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■ サンホラ雑談スレ

199 名前:★玉川雄一:2004/11/01(月) 01:03
  ■ 第五回 ■

 ♪ちゃ〜らららら ちゃっちゃちゃららら ちゃっちゃちゃららら ちゃらららら〜ら♪

R「ロベリア・・・」
B「ベアトリーチェの♪」
RB「「歌姫ぶっちゃけクリニックー!」」

R「こんばんは、“紅の歌姫”ことロベリア・マリーア・デッラ・フィレンツァです」
B「チャオ♪ “黒の歌姫”ことベアトリーチェ・シズカ・ロサ・カニーナです☆」
R「前回の放送でジュリエッタがパンクしちゃって、彼女は一回お休みになっちゃいました」
B「そこで銀色の…いや白羽の矢が立ったのがこの私、ベアトリーチェなわけですが!」
R「あのね、あなたはあくまで“代役”なのよ。そこんとこしっかりわきまえなさいよ」
B「はぁい♪ あ、そうそう、ジュリエッタ先輩からメッセージが届いてるんですよ」
R「あの娘、相当落ち込んでたみたいだからね… それじゃ、読むわね。
  『私は馬鹿だ...そうぶっちゃけてから気付いた...私は
   唯...叫びたかった
   唯...この叫びを聴いて欲しかった
   唯...それだけだった…』」
B「なんだか、しんみりしちゃいますねえ」
R「あの娘にも、辛い過去があったのよ。それを思い出しちゃったらしくてね… みんな、解ってあげて」
B「でも、さすがに殺人教唆はぶっちゃけすぎだと思うんですが」
R「それは、彼女も反省してることだし… 次回からは、また元気に復活してくれるはずよ」
B「はい、それじゃあせんぱいの代わりはカニーナが立派に果たしますから! それじゃ行ってみますか!」

R「みんな、いつもお便りありがとう。もちろん、全てのお便りを読ませてもらってるわ」
B「しかしまあ、皆さんも悩みが尽きないものですねえ。カニーナなんか毎日お気楽ですけどー」
R「そりゃ世界中がみんな貴女みたいだったら… ううっ、頭痛い(/_;)」
B「もちろんお悩み相談だけじゃなく、どんな話題でもおっけーです」
R「毎回ネタで楽しませてくれる“龍伯”さん、今回は血文字にチャレンジしてくれました。
  …後半は文字がかすれてて読むのに苦労したんだけど、あなた一体どれだけ血を絞ったのよ?」
B「うわ、命削ってまでネタ仕込まないでもいいですから… くれぐれも身体は大切にしてくださいね」

200 名前:★玉川雄一:2004/11/01(月) 01:04
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

R「さて、それじゃ今日一発目の相談いってみようかしら」
B「はい、お名前は…“愛の戦士(LABU WORYAR)になりたい貧弱な坊や”さん…って長げーよ!」
R「茶々はいいから。まあ流石に長いわね。それじゃ“貧弱な坊や”さんのお悩みは何かな?」
B「姉さんもぶっちゃけすぎじゃん… まあいいや、えーと、どれどれ…?
  『歌姫のお姉さん、こんばんは。ボクの悩みを聞いて下さい。
   実はボク、片思いをしている女の子がいるんです』 あらあら、恋のお悩みかにゃー?」
R「きゃー、何だか私好みな雰囲気♪ “ボク”なんてカワイイじゃない?」
B「なに、姉さんってショタ好きなん!? 衝撃の事実発覚! …はまあおいといて。
  『その娘は笑顔がとっても素敵で、ボクなんかじゃちょっと釣り合わないかな、なんて
   凹んだりもするんですけど、その娘に釣り合うために強くなる!って決心しました』
  うーん、こりゃ青春というか思春期そのものね。確かにそのスジには…って姉さん鼻血!
R「え? …ああゴメンゴメン、私としたことがもう辛抱堪らなくなっちゃったわ」
B「真性だったんかい… で、ボウヤの悩みは何なのかな?
  『でも、どうしても今のままではだめなんです。それは…
   ボク、実はまだ大人になってないんです!』 …あ、姉さん倒れた」


B「…姉さんもう大丈夫? あ、編集でカットされてるけどさっきからちょっと時間経ってます」
R「ああ、恥ずかしいったらありゃしない。 …そろそろ平気よ。続けてくれるかしら?」
B「それじゃ…『実はボク達の部族では、大人の証として右腕に“雷の紋章”が浮かび上がるんです。
   そうなることで一人前と認められるんですが、ボクにはまだ…
   大人になるってどういうことなんでしょうか? お姉さん、こんなボクに教えて下さい!』」
R「あ、なーんだ… そういうことだったのね」 
B[姉さん、なんだかガッカリしてない? てゆうか何想像してたんですか?
R「ホラホラ、それはおいといて! それで、ボウヤには今何が必要か、ってことよね…
  一足先にオトナになっちゃった周りのコ達を見てコンプレックスを感じちゃったのかしら?
  でも、焦ることはないわ。アナタにも心に秘めた強い思いがあるのだものね…
  あとは勇気を奮ってその強さを示すのよ。それが一人前の男としての証になるわ。
  そうすれば、彼女もきっとアナタのことを受け止めてくれるはずよ」
B「でも姉さん、彼はその勇気が持てないでいるみたいなんだけど…」
R「もう、好きな娘のためならば身体を張るぐらいのことはしてみせなきゃダメよ?
  そうね… いっそ何かもう後には退けないような大事件でも起きれば…
  具体的に言うと封印を解かれた邪神が復活するぐらいの」
B「姉さんそれピンポイントすぎ」
R「ここで挫けたらもう何もかもが終わる、ってぐらいにテンパったなら、
  イイ感じに秘められた力が覚醒するかもしれないわね」
B「ま、そこまで追い詰められて勃たないヘタレにゃ女も愛想を尽かすってもんよ」
R「そういうこと。ボウヤ、わかった? ここぞというときには腹くくりなさいよ?
  “男として一皮ムケろ! ヤるときはヤる奴だと証明して彼女のハートを鷲掴みだ!”ってとこかしら」
B「部族最強にして救世の英雄の証、そして惚れた女をモノにする、か… うん、悪くない」
R「それともボウヤ、オ・ト・ナの恋がしたいならお姉さんがもっと色々教えてあげるわよ。どう?」
B「えーっ、そんな姉さんみたいな年増qあwせdrftgyふじこlp;@」

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(CM)
「未だ訪れぬ第四の地平線… 楽園へ堕ちてしまった彼等に捧ぐ… 過ぎし日の幻想曲と双つの前奏曲…
 Sound HorizonのメジャーデビューCD『Elysion −楽園への前奏曲−』ベルウッドレコードから好評発売中!」

「哀しみの黒い幻想(ファンタジー)… ここからハジマル… ボクらの戦いの年代記(クロニクル)…
 Sound Horizonが送る1st Renewal Story CD『Chronicle 2nd』まだまだ発売中!」

201 名前:★玉川雄一:2004/11/01(月) 01:06
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

B「い、いたい…」
R「ベアトリーチェ、あなた相変わらず一言多いのよ。ほら、後半いくわよ?」
B「はいはい、それじゃ次のお便りは… あ、珍しい。兄妹そろってのお便りですねー」
R「“兄妹箱舟(きょうだいぶね)”さんからのお便りです。
  『お姉様方、はじめまして。いつも楽しく受信させてもらっています』…“受信”? まさか電波(ダイレクト)?」
B「んー、何だかアヤシイにおいがプンプンしますよー」
R「『私はお兄様の“妹(ソロル)”をさせて頂いている“1096”と申します。
  話せば長いことになりますが… 私は以前、失恋をしました』」
B「それはご愁傷様… そうか、それでその辛さを克服したいのかな?」
R「いえ、そうじゃないみたい…『愛し合い、幸せだった日々に訪れた突然の別れ…
   想い出まで裏切られたという激情のあまり、ナイフを握ってその人に詰め寄ったほどでした』
  −って、大丈夫なの!?」
B「その、なんというか… 愛憎の箱舟!?
R「俄然雲行きが怪しくなってきたけど… あら、ここから筆跡が変わってるわ。
  『ここからは“1096”の兄ということになっている“1076”こと“兄(フラーテル)”が失礼します。
   妹はその後、たいそう落ち込んでいました。信じていた人に裏切られたのですから。
   ですが彼女は立ち直ります。そんな妹の支えになったのは信仰でした。
   彼女は自己暗示によって自身を取り戻し、やがて澄み渡る覚醒の境地に至ったのです』」
B「…姉さん、その…これって…」
R「い、今更後には退けないわよ。もう何だって来なさいな! なになに、それで…?
  『そしてたどり着いたのは“兄”である私の中でした。
   “さぁ、楽園へ還りましょう、お兄様… うふふふ(以下省略)”と微笑む彼女の誘惑には、
   同じ心的外傷(トラウマ)を持つ私が抗える術もなかったのです』 うわ、やっちゃったわこの二人…」
B「マジで!? き、ききき禁断の関係ッスか!!」
R「『己を律しようとすればするほど深く堕ちてゆく歪な愛情。赦されぬと、破滅へ誘うと解っていてもなお、
   求めるままに交わされる歪な愛は深く、そして甘く… 私達は限りなく同一へと近づいてゆきました』」
B「こ、これはまさに背徳の箱舟!!
R「さすがにシャレにならないわねえ… ええい、もう毒を食らわば皿までよ!
  『…ですが最近ふと思うのです。我々は本当に楽園へと導かれるのでしょうか?
   同じ過去を持ち共鳴し合いながらも、元来別個の個体たるふたりが完全に同一の存在となりうるのか?
   その思いが私の脆弱な精神を苛む一方で、彼女のボルテージは天井知らずの上昇を続けています。
   最近は過剰なまでに私に何かを投影して依存するようになり、正直恐ろしさを覚えたことさえあります。
   この先、私達には一体何が待っているのでしょう…?』」

R「あー…… ねえ…」
B「カニーナ、何故かふと“お兄ちゃんどいて! そいつ殺せない!”っていうセリフが浮かんだんですけど」
R「まず何から解決したものか。っていうかこれ解決できるのかしら?」
B「お兄様の方は我に返ったようだけど、妹さんがちょっと心配ですねえ」
R「そもそも、兄妹で関係を持っちゃうのは色々と… 法的に、というかそれ以前に倫理的にアレよね」
B「でもこの二人、本当の兄妹なんでしょうか? “妹をさせて頂いている”とか“兄ということになっている”とか…」
R「あ、そういえば確かに… 全体的にどこか違和感というか不自然さというか、そんなものも窺えるわね」
B「でもでも、本当に悩んでるかもしれないですよ。やっぱり解決しないと!」
R「ええ、そうよね… やっぱり今の関係はちょっと考え直した方がお互いのために良いんじゃないかしら」
B「一度お二人でじっくりと話し合ってみた方がいいを思いますよ。カニーナの好きな某小説でも、
  『のめり込みやすい人は、大切なものができたら自分から一歩引きなさい』って言ってますし」
R「妹さんはこの言葉についてよく考えてみて。お兄さんは冷静に彼女を導いてあげて下さいね。
  お二人が真実の幸せを手に入れることを祈っています」
B「『一つのことにのめり込んで周りが見えなくなるのは寂しい』とも言いますよ。
  袋小路に行き詰まる前に、まずはちょっと立ち止まってみたらどうでしょう。
  もっとも、手遅れになってないといいですけど…

202 名前:★玉川雄一:2004/11/01(月) 01:08
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

R「今日は前回とはまた別の意味でヘビィな相談が続いたわね…」
B「さ、さすがのカニーナも堪えたッス」
R「両方とも、恋愛相談…だったのかしら? 相手を思う気持ちも大切だけれど、
  ただ前に進むばかりじゃだめよ。でも、ここぞというときには強気で勝負!」
B「なるほど、柔軟な対応が勝利の秘訣、と… φ(._.)メモメモ」
R「さて、それじゃ次回はどんな相談に答えることになるのかしら」
B「毎度毎度、皆さんからのお便りを大募集です♪ お葉書、メール、FAX、伝令など何でもござれ!」
R「でも慌てないで、宛先やアナタのお名前住所を確認してね。喫緊時の誤報通達者は軍令により打ち首よ♥」
B「来週はジュリエッタ先輩も復帰して、三人で盛り上がっちゃいますよー」
R「彼女には、一回休んだ分を取り戻してもらわないとね… って三人!?Σ(;゚Д゚)」
B「あはは、冗談ですよう」
R「アナタが言うと冗談に聞こえないのよねえ… ともかく、来週も皆さんのお悩み解決しちゃいます」
B「カニーナ達の解答が役に立った! って方からのお便りも待ってまーす」
R「では、今夜のお相手はロベリア・マリーア・デッラ・フィレンツァと」
B「ベアトリーチェ・シズカ・ロサ・カニーナでした☆」
RB「また来週〜〜〜〜(^_^)/」

B「次回、衝撃の急展開!」
R「( ゚Д゚)」
B「てへり(^_^;)ゞ」

♪ちゃ〜らららら ちゃっちゃちゃららら ちゃっちゃちゃららら ちゃらららら〜ら…♪

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