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■ 【Roman】03.見えざる腕 【考察】

1 名前:★ぐっこ@管理人:2006/11/22(水) 22:38


5th story CD 『Roman』の3曲目、二番目の試聴曲『見えざる腕』についての考察トピックです。
あまりに衝撃的な「…ルヴァレス将軍に続けッ」で鮮烈なデビューを果たしたこの曲の真の意味、幾つかの曲に見え隠れする「ローラン」なる名の読み分けなど、色々と興味深いこの曲を皆で解明しましょう!!
 
 
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2 名前:みのこ:2006/11/23(木) 00:28
冒頭の号令、てっきり「アルヴァレス将軍に続け!」だと思ってました。
しかし聞き込むにつけフランス語はやっぱり詩的な言語だと思う…
いやほとんどわからないんですけどね_no

3 名前:かぼす:2006/11/23(木) 00:31
号令はアルヴァレス将軍で間違いないかと。

4 名前:キサラギ:2006/11/23(木) 00:34
「Alvarez将軍に続け!」で合っているのではないでしょうか。
私もそう聴こえましたし。
にしても、Alvarez将軍が出てきたということは、
この曲の舞台はGariaということになるのでしょうか?
同姓同名の別人というのも考えにくいですし・・・。

5 名前:かぼす:2006/11/23(木) 00:41
>黄昏に染まる古き獣の森
緋色の花を連想?

>赤い髪の騎士
緋色の風車
少年が逃げ込んだ森も緋色の花を連想

ロマンに出てきたフランス語については是非解き明かしたいです

6 名前:黒兎:2006/11/23(木) 00:50
鳶色の目の少年は、緋色の風車で敵に追われた少年ではないのでしょうか?
風車・廻る・踊るというフレーズから緋色の風車がイメージされるのですが…。

7 名前:アサ:2006/11/23(木) 01:11
>>6 黒兎さん
「少年は剣を・・・」のポスター・CDで確認した所、少年の目は鳶色ではありませんでした。
「緋色の風車の少年」=「鳶色の目の少年」と考えるよりも、
「緋色の風車の少年」=死神を葬った「ローランサン」の方が近いんじゃないでしょうか。
ブックレットに描かれている剣と形も似ていますし。

8 名前:cu:2006/11/23(木) 01:21
鳶色の目の少年は、もう一人の(残された)ローランの息子だと思っていました
恋人には、お腹にこどもがいたような表現があったので

9 名前:淺日:2006/11/23(木) 01:24
>>7 アサ様

ということは、仮に『緋色の風車』の少年をローランサンとすると、
刺されてしまった騎士は、かつて少年の村を襲った男で、その復讐に……
という事でしょうか。
少年も、いわば被害者なのですから……如何でしょう?

10 名前::2006/11/23(木) 01:25
私は、「鳶色の瞳の少年」は出て行った恋人の「お腹の子」ではないかと思います。
ローランも鳶色の瞳だったようですし、その彼の血を引いた子供が成長して少年となり、
その現場を目撃し、そしてまた憎しみを抱いてしまう…。

…完全な憶測ですが!

11 名前:モチ:2006/11/23(木) 01:27
「鳶色の目」というフレーズは赤い髪のローランにも使われているので、
赤髪の関係者、例えば息子とかそういう可能性はないでしょうか?

12 名前:かぼす:2006/11/23(木) 01:34
解った分のフランス語部分ってここで書いたらまずいんでしょうか?

13 名前:モチ:2006/11/23(木) 01:36
すいませんリロードしてませんでした;
鳶色の目の少年を赤髪の息子だとすると、
「緋色の風車」の最後の段「少年の時は逆転する」の所の意味が通るような気がするんですよね。
復讐した少年が相手の息子にまた復讐されるという・・・
もしも生まれ変わったら、の時点で少年は既に復讐されて」しまった後だとか。

14 名前:ふーじん:2006/11/23(木) 01:36
「鳶色の目」ですが、
共通しているのは「赤髪の騎士」と「柱の影の少年」ですので、両者は血縁なのではないでしょうか?
で、憎しみの風車を廻すのは少年で、ローランサンを恨んだ(被害者)だと。

ローランサンは何故赤髪の騎士を殺したのでしょう?

15 名前:夏草:2006/11/23(木) 01:44
ローランサンは腕とともに彼女を、仕事を失う。いわば被害者。
「赤髪の騎士」と「柱の影の少年」が両者は血縁ならば、
血縁者を失った少年もいわば被害者。
さて、それでは加害者は誰で、被害者は誰なのか?
と、そういうことではないでしょうか?

分かりにくくてすいません。

16 名前:ふーじん:2006/11/23(木) 01:57
>夏草 さん
腕と彼女と仕事を失ったのは「金髪の騎士」で、物語の視点は彼。彼は最後に残された「もう一人のローラン」であってローランサンではない。
ローランサンは「不意に飛び出した」ので、物語の登場としては非常に唐突。それは何故?
と、私は読み取りましたが。

17 名前:cu:2006/11/23(木) 02:05
>>13モチさんも書かれていますが
ローランサンは緋色の風車の少年では…?
『少年は剣を…』ジャケットに同じ剣を持った少年がいて
Romanブックレットも同じ剣を持った影が赤い髪の男を狙っています

18 名前:F−F:2006/11/23(木) 02:05
初めまして。強引すぎるかもしれませんが、
「柱の影」で私は「Belgaの死神の死神」を連想しました。
「柱の影の少年」が成長して、「柱の影」の「招かれざる客」になったのかと…。
どうも「聖戦と死神」好きが高じ過ぎてしまったようです。(汗

19 名前:ココ:2006/11/23(木) 10:29
私もローランサンは緋色の風車の少年だと思います。
Romanのブックレットの緋色の風車の向かって右隣に赤い髪の男らしき人物が見えるので。
風車の少年たちを襲ったのは赤い髪の男かと。
「黒き剣」というのも「少年は剣を…」を連想させると思います。

20 名前:una:2006/11/23(木) 11:35
緋色の風車の少年が赤い髪の男に少女を殺された。
その緋色の風車の少年は成長し、黒き剣で赤い髪の男に復讐した。

ということでしょうか?

21 名前:んたろ:2006/11/23(木) 11:45
聞いてて思ったんですけど。
”誰が加害者で、誰が被害者だ”
という部分は、
”おれは加害者などではなく、被害者だ”
というニュアンスにも取れませんか?

22 名前:黒兎:2006/11/23(木) 12:36
少年は風車の少年ではないかと昨夜思ったのですが…
聴くほどに分からなくなってきてしまいました。

この曲の主な登場人物
金髪のローラン(後に隻眼・隻腕・アル中・ヤク中)
赤髪のローラン(左の頬に十字傷・鳶色の瞳)
ローランサン(走り去った男)
柱の影の少年(鳶色の瞳)
それと、金髪のローランの子供を身ごもったまま出て行った恋人

シュバリエは再び馬に跨り=赤髪のローラン
異国の酒場(金髪のローランの故郷か?)

赤髪のローランはみた、かつての蛮勇がアル中になっているのを。
そこを一人の男が飛び出す。
そして赤髪のローランは崩れ落ちる。
走り去っていく男=ローランサン

金髪のローランは何が起こったのか呆然と立ち尽くす。

金髪のローランが腕を奪われ仕事を奪われ恋人もいなくなり、被害者だったはず。
しかし目の前で赤髪のローランが殺された。
一体誰が加害者なのか?
被害者ばかりが増えていく。

柱の影には鳶色の瞳の少年
金髪のローランの子供なのだろうか。

あまりうまく纏められませんでしたが(^^;

23 名前:aki:2006/11/23(木) 15:00
金髪のローランは隻腕だけで赤髪のローランは隻眼、隻腕、アル中、ヤク中だと思うんだけど。
最後の少年は赤髪の息子かと。

24 名前:黒兎:2006/11/23(木) 15:38
今PV見ていたら、確かに両方隻腕ですね。
それにakiさんの言うとおり、赤髪のローランがアル中・ヤク中ですね。
ならば、再び馬に跨ったシュバリエは金髪のローランですね。

25 名前: :2006/11/23(木) 16:08
えっと、本編にはまったく関係ないんですけど、
「左の頬に十字傷」、「赤い髪に鳶色の眼」・・・
某伝説の人斬りを思い出したのは私だけでしょうか(爆)

26 名前: :2006/11/23(木) 16:41
>>25
私も思いました(笑

27 名前:ありす:2006/11/23(木) 17:33
私はPVしか見てないのですが(邪道め
金髪のローランは隻腕、アル中、ヤク中(痛みを和らげるため
幻覚(夢)を見ていたことから。
シュバリエは再び(いじけて暫く乗っていなかったため。
恋人は金髪のローランの(ぐれて暴力

赤髪のローランは隻眼、隻腕
かなあと思っていたのですが、
鳶色の目の少年は赤ローランの子のほうがすっきりしますしね;(矛盾
 
>眠れぬ夜は・・・
では、ローラン3人事件あと、金ローランが自殺。
あれ・・・?

アルヴァレス軍に金ローラン。
とまあこんな感じなイメージだったのですが・・・
あぁ、まとまってない;

≫25・26
私も思いました!

28 名前:ありす:2006/11/23(木) 17:37
+この曲でなんとなく、ドンキホーテを連想させられます。

29 名前:くじら:2006/11/23(木) 19:06
悪夢の部分を聞くと、赤髪のローランが
風車の少年が盾ではなく剣を取った場合のように思えます。

あと、前半は二人のローランについて語っているのでは?
同じ名前の似たものどうしですし、ほぼ同じ境遇。
堕ち方も似ていると思います。
中盤(悪夢のあたり)から金髪に焦点が絞られているのではないかなーと思います。

30 名前:むかい:2006/11/23(木) 20:12
声で判断すると、金髪が飛田ローランで赤髪が若本ローラン
酒場で腐ってたのが赤ローランのようですね
ローランサンはやっぱり少年なんでしょうかねぇ・・・
少年好きとしては否定したいところですが、いかんせん符合する点が多い( ´・ω・)

31 名前:草薙:2006/11/23(木) 21:01
澪音の歌詞に近い気もします。
輝ける名誉も力も、帰る場所も待ってる人も、
二人のローランはいまは失っているようですし。

32 名前:あか:2006/11/23(木) 21:48
色々跨りすぎてここに書き込んでいいのか悩みながらなのですが…。
見えざる腕で赤髪ローランを殺したローランサン=呪われし宝石で泥棒をしているローランサン=緋色の風車で生き残った少年 だと仮定して…。
呪われし宝石での死神という記述と、見えざる腕のPVで宝石が出ていた事を深読みして。

緋色の風車時少年が宝石を持っていて(攻撃の訳も分からなかったことから呪われた宝石とは知らずに?)
→それを赤髪ローランが少女ごと奪った(宝石が欲しい欲望のままに/少女は殺した?)
→少年は復讐を誓う
→イヴェールと赤髪ローランから宝石を奪う計画を練る(イヴェールは単純に宝石がほしかっただけ?少年は赤髪ローランを殺す方がメイン?)
→少年は所有者の赤髪ローランの殺しを、イヴェールが宝石の盗みを担当。
→「ずらかるぞ」、宝石はまた世に出る…

という流れ(つまり呪われし宝石と見えざる腕の時系列は一部重なる)でつなげるのはちょっとむりやりすぎますかね…。

33 名前:シン:2006/11/23(木) 22:37
どうやら、呪われし宝石の時代は20世紀付近ではないか、という説が出ています。
それを前提としてみると、時代が合わない気がします。

34 名前:忍冬(スイカズラ):2006/11/24(金) 00:18
GyaOのフルバージョンのPV見てきました( ̄■ ̄)ノ!
何というか、変な方向でも歌詞に忠実でしたよ(汗)
で、複数のローランについてはっきりしたことです↓

・金髪のローランは片腕で人生を狂わせた赤髪のローランへの復讐に向かう。
・赤髪のローランはアル中にしてヤク中、隻腕にして隻眼。
・二人のローランが合間見えた所で、第三の男ローランサンが突然現れ赤髪のローランを殺してしまう!!
・ローランサン、走り去る。
・柱の影で少年が一部始終を目撃。
・金髪のローランは死んだ赤髪のローランを前に、葡萄酒をあおりながら考え事(「人生は儘ならない〜...」)。やがて彼もその場を去る。
・と、いうのをイヴェールが「赤い宝石」を通して見ていた。

となっておりました!!

35 名前:みこと:2006/11/24(金) 01:15
はじめまして。

英語で、息子の名前の後ろにson(息子)とつけるから、
(例:Bob(ボブ)の息子 Bobson(ボブソン)みたいな)
ローランサンは二人のローランのどちらかの…
というか金髪ローランの息子かなーと思っていました。
フランス語はわかりませんが(汗)。

金髪ローランの分かれた彼女の子供がローランサンで、
母親に対する仕打ちの仇を討つつもりで父親を狙ったら、
間違って同名の別人を殺してしまう。で、
1番目の事件
 被害者(暴力を振るわれた恋人)
 加害者(うなされていた金髪ローラン)
2番目の事件
 被害者(狙われていた金髪ローランor殺された赤髪ローラン)
 加害者(ローランの息子のローランサン)

鳶色少年はの事は別にして、こんな感じなのかと思ったのですが…うーん難しい。

36 名前: :2006/11/24(金) 03:49
>>35
私も似たような事を考えていたのですが
「Laurencin」というのは、フランス語の人名のようです
検索すると、「Marie Laurencin」という芸術家が出てきますね

ただ、その語源までは調べが付かなかったので「息子」説を否定するには至っていません
これ以上調べるには、ちゃんとした辞書を買ってくる必要が・・・

37 名前:nana:2006/11/24(金) 04:29
自然に解釈すると、ローランサン=風車の少年となってしまうのですが、
少年は剣を…での主人公たる少年の扱いや、ムーランルージュでの最後にかっこいいことを言ってる割に復讐者に堕ちてしまっているのに違和感を覚えますね

38 名前:shima:2006/11/24(金) 14:47
話の本筋にあまり関係ない話ばかりですが

金髪・赤髪の騎士は、最初出逢った戦場で一騎打ちし
その時互いの片腕を切り落とし合った、という解釈でいいのでしょうか。
てやー!の後の生々しい効果音と、剣が落ちるような音もありますし…
PVを1度しか見ていないので良く覚えていないです。(涙

また効果音繋がりで言うと、2分52秒辺りで入る乾いた音は…恋人の平手打ち?
直後の乱暴な扉の開閉音などから、そのまま出ていったと考えるのが妥当でしょうか。

個人的には、例の場面で不意に飛び出した男が
刺しながら何を言っているのかが気になります…やはりフランス語?

39 名前:Ar:2006/11/24(金) 18:11
例の場面で飛び出した男の台詞は、歌詞カードの通りに
刺しながら「bon soir(ボンソワール/こんにちは)」
抜きながら「au revoir(オ・ルヴォワール/さようなら)」
と言ってるんだと思います。

ローランサンはローランの息子では?というのは私も
思いましたが、ローランのスペルがLaur"a"ntで、ローラ
ンサンのスペルはLaur"e"ncinなんですよね…。
aとeの違いだけですけど、ちょっと引っかかったので。
フランス語で語尾変換の関係上で変化してるかもなので
なんともいえませんが。

40 名前:むかい:2006/11/24(金) 18:15
>>38
ボンソワール=「こんばんわ」
オルヴォワール=「さようなら」
と言っているのではないかと

41 名前:H3:2006/11/24(金) 18:29
あんまり関係ないかもしれませんが、フランス人の名としては、Laur"a"ntのほうが珍しいんじゃないかと思います。
有名人の名前でもロランはよくいますが、大抵はLaur"e"ntとかLaur"e"nce(ロランス、女性の名前)とかです。
ローランサンはよくわかりませんw

で、ローランサンは次の曲「呪われし宝石」でも冒頭で名前呼ばれてますよね、イヴェールに。
呪われし宝石で盗賊みたいな話があるので、この2人は金で雇われて何でもやる盗賊、みたいな関係で、
ローランの殺害も誰かに雇われてやったとも考えられるんじゃないかなと。他にも恨んでる人は多そうですし、
こんばんはさようなら、なんて冗談言ってる余裕あるほどのクールさからも、復讐とか私怨のような感情は感じませんし。

って結局ローランサンが息子かとかはよくわかりませんがw

42 名前:ありす:2006/11/24(金) 19:01
≫30
私も少年好きですが、復讐に走ってくれてうれs(趣味悪いよ
最初は緋色の少年=異世界の騎士だと妄信していたのですが(え
今ではローランサン=緋色の少年派です;
ローランサンは保志さん?
 
>イヴェールが「赤い宝石」を通して見ていた
というのもPVに宝石が出ていた理由がわかる気がします。
 
>隻腕にして〜
は普通に赤ローランですね;いったい何を見ていたんでしょう;
 
最後の葡萄酒=歓びと哀しみの葡萄酒でしょうか?



43 名前:wong:2006/11/24(金) 19:39
考察とは離れてしまいますが、
名前のことについて出ていたので参考までにどうぞ。

Laurant(ローラン)、Laurencin(ローランサン )は「姓」で、
Laurent(ローラン)は「名」で使われるものだそうです。

44 名前:tatsu:2006/11/24(金) 20:12
この曲、過去曲のメロディーを寄せ集めたような曲な気がしてならないです。
繋がっているのか繋がっていないのかはわからないですがどれもこれも聞き覚えがあるきがする。

馬を駆る姿〜〜>エルの楽園Aの空は荒れ〜〜
ほぼ同じ・・・ですよね?

45 名前:shima:2006/11/24(金) 22:58
>飛び出した男の台詞
おおっ、注意して聴いてみると確かにその通りですね。
ぼわぼわ言ってるようにしか聞こえなかった…ありがとうございます…!

また質問ばかりで申し訳ないのですが、剣を抜いた直後にも何か聞こえます…
あの場面を、私が聞き取った範囲で文章にしてみると

(物音、+酒が零れる音)
(剣を抜く音)
「??」
「うああっ!
 …何者だ貴様んぐぅうッ」
「ボンソワール…」
(剣を抜く音)
「…オルヴォワール」
(剣を収める)

こんな感じになるのですが…。台詞でなく、ただの声でしょうか。
また刺されたLaurantが何者だ、と言っているので、刺したのは見知らぬ人か!?とも思いましたが
そもそもアル中ヤク中じゃ認識できなくても無理はないか…orz

>>44
私もほぼ同じに聞こえます。
他スレを見ても、今回のCDは今までの曲と似てる部分が多いみたいですね…

46 名前:Yuo:2006/11/25(土) 00:09
>>44 45
オリコンスタイルの領主様の言葉からするとそれは仕様っぽいですね。

考察じゃありませんが・・・
見えざる腕のPV最高ですねwwいい味出しすぎ。
さすがマッドジョージ氏だ。

47 名前:Ar:2006/11/25(土) 00:12
>>45
刺されたLaurantの前の台詞は多分「退け」と言っているように聞こえます。
金髪Laurantが赤髪Laurantの前に居て、その後ろからLaurencinが現れたのだとしたら、赤髪Laurantを
殺すのに邪魔だから金髪のLaurantに対して言っているんじゃないかなーと思ったのですが、どうでしょう?
あとの台詞は私もそのように聞こえます。

48 名前:moka:2006/11/25(土) 00:26
はじめまして。
>>45 shimaさんの場面を自分なりに補完してみました。

(物音、+酒が零れる音)
(剣を抜く音、鈍い物音)
「どけ」
「うああっ!」
(切られる音、足音、息を呑む女性?)
「…何者だ貴様んぐぅうッ」
「ボンソワール…」
(剣を抜く音)
「…オルヴォワール」
(剣を収める)

「どけ」のあたりでひとり別の人が切られるか刺されるか
しているように聴こえたのでこんな雰囲気に…。

ので、私は風車の少年かどうかはともかく、ローランサンは
明確に赤髪のローランを狙った復讐者なのではないかと推察します。

49 名前:misatch:2006/11/25(土) 00:28
>Arさん
「どけ」は私もそう聞こえます。
 が、「どけ」と言ったのはローランサンではないように……
「オルヴォワール」と言った人物がその直後「はっはっは……」って笑いながら去っていくように聞こえるんですが
「オルヴォワール」ははっきりしないんですが「はっはっは……」はおそらく保志さん
 歌詞によると去っていったのはローランサン。
「宝石」のローランサンのキャストも保志さん。これは偶然ですかね?
(ちなみに「どけ」と言った声のキャストは緑川さんではないかと思います)

 今回はアクターが大量投入されてるってことで
「どの声優がどの役を演じているか」
「誰と誰が同じキャストか」
に着目すると物語を読み解くヒントになるかと思うんですが……

 あと話が変わりますけど、最後の「ワインを注ぐ効果音」。
 ワインの栓がコルクではなく、金属のキャップを開けてるように聞こえます。
 調べはついてないんですけど、金属キャップが出来たのって比較的最近(産業革命以降?)ではないかと思うので
「騎士が馬を駆っていた時代」と「金属キャップが開発された時期」がわかれば
曲の舞台(のモデル)の時代がある程度特定できる……かもしれないですね。

50 名前:shima:2006/11/25(土) 00:29
>>47
なるほど…!その流れで納得できます。
これでは確かに呆然と立ち尽くすしかありませんね…。

51 名前:忍冬(スイカズラ):2006/11/25(土) 00:31
PVを見てふと思ったんですけど。
見間違いかな〜、気のせいかな〜、とも思うんですけど。
ローランサン役の黒い剣を持った男性って、もしかして領グフゥウッ!!

52 名前:Ar:2006/11/25(土) 00:47
>>48
確かに聞きなおしてみたら「どけ」の台詞の後に誰かを斬ってるっぽい音と声がしますね。
息を呑む声は女性であってると思います。酒場に居た女性でしょうか?
とすると、「どけ」の対象者は店の入口から赤髪のLaurantの居る場所に居る人物に対しての
言葉かもしれません。

>>49
私も最初は緑川さんかな、と思ったのですが、歌詞カード最後のVoicesの緑川さんのところを
見る限りこの曲に出ていないようなんですよね。
緑川さんにしか聞こえなかったんですが、何回も聞きなおしてみると緑川さんとはちょーっと
だけ違うような感じに聞こえるので、やっぱり保志さんなんだと思ったのですが…。
高笑いはすぐ保志さんだとわかるのですけどね…。
「宝石」との関連を考えると時代の壁が立ちはだかりますね…。

>>50 shimaさん
大筋では合ってると思うのですが、「どけ」の対象者は>>48さんの言ってるように酒場に居た
誰かの可能性が高くなりましたね…。
不意にLaurencinが現れたとしたら酒場の入口から赤髪Laurantの居る場所までに居る人達を対
象に言ったのかもしれません。そうすれば納得いくような…気がします。

53 名前:shima:2006/11/25(土) 01:36
文を纏める時間が掛かりまくりました…

皆様の意見を聞いて改めて聞き直してみると、大分イメージが沸いてきますね。
先ほどの場面前半部に、個人的解釈で少し付け加えてみたのですが…

(剣を抜くような音、ガラスの割れるような音、鈍い物音)
(酒が零れる音)     →金髪Laurantが剣を抜くと同時にLaurencinが乱入?
(剣を抜く音、鈍い物音) →誰かが邪魔だったのでLaurencinが剣を抜く
「退け」
「うああっ!」  ←邪魔だった誰かが切られる
(足音、息を呑む女性)  ←足音は赤髪Laurantに近付くLaurencinのもの
「…何者だ貴様んぐぅうッ」←Laurencin、赤髪Laurantを襲う

あくまで私の想像ですので、また意見・訂正などお願いします。

>キャスト
声が分かれば、ローラン達のキャラ像把握もし易くなりそうですね!
でもあの落ち着いたボンソワール、とヒャハハハー!の笑い声が…繋がらない…
…任務成功の笑い声…そんなまさか…!

54 名前:e:2006/11/25(土) 02:42
ローランサン乱入・酒場。
息を呑んだ人物って、酒場に居た女性ではなくて
柱の影にいた少年だったのでは。
女性と子どもの声って、少しだけどこか近いものがありませんか?

…と、考えてみました。

55 名前:moka:2006/11/25(土) 02:56
>>53 shimaさん
最初に剣を抜いてる音がしていますので、無理やり場面を作るなら、
酒場に抜刀して闖入した金ローランと赤ローランが対峙した隙を狙って、
赤ローランの視界の外(横から背後にかけて?)からローランサンが
ギャラリーを物理的に排除して乱入した感じ……でしょうか。

でも参加声優を並べると「うああっ」は飛田氏になりそうなんですよね…。
(´・ω・)、あれだけじゃ判別つきません。
(出だしの過去の二人も、片方若本氏に聞こえない耳ですので_no)

56 名前::2006/11/25(土) 03:23
はじめまして。
流れぶった切って悪いですが自分なりの考察をば。
ローランサン=『緋色の風車』の少年と仮定した場合です。

1.金髪ローラン(アルヴァレス軍、帝国軍?)vs赤髪ローラン(どこの国かは判らない)
2.赤髪ローラン側敗走、残党が賊として村々を襲い始める?(赤髪ローラン"首を刈る姿...正に風車"。『緋色の風車』を連想?)
3.『緋色の風車』で逃げ延びた少年、復讐を誓う?
4.異国の酒場で再び出逢う金髪&赤髪。復讐しようとする金髪ローランを押し退けおいしいとこを持っていってしまうローランサン(笑い声は復讐を果たした狂喜の笑い?)

『緋色の風車』の少年ですが、"運命に翻弄される弱者の立場に嘆いた少年はやがて『力』を欲するだろう"とあるので、ひとまずオーギュスト・ローラン=少年のその後説は除外しておきます。
また『呪われし宝石』のほうの盗賊たちの時代は比較的近代っぽい見方が濃厚なようなのでそちらのローランサンも除外。

柱の陰の少年は、赤髪ローランの血縁だと推測します。彼の出てくる意味は、
父親が殺されるのを見ている→復讐を誓う→復讐(歴史)は繰り返す
ということなのではないでしょうか。

57 名前:Ar:2006/11/25(土) 09:40
>>54
なるほど…確かに小さい子どもの声は女性が演じていることがほとんどですし、そう考えると、他に登場人物が
居るのではという曖昧なことにはならないですね。
>>55 mokaさん
ああ、なるほど!PVでは他に登場人物が居なかったので誰かを斬って赤髪Laurantを殺す前に誰を斬ったん
だろう?と思っていたのですが納得です。

お二方の考察を交え、大雑把ですが>>53のshimaさんの記述をベースにまとめてみました。

(剣を抜くような音、ガラスの割れるような音、鈍い物音)
(酒が零れる音)     →金髪Laurantが剣を抜くと同時にLaurencinが乱入?
(剣を抜く音、鈍い物音) →誰かが邪魔だったのでLaurencinが剣を抜く
Laurencin「退け」
金髪Laurant「うああっ!」  ←邪魔だった誰かが切られる。どかすのが目的なので命は奪われてないと思う。
(足音、柱の影で息を呑む子ども)  ←足音は赤髪Laurantに近付くLaurencinのもの
赤髪Laurant「…何者だ貴様んぐぅうッ」←Laurencin、赤髪Laurantを襲う。(貴様まで言った直後に刺された?)
Laurencin「ボンソワール…(抜きながら)オルヴォワール」
その後、高笑いを上げてLaurencinは走り去る…。

こんな感じでしょうか…?

>>56 霧さん
私も自然に考えると緋色の風車の少年=Laurencinということなんですよね…。
緋色の風車のスレでも最後の少女の声が「待って、ローランサン」と言っているという方もいらっしゃいましたし…。
残念ながら私の耳じゃ最初の「待って」しか聞き取れてないので確信を持って言えることではないのですが。
「廻るよ〜風車のように」の部分は緋色の風車の歌詞になぞらえてあるようにも思えますので、納得はいきます。
最後の「憎しみの風車は廻る」は、赤髪Laurantに復讐したLaurencin、それを見ていたおそらく血縁の少年
Laurantが今度はLaurencinに復讐することを暗示しているように見えます。
緋色の風車と見えざる腕の二曲だけで、他の楽曲を考えないならこれで合ってるような気はします。

って、大分長くなってしまった;;長文失礼しましたorz

58 名前:sayu:2006/11/25(土) 09:42
既出だったらごめんなさい。
「見えざる腕」の最初の方でアルヴァレス将軍に続け!って
台詞でてきませんか?
だったら舞台はフランドル?って思ったのですけれど・・。

59 名前:Ar:2006/11/25(土) 09:43
>>57
すみません、「廻るよ〜風車のように」じゃなくて「廻るよ〜焔のように」でした…orz

60 名前:Ar:2006/11/25(土) 10:38
連投すみません;;
>>58 sayuさん
「アルヴァレス将軍に続け!」の台詞は冒頭にありますね。
ただ、アルヴァレスというのは苗字のほうなので舞台はフランドルというよりガリアと
広範囲になるような。
フランドルに仕える前の戦いでは将軍であったかどうかはわかりませんが、フランドル
に所属しているときは将軍でしたし、ブリタニアに下った後も将軍職に就いていたと
思われるので、おそらくはどちらかの国であるとは思います。

61 名前:ココ:2006/11/25(土) 11:18
赤髪ローランは金髪ローランの腕を切り落とした後に戦いの中で(もしくは他の場所で)誰かに目を潰され腕を切られた。(隻眼、隻腕)
それが理由で金髪ローランのように騎士としての職をを失い、自暴自棄になってアル中、ヤク中になった。

と考えると赤髪ローランは殺されたという意味以外でも「被害者」であるのでまさに「誰が加害者で誰が被害者だ」ということになる。
…のでしょうか。

62 名前:はちハム。:2006/11/25(土) 17:11
PVを見て感じたのですが。
あの、ちょっと怖い「柱の影の少年」。
赤髪が倒れた時にポッと現れたので、
エリュのアビス的な、異質な存在なのかと思いました。
ま、ソファに隠れてただけなのかもしれませんけど。

63 名前:大黒:2006/11/25(土) 21:18
初めまして
金髪ローランと赤髪ローランの区別がいまいちついてませんでしたけどココを読んで少しはすっきりした感じがします
PVはまだみてないですがどうやら腕を切られたのは金髪ローランみたいですね
個人的には隻腕は赤髪ローランで隻眼が金髪ローラン、アル中でヤク中なのは騎士としての仕事を干された2人ともと思ってましたが
そして幻肢痛に苦しめられた赤髪ローランが金髪ローランに復讐の念を抱き彼を探し回って異国の酒場で再開を果たしたと
ただ、この説だとローランサンの説明になってないですね^^;
個人的には赤髪ローランのフルネームだと思ってましたが
そしてもう1人のローランというのが皆さんがいってる柱の影の少年ではないかと

64 名前:高良:2006/11/25(土) 22:47
復讐する為に酒場へ赴いた赤髪ローラン。
見つけた金髪ローランを殺そうとするもローランサンに先を越される。
故に立ち尽くして呆然としているのは赤髪ローランかと思われます。
少年は柱の陰で見ていますから、二度も同じ説明はしないでしょう。
ところであの…イヴェールなのですか?
ピエールかと思っていたのですが…

65 名前:高良:2006/11/25(土) 22:58
しまった…!赤と金が逆でした。紛らわしくしてしまいすみません(汗)。連書き大変失礼致しました;

66 名前:そり:2006/11/25(土) 23:12
液体が飛び散ったあたりに「ムーランルージュのどうたら…」
という台詞が聞こえるのは私だけでしょうか。

67 名前:大黒:2006/11/26(日) 00:24
>>64高良さん
なるほど。有り難うございます
でもローランサンって何者なんでしょうね?
いきなり出てきて赤髪ローランを殺して去っていったという事は彼も赤髪ローランに恨みを持つ人間なんでしょうけど
そういえば『呪われし宝石』の冒頭で緑川さんらしい声優が「ヘマすんじゃねぇぞ、ローランサン」と言ってるのを考えると盗賊団か何かの人間なのかもしれませんが
それでも赤髪ローランを殺す動機がないんですよね…うーん

68 名前:ぽぽぽ:2006/11/26(日) 00:27
はじめまして。

夢幻影と幻肢痛との違いを考えてました。
幻肢痛は上でも述べられているように、
欠損した四肢に感じる痛みです。

で、夢幻影ですが、
ひょっとして幻肢痛とは逆のケースじゃないでしょうか?
身体の一部が麻痺すると、そこが自分の身体と認識できず、
例えば左腕なら、誰か他の人の左腕と認識してしまうケースが
あるらしいです(ラマチャンドランの『脳の中の幽霊』)。
自分の統一像を失うというのは「壊れゆく自我の痛み」と
言えないでしょうか?

曲のタイトルを見ると「見えざる腕」ですし、
Laurantのどちらかは実際に「見えざる腕で娼婦の首を絞め」
たりしてます。

よってPVとは背馳しますが、どちらかのLaurantは
本当の意味での隻腕ではないのでは?

69 名前::2006/11/26(日) 12:17
>>68
ぽぽぽ様

『エイリアンハンドシンドローム』とか言う病気があるそうですが、それのことでしょうか?
「障害が無いのに、自分の腕が他人の物に思える」そうです。

これと似ている症例に『道具の脅迫的使用現象』というものがあるらしいです。
これは「道具を持った手が、自分の意思とは別に脅迫的に道具を使い始めるという現象」らしいです

どちらも、手は存在するのに制御下に置けない。認知できないもののようです。

70 名前:高良:2006/11/26(日) 13:05
>大黒様。
ローランサンは『緋色の風車』の少年で話はつかないでしょうか…。
動機は戦争の折彼女を殺されたと…。

もしくは『殺戮の女王』を手にしてしまい狂気に及んだ…。
『呪われし宝石』から『見えざる腕』とすると可能性も無くはないかと…。
うーん…何とも…答えが出せません。

71 名前:あああ:2006/11/26(日) 13:23
呪われし宝石で宝石げっと
   ↓
宝石が過去の出来事を思い出させ、さらに宝石がローランサンを狂気化させる
   ↓
ラリったローランサンが赤髪を殺しに。

無理矢理っぽいけどこういう流れも考えられなくもないかな?
緋色の風車のセリフを見てるとどうも同一人物には思えないしね。

72 名前:あああ:2006/11/26(日) 13:26
あ、「緋色の風車の少年=ローランサン」ってのは前提での考えです。連レススマソ

73 名前:大黒:2006/11/26(日) 20:19
>>70高良さん
『緋色の風車』の少年ですか
でも見えざる腕では男と呼ばれてますよね。という事はそれなりに年月が過ぎてるんでしょうか
それに『呪われし宝石』の冒頭のローランサンが頭から離れません
ひょっとしてローランサンとはフリーの盗賊か暗殺者で赤髪ローランに恨みを持つ者が彼の暗殺を依頼したというのはどうでしょう
いささか暴論ですかね?

74 名前:ring:2006/11/26(日) 22:13
>>32あか様
『見えざる腕』で「赤髪のLaurant=死神」であろう部分があることと、『呪われし宝石』で「殺戮の女王」が死神をも逃がさなかったと歌っている部分があることから、赤髪のLaurantは『呪われし宝石』を持っていたのでは、と私も考えています。
それ故に、赤髪のLaurantは殺されてしまったではないでしょうか。
殺したのは、『緋色の風車』の少年=Laurencinだというのが私の推測です。
また、このLaurencinは『呪われし宝石』に登場するLaurencinとは別人物だろうという風に考えています。
この『見えざる腕』と『呪われし宝石』でそれぞれLaurencinが登場するシーンには、同時代である感じが見受けられないような気がするので…。

75 名前:あら:2006/11/27(月) 21:23
私的には
赤髪のローランが首を刈る姿まるで風車
緋色の風車の描写が
廻る回る緋色の風車(ローラン)綺麗な(血飛沫の)花を咲かせながら
躍る踊る緋色の風車(ローラン)綺麗な花(少年の彼女)を散らせながら
でローランサンはやはり復讐に来た「少年」ではないかと
そして影から見つめている「少年」は鳶色の目をしているなどの表現から
赤いローランの息子ではないかと

76 名前:ちひろ:2006/11/27(月) 22:05
突然、失礼します。
見えざる手のPV見たのですがにボーカルは誰ですか?

77 名前:大黒:2006/11/28(火) 01:02
見えざる腕の5分10秒くらいのところで赤ローラン(若本さん)が『何者だ貴様』といってるように聞こえませんか?
もしそうだとしたら少なくとも赤ローランはローランサンに見覚えがないという事に…
となると緋色の風車の少年=ローランサンの仮説も怪しくなってきますね
少なくとも見た目が変わるくらいの年月がたってるのは間違いなさそうです

78 名前::2006/11/28(火) 01:11
戦争で会った奴の顔なんていちいち覚えてないでしょ・・・。
ましてや殺してもいないし対峙してもない人ならなおさら。

79 名前:南天:2006/11/28(火) 02:36
私も大体は皆さんと同じ考えなのですが少し推測を。
風車の少年=ローランサンとした場合です。

1 金髪のローランがローランサンの村を襲う
2 大人になったローランサンは復讐を誓って仇を探す
3 しかし、ローランサンが見つけたのは金髪のローランではなく赤髪のローランだった
4 そうとも知らずにローランサンは仇を討ったつもりになって逃走
5 その現場を目撃した赤髪のローランの息子はその場で立ち尽くしていた金髪のローランを父親を殺した奴だと勘違いする
6 赤髪のローランの息子は金髪のローランを討つことを誓う

そしてまた勘違いで誰か別の人間を殺したり……と
1の時点では 加害者 金髪ローラン
       被害者 ローランサン
4の時点では 加害者 ローランサン
       被害者 赤髪ローラン
その後では  加害者 赤髪ローランの息子
       被害者 金髪のローランに似た人?
その現場を金髪のローランの息子が見ていれば永久に憎しみは終わらない

この文章を書いていて不意にクロセカのローザを思い出しました
「馬鹿!それでは何も解決しないじゃない〜その論理が繰り返し悲劇を生んでいるのよ」
までの台詞です。
ローザが言っている悲劇とはこのようなものではないのでしょうか?

私の推測ですから、どんどん叩いてください。
それで真実へと近づけるなら本望ですww

80 名前:moka:2006/11/28(火) 04:47
SHの曲は真実は常に聴き手の胸の内にしかないのです。
というわけで自分の中の解釈をひとつ。

金ローランの妄想?の部分で
「正に風車」「赤い髪を振り乱して」等と書かれているので
「緋色の風車」の少年=ローランサンだとすると、
村を襲った「赤い風車」は赤ローランで、
ローランサンは赤ローランを討って復讐を果たした。

金ローランの主観では加害者は赤ローラン
→ だがローランさんに刺され被害者に
→ そしてローランサンもかつては被害者
→ さらに父親を殺された鳶色の眼の少年も被害者
→ いつかはローランサンも敵討ちをされて被害者に?

という「被害者ばかりが増えていく」ではないかと。

主観で見れば誰しも被害者と成り得る。
受けた傷を与えた者を憎むのではなく
傷を癒し乗り越えることこそ人生、と気付く物語。

ところでアルバレス将軍が頑張ってた時代に
ガラスが割れてベルの鳴るような装置があるとは思えないので
『腕』のローランサンと『宝石』のローランサンは
別人なのではないかと思うのですが如何でしょうか。

長々と失礼致しました(ぺこり

81 名前:遥迦:2006/11/28(火) 09:38
初めまして、こんにちわ。
一つ質問したいのでよろしいでしょうか?

歌詞の部分でなんて言ってるのか分からないので・・・。
歌詞には
「それでもお腹の子の良い父親には成れない1001」
と、あるのですが、どうにも「良い父親」のところが聴き取れない物で・・・。
よろしかったら助言をお願いしますm( _ _ )mペコリ

82 名前:南天:2006/11/28(火) 10:12
遥迦さま

「良い父親」は 「よいpere(ペール)」だと思われます

父親を表すペールと母親を表すmere(メール)は他の曲にも出てきます
考察のお手伝いになれば幸いです。

ちなみにpereとmereの最初のeの上には’があります。
入力の仕方が分からなかったのであしからず

83 名前:レン:2006/11/28(火) 10:55
はじめまして。早速私のメモを投下します。

【金髪のローラン】
赤髪のローランに片腕を刈られた怨恨を持つ
いつか恨みを晴らすために生きてきた。恋人と子供あり。

【赤髪のローラン】
戦場では風車のように鎌をふるい、人殺しを行なってきた。
しかし、戦場で負傷して(負傷させたのはアルヴァレス?)
隻眼・隻腕となり、自暴自棄(アル中・ヤク中)になった。

【ローランサン】
風車の少年の成長した姿。赤髪のローランに彼女を殺された。
赤髪のローランに怨恨・復讐心あり。

【鳶色の目の少年】
ゲーフェンバウワーの幼少期?
(アルヴァレス、柱の影というキーワードから推測)
鳶色の瞳から、赤髪のローランの息子ではないかと。
クロセカで「オヤジはオッフェンブルグで死んだ」とあることから、
この話の舞台は、オッフェンブルグ?

84 名前:さいとうさん:2006/11/28(火) 12:29
はじめまして。私の推測(願望?)投下します。
だいたいの流れは皆様と同じです。
それで、ローランサンが赤ローランに復讐を果たしたあと
「復讐劇の舞台をおろされ」って部分からして金ローランは復讐の枠から抜けると考えて、
「男は考え始める、残された人生」て部分で、そのあと金ローランは去った恋人とよりをもどし
更生?をはたし、星屑の革紐につながるんじゃないかと?
やはり無理があるでしょうか?

85 名前:シロ:2006/11/28(火) 16:58
はじめまして。私の考察も皆さんと同じです。
少なくとも、赤い風車=赤いローランであることは間違いないのかと…
「Roman」のジャケット裏の左上、緋色の風車の逃げる少年と少女の右側の少し離れたところに、
ジャケット裏右下、見えざる腕の殺害されている?真ん中の赤髪の人物と同一人物らしき人が描かれているので…。
説明分かりづらくてすみません…。

86 名前:むりゃん:2006/11/28(火) 20:07
初めまして。私の考えを一つ。
私は「緋色の風車」の少年がローランサンだとは思えないので、その考えを。
「緋色の風車」を聴いていて、いつも違和感を感じていたのです。『ごめんね〜〜』から後のくだり。ここが違和感でした。
彼は、攻め込んできた軍隊よりも、彼女を殺した人間よりも、何よりも恨んでいるのは、彼女を見捨てた自分だと思われます。
それを後悔しての「ごめんね」だと思うのです。そんな少年が復讐を果たし、高笑いして去って行くでしょうか。
そう考えると、どうもローランサンは少年とは違う、第三者ではないかと思うのです。戦争は多くの被害者、加害者を生みます。ローランサンも、そんな多くの一人なのではないでしょうか。
そんな気がするのですが、どうでしょうか……。
長文失礼しました。

87 名前:梅葉:2006/11/28(火) 20:43
はじめまして。
「周囲に飛び散った液体  まるで葡萄酒」
のフランス語が知りたいのですが、分かる方いらしましたら
教えてください。
あと、できれはカタカナ表記もお願いしたいです。

88 名前:七月海月:2006/11/28(火) 21:13
はじめまして。
『見えざる腕』と『呪われし宝石』のローランサンについて私の考えを。
wongさんの「ローランサンは姓に使われる」という投稿から、『宝石』のローランサンは
『腕』のローランサンの子孫なのではないかと考えているのですがどうでしょう?『腕』
と『宝石』では時代がかなり違うっぽいので。
ちなみに『腕』のローランサンは『風車』の少年だと思っています。

あと、金髪のローランのもとから去った恋人さんはどこ行ったんですかね?妊娠してたっ
ぽいし、どっかで出てきてるとは思うんですが、どの話のお母ちゃんにあたるかさっぱり
です…

89 名前:r:2006/11/28(火) 21:21
こんばんはー。はじめまして。

>>87 梅葉様

不意に飛び出した 男の手には黒き剣[épée Noir]
周囲に飛び散った液体[Sang] まるで葡萄酒

[葡萄酒]の部分は良く分かりません; SHに良くある抽象的な表記かもしれないので。
色々な推測をしながら辞書を引いてみると良いかもしれませんね

90 名前:梅葉:2006/11/28(火) 21:31
r 様
さっそくありがとうございます!

フランス語で変えられると分かりませんよね…orz

91 名前:kraz:2006/11/28(火) 21:54
はじめまして。

「葡萄酒」は「pinot noir(ピノ ノワール)」だと思います。
赤ワイン用の葡萄の品種の一つです。
黒き剣(épée noir)、こんばんは(Bonsoir)、さようなら(Au revoir)との韻になっていますね。

突然失礼いたしました。

92 名前:r:2006/11/28(火) 22:08
なるほど、品種ですか・・
やっぱり難しいですね。
とても参考になりました!有難うございます〜

93 名前:r:2006/11/29(水) 00:01
宝石→風車→見えざる腕 の流れだと思うのですが、どうでしょう。
宝石でローランサン宝石奪う→その宝石狙って赤ローランが村を攻める→ローランサン復讐。

どうでしょうか、結構おもいつきですがw

94 名前:93:2006/11/29(水) 00:02
はっ!
92さんとHNがかぶってしまった!申し訳ない。

95 名前:R:2006/11/29(水) 01:26
>>93,94 r様
あらら。では私は大文字でw

考察を進める上で何の役に立つかどうか聞かれると非常に回答に詰まってしまいますが
記述された歌詞の中で日本語記述でありながら歌の中では言語が日本の物では無いものを抜き出して何と言ってるのか調べてみたのでまとめて置きます
ちなみに全て仏語のようです。これは間違いでは?という物があれば訂正して頂けるととても嬉しいです

牝猫=猫[chat] 自我(エゴ)=[ego]
夢幻影=[fantôme d'un rêve]
(直訳すると夢の幽霊、夢の中の幽霊 となるようです。>>68>>69の方の記述に合わせて訳してみました)

居城=[château] 幻肢痛=[fantôme douleur]

人生=[La vie] さようなら=[Au revoir] 父親=[Père]
大抵の場合=[Le plus,Souvent]
(Le plusとSouventにはそれぞれにしばしば、大抵、つまりもっとも多いケースというような意味合いがあるそうです
自分でも間違ってる気がしてなりません が一応無理矢理にでも載せておこうと思います)

黒き剣=[épée Noir] 液体=[Sang] 葡萄酒=[pinot noir]

では、長々と失礼しました。

96 名前:mont:2006/11/29(水) 03:42
壮大な妄想をここで一つ。

「呪われし宝石」で聞こえる「硝子が割られる音」「警報音」から
盗賊が侵入しているのが美術館であるとすると、この曲のローランサンは近代人。
このことから、
 1.呪われし宝石のローランサン≠見えざる腕のローランサン
 2.緋色の少年=見えざる腕のローランサン
と仮定し1を近代L、2を少年Lとする。

近代Lは盗んできた「呪われし宝石」を通して宝石に関する一つの物語を見る。(PVからの憶測)
(無理があるけど同名だったことから、少年Lの歴史にシンクロしたとして)

小さな掌に乗る宝石の姿から過去の「物語」の映像が始まる。
宝石が原因で村が襲撃され、少年Lは一番大切なモノを奪われる。
(大切なモノを奪った男 → 赤髪ローラン)

ここから場面が「見えざる腕」に。
少年Lは時を経て赤髪ローランへの復讐を果たす。
ここで「影で見ていた少年」=「赤髪ローランの子供」であるとすると、
今度はこの子供が少年Lに対して復讐心を抱く。

ここで「緋色の風車」に戻って、「狂おしい経て...」以下へ。
少年Lは赤髪ローランの子供に討たれる。「嗚呼...」以下へ。
(脳内補完)復讐は更なる復讐しか生まなかった。「ごめんね...」以下へ。

少年Lを格好よく散らせたいが為に浮かんだ妄想でした。
多少無理はあるけど、いかがでしょう?

97 名前::2006/11/29(水) 18:34
montさんの考察に賛同・・・というより納得です。

「もし生まれ変わったら」の言葉はまるで死にゆく人の台詞みたいだと思ったので、
「狂0105しい《季節》を経」る間に、赤髪ローランへの復讐を果たし、
「凍える《瞬間》」つまり死を迎える、その直前に「嗚呼...もし生まれ変わったら」
の台詞がくる・・・そんな流れかな、と考えたんですが。

そうすると「小さな花を咲かせよう」ってどういうことなんでしょうね?「共に散」ること?
赤髪ローランぶッ刺して血反吐巻き散らかしたことは
彼の中じゃ花を咲かせたことになってないんでしょうか

っていうかコレ緋色の風車の考察でしたね・・・。
スレ違い失礼しました。

98 名前:3号さん:2006/11/29(水) 20:45
はじめまして、3号といいます。
質問してよろしいですか?
「見えざる腕」のPV(gyao)のボーカルは誰ですか?

99 名前:tatsu:2006/11/30(木) 04:38
馬を駆る姿のときの馬のSE(緋色の風車で何度も使われている)や赤い髪(ジャケット絵で風車に赤髪が描かれている)緋い花というフレーズから赤髪のローランが『緋色の風車』の蛮行を犯したものという暗示だと思います。
ちなみに、柱の影の鳶色の目の少年が赤髪のローランの息子であるとしたら『蛮行』『欲望が溢れるままに暴れてやつらは追いかけてくる』なんてことをしている父親にも愛する息子がいたというのはなんともな話ですね。
鳶色の目の少年が復讐をする暗示をしているということは愛情があったってことでしょうからね。

ちなみにこの曲は愛するものとの別れが二組もあるのですね。
金髪のLaurentと恋人
赤髪のLaurentと鳶色の目の少年

ジャケ絵で夜側、Romanの呟きも菫なので、多分金髪のLaurentは恋人とは二度と会えないのかな。
また、Hiverが生まれてくる可能性があったとするなら金髪のLaurentの恋人のお腹の子ですかね。
Hiverが生まれてこないとするならおろしたか、死産か、金髪のLaurentと別れた事によってHiverではなくなってしまったとか。
ちなみに鳶色の目の少年は既に生まれているのでHiverではないでしょう。

100 名前:suzu:2006/12/02(土) 01:24
初めて書き込ませていただきます。皆さんの解釈はどれもすごく深くて参考になります。

あの、R様のフランス語録集を拝見させていただいたのですが、私が調べた辞書には
牝猫 chatte[∫at](あえてカタカナ表記するなら「シャット」)
があったんですけど…
こっちの方が
居城 chateau[∫a'to](同「シャトー」)
と韻を踏んでいるような気がするのですが…

間違ってたらすみません

101 名前:きょくちょ:2006/12/02(土) 15:56
>>84 さいとうさん様
私はどちらかというと彼のその後は『天使の彫像』の方がしっくり
くるかなと思っています。
実際のところどうなのでしょうかね?

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