ところでブリタニア史
■ところでブリタニア史
>パーシー妄想かんがえてるうちに混乱してきたのでチラシの裏。
私の中では、『雷神の系譜』の少年は、雷神の民の中でも被差別階級に属してまして。
で、それに付随して、パーシーも騎士になる前は被差別民出身だったら、それはそれでカコイイ物語になるかな、とか思ったり。跳ねっ返りの幼女ローザが、先住民族(イメージ的にケルト系)の少年を手ずから騎士へ引き立てるシーン(;´Д`)ハァハァ
いやね、幼いローザを「カーライル領主」ってしたのは、アルトリウスの壁(^_^;) …まあ、ハドリアヌスの壁の側に居城があるから、その外側にいる異民族あるいは被差別民族の少年と出会う機会があるんじゃないか、という伏線もありまして…
以前描いたSSだと、「ディーン入植者」「スコッチ戦士」の来襲という超適当な(それっぽい)表現使いましたけど…
以上を踏まえて簡単な歴史勉強
↓↓
最近中世史勉強するついでに、騎士物語も色々読みあさりましたけど、『アイヴァンホー』あたりが結構面白くて。ちょうど獅子心王リチャードが活躍してる時代で、ロビン・フッドも登場してたり。
で、その頃イギリスはプランタジネット朝で、ノルマン人がようやくイギリス征服を果たしたばかりというところ。当然、先住民たるサクソン人は、ノルマン人やフランス語を毛嫌いしながらも、一段下の階級に属してます。
しかしそのサクソン人たちも、たとえばアーサー王物語においては、残虐な侵略者として描かれてます。その頃のブリテンはブリトン人が主住民。でも、そのブリトン人も、もとはといえば原住民ピクト人から見れば侵略者である、ケルトの民族。
ものっそ大雑把な順番で言えば
覚えてないけど原住民→ピクト人→ケルト人(ベルガエ)≒ブリトン人→ローマ征服(ブリトンのローマ化)→アーサー王(?)→サクソン→ノルマン人→…
という流れ(超適当やな('ω`;)。
↑↑は単なる思考整理用メモ。
で、本題は「被差別民族(先住民)」をどの辺にすればカコイイか。
パーシーのことはさておいて、ちょうどCAZ様のネ申SSにあるように、ケルト語を「古語」として扱う、これ最強。ある程度教養のある階級や、語り部、詩人が口伝しているのでしょうな。
そしてアヴァロン朝暦600年余と考えれば、例え征服王朝だったとしても、もう「征服者」という概念も薄れてるでしょう。
Σ( ゚д゚)ハッ! つまり被征服民なんかいないやん! …妄想終了orz
うーん…。整理してみると結構簡単に結論出るな('ω`;) リアルにこれ書き出すまで気付かなかったよ…
アイヴァンホーには、ロウィーナ姫という旧サクソン王の姫君も登場するし、被征服民といえど、ノルマン人も一目置く血統・家系も存在する様子。パーシーも、奴隷階級の庶民でなければ、こういうアヴァロン朝における旧ケルト系騎士の出であったり…したらいいけど、アヴァロン朝じたいがケルトの流れを汲んでるブリトン人の王朝とするべきだよなあ…。
じゃあ、雷神の民は、さらにケルトよりも古いピクト人Σ(゚Д゚; …うーん、どうしたものか…。巨石文明と絡めたら面白そうだけど…
妄想おわり(;´Д`) クロエビレスつけてきます。
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