2012.10.01
銀河英雄伝説@Takarazuka観てきたよ!!!
うむ!イロイロと面白かった!
あたい神戸在住だけど、宝塚観るのは十年以上ぶりくらいかしら? 杜けあき・一路真輝時代に、ママンの影響でTVは見ていたのだけど、実際に劇場で観るのは小学生か中学生くらいのときぶり。
とういわけで、行ってきた(`・ω・´)
阪急宝塚駅からショッピングモール抜けて大劇場に向かう、いわゆる花の道を通るのだけど、なんだか沿道のマンションとかお店とかの景観がなんとなく「タカラヅカ」ってカンジがしてオサレ。
逆に大劇場は、むかーしの記憶よりも小さい印象。このところサンホラがやたらデカイ箱でコンサート・ライブやっているのに慣れてしまったからと思われる(; ・`д・´)
とはいえ、やはり聖地・大劇場の中は豪奢であり荘厳。
題材のせいだろうけど、古参のファンの姿よりは、圧倒的に若い男女の銀英伝ファンが多いように見受けられた。
といってもヅカファンの掟?に反するような困った子たちは居ないようで、常識の範囲内で楽しげに賑わっているカンジ。あと敬老の日が近かったためか、ウチのような老親づれの、私くらいの世代の家族も多かった。
さて。
肝心の公演の内容なのだけど、途中30分程の休憩を挟んでの2部構成。ぶっちゃけると原作小説の第二巻まで(+外伝)を舞台化した作品です。
原作がそうであったように、綺麗に物語として終了し、かつ次の展開を匂わせつつ幕。
もちろん、舞台向けにだいぶ設定を簡略化しているものの、帝国と同盟、フェザーンの三勢力がシーンごとに次々と新キャラを繰り出すため、銀英伝を全く知らない方にとっては、少し慌ただしいドラマに見えるようです(参考:うちのママン)。
あと簡略化の都合上仕方ないけど、ヤンとラインハルトを唄い上げるコーラスが「宇宙の覇者になるのはどちらだ~♪」みたいになっててワロタ。一介の軍人ヤン准将を英雄譚のコーラスにするのは難しそう…。
とはいえ、銀英伝を知っている人は、思わずニヤリとなるシーンが多く、ちょこちょことギャグ風の演出があるのも面白い。
宇宙艦隊の戦闘シーンはどうなるんだろうと思ってたけど、スクリーンとCG使って意外に頑張ってた(; ・`д・´) CGつてもリアル系の艦船ではなく、アニメ版の布陣図を立体にしたやつ(「新たなる戦いの序曲」の紡錘陣形突入のときみたいなカンジ)。これを大写しにしつつ、群舞と台詞で戦況説明。かなり端折られるため、ここらは原作を知らないと理解するのは難しかったかも。
あと、衣装が凄い!中学生の時初めて銀英伝アニメを見た時、「タカラヅカみたいだなあ」と思った感想そのままに、ヅカアレンジされた美麗衣装!
ちなみに右の赤い女性は、男装のヒルダ。ちゃんと中佐待遇のようす。ちなみに彼女を最初に見たオーベルシュタインの反応が「うぉぅΣ(゚д゚;) 」みたいなカンジでワラタ。
帝国は宮廷劇がメインだけど、同盟もミュージカル風にうまく表現されてたので、いずれも舞台映してましたの。
歌うシーンもそれほど多くはなく、タモリばりに歌劇苦手って方もそんなに胃に凭れなさそう。あと、昔より全体の歌唱力が底上げされてて驚いた、ってママンが言っててました。
さて、概略はこのあたりまで。ここからはちょこっとネタバレ含むので、観劇の予定のある方は見終わった後に。