51秒)
初めまして、ThanatosからSHのファンの風蓮と申します。皆さん素晴らしい考察をなさっているのでなんとも書き辛いのですが、疑問に思ったので書かせて頂きます。Yieldの歌詞に「変わらぬ過去に 訪れぬ未来に」とあるので私は「3−1+1−2」の「−1」はこの一人娘だと思ったのですが、変でしょうか。愚問ですみません。

せっせと種を撒く - れっどすぺーす (2005年04月04日 23時56分58秒)
学習帳に書くのはひさしぶりですが(苦笑
4thの発売が近いので考察を読み返していたりします。

>風蓮さん
「変わらぬ過去に 訪れぬ未来に」という部分ですが、風蓮さんはどのように解釈されたのでしょうか。私は
変わらぬ過去→男と女(not一人娘)が結ばれてしまったこと
訪れぬ未来→男と一人娘が結ばれること
と解釈してました。ここから、一人娘が「望んだ未来なんか訪れない=もぎ取れないなら刈り取ってしまえー」と思って凶行に走るという形になるのではないかなーと。

無題 - 風蓮 (2005年04月05日 23時13分05秒)
れっどすぺーす様、レス有難うございます!質問についてですが
「変わらぬ過去に 訪れぬ未来に」というのは私は     1.not一人娘視点                    「変わらぬ過去」=「男と一人娘が結ばれた(付き合っているとか想いが通じ合った等)という不変の事実、変えたくとも変わらない」
「訪れぬ未来」=「自分(not一人娘)と男が結ばれる可能性のない絶望的な未来」
2.一人娘視点
「変わらぬ過去」=「男と想いが通じ合っていたが何らかの誤解等により男や周囲から冷たく接され、男が自分とは別の女(=not一人娘)と一夜限りの情事を交わした事」(「根雪の下で春を待つの 夏が過ぎれば・・・」から誤解を解こうと頑張ったので努力の成果が「実る」だろう、と解釈したので)
「訪れぬ未来」=「誤解は解けずに結ばれなく、男はnot一人娘と結婚する」
と解釈しました。2.の場合not一人娘を一人娘は殺そうとしたが返り討ちに遭い死亡、−1かな、と。もしくは誤解は解けたがnot一人娘が強行に男に迫り(子を孕んでいたとか)結婚、一人娘が目障りなので始末、ともとれるな、と思ったのですが。なんだか力技で押し切った感がありますが私の見解はこうです。 

連れて行かれる者 - 藍 (2005年04月06日 00時15分33秒)
先日はお騒がせしてしまい申し訳ありませんでした。

上の楽園へ連れて行く者の続きなのですが。
愛する男を殺した女を集めているのが仮面の男なら
愛する女を殺した男を楽園へ連れて行くはラフレンツェの
役目なのではないでしょうか。

それでラフレンツェが自分の集めていた愛する女を殺した男に
恋をするという風になれば相当な悲恋だと思うのですが。
そして育ての親の魔女を裏切って愛する男と楽園(奈落?)へ
駆け落ちとか。

仮面の男がハーメルンの笛吹き男なら、
「魔女とラフレンツェ」は童話のラプンツェルを彷彿とさせ
ます。ラフレンツェとラプンツェル、名前もどこか似てますし。

童話のラプンツェルは育ての親である魔女の言いつけを破って
塔に招き入れた王子と恋仲になり、王子の子を妊娠したのが
魔女にバレて塔を追われます。

ラプンツェル=ラフレンツェ
魔女=オルドローズ
王子=ラフレンツェが連れて来た愛する女を殺した男

歌詞に「還れない楽園」と出てくることからラフレンツェが
楽園を追われた可能性も考えられますし、彼女があれだけ
恨まれてるところを考えると自分の恋の為に魔女を裏切ったか
酷い仕打ちをしたんじゃないかと思います。

「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」が発売されて実際は全然
違ったらアッサリと崩れ去ってしまう仮説ですが、私的には
こう予測してます。

澪音の世界と壊れたマリオネット - 厚真 (2005年04月07日 20時56分58秒)
はじめましてsound horizonにドップリはまっております、厚真です。
疑問なんですが、Thanatosの「壊れたマリオネット」の中で
「意識の彼岸で『彼女』が目覚める」や
「追憶は雨の葬列 泣いている少女は誰?黄昏に芽生えた殺意  もうひとりの私」、
「屠る華を捜すように 夜空を舞う蝶は」など、なんだか聞いている内に澪音の世界を思い出したのですが。僕には澪音の世界に出てくる少女だと思えます。皆さんの意見はどうでしょうか?よろしければご意見待ってます。

はじめまして! - ロック (2005年04月07日 22時24分07秒)
はじめまして、厚真さん。
早速ですが、このスレッドは、一番上の ぐっこさんの投稿にあるように、
「Elysion 〜楽園への前奏曲〜」の「Ark」「Yield」中心スレと
なっておりますので、
「Thanatos」スレッド、もしくは「壊れたマリオネット」の単品スレッドを新しく立てたほうが
古参ファンの方々からのご意見が伺いやすいと思いますよ(^^)
お手数ですが新スレはぴこ魔神BBSのTOPから立ててくださいなvよろしくお願いしますm(u u)m

ごめんなさい!! - 厚真 (2005年04月08日 13時39分12秒)
すみません、そうですね。有難うございます!!

仮面の男について - 大黒 (2005年04月08日 22時40分44秒)
かなり以前に雑談掲示板で挨拶をさせてもらって以来の書き込みなので覚えてる人がいてくれれば幸いですm(_ _)m

「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」発売前の駆け込み提議ですが仮面の男についての私見をぱらぱらと…
この【仮面の男】というのは、私は、具体的な人物像ではなくある種の狂気を象徴する存在ではないかと思います
仮面の男が現れるというのは、その狂気に取り憑かれるもしくはその上で何らかの凶行を行う(った)という意味を暗示してるのではないかと考えます

例えばArkではすでに様々な方が前述してるように「兄」と「妹」の背徳的な恋愛とその崩壊の様相そしてそれをみつめる「監視卿」の姿が描かれています
同一人物かどうかは不明ですが、恐らく「兄」の海馬に手を加えたのも「監視卿」と同じ組織のような物に属する者だと考えます
この2人の関係に関しては、私は元来から愛し合う関係にあった物を、「兄」の海馬に手を加える≒洗脳によって2人の関係を強引に引き裂く事による「妹」の出方を観察する事が目的であったのではないかと思います
道徳的に褒められるかどうかは別としても、愛し合う2人を人為的手段で引き裂くという凶行によって堕ちるところへ堕ちたというメッセージが【失ったはずの『左手の薬指』】であり、仮面の男ではないでしょうか。最後に薬指がうずいたのは「監視卿」に残された良心の呵責であったと考えています

Arkについて - ゼロ (2005年04月11日 00時09分16秒)
はじめまして。早速なのですが、Arkにつきまして僕は藍さんやT.ヤマダさんの解釈に似ているように自分では思っております。
僕の解釈ですが、まず監視卿は兄妹とはまったく無関係な人間ということです。「神にでもなったつもりなの?」という言葉は監視卿がある女性に言われている言葉だと思います。女性言葉と僕は解釈しておりますから、あの言葉を発しているのは女性です。そして監視卿は「失った薬指」は結婚指輪のことです。女性は監視卿の妻だった人だと思うのです。監視卿はたとえばこの悲劇的な結末にいたった兄妹をモニタリングする役目を負っていました。妻は夫のこの仕事についてゆけなくて、「あなたは神にでもなったつもりなの?」と問いかけて離婚することになる。監視卿は、兄妹を神のごとく操っていたのですが、兄が脆弱な精神力のために妹との近親相姦を拒むようになった。拒まれた妹は心を閉ざし、宗教的な信念を持つにいたります。結局仮面の男が現れて妹にナイフを持たせ、妹は兄を殺害してしまいます。その一部始終を監視卿は見ていることしかできなかった・・・そういう話ではないのかと思いました。

Arkの海馬、トラウマ - ゼロ (2005年04月12日 17時32分01秒)
続けてすみません。
「箱庭を騙る檻の中」「禁断の器官(海馬)に手を加えて」

「限りなく同一に近づける」「追憶は狂気にも似た幻想」「同じトラウマ重ねれば響きあう」「少しずつ楽園を追われてゆく」

監視卿は一体何をしていたのでしょうか。僕の思ったことを聞いていただけないでしょうか。

海馬は記憶をつかさどる器官だったと理解しております。監視卿たちはフラーテルとソロルの記憶をいじったのではないでしょうか。なぜいじったのかというと、トラウマを持たせるためです。同じトラウマを被検体に持たせるには、共通の嫌な経験をさせなければなりません。実際は経験させたのではなく、海馬(記憶)をいじくって無理矢理に持たせたのではないでしょうか。
結果、兄妹で近親相姦の関係になったみたいです。セックスするようにまでなるということは、トラウマとはセックスに関することではないかと思います。僕が想像するのは父親にレイプされる記憶を植え付けられたのではないかと。フラーテルは男ですが、性別は関係ないと思います。


6 名前:れぼーん(´・ω・`):れぼーん(´・ω・`)
れぼーん(´・ω・`)

7 名前:ぐっこ:2010/01/24(日) 10:37:25 ID:Pkrh9tb8
書き込みテストです…

注意書きにあるように、

ロボットによるスパムを排除するため、全板でキャップ必須にしました!
書き込みをされる方は、必ずメール欄に #chronica と入力してください。
sageをする場合は、 sage #chronica としてください(sageのあと半角スペース空ける)。

お手数をお掛けしますが、ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたしますm( _ _ )m


8 名前:やまいぬ:2010/01/30(土) 14:52:58 ID:SKH8njob
書き込みテストです



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