図書館にて(*´ヮ`)

図書館にて(*´ヮ`)

>今日、会社の昼休みに図書館行ったんですよ図書館。
そしたらね──って別にエロゲみたいなフラグイベントは起こらなかったのですが、まあ貸し出しカウンターで順番待ちしてたら、私の前の順番だった一人の紅顔の美少年──年の頃は14,5あたりか──が、不覚にも、ラベルの向きを揃えないで出しちゃったんですね。

不文律というか、ローカルルールというか、基本的に向きを揃えて出した方の本をスキャンする場合、動きは最小限に、ラベルが見えるギリギリの位置だけ露出させて、サッサッサとリーダーを通すわけです。
つまり、人に見られたくない本をこっそり借りる人なんかは、ダミーの本の下に挟んで、サイズをスキャンしやすい大きさに揃えたらよい、というわけ。

──で。
その美少年、それを知らなかったのか動転していたのか、裏も表も、上も下も、見事にバラバラ。
歴史の必然として、カウンターのお姉さんは表情一つ換えず、まるでそれが懲罰だといわんばかりに、カウンターにトランプを広げるように、表紙を表にずらりと本を並べ直し、一冊ずつスキャン。

「自衛隊事典」ピッ
「百万人の性愛入門」ピッ
「ビューティフルラブ(大判カラー)」ピッ
「愛撫の風俗史」ピッ
「男女両性具有」ピッ
「少年の性 」ピッ
    
…(*´ヮ`)

OK。神も赦すだろうけど私も赦す。カムフラージュの選択も気に入った。

でもさ、わたしが既に司書見習い時代に読み倒した書庫内図書(通称禁本)といっしょに、

 大 量 の B L 文 庫 

を借りてゆくのは何故…!?

おねえさんにたのまれたのかな? …かな?