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■ Elysion前奏曲 ネタバレ解禁!疑問をここに書き込め!

1 名前:玉川雄一@管理人 ★:2007/11/12(月) 01:08:07 ID:3Q/XQWjF
(2004年11月14日 12時17分57秒)

“Ark”を通して聴くとさらに謎が増えたりして
大変なことになってしまったわけですが。


歌詞で「二月」「六月」と書かれているところを見ると
この順番で進行したとまず考えて良いでしょうかね。
まさか年度が違うとかそういうどんでん返しがあったり?
『Pico Magic』『Pico Magic Reloaded』収録版のそれぞれの部分を聴いていた限りでは
単なる(?)電波少女の妄想劇場かと思っていたのですが、
今回明らかになった部分がまたショッキングでした。


「禁断の海馬(と書いて「きかん」と読ませるのがまたエグい)に手を加えて」だの
さらにコードネーム付きの「被験体」による「過剰投影型依存のおける袋小路」が起こした
傷害致死ときた。そもそもおまえら兄妹じゃないんじゃないの?と。通称だったのかい。
「監視卿」を「ウォッチャー」と読み、
また「監視鏡」を「モニター」と読むことで時代の観念が一気にややこしいことに。


『Pico Magic』に収録された「魔女とラフレンツェ」も4thの先行版だったわけですが、
そこでは「二つの楽園を巡る物語」というキーワードがありました。
そして「Yield」を聴くと「楽園」には女性の存在が関係しているのではないかと推測されるのですが、
(この辺はさらに掘り下げる必要があります)、現状で公開されている4th先行版にそれぞれ登場する
女性たちがどのような役割を担うことになるのか?
「二つの楽園」がどのように絡んでくるのかはまだわかりませんが、
「王国を逐われた魔女」が登場するラフレンツェの物語と、
どこか現代的な感覚すら漂う(単なる言葉のあやという可能性もありますが)箱舟の物語と、
どのような展開を見せるのか謎が深まるばかりです。

2 名前:転載中 ★:2007/11/12(月) 01:08:59 ID:3Q/XQWjF

無題 - 玉川雄一 (2004年11月14日 12時18分25秒)
まだ考えがまとまらないうちに書いたのでちょっと抜けた。

Arkの『ぴこまじ』『ぴこまり』収録部分(今回のバージョンに内包されてます)だけだと
少女なりそのお兄様たちだけの世界かなあ、と思っていたのですが、
今回の新規パートで監視卿などの第三者が出てきたことで、
むしろそれによって作り上げられた幻想だった、という可能性が強くなってきたわけで。
そうなるとこの曲自体の全体的な意味がガラリと変貌してしまったという。

ところで、一連の流れってこんな感じで良いのでしょうかね。

少女、「信じてたその人」と幸せな日々を送る

冷たい言葉の雨を浴びせられて裏切られる(想い出まで)

ナイフを握って詰め寄る

愛憎の箱舟

信仰という狂気に逃げ込む

澄み渡る覚醒は進行という凶器

この頃? お兄様とアレな関係になる

背徳の箱舟

過剰投影型依存の袋小路に

お兄様あぼーん

「お兄様」と「少女を裏切ったその人」は別人ということで宜しいのでしょうか。
あと気になるのが「あの日嘘を吐いた」という一節。これがお兄様殺害のきっかけ?
全てを一つの流れとして繋げてしまって良いのか今ひとつ確信が持てないでいます。


無題 - にんじん一本 (2004年11月14日 12時18分43秒)
はじめまして。
SHの曲についてあれこれ話しあいたいなぁっと
思って検索してたら、ここに辿り着かせてもらったので少しだけ書かせてもらいます。
Arkはばらばらで聞いた時違ってイメージが変わりましたね。
寒気がするほどでした。
Yieldも気分が悪くなるほど浸りそうです。

それでArkの流れは私的には背徳の箱舟→愛憎の箱舟の流れかなっと
因果→崩壊、原因→結果 手繰り寄せた糸っていうところからそんな感じと思いました。
被研体のところのバックコーラスは
ソロル with Ark フローテル in the Dark Ah...
ソロル with Ark フローテル is Dead
に聞こえます。実際どうかなー
4thが待ちどうおしいです。

無題 - 夜型人間・シドウミツキ (2004年11月14日 12時19分14秒)
「Ark」について盛り上がっていますので、私も自分なりの解釈を。

まず、"箱舟"とくれば"ノア"なわけで、"ノア"とくれば"黒の教団"。
そしたらこの物語の兄妹って、もしかしてルキアたちの両親じゃないのか?
というのが「Chronicle 2nd」までを聴いての推理。
そして今作でフルバージョンを聴いて更に、この"兄"と"妹"、
黒の教団に歯向かったがために被検体にされてしまったのでは・・・
と思うのですが、いかがでしょうか。
そうすると、ルキアたちの時代って意外と近代?
(「カルト教団」という呼び方からして極めて現代的ですし)

何にしても、まだまだ手掛かりが足りなさすぎますね。

ところで、"自称天才犯罪心理学者"Christphe Jan-Jacques Saint-Laurent氏が
この事件を論じたとしたら、どんな推理が出てくるでしょうか?
何となく、彼もまた近いうちにどこかで登場するような気がしてならないのですが。

無題 - 惟新 (2004年11月14日 12時19分42秒)
>Ark
私もどこぞの昼ドラか何かかと思っていました(^_^;)
でも、Zガンダムのロザミィみたいなものかもしれませんねえ。
全体が暗喩かどうか、というのは現段階では何ともいえませんので
直接的に読み取れる物語をみますと、まぁ、人体実験の話でしょうかね。
海馬弄るとか半端なく怖いんですが(^_^;)

話の流れですが、解釈によって結構ヒッチャカメッチャカになりそうな。
とりあえず、思いつくままにメモを取ってみました。
精読する時間がないので中途半端ですが、叩き台にでもしてくださいな。
http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/rakugaki/1194834004/l50


無題 - れっどすぺーす (2004年11月14日 12時20分43秒)
初めまして。
Chronicle2ndから入った新参者です。
最近ココを発見しました。
SH作品について考察している場が少ない(というか殆どない)ので、
こういった場は嬉しいですね。
私なりの「Ark」考察を。

・物語解釈
「兄」「妹」の「記憶」を「ユメ」と歌っていることから歌詞順というのを無視
できると思うのですよね。また、私は「その人」=「兄」だと考えてい
ます。それを踏まえて、私の考える時系列は(歌詞で失礼します)、
愛し合っていた日々、幸せな二人→『限りなく〜それ以上には……』、
『律すれば〜破滅へ誘う』→『脆弱な〜嘘を吐いた』、『想い出まで〜言葉の雨』、
『信じていた〜裏切られた少女』→『逃げ込んだ〜進行という凶器』、
『「我々を楽園へ〜与えよう」』→『涙を微笑みに〜握って』、
『最期の時に〜愛の記憶』→(殺害)
の順番です。これが1番しっくりくると思うのですが……。

2、「兄」と「その人」は同一人物かどうか
・同一人物でない。
その場合「その人」に裏切られて信仰に逃げ込み、「アーク」を与えられた
にも関わらず、殺害対象が「兄」というのは不自然ではないか?
・「妹」が「兄」を「その人」だと思い込んでいる。
その場合「楽園へ還りましょう、お兄様」が不自然になる。
→彼女は「その人」も「兄」と呼んでいたという可能性もあるが、
それはちょっと苦しい気がする。

なので、個人的には同一人物説を推します。
ただ、そうすると上で仰られている通り、心的外傷が不明。
同一人物でないとすると心的外傷はわかるがその他との整合性がやや疑問。

3、<症例番号12>について
「妹」は同じ心的外傷、境遇から、異常なまでに「兄」にべったりだったのではないか。
それが肉親の情から恋愛感情に変わってしまい、「兄」を愛してしまった。それは、
背徳を感じながらも「妹」を愛した「兄」も同じだったのだろう。その過程で、
「お兄様と私の考えることは同じ(自己を相手に過剰に投影)」というカタチで
「妹」は「兄」に依存してしまった。(→『お兄様が望むことが私の望むこと、
私が望むことがお兄様の望むこと』みたいな感じで)が、そこで「兄」は背徳に
耐え切れなくなり「妹」を拒絶してしまう。「限りなく同一」だったはずの「兄」
の拒絶で「妹」はどうすればいいのかわからなくなる、つまり袋小路に陥ってしまった。
これが「過剰投影型依存における袋小路」なのではないかと。

4、その他もろもろ
・監視卿の「失われた左手の薬指」は「妹」の「激しい愛」に対する「失われた愛」?
皮肉も入ってるかも。
・仮面の男はノア?符合が合いすぎるのがどうにもこうにも。
・シドウミツキさんは、兄妹がルキアの両親ではないか、と仰れられて
いますが、私は「組織にいた似たような奴」のほうではないかなと。
あの「兄」が反逆し「妹」が逃亡した、というのは「Ark」の状況からみて
ちょっと考えにくい気が。ノア=箱舟とすると、箱舟に乗せる<可愛い我が娘達>?
・舞台は大きな実験場=『箱庭を騙る檻の中』
・驕れる無能な創造神=監視卿を含めた研究者たち
・「楽園を追われていく」=知恵の実=禁忌=近親相姦という連想

とか考えてみたのですがいかがでしょう〜。
長文失礼しました。


無題 - ほった (2004年11月14日 12時21分03秒)
>推新様
自分は「兄」と「その人」は同一人物だと思います。
推新さんの【「兄」と「その人」が同一人物の場合】のかんがえとほぼ同じ考えですね。
嘘の内容にについては本当にささいでつまらないことだったのではないでしょうか?
なんかこの二人の間は異常なぐらいべったりなんじゃないかと感じるんですよね。。。

しかし、SHの創る曲の世界は想像以上に深く広いのですね。。
正直甘く見てました_| ̄|○
今度は皆様のお役に立てるような考察をまとめてきます。でわまた!


無題 - ニカイア (2004年11月14日 12時21分32秒)
ぐっこさんがCD購入されたようなので、心置きなく話せます…はい。

少し気になることがあるんですが。
Ark≒箱舟が数回出てくることなんですよね。

哀れなる魂を解き放つ、月光を受けて銀色に煌く『Ark』
少女(ソロリ?)が握っていた、ナイフと詠われる『Ark』
箱舟依存進行と言う名を持つ、ケースナンバー12『Ark』
3はともかく、1と2は同一のモノでしょうかね?だとすれば、
銀色に光るのも納得いくんですが
または、関連した何かで繋がっているんでしょうかね?狂気を含んだ何か、とか

>れっどすぺーすさん
楽園を追われる→知恵の実→禁忌になるなら
禁断の機関というのも関連してくるかもしれませんね。

>にんじん一本さん
そうですね…それでほぼ間違いないと思います
ソロリはWith Ark。それに対しフラーテルはin The Dark そしてDead…
この対比は何なんでしょうか。
これはソロリが「Arkとよばれた物」を握って
そしてその詰め寄った相手がフラーテル、そして殺害された、を意味するものなんでしょうか。
だとすれば、やはり同一人物なのかもしれませんね…うーん、今度私なりにまとめてみます

…あ、あとこれは別の話になるのですが
「魔法使いサラバント」にも「恋堕」にも
「忘れ物はありませんか」という部分があるんですよね。
これはどうなんでしょうか、とか思ってみました。ではでは。


無題 - 玉川雄一 (2004年11月14日 12時22分11秒)
>ニカイアさん
「忘れ物はありませんか」について。
Sound HorizonのストーリーCDにはそれぞれテーマがありまして、
1st「Chronicle」とそのリニューアル「Chronicle 2nd」は「年代記」(歴史書とか予言書にもなってますが)
2nd「Thanatos」は「死」
3rd「Lost」は「忘れ物」

といった感じです。そしてそれぞれの収録曲でそのフレーズが繰り返し登場してきます。
「魔法使いサラバント」と「恋人を射ち堕とした日」はもともと「Lost」に収録されていた曲なので、
「忘れ物」というフレーズが繰り返し登場するわけです。

ところで、「Pico Magic」で「Ark」と「魔女とラフレンツェ」が4th先行版として収録されたとき、
「楽園」というフレーズが登場するので4thのタイトルはそれに準じたものになるのだろうなと
予想していたのですが、今年の年頭に公開された仮タイトルが「ATR:E」となってて
なんじゃこりゃ?と。(ロックさんは「ATE」としてますけど誤記でしょうか?)

そうしたら今回は「Elysion」となっていてこれは確かに「楽園」ですわね。
そういえば「魔女とラフレンツェ」先行版でも「エリュシオン」という単語そのものが登場してもいました。
最終的に、4thのタイトルはどうなるのでしょうね。

無題 - セキモリ (2004年11月14日 12時24分06秒)
はじめまして。Elysionで初めてSound Horizonを知り、クロUを勢いで購入したセキモリと申します。
「薔薇の騎士団」と「黒の教団」でググってみたらここに流れ着きました。
いやー、今ようやくのこ板を読み終えたのですが、CD2枚だけではわからなかったナゾが解けるわ解けるわw
と、これだけでは何なので、皆さん語ってない方向から話題投下おば・・・。

Yieldの歌詞には無い、唄のみのパートについて、私なりの解釈を。
「3、不安定な数字」女2人、男1人の状況。
「3−1、模範的な数式」3人のうち1人の首を落とすこと。
問題となるのは個の性質ではないという歌詞から、男女2人は少なくとも
両思いの関係にあり、凶行に及んだのは残された女だと思われる。
「3−1+1−2、最後に現れたのは仮面の男」ナゾを孕んでいるのは
この部分ですね〜。
「それは首じゃないか」と言ったのが娘の両親で、この両名が手引き
をして完全犯罪を成したと仮定し、なおかつ、数式に両親は含まれない
とすると・・・。
両思いの男女とそれを見つめる娘(3)
片割れの女の突然の「失踪」(−1)
失意の男に取り入り、幸せを手にする娘
やがて生まれる子供(+1)
男女の死。もしくは失踪?(−2)
残された子と、現れた仮面の男。
彼等が消え去った後、荒野に取り残されるのは・・・。

妄想が膨らみまする(^^;

無題 - 那御 (2004年11月14日 12時24分35秒)
私も「その人」=「兄」説に同意。

まず、はじめの時点で、二人は既に愛し合う関係にあり、「妹」視点では幸せであった。
しかし、「兄」視点では、それは禁断即ち「背徳」であり、
限りなく同一へ近づくこと(「妹」視点による「楽園」)に葛藤(「律すれば律する程堕ちる」)。

※「兄」視点・・・禁断=「背徳」の愛への堕ちた日々→背徳の箱舟

遂に「冷たい言葉の雨」を浴びせて「妹」を拒絶。
「妹」は「兄」の変貌に動揺し、信仰へと逃避。そこでアークなるものを与えられる。

※「妹」視点・・・愛=同一化への欲求と、拒絶への憎悪(とまで言い切れるかなぁ?)→愛憎の箱舟

「妹」は「兄」を殺害。
「兄」の最期・・・頭を過ぎる歪な愛の記憶→「兄」も同一への欲求を持っていた?

ところで、
・仮面の男がラストに登場しますが、これが一体どういうことを示しているか。
・「箱庭を騙る〜心算なの?」が誰の誰に対する発言か。
この2点私は全然解らんのですが。

前者は、「仮面の男」の実態が掴めないので、これは4th待ちでしょう。
後者は、2回目にこのフレーズが出てくる際に、「『〜心算なの?』か・・・」
となっていることから、監視卿が聴いた発言だと思われますが。
「妹」→「兄」の発言を監視卿が聴いたと考えると不自然な気が・・・
となると、「失った筈の左手の薬指が虚しく疼いた」のフレーズから、
これは以前監視卿が(禁断の?)愛を交わした人間から受けた発言であると考えたのですが・・・

>セキモリさま
いらっしゃいませ。あらぁ、Elysionに堕ちちゃった方ですねw
数式に関しては仰る通りかと。
子供が一人残され、現れたのは仮面の男。この子供は孤児・・・
Chronicle 2ndと繋がりが出てきたような、違うような・・・

以上を考慮して、仮説として、仮面の男が教団から派遣され、
昏い過去を孕んだ子供を集めている・・・と考えられなくもない。


無題 - ロック (2004年11月14日 12時27分44秒)
皆様のArk考察凄い深いですね(・・;)
ひとつひとつ真剣に読んでたらかなり時間かかりました・・・が・・・面白い!
自分一人だったらとうてい出てこないような発想とか着眼点があって、
ますますSHの世界にドップリ沈み込んでいきそうです♪
皆様のように上手くまとめられませんし、思い込みや創作が混じってるかも
しれませんが、とりあえず私もArk〜Yield考察参加させていただきます。
とりあえず箇条書きで・・・


●登場人物:(歌詞の記述にある事実+想像と推測の産物つれづれ・・・)

1.<妹>=被験体1096。<妹>(ソロル)は通称。「少女」と呼称されるのは
  全て彼女のことか。<兄>を殺害。仮面の男と接触?
  「信じてたその人」に裏切られた心の傷を埋めるため宗教にはしっていた。
  狂信者の類いだった?

2.<兄>=被験体1076。<兄>(フラーテル)は通称。男性。
  前述の<妹>に刺殺された模様。<妹>の「信じてたその人」とは同一人物?

3.<監視卿>=ウォッチャー。男性?『左手の薬指』を失っている。既婚者?
  監視鏡(モニター)から兄妹を監視(というより観察)していた?
  それが仕事?同じ役職に就く人間がいるのか・・・は判らない。
  兄妹との血縁関係・・・不明。

4.<仮面の男>=謎の男。「教団」関係者?神出鬼没っぽい?男性。
  <妹>に「貴女を救うアークである」という名目でナイフを手渡した張本人?
  そもそも「生物」なのか「ある概念の象徴」なのか・・・は不明。
  モニターには映ったらしい(*・ω・*)


●時系列と脳内補完

○因果(6月)→ 崩壊(2月)
○6月に<兄>の「嘘」?>兄妹の関係に決定的な亀裂が入ったのは6月
>年が明けて2月に<妹>が<兄>を刺殺?

愛し合う兄妹
『限りなく同一に近づける〜 けれどそれ以上には・・・』

↓※「けれどそれ以上には・・・」は「同病相憐れみ、傷を舐めあうのは
↓  心地いいが、それ以上何も生み出さない」という事に気付いた<兄>の心情?

<兄>(その人)の「嘘」による裏切り
『思い出まで裏切った 冷たい言葉の雨』
『脆弱な精神が〜 あの日嘘を吐いた』

↓※「脆弱な精神が耐え切れ」なかったのは<妹>との「背徳」行為?
↓  「裏切り」=「嘘」と考えると兄は「背徳」への恐れから
↓  <妹>とその愛を拒否した?

<妹> 鬱・・・>信仰に逃げ込む
『逃げ込んだ楽園は信仰という狂気』

<妹> 覚醒>「愛して貰えないのなら殺してしまえばいいじゃない」
(・・・あたりが本音かと・・・;)
『「進行」という凶器』

謎の人物(教団関係者?)から<妹>へ凶器が渡される。
監視卿は黙認?

<妹>、<兄>を刺殺。

『監視卿は天を仰ぎ〜仮面の男が立っていた・・・』
ここがシメですかね。

●台詞:(歌詞内でカギカッコでくくられている部分を登場順に検証)

○「箱庭を騙る檻の中で〜 心算なの・・・」その1
→口調、あらまり姫vの声色から推測するに発言者は女性と思われる。
女性→<妹>か?それとも<監視卿>の(元)伴侶?
あきらかな侮蔑と落胆、恐れ等が感じ取れる台詞。

○「我々を楽園へ〜 アークを与えよう」
→楽園、箱舟、哀れな魂、大地から解き放つ、救い・・・宗教的な雰囲気の単語が頻出。
まるで特定宗教の伝道師の台詞の如く。
前項の <仮面の男>=ノア若しくは「黒の教団」関係者 という推測をもとに
考察すると、発言者は<仮面の男>?

「アーク」の謎。
この台詞中の「アーク」はその後 ト書き(笑)で二度登場。

その1:『アークと呼ばれた物』(それ)は月光を受けて銀色に煌いた
その2:『アークと呼ばれた物』(ナイフ)を握って・・・

発言を受けた相手は「貴女」から女性とわかるので十中八九、<妹>。
ここでの「アーク」は間違いなく<妹>による<兄>殺害時に使われた凶器。
つまりこの台詞は殺人教唆(汗)凶器まで渡してます;

○「ねぇ・・・何故〜愛し合っていたのに・・・」
→<妹>から<兄>への台詞。
こんなこと言いながら刃物持って微笑み、にじり寄って来る少女・・・(゚Д゚;)ガクブル
<兄>はこの問いかけへの返答次第では殺されなかったかも。

○「箱庭を騙る檻の中で〜 心算なの・・・」その2
→ト書きの『か・・・』まで含めて監視卿の台詞? 兄妹の愛とその崩壊を
目の当たりにして、かつて自身に言われた台詞を自嘲と共に反芻しているのか。

○「楽園へ還りましょう」
→<妹>の発言。楽園へ還る>魂の解放>死!?
無理心中を図ったにしては<妹>は生きているようだが、ここでは
言外に「一緒に」という語句が含まれているような。もしかしたら<妹>自身は
<兄>と一緒に死ぬつもりだったが、監視卿(達?)に止められた?
もしくは・・・<妹>には「今は」死ねない理由があった。
「孕み続けた季節」というのはもしや<兄>との・・・

●その他:

○キーワード:
1.Ark=アーク=箱舟。
『崩壊する世界から逃避するためのアーティファクト』を象徴。
しかしそれもまた一つの閉じられた小さな「世界」である。
新世界の指導者が神の啓示を受けて製造したフネ。
そのフネには彼と彼の「家族」、そしてひとつがいずつの動物だけが
乗る事を赦された。
関連:洪水

2.信仰
Chronicle2の「黒の教団」は 教典である「黒の予言書」に世界の破滅が
書かれている事から、いわゆる終末思想的な信仰がメインだったようです。
普通にキリスト教的な 世界の破滅→選ばれた神の子(信者)だけ楽園で再生・・・
という教義っぽいんですが・・・(でもかなり選民的な;)
Arkの<妹>の信仰していた宗教と「黒の教団」の関係はあるのか?


○「被験体・・・」部分のバックコーラス
私はこう聴こえます。

Soror with the ‘Ark’
Frater in the dark.

Soror with the ‘Ark’
Frater is dead.

※1:兄妹の通称?名前?のつづりについては結構テキトーです;
※2:「馬鹿にするな!」とのお叱りを覚悟で蛇足;2行目 the ‘Ark’
「Ark」は母音から始まる単語なので the の発音は「ズィ」


つ、疲れました・・・;
かなり妄想の類いが入ってるかもしれませんが、こんな感じに
聴いて(読んで)ます。
ソロル(ということにした)たんラヴv故にArk考察 はやめられません(笑)
Revoさんが生み出してあらまり姫が命を吹き込む SHの少女達は
みな小悪魔的な魅力を持っていますよねvv
でも今はうっかり「ランプの魔人」萌え〜・・・


>玉川さん

>ロックさんは「ATE」としてますけど誤記でしょうか?
あちゃあ〜〜〜!
誤記・・・というより誤謬です。私の勘違いと早とちりが華麗なる併せ技をキメて
くれたようです。混乱を招く書き込みをしてしまってすいません;
ハァハァしすぎました・・・反省_| ̄|○
「ATR:E」読めない・・・


3 名前:転載中 ★:2007/11/12(月) 01:09:25 ID:3Q/XQWjF
無題 - ニカイア (2004年11月14日 12時28分09秒)
>玉川さん
「Lost」で「忘れ物」ですか…
ううん、クロセカの「白鴉」みたいなモノっぽいですね。

>ロックさん
左手の薬指…というと、やっぱり指輪になりますよね…
失った「はず」ってのも気になるんですよね。

今回はそれだけです。ではでは。

無題 - セキモリ (2004年11月14日 12時28分48秒)
私も、ロックさんの時系列解釈に賛成でっす。
旅の男が具体的にどんな願いをしたのかも気になりますね〜w

無題 - れっどすぺーす (2004年11月14日 12時29分10秒)
Arkについて
>ロックさん
○『楽園へ還りましょう』
私も言外に「一緒に」は含まれてると思います。ただ、私には「妹」は
無理心中を図ったというよりは「兄」を自分と同じ場所に連れて行こう、
という考えのみで行動に至ったように思えます。彼女は既に楽園に堕ちており、
また彼女にとってはナイフは「ナイフ」ではなく、「アーク」なわけです。
ですから、『この「アーク」を使えば、お兄様も楽園にいけるに違いない』という
思考のもと「兄」に「アーク」を与えようとした結果が殺害なんじゃないかなーとか。

Yieldについて
>セキモリさん
○3−1+1−2
+1が子供、というのは意外な視点でした。
私は+1は仮面の男だと思っていたので、
2人の女、1人の男(3)
『一人娘』がどちらかを殺害(−1)
現れる仮面の男(+1)
仮面の男と去る『一人娘』or殺害されなかったもう1人(−2)
と考えていました。

どちらかを殺害、と書いたのは、『恋心』や『不毛な恋』、『想いが実る』
などからから見れば殺されそうなのはもう1人の女なのですが、『問題となるのは
個の性質ではなく、唯記号としての数量』という記述から、『世界』はとにかく
『2』になればいいという考えのようですから、死ぬのは3人のうち誰でも
構わない。ならば可能性としては男が殺されることもアリだろうと。
もぎ取るとか刈り取るとか言ってるので、『一人娘』が殺害したものだとは
思うのですが……。

……なんだかArkもYieldも同じ『箱庭(を騙る檻の中)』という世界の中の
こととも取れますねぇ。世界が安定を求める、とか『外側』の視点に見えますし。


無題 - ぐっこ (2004年11月14日 12時29分38秒)
>Ark
電車の中やら車の中やらで無限リピート。
受けた感じだと、やっぱり「あの人」は兄…なんでしょうね。2月と6月つうんで順番の感覚が
ヘンにねじれそうですが。
兄に捨てられた(と思った)妹が、どっかで信仰(狂気)を纏って戻ってきて、あの頃の「楽園」
にもどりませう…と兄を刺殺。――で、一部始終それを監視してる連中がいる、と。ご丁寧に症例
の分析までして…というのが話の大筋。
既に何人の方かが指摘されてるように、妹にとって、ナイフは「楽園へ至るための手段」あるいは
「楽園」そのもの、ということで、「アーク」ってのは人それぞれのものなのでしょうねえ…
あとは妹に、その「アーク」の概念を与えた者の正体でしょうけど、少なくとも「仮面の男」は
それに与する者ではなく、真逆に暗躍している者っぽい。
おおむね>>218ロックさまの考察と同じ感想です。

そういや「監視卿」、わたし最初「れくちゃー」に聞こえターヨ。空耳!

>Yield
こっちの方が難しい(^_^;)
Arkが兄妹相姦っぽいタブー(背徳とか何とか)だったので、最初、私はまず登場する女性を二人と想定。
1人は母親、1人は一人娘。で、男は父親…というカンジで、三人家族。
落ちた首は、おそらく母親のほう。+1は、娘が父との間に生んだ子供。
うわ!今度は父娘相姦だ( ゚Д゚)! エグっ!
…と思ったのですが、皆様の考察を拝見して、もういっぺん構想練り直しであります(^_^;)


無題 - セキモリ (2004年11月14日 12時32分06秒)
>れっどすぺーすさん
なるほど。その考えは浮かばなかったなぁ。でも、ぐっこさんの考えの
方がコロンブスの卵だったり。
父娘相姦なら、私や、れっどすぺーすさんのように両親がハンパになる
ことなく、3という数字の中で収まりますね!( ゚Д゚)<エグっ!


無題 - れっどすぺーす (2004年11月14日 12時32分24秒)
むむむ。
Yield、+1は子供と解釈しておられる方が多いのですね。
+1が子供だとすると数式おかしくなりませんか?
3−1+1−2で、+1が子供、−2がその両親だとすると、
荒野に1人取り残されるのは誰?ってことになると思うのですが……。

残ったのが子供だとして、
・何故仮面の男は数式にカウントされないのか→外部の存在だから?
・現れた仮面の男は何もせずに去っていったのか
・何もせずに去ったとすると仮面の男は何故そこに現れたのか
・子供を連れて行ったのだとしたら何故さらに−1とならないのか
・さらにその場合荒野に『1人』取り残されたのは誰なのか(数式上残されてる存在が居ない)

さすがに死体を残された1人と解釈するわけにはいかないでしょう
(既に−1されてます)し……。

すいませんおバカな私にその辺の解釈を教えてください_| ̄|○

あと、『一人娘』の両親は既にいない(亡くなっているかもう会えない)
と思っているのですがどうでしょう。「嗚呼……お父さんお母さん」って
遠いところに向かって話しかけているようにも受け取れると思うのですが。
『一人娘』が(残る2人が親だとしたら)親に向かって『君』という呼称を
するだろうか、という疑問もあります。(『君は幸せなんだろうね』は『一人娘』
が残る二人のどちらかに向けて心の中で呟いた台詞でしょうから)

>ぐっこさん
仮面の男及びアーク信仰が監視卿たち実験者(?)から独立しているとすると、
<症例番号12>にアーク―箱舟依存進行―という単語が出現するのは
不自然じゃないかなーと思ったりするわけで、私は同一の組織だと思いまする。


無題 - 惟新 (2004年11月14日 12時33分03秒)
>Yield
ホント、確かと言えることは全然ないんですよねえ(^_^;)
暗喩ばっかりなんで、推測しないことにはどうにもこうにも。
考察するのはもちろんいいんですけれど、曲の楽しみ方自体は
あまり考えず雰囲気味わう意味合いがより強い作品であると思います。
つか、純粋に音楽で魅せることも十分できるんですよねコレ。
だからこそ語りを何とか…ってやっぱりそれじゃSound Horizonじゃないか。

えー例の如く確かと思われることから。
もぎ穫れないのなら刈り取れば良い=奪えないなら消せばいい
不安定な数字:確かに人間関係において《3》は不安定な数字とされる。
以上。…確かなこと少なっ!(^_^;)

で、個人的解釈。
まず、「一人娘」という描写がわざわざある理由。
「一人っ子」なんて言いたいんじゃなく、「独り」を想起させたいんじゃないと。
だとしたら、たぶん、両親はいようがいまいがここでは関係ないっぽい。
近親相姦は盲点! なるほどなあ。でもこの点はれっどすぺーす様の説に賛同。
数式:3−1+1−2、それから、最後に仮面の男。
「最も遅い収穫…それは甘い果実を産む」の描写より、+1を子供ととる。
この描写は「(一夜限りの)情事」だけが《種》で秋に「想いが実る」、
とも取れますけれど、なんで秋まで待つの? とか疑問の余地があるので排除。
仮面の男は物語的には関係ないと思う。Arkもだけど。

さて、誰が残ったかですけれど、男もしくは一人娘と主張してみる。
子供連れて行って相方見捨てる、って寸法。お話的には割合すっきりポン。
何せ一人娘さんには何かと問題がございますからねえ。
もっというと壊れ気味の一人娘さんの方が残されそう。男薄情っぽいし(偏見)。
っていうかですよ、既成事実(子供)作っといて出産頃に恋敵消すとか正直怖。
子捨ての可能性ですが、文脈上、「引く」行為は意図的に行われるようですから、
意図的に子捨て、ってのは相当エグい。エグすぎる。
どっちかっていうと、因果応報的な皮肉の方がお話としてはまとまるんですけどね。
子供邪魔になりました。私たち二人がいいです。それも、らしいちゃらしいですが。
あとはまあ、個人の趣味でしょうかねえ。

ここで、もう一つ説を唱えてみる。
「刈り取れば良い」を、恋敵じゃなくて男を、と取る。
Arkとか、タイトルのElysionとか考えるとこれもなんか、らしい。
−1+1−2=−男+子供−子供と一人娘=残ったのは恋敵
一夜限りの情事でも女は永遠に出来る、に注目。ここら辺が《楽園》っぽい。
で。子供産まれた→もうあなた永遠になっていいよ。ていうかなれ。という具合。

ともあれ、要は「二人の女 一人の男 一番不幸なのは誰?」が趣旨になります。
物語解釈の多様性も含めて、さらにそれぞれの物語において誰が不幸であるか
解釈が分かれる点も含めて、《謎》なのがこの作品の面白みなのでしょうね。


'''注:以下は本来はChronicle 2ndに関するレス'''
結論は「キミの世界へと続くChronicle」なんじゃないかと。
《楽園》希求ってのは、永遠の完全な世界を求めることなんです。
バラッドの語るように、思い出の世界は永遠の完全な美を留める。
ノアのように現世を無価値と断じ求める新しい世界もまた然り。
《ニヒリズムの真理》たる「書の魔獣」が世界を滅ぼし、
その後に永遠で完全な《楽園》が訪れる――黒の予言書。
この辺は「書の囁き」辺り眺めてて見えてきたものですが、
そんな暗〜い世界が、黒の予言書の世界。
翻って、<ハジマリ>の世界。
私たちの生きる世界は、様々なものを包んでいる。
美しきモノも…醜きモノも…賢きモノも…愚かしきモノも…
私たちは戦ってきた。不毛とも思える歴史を。
でもね、本当は。私たちの生きている世界、生きてきた歴史こそが――

…とまあ、要はこの対比なんですが、
これらは私の勝手な解釈ですし、あえて纏めずにおきます。
ただ、「歴史物語」的解釈で諸作品群を繋げようとしても
なかなか難しいんじゃないかなぁ、と思っていたり。
単に私が興味ないだけ、なのかもしれませんが(^_^;)

ところで、Chronicleの「月夜に堕ちるモノ」の怖さって
Arkに通じるものがあるような。まぁ、それだけなんですけれど。


無題 - レッドスペース (2004年11月14日 12時33分26秒)
>惟新さん
なるほど!
仮面の男は舞台装置であり物語に介入してくるのは確かに変な気がします。
そういえば、子供が産まれるまで十月十日。
だから『凍える夜』に続くのが『夏が過ぎれば想いが実る』になるのですね。
いやはや、全く気付きませんでした。『一夜限りの情事』とか『種』とか
それらしい単語はありましたね。
で、子供ができたけれど『もぎ獲れない』から『刈り取った』と……。
怖っ。

仮面の男が現れるタイミングを気にしすぎて上の変な質問に帰着した模様です。
補完できましたので忘れてください_| ̄|○
「+1」としてカウントか「−2」の後に現れたものだとばかり思ってました。
「−2」の時に現れて共に去っていったと考えれば何の問題もありませんね。

となると、残されたのは惟新さんの仰るとおり、『一人娘』ぽいかなぁ。
「それでも幸せになりたい」『一人娘』が荒野に『一番不幸』で1人
取り残されるというのが物語的に一番ステキ。


無題 - れっどすぺーす (2004年11月14日 12時33分50秒)
と、書いてから仮面の男は舞台装置というよりは物語に幕を引く、
ある意味デウスエクスマキナっぽい存在な気もしてきました。

と、これだけではなんなので……
「キミが生まれてくる世界」と「<ハジマリ>のクロニクル」、これ物語的に
どこに配置されるかよくわからないんですよねぇ。どちらも「キミ」と「ボク」
で構成されてますし。「イリア」と「ルキア」なのか、「ルキア」と「ルキアの子」
なのか。どちらかだとは思うんですが。どちらも同じ組み合わせで語られているという
確証もありませんしねぇ。

これ、SHのネタバレ掲示板でも話題に登ってましたね〜。内容余り覚えてないんですけど(汗


無題 - セキモリ (2004年11月14日 12時34分21秒)
みなさん濃いですなぁw
3−1+1−2で最後に残るのは首だと思っていたのですが、
男→仮面の男と、同一人物が変化したことを「現れた」と表現
したのだとすれば、解釈も変わってきますな。
女が死んで(-1)子が生まれて(+1)
エグい「一人娘」に脆弱な精神が耐え切れず信仰に逃げ込んだ男が
仮面を被り、子供と共に「楽園へ還らせていただきますっ!」(-2)
最後に残るのは娘か・・・。

しかし、確証はどこにもない。
仮想・空想・予想…想いばかりが膨らんで、しかし正解という逃げ場の無い袋小路。
これもまたArkなんですかね?w


無題 - 玉川雄一 (2004年11月14日 12時34分48秒)
さすが、これだけ人が集まると様々な切り口があって
互いに解釈を補完しあえるものですね。

とはいえそろそろ袋小路もチラホラと見えてきたようで。
4thの収録曲は「Ark」や「Yield」以外にもあるのですから、
現時点での公開内容だけでは解明できないポイントも当然あるのでしょうね。
公式サイトのRevoさんのコメントにもありましたが、

>1、8曲目に関しては意味の分からない部分もあると思うのですが、
>それらが本編においてどう繋がってくるのか、
>次回作『4th(仮)』に向けて期待を膨らませて頂ければ幸いです。

私らそうとう踊らされてますねえ(^_^;)
でもこうして皆さんのご意見はとてもためになるので
この掲示板がもっともっと賑わったらいいなあ。


無題 - 惟新 (2004年11月14日 12時35分03秒)
踊り踊るもまた楽し♪
様々な意見、見解を聞いて理解の一助とし、より深く味わうのももちろんですが、
こうして同じ作品についてアレコレ話すこと自体すごく楽しいですよね。
そういえば、正解のない袋小路は私たちの世界そのもの、でも諦めないで、
ってのがクロセカだったような気もするなあ。

どんな切り口でくるだろうかと私も4thが楽しみです。
今回の2作品にも思いもよらない仕掛けがあったりしたら
正直(;´Д`)ハァハァっすよもう。仮面の男といい、ホント謎だらけですからねー。

無題 - ぐっこ (2004年11月14日 12時35分46秒)
(゚∀゚)! 揃いも揃ったり! やはりイロイロと考察しがいのある楽曲ですやね。
しかしまあ、確かに情報量が限られているため、手詰まりになりますやね…
続きは本家の追加情報と、4thですな。

>Ark
そういえば、冒頭のボコボコいってる音から、試験管やフラスコの類を当然のように
連想しますが、「彼ら」がやってるのは、本当に「人体実験」なのかなあ、とふと疑問が。
「禁断の器官(海馬)に手を加えて」っていうのは、マジに脳手術ないし投薬改造をした…
というわけではなく、彼らの持つ「欲望・欲求」に一方向のバイアスをかける、というか
「汝の望むことを為せ」と嗾けているのでは…。そういう「海馬に(間接的に)手を加えた実験」。
「新しい世界へと羽ばたける自己暗示」という言葉を見て、そう感じますた。

>仮面の男
あくまで視覚的印象ですが、「監視卿」にとっても、彼の出現は想定外ではないかなあ、と。
監視卿が、実験を行っている組織、ないしその組織を監視している機関の者であると仮定すれば、ですけど。
仮面の男は、彼らにとっては全くの第三者として、舞台の影から不意に登場する謎の存在…という印象です。
それにしても監視卿自身の正体もアレですなあ…。
「"〜神にでも成った心算なの?"…か」という、過去を思い出しての自嘲じみた呟きと、「在りし日に〜
〜少女の声で囁く…"楽園へ還りましょう"」の部分は、いずれも監視卿自身の体験っぽいですし。無くした
薬指は、彼が陥ちこみかけた自分の「アーク」を断ち切った跡なのかも。

>Yield
じつは昨日、我が社でISO9001の「マネージメントレビュー」つう重要な会議がありまして。
で、わたし品質管理責任者(押しつけられた)の身ですから、議長役勤めてたわけですな。
しかしながら、考えていたのはこのYieldの歌詞の中身だったり(^_^;) 大丈夫か弊社の品質管理!

んで、やはり考え直したのですが、「落ちた首」はどうにも男っぽい、という印象。
このへん、惟新様の考察の後段とかと同じ。「手に入らないのなら…」という展開ではないかなあ、と。
となると、女二人が残るわけで。で、仮面の男が+1。それから立ち去るのが二人だから、一人は仮面の男、
女二人のどちらかが、そこに残るのでしょうけど…
ここから先は考察の圏外ですた(^_^;) 

でもまあ、仮面の男登場のタイミングが、3-1+1-2の数式の「最後」になっているから、
彼を数式に入れてしまうこと自体、間違いかもしれませんけど…

相変わらず仮面の男の目的は不明ですが、とにかく彼が拉致あるいは勧誘のために出現している
のならば、4thでは必ず「集められた者たち」のこの後も分かるわけで、期待大!



Arkについて - マトゥ (2005年01月24日 15時17分58秒)
はじめまして!
最近Sound Horizonにハマり、毎日狂ったように聴いております。
皆さんのようにしっかりとした考察はできてないのですが、以下は私なりのArkの解釈です。


◆「その人」と「監視卿」は、実は同一人物。

◆「妹」は実の兄である「その人」と愛し合い、裏切られ、ナイフで「左手の薬指」を切り落とす。

◆その後「妹」は「箱庭」に収容され、そこで出会った「兄(フラーテル)」に実の兄を投影させるが、病気の進行、あるいは海馬(記憶を操る器官)を弄られたせいで、だんだん二人の兄の記憶の区別がつかなくなり、兄=「兄」と思うようになる。

◆「兄」は「兄」で、実の妹と恋愛関係にあったが、何らかの原因で「箱庭」に収容された。
そこで自分を「兄」と慕う「妹」を、実の妹の代わりに愛する。
(「同じトラウマ」っていうのは、お互いに実の兄妹と恋愛関係にあった、ということを指すものと解釈しました)

◆「箱庭と〜創造神にでもなったつもりなの?」は、「兄」を殺した後我に返った「妹」が、「監視卿」に言ったのかなぁ、と思いました。



‥‥少し無理矢理な解釈でしたね(汗)。
すみませんでした<(_ _)>!!!




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