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■ 【Roman】05.星屑の革紐 【考察】

1 名前:★ぐっこ@管理人:2006/11/22(水) 22:38


5th story CD 『Roman』の5曲目、『星屑の革紐』についての考察トピックです。
呪われしだの首を刈る姿だのと相変わらず殺伐としたラインナップの中、場違いなほどに「いい話」であるこの曲を考察するとともに、大本命である澪音の世界について思いを馳せたりしましょう。まあ、情報不足なので今のところ妄想するしかないですが…
 
 
 
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184 名前:らりるれろーらん:2008/12/23(火) 21:11:52 ID:Uqnpw6eo
はじめまして。

えっとですね、私もHALさんと同じ考えです。
漫画を見ての意見なんですが、エトワールの父親と金髪ローラン、二人とも
右腕が無いんです。
そして、漫画の中での父親の飲んでいる酒が、ロレーヌ。
父親と金髪ローランの飲んだ後のセリフも同じなんです。

これは想像ですが、見えざる腕で金髪ローランの奥さんのお腹にいた子が、
エトワールだと思います。
で、奥さんは金髪ローランから暴力を振るわれていたから、お腹の中にいた
エトワールに障害が生じたのではないかと。



185 名前:琉雲:2008/12/24(水) 11:49:20 ID:9lgMFcDn
はじめまして。琉雲と申します。
コミカライズの解釈では、見えざる腕の金ローランと星屑の父親が完全に同一人物として描かれていました。
母親の名前も同じですし・・・

よくRomanはアルバム内のつながりが薄いと言われていますが、よく見ると細い糸で繋がっているんですよね。

186 名前::2009/01/06(火) 10:55:42 ID:mZjffrJR
金髪ローランの恋人=エトワール母説に横槍入れるようで申し訳ないのですが・・・
確か、エトワールには父親がいたと思います。
なら・・・再婚?ということでしょうか?
既出だったらすいません・・・

187 名前::2009/01/06(火) 11:04:29 ID:mZjffrJR
すいません、言葉が足りなかったかも・・・
186は、つまり金髪ローランの恋人は出て行ってしまったわけだから、金髪ローランがお父さん(としてエトワールの所にいる)説は矛盾しているのではないかな、と思った、ってことです。
連投失礼しました。

188 名前::2009/01/06(火) 11:11:33 ID:mZjffrJR
あーまたまたすいません!
投稿してから気付きました!
星屑→澪音のつながりはあると思います!!
星屑の最後、大塚さんのナレーションのところの音楽が澪音のはじめに繋がってるように聴こえるし・・・

それと、プルー=母もあるかと・・・
「忘れないよ、君と歩いた・・・」のところですが、「君」と歌ってるところ、井上あずみさんは「はは」と歌ってるように聴こえるので「母」ではないかと思いました。
三連投、本当にすみません!

189 名前:名も無きローラン:2009/01/06(火) 13:44:49 ID:lXFAy74n
まず、金髪ローランは星屑の道を歩いて妻のもとへ行きます。
Romanのマンガの最後にもそのイラストがあるので、そう考えてもいいでしょう。

そして妻がエトの出産で他界。なのでローランは男手ひとつでエトを育てます。
歌詞に「父の不自由の腕の代わり」ともありますから、エトの父親は金髪のローランで間違いないでしょう。


プルー=母説は、「どこか懐かしい温もり」ともあるし、井上あずみさんが母親サイドで「何の為に遣って来たのかやっと判ってよかった」ともありますし、プルーは母でしょう。


このようなことは歌詞をちゃんと聴いてみれば判ることなので、もう少しちゃんと聴いてみたらどうですか?

190 名前::2009/01/06(火) 16:04:18 ID:mZjffrJR
>>189の名も無きローランさま
すいません、ちゃんと聞けてなくて・・・
普段から歌詞カード見ないで勉強とかしながら聴いちゃってるので無意識で聞き流しちゃってるんですかね・・・
ちゃんと聴き直してみます。

ツッコミ(?)ありがとうございました。

191 名前::2009/01/11(日) 22:35:03 ID:/5LRoChd
 初めまして。坂と申します。 
 187さんの疑問ですが、「見えざる腕」の最後に「残された腕、残された人生」という台詞があるので、
金ローランは赤ローランの死を見て正気に戻ったんだと思います。
だから、恋人と再会してまた一緒に暮らしたんじゃないかと。

192 名前:名も無きローラン:2009/01/22(木) 22:09:24 ID:Yg6FCzT/
189さん
金髪ローランは星屑の道を歩いて妻のもとへ行く
歌の最後の方にそのような言葉が見当たらないんですがどのへんですか?
盃を満たした葡萄酒よりも前ですか?

193 名前:名も無きローラン:2009/01/23(金) 21:22:50 ID:bTlTXixj
>>189さん
漫画は桂先生個人の解釈であって、私たちの考察と信用度はさして変らないものだと思いますが?
漫画に関しては陛下、一切口出ししていないと何度か仰ってますし。
自分も歌詞の中には金髪ローランが別れた女性の下へ行くという描写が見つかりません。

194 名前:名も無きローラン:2009/02/19(木) 13:20:23 ID:IoZ8jHZh
個人的にはpleut=澪音=母で仔犬=エトワールの方が強いですねえ。
まずはやはり名前の共通点でレイン=プルーが大きく、
「忘れないで 母と歩いた 苦しみに揺らめく世界を」の世界は澪音の世界ではないかと思えたからですね。
澪音で少女と黒銀の犬が一緒に歩いているのを指しているのではないかなと。少女=エトで犬=母よりは少女=母で犬=エトの方が辻褄が合う気がしますし。
そうなると澪音は星屑の裏側ではないかなとも思えてきます。星屑がエトと父親が一緒に過ごせた世界で、澪音がエトと母親が一緒に過ごせた世界。
まあ結局この考えだと母親も星屑で一緒に過ごしてるわけだし、澪音の世界の男は誰なんだとなりますし、裏側だとしたら「やがて懐かしくも〜」のくだりも変になりますが。

195 名前:名も無きローラン:2009/03/06(金) 02:43:20 ID:fX79lOk0
こんにちは。
私は澪音=エトワールだと思っています。
澪音の世界で「閉ざされた少女の瞳が〜」という歌詞を聞いた時、ずっと目を閉じてた?それで歩いてたのか?とか思ってたんですが
星屑でエトワールが目が見えないと知って、なるほど目が見えないなら閉じてても問題ないな、と納得したので。
でもそうなると「懐かしくも〜」がよくわかりません。
聴き始めたばかりの私にはわからないけど昔から聴いてる人には懐かしいって意味なのかなとわけわからん自己完結してましたorz

196 名前:こーた:2009/03/21(土) 13:16:50 ID:cUeOot6D
「懐かしくも」考察してみて大丈夫でしょうか?考察っていうよりは妄想なんですけど…


澪音がプルーかエトかはちょっと置いておいて、澪音と黒犬が同世界に生まれ変わった姿がプルーとエトでは…と。
そうしたら、「懐かしい温もり」は前世で二人が一緒にいたから、「懐かしくも…」はその荒野を前世でも歩いていたか何かしたからでは…と。澪音の出だしの「荒れ果てた野」と星屑の「荒野」って、もしかしたら同じなのでは…と思ったんですが…。

それと、全く関係のない話ですけど、「エトワール」って「エル」って略し方も出来ないことはないですよね?ちょっときついけど…

197 名前:こーた:2009/03/21(土) 14:02:05 ID:cUeOot6D

ちょっと補足します。

えと、プルーがエトママっていうのは正しいと思うんですけど、正直言ってエトは小さい頃に亡くなった母親の温もりって、分からないんじゃないかなぁ〜と(お母さんには悪いけど)私も小さい頃の記憶なんてほとんどないですし。
それなのにプルーと初めて会った時に「懐かしい」って感じたのは、やはり前世の記憶のためかと…

「この両目好きになれないよ…」は、両目=プルーかな、って私も思います。そうすると、澪音が死神(だと仮定して…)なのに死んで生まれ変わっているのは、もしかしたら犬のせいなのかもしれない…と。
それで、私もエト=澪音かと思います。

或いは(こっちの方が私は好きなんですけど…)、もしかしたら罪人を処刑してたのか死神だったのかは分からないんですけど、あまり澪音時代に幸せでなかった澪音が、何らかの方法で不幸な運命にピリオドを打ち、今度こそ幸せな人生を…と願って生まれ変わったのかな、とも思いました。すると澪音は前世に一匹で犬を残したか、或いは心中したか、どっちかだと思うんです。どちらにしろ犬は前世で、自分のせいで不幸になってしまった…だから、澪音は犬に対してずっと罪悪感があったのでは。だからエトとして生まれ変わった後も引け目のようなものを感じて素直にプルーを好きと言えず、「好きになれないよ」と思っていたのでは…。

根拠のないただの妄想ですが…私の中で無理矢理『澪音の世界』と『星屑の革紐』をくっつけるために考えたこじつけのようなものですが…

198 名前:薔薇十字。:2009/03/22(日) 12:46:59 ID:3PrMMn0a
はじめまして。
突然ですが、「寝雪の下で春を待つように・・・・・・」て
yieldと関係ありませんか?

199 名前:名も無きローラン:2009/03/28(土) 22:01:43 ID:+V+0ZjpS
英語で手綱=レインっていう

200 名前:名も無きローラン:2009/03/28(土) 22:03:06 ID:+V+0ZjpS

んです。

変な所で切れました、ゴメンなさい(汗)

201 名前:名も無きローラン:2009/04/02(木) 05:50:40 ID:8Y8AXGE5
手綱といえば絆という言葉の語源は犬や馬を繋いでおく鋼のことらしいです。
ほんとよくできてるなあ…。

202 名前:颯科:2009/04/02(木) 22:12:11 ID:yNGz9gLm
はじめまして。お邪魔します。
とりあえずログは流し読みしたので、既出にはならないと思うのですが、
私は
「歓びと哀しみの葡萄酒」・「エルの天秤」(同時系列)→「見えざる腕」→「星屑の革紐」→「澪音の世界」
になるのではないかと思います。
私も、エトワールのお父さんは「見えざる腕」のローランだと思うのです。
理由としては、「見えざる腕」のローランが右腕を切られていて
「星屑の革紐」の歌詞にも“父の不自由な腕”とあるので・・・

なんだかまとまりのない駄文ですみませんっ。

203 名前:名も無きローラン:2009/06/02(火) 00:28:37 ID:vqNyGRrO
本筋にはあまり関係が無いのだが。自分もプルー=母派です。
どこか懐かしい温もり→エトを産んですぐ亡くなったにしても、一度は抱いた事もあるでしょうし(名前付けてるし)、
また幼い子供は胎児の頃の記憶がある場合もあると言いますし、そう言う胎児の頃に感じていた「母の温もり」を言っているのではないかと。
実際エトはもうそんな歳ではないだろうけど、無意識に感じる的な。

空白の時を埋めようとするかの様に→これは言葉通り今まで一緒に居なかった時間でしょうが、
深く読むと「今まで母と娘として一緒に過ごして来れなかった時間」を埋めようとしてるって事じゃないでしょうか。

ちなみにちらほらと出た漫画版の話ですが、言うまでも無いとは思いますが、
あれは「こう言う解釈もある」としてRevo陛下にお許しを頂いたってだけなので、
あれが全部が全部正しい訳ではない事は留意しておきましょう。自分もRoman全体の解釈は殆ど漫画版と同じですけど。

204 名前:名も無きローラン:2009/06/02(火) 00:34:54 ID:vqNyGRrO
漫画について>>193のレスを見落としてました。小うるさく言って申し訳ありませんでした。

205 名前:永遠の少年:2009/07/16(木) 12:39:55 ID:LSktyxKX
私も、基本的にはエト=澪音の生まれ変わり説賛成なのですが、どうも舞台が澪音の方が時代が進んでいる気がします、気のせいでしょうか?
これは、未来から過去への生まれ変わりの可能性もありますが・・・
また、澪音の「帰る場所も待ってる人も 今ではもう過去の支配領域」というのが、エトのことの様に思えてなりません。まぁ気のせいと無視すれば良いのですが

ちなみに、プルー=エトママだと、私も思います
そして、澪音の方の犬はプルーの子ども、もしくはその生まれ変わりだと思います、プルーは「黒銀の毛並みを持つ犬」だと断言されてませんし

206 名前:ロス子:2009/08/27(木) 09:58:27 ID:u0uxYrdA

星屑の革紐でプルーの腹から生まれた『黒銀の毛並みを持った子犬』
がいるじゃないですかー。
最後『地平線を飛び越えるだろう』っていってるんですけど
『星屑の革紐』地平線を飛び越え→『澪音の世界』
ってゆうのはないですかね〜::


本題からずれてる感あるんですけど’`

207 名前:名も無きローラン:2009/08/27(木) 12:14:27 ID:EEaH5/WO
>>206
星屑の革紐の最後のナレーション部分にあからさまに澪音のアレンジが使われてる辺り、『星屑で生まれた子犬=澪音の犬』は既にほぼ定説となってますよ。
Romanライヴでは星屑→澪音の流れもやってます。

現状は其の上で余りに物語の違う「星屑」と「澪音」の繋がり(どちらが先か等含め)の考察になっていると思われます。

208 名前:ロス子:2009/08/27(木) 16:04:15 ID:u0uxYrdA
名も無きローラン様☆

定説ですか〜!!
ありがとうございます!

『輝ける名誉も権力も 今ではもう過去の所有物』
ってところはエトを指してるのかな?と...

『『星屑』として輝くことは今ではもう過去のこと』
ってとれば...

やっぱすこしむりありますかねー;;

209 名前:ロス子:2009/08/27(木) 16:21:11 ID:u0uxYrdA
すみません!
『星屑』じゃなくて
『星』です!

210 名前:氷狩:2010/01/11(月) 00:56:36 ID:FE5WHjkH
初めて考察に手をだしてみようと思います。
文法等変なところがあるかもしれないのは多目に見てください。


それでは本題に入ります。
皆様の考察+他の考察サイト様を見て自分の意見をまとめると、

父=金髪のローラン
母=金髪のローランの元恋人

暴力に耐えかねて出ていった母と『見えざる腕』で人生を見直した父がよりを戻す。
       ↓
母はエトワール(以下エト)を生んで死ぬ。
       ↓
父が盲導犬変わりに黒犬(母の生まれ変わり)を連れてくる。
       ↓
そしてエトと黒犬は一緒に生活するなかで絆を深めていく。
       ↓
『突風』(事故)によりエトが死ぬ。


…続きます。

211 名前:氷狩:2010/01/11(月) 01:19:42 ID:FE5WHjkH
続き。


       ↓
この時黒犬は既に病気?であった。
       ↓
『弱い姉だ――』病気の黒犬をおいて逝ってしまうから。
       ↓
ここで黒犬(母)視点でエトの生まれるときの話。
『何の為0502遣って来たのか...』=あなた(エト)の側に居るため。
つまり今から追いかけて側に行くよ。=自分はもう長くない。
       ↓
『祈りの星〜』=父がエトに続き黒犬まで逝ってしまわないように願う。
       ↓
しばらくして黒犬は病気で死ぬ。
       ↓
生まれた黒銀の犬=黒犬の生まれ変わり=澪音の犬。


…ここまではよくあると思うのですが、私はこの黒銀の犬は実際には生まれていないと思います。
生まれたと言うよりは、『澪音の世界』で『澪音』と存在を変えたエトの元に遣える(一緒にいる)存在として変わったものだと思っています。
これなら現実には誰も生まれていないので、この歌が夜子sideにあるのが説明できると思います。


長い上に説明しきれてなかったりしますが、皆様の考察の手助けになればと思います。
それでは失礼しました。


212 名前:氷狩:2010/01/11(月) 01:23:52 ID:FE5WHjkH
書くのを忘れていましたが、ナレーションの部分は全体的に父視点だと思っています。
(最後の『祈りの星が〜』以降を除く)
あとは各々歌ってる人の視点だと思います。

連投失礼しました。

213 名前:名も無きローラン:2010/05/01(土) 07:17:45 ID:WovqOl8K
はじめまして。
エトが死んでしまう説を初めて見ました。
急0502吹いた〜の転調フレーズの内容なんですが私は
「ただ突風が吹き紐を放してしまったけれど、今のプルーには100%信頼を寄せる事が出来るから怖くない」
という感じで軽く解釈しています。
「弱い姉だ〜」の個所ですがこちらも妹がいなければ何もできなかった自分に対して言っている個所ではないかと
こちらも軽く解釈しています。

その上でこの曲と澪音との関連性ですが、一番最後のフレーズ「やがて懐かしくも美しきあの荒野」という言葉にポイントがある気がします。
澪音のバイオリンフレーズがバックで流れている点で「あの荒野」が澪音がいた「荒れ果てた荒野」である事は間違いないでしょう。
しかし、「懐かしくも美しき」とはどういう意味でしょう。
澪音の「荒れ果てた荒野」は他の詞を見てもとても美しいとは思えません。

私はここを中心に仮説を立ててみました。
この「荒野」とは「盲目の暗闇」なのだと思います。
澪音とエトの共通点は「盲目」「荒野」「黒銀の毛並みを持つ(子)犬」です。
それを踏まえてエトは澪音の生まれ変わり、「黒銀の子犬」は「黒銀の犬」の生まれ変わりだと考えます。
まず「澪音の世界」の物語があり、その後澪音が生まれ変わってエトになり「星屑の革紐」の物語へ続きます。
そしてラストでプルーが生んだ「黒銀の子犬」は「黒銀の犬」の生まれ変わりです。
この状態で「懐かしくも美しきあの荒野」を考えてみると
「懐かしい」というのは「黒銀の子犬」を見た時にエトが感覚的に感じた感情だと思えます。
しかし、エトは生まれ変わりであって、澪音の歩いてきた道を知っているわけではありません。
そう考えると「荒野=盲目の暗闇」とはエトにとって、たった今息を引き取ったプルーと星屑の革紐で歩いた
「美しき荒野」であると言えないでしょうか。
そして、その前のフレーズにある「物語の翼」とはエトに感覚的に残っていた澪音の記憶の事であるとも考えられます。
ここからは完全に妄想ですが、ここでさらに定説のエトの母=プルーという設定を+すると
最後に「黒銀の犬」が生まれ変わり、澪音の生まれ変わりであるエトに出会えたのは母の優しさだったのかもしれません。

乱文の上、長文ですが自分的に一番物語が綺麗に終わるように解釈してみました。

214 名前:ぷぅにゃん:2011/12/04(日) 01:59:24 ID:2xCAIw8S
騎乗位だけで月100万d(´∀`*)グッ♂ ktjg.net/index.html

215 名前:名無し@投稿 ★:2012/02/20(月) 12:40:33 ID:yutS7AIh
色々と解釈ができるこの曲ですが、私はプルー=母の考えです。
その上でいうなれば、「何のために遣って来たのか」の件は、「黒銀の毛並みを持つ子犬としてもう一度エトワールを産み落とすため」ではないかと考えます。

「急に吹いた〜」の件でプルーが悲しげに吠えているのが聞こえますから、死んだのはエトワールでしょうね。サビの部分で旋律が静かになるのはその暗喩ではないかと。
そしてプルーとして傍に在った母は、もう一度エトワールをこの世に産み落とすために遣ってきたのだと悟り、曲の最後で子犬を産み落として落命します。
この子犬=澪音の世界の犬だと考えるのは容易ですが、共にある澪音は正体不明。エトワールとは全く違う性格であろうことはわかります。
前後が繋がらないようですが、これは「呪われし宝石」にヒントがあります。

「『祝い』が『呪い』に変わる運命の皮肉」という件です。
母の独白の部分のあと、二人で歌っているパートがあります。これは多分二人が出会った場面だと思うのですが、似たようなことを言っているようで決定的に違います。
エトワールが言うに、「君(=プルー)と歩いた暗闇に煌めく世界」「生は星屑の輝きの中に在る」ことを忘れない。
母が言うに、「母と歩いた苦しみに揺らめく世界」「愛は星屑の瞬きの中にある」ことを忘れないでほしい、と言っています。

ここを見ると、母が「忘れないでほしい」と願ったものとエトワールが「忘れない」と言ったものが食い違っています。それに、母は「娘の歩く道が輝くように」願って「エトワール」と名付けたのですが、本人は星さえ見えない両目と、その見えないものの名である自分の名前が嫌いです。
これこそまさに「『祝い』が『呪い』に変わる運命の皮肉」ではないでしょうか。幸せになってほしくて名付け、産み落としたのに、当人にはそれが苦痛でしかなかったのですから、まさに。

聞いた限りではエトワールが死を拒んでいるような様子はないですし、むしろ受け入れているように聞こえます。にも拘わらずプルー=母は子犬としてエトワールをこの世にまた産み落としました。
「星屑の革紐」で、彼女は自分の名前を好きになったとは一言も語っていません。多分嫌いなまま死んだのでしょう。それに彼女は、曲の中でプルーへの感謝と愛を詠っていますが、自身の生に関してはノータッチです。名前という自身を規定するものを嫌っていた以上、生きることを肯定していたとは考えにくいです。
だとすれば彼女は死して楽になったと思ったのに、また生きることを強いられているのですから、こんな苦痛はありません。そしてその生を終えた彼女ですが、今度は「澪音の世界」の舞台に存在しています。当人の視点からすれば3回も存在することを強いられたわけですから、ここまで来ると「星屑の革紐」の時の自分は保てません。
だから彼女は自分を規定するのに、嫌っていた「エトワール」ではなく、「黒銀の毛並みを持つ仔犬」として生まれてきた時の「雨=澪音」を名乗ったのではないか、と思います。澪音が普段瞳を閉ざしているのは、エトワールであった時に見えなかったことの名残かと思います。

私の考えで行けば「Tanatos」の内容は死を恐れる少女の幻想(というか空想)であり、サンホラ世界の死生観の説明ですから、「輪廻の砂時計」と関係させるのは早計です。「砂時計」は「寿命」「生きている時間」の表現として使われている、という意味の曲ですから。

「仔犬=エトワール」の根拠ですが、プルー=母という容易に予想できる公式と、Roman全体のキーになる「生の前には死がある、死の後に生がある」という単純な式です。プルー=母の「零れた砂が〜」「何のために〜」と最後の「黒銀の〜」、この単純な式を当てはめれば、「一度死んだエトワールをもう一度産み落とすために遣って来た」と母が結論付けるのは当然の成り行きでしょう。
この説でいくと、肝心なのはどうやってエトワールの魂を引き戻したのかという問題ですが、多分デュエット部分で出会い、終わったところで引き戻したのでしょう。これであれば、死によって次の生に向かおうとしていたのにまた引き戻されたエトワールがやがて澪音になるのも何となくわかります。

著しく救いのない話ですが、陛下の作ったサンホラは往々にしてそういう世界です。異彩を放つ「11文字の伝言」「truemassage」だけは偽りなき愛の詩ですが、これが「星屑の革紐」の前日談であるならばやっぱり救いがなくなります。「幸せになれなかった」という結末が既にあるわけですから。

どうも見苦しいですが、これが私の結論です。

216 名前:通りすがりの新米国民@投稿 ★:2012/08/01(水) 09:44:18 ID:HEtu86Ob
こんにちは。
えっと…215さんの考察を色々と参考にさせてもらいました。
で、私的には「急に吹いた〜」は、エトが視力をなくした事の、表現といいますか…ともかくそんな感じで解釈してます。
で、自分の名前が嫌いなエトは、澪音になってプルーから生まれた子犬と荒れ果てた荒野を歩いたのでは?。
私はこのように解釈をしているのですがどうでしょう?

少し変かもしれませんけど、以上私の考察でした。

217 名前:投稿 ★:2012/11/30(金) 23:33:12 ID:UAZ+Uqy6
エトワールは赤ん坊のころ父が母を殺すところを目撃してしまった。(荒野にある旧自宅)
エトワールは無意識のうちに自分の目をほとんど見えなくし(本当は見える)父親の顔が分からないようにした(そうすれば父親は自分を殺さない)
自分は母親を殺した人物を知ってる気がするけどそんなわけないよね。だって自分は目がほとんど見えないんだものという言い訳も自分に対してできる。

父親は必死に娘を観察する。ひょっとしたらあいつ目がしっかり見えてんじゃないか?そんなそぶりしてないか?
父親は、出来るならいつまでも我が家も娘もいる明るい未来を見ていたい。しかも権力者で金もがっぽがっぽだもん、手放すわけにはいかない。エゴの塊です。
しかし、娘が自分の事を殺人犯だと知っているのなら早いうちに殺さないと世間にばれるリスクが上がる。ばれたら\(^o^)/オワル

プルーを飼う(母の生まれ変わり)
恐らく、生まれ変わりなこともあってか、目が似てたんでしょうな。そこに父親は惹かれてしまったのでしょう。
いろいろあって少女は犬ととっても仲良くなる。
ある日、プルーが少女の紐を振り払って例の旧自宅へダッシュ。ついていくには相当のスピードで走らねばならん。
でも、少女は今までさんざん練習したからついて行けたぜっ。

娘が犬追っかけてるのを父親は見てしまった。
プルー、旧自宅のある荒野に到着、父も慌てて追いかけていたため到着。

少女、殺してやるとか言ってる父親とか、プルーがめっちゃ吠えてるとかでパニックに。
父親、エトワールを殺そうとするが、プルーが抵抗。結果同士討ち。

父親、かろうじて生き残る。この間、死とは精神に先行して〜
父親、何も残ってない空虚な廃墟(旧自宅)に転がり血をドクドク流しながら冷たい雨に震える。
しばらく無音(雨の音だけ)荒療治ってやつで本来見える眼だったので少女開眼。
少女、死んだ犬と死にそうな父親を見て決意、母親と愛犬を殺しやがった父親を殺害。


その後、プルーのお腹から出てきた子犬を新自宅へ連れ帰りいつものように過ごす。
ある程度大きくなった黒犬を連れて父親、母親、プルー(母親)の墓参りに言ってる途中が澪音の冒頭。

なんか数年ぶりに聞いて思わず考察したくなりました。
自分の中では澪音の世界と星屑の革紐は同じ世界でこんな物語になってます。
でも、澪音と星屑の革紐では少女の名前が違いますね…嘘をついているのは誰だ?
あと言い忘れましたが、母親は最初から父親を殺すつもりで転生したのかもしれませんねぇ。


218 名前:にゃんこ@投稿 ★:2013/09/02(月) 06:12:02 ID:RafqB6gh
あーまじかぁ!!
「星屑の革紐」と「見えざる腕」は結びつかなかった!!
すごいなぁ…


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