■はじめてのおふかい(*´ヮ`)。.:*・゚in【Made Cafe】゚・*:.。

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>濃ゆッ( ゚Д゚)!

0717カラオケオフの前座とも言うべき、『食い倒れより萌え倒れだろ!日本橋ヲタロードツアー(eri.氏命名)』の第一目標は、「メイドカフェに入る」こと。

メイドカフェ…。ルーツは定かではないが、地雷ソフトハウス『戯画』が思い出したように世に送り出す名作の中でも、歴史的傑作といってよい「ショコラ~Maid Cafe CURIO~」が、そのブーム到来を象徴すると言われている。
お客様をお出迎えするのは、ウエイトレスではなくメイド。出迎えの挨拶も、「いらっしゃいませ」ではなく「お帰りなさいませ、ご主人様」である。これは、外から客がやってくるのではなく、ご主人様がお屋敷に戻られた、というコンセプトを徹底して追及しているからだ。逆にお見送りの挨拶が「行ってらっしゃいませ、ご主人様」である事は言うまでもない。

噂には聴くものの、実際にそこへ入った経験のある者は、我々の内では一名だけであった。後学の為にも、是非この機会に、経験を済ましておきたいという運びになった。(←※主にわたしの願望)

さて(*´ヮ`)。
梅田で待ち合わせて、難波で合流して、男2名、女5名という不思議なパーティは、ちょうど11時頃に、なんば-日本橋のヲタロードに到着した。そして、ある角を曲がるなり、いきなり綺麗なメイドさんが天使のような無垢な笑顔で道路に水を打っている光景と遭遇した。キラキラと陽光を浴びて輝く水滴のむこうに、ぐっこは楽園を垣間見た。メイドカフェ『e-maid』(http://e-maid.net/)。地図で言う1番である。
「お帰りなさいませ」の声に吸い込まれるように、店内へゾロゾロ誘導されるわたしたち。
幸い時間は昼前、この大人数がすんなり入れるほどのスペースが、まだ空いていた。
それにしても! …我々が最初にこの店へ入れたのは幸いである。
日本橋には、05/7/17現在、7つのメイド喫茶が存在するが、その殆どが「雑居ビルの1フロア」に店舗を構えているのに対し、メイドカフェ『e-maid』は、外見的にごくフツーの喫茶店(店頭にメイド服飾ってあるけど)。あまりにフツー過ぎて、普通のオバサンたちが新聞読みながらコーヒーを啜っているほどである。我々メイド喫茶初心者にとっては、ちょうどよい環境なのだ。

昼食を取るには早すぎる為、適当に飲み物等を注文する一同。値段は、普通の喫茶店に較べて安いわけではないが、別段アンミラのような暴利を貪ってるわけでもなく、気持ちよく頂ける内容であった。ちなみに携帯の無料充電サービスがあるのも嬉しい。
面映ゆくて凝視できなかったが、どうやら制服はロングとショートの最低二種類はあるらしい。その時の、ロング派かショート派か、という問答では、重々しく「ロングのが萌ゆる」という返答が帰ってきた。同感である。

1時間を余裕でオーバーし、昼食時になると、ぼちぼち店外に順番待ちの人たちが見え始める。ここらが潮時と、皆席を立って移動を開始。「行ってらっしゃいませ、ご主人様」の声に見送られつつ、メイドカフェ『e-maid』を後にする。
総評としては、「理想的なメイドカフェ」というべきであるが、メイドさんが積極的にご主人様と接触する機会が少なかった為か、「普通の喫茶店のウェイトレスがメイドの格好をしている」という印象も若干ある(ホントはネコミミメイドの日とか、濃ゆいイベントも多いらしい)。
ともかく次は、ネタ的にもベタベタにメイドさんがイベントを起こしてくれるような店が望ましい、と思ったわたし。

その後、我々は楽園を目指して無軌道に移動を続けた。
関東組と次々合流し、規模をより大きくしつつ、同人ショップを右往左往したり、ガンダム専門店で盛り上がるだけ盛り上がって何も買わずに出たりと、私たちはヲタロードを歩く。
さるガンショップでは、店頭に飾られていた実寸模造の長剣エクスカリバーに一目惚れした某嬢が、店員を巻き込んで値段交渉を繰り広げたり、鼻息荒くハルバード(槍斧)を手に取り、やはり店員を捕まえて用途や移送方法を質問する某嬢がいたりと、明らかに周囲を圧倒する存在感を、我々は放っていた。

やがて歩き疲れた一同、3時ちょっと前に、メイド・イン・カフェ(http://maid-in-cafe.com/)に入る。地図で言えば5番である。
こちらは、漫画喫茶のある雑居ビル地下ということで、窓もなく閉塞感は否めないが、シャンデリアや柱時計などのアンティーク風の演出で、「らしさ」を出そうと苦心している様子が伺える。
結論から言うと、こちらは料理が出てくるのが非常に遅い。9人という大人数が押し掛けたせいもあるだろうが、これではお急ぎのご主人様がいらだちを覚えても仕方なかろう。
ただ――メイドさんとの触れ合いが、あった。
まず、メイドさんを呼び出す時は呼び鈴である。卓上ベルを、振る。凛と。
音が響くと、「はい、ただいま伺います、ご主人様」と、間髪入れずにメイドさんがやってくる(ただし別のテーブルへ行く可能性が50%はある)。
メイドさんは、ご主人様にかしずく如く、ひざまずいた姿勢で待命する。お冷や入れるときや、アイスコーヒーにミルクやシロップを入れるときも、そうである。
オープンして数ヶ月、まだたどたどしい所作でコーヒーを(ひざまずいたまま)かき混ぜる眼鏡っ娘メイドさんの手つき、困惑したような表情、白いうなじを見て、昂奮しない者があるだろうか。いやない(反語)。
私の正面の席に座っていた某嬢は、まさに似顔絵(http://img.mixi.jp/photo/member/4/54/640454_3493774448.jpg)の通りの表情で、メイドさんをじっと見つめていた。フラグなど、とうに立っているのだろう。ここで水をこぼせば、強制イベントが起こるのに、とでも念じていたのかも知れない。←※それはわたし。
他にも面白いイベントがある。
オムライス(とお好み焼き)を注文すると、なんとケチャップで絵を描いてくれるというのだ。
そういえば傑作『ショコラ~Maid Cafe CURIO~』の続編である『パルフェ~chocolat second brew ~』にも、そういうイベントがあった。もうメイド喫茶のデフォルトになりつつあるのだろうか。
ちなみに、リクエストに応じて書いて貰えるのは、わんことかぬことかの動物系であった。
ここで私は「ペンギン」といい、某氏がお題に迷っているところへ割り込んで「じゃあ僕の似顔絵描いてください」と注文し、メイドさんを大いに困らせたものである。(写真)

繰り返すが、料理に時間が掛かりすぎる、レスポンスが悪い、その他色々ツッコミどころのある店ではあったが、よほど時間に余裕がって我慢強いご主人様は、何よりも話のタネに、このメイド・イン・カフェへお帰りするのを強くお奨めする。
なぜなら、たとえば「食前に」と言っておいたアイスコーヒーが食後に出てくること一つとっても、それでひとつの「イベント」なのだから。というか、それを「イベントキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!」と喜べるほどの心の贅肉が絶対に必要な店である。

この後、我々は予定より大幅に遅れて(料理が遅い…)カラオケオフに突入。
そして楽園パレードは頁の外へ…

■二日分のオフ会一つにすると、自分でも死ぬ程読みづらかったので、分立いたしますた。

■はじめてのおふかい(*´ヮ`)。.:*・゚in【Made Cafe】゚・*:.。” に対して2件のコメントがあります。

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