ロボットによるスパムを排除するため、全板でキャップ必須にしました!

書き込みをされる方は、必ずメール欄に #chronica と入力してください。

お手数をお掛けしますが、ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたしますm( _ _ )m


■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 最新50 read.htmlに切り替える
■ 【総合】「Moira」全体考察スレ

1 名前:ぐっこ@管理人 ★:2008/09/03(水) 17:02:01 ID:shFhTYcb0
このスレは、6th Story CD「Moira」の、全体を通しての考察スレッドです。
今回は一部を除き、各曲が一本のストーリーをなぞっているので、それらをぶち抜いての
縦断考察、全体を俯瞰した上での考察などを、ワラワラと群がって行いましょう!

「結局ショッパーさんは何がしたかったの?」
「冥府を開けちゃうのおとこのひとって…」

などなど、メタな部分も含め、6番目の地平線明かしに挑みましょう!


※注意

「感想」「小説」「妄想」の類は板違いですが、

論 拠 の な い 、 空 想 だ け に 基 づ く 自 説 披 露 もお控えください。

それらについては、書の落書き掲示板にてお願いいたします。

毎度ながら、ムリに他の地平線と結びつけようとするとブッ飛んだ考察になりがちです。

ネタバレ解禁は、9/3の21時からです。


432 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/07(金) 23:19:40 ID:c7ga9sf40
>>427
「人生は入れ子人形」のスレでは末妹のカチューシャは「エカチェリーナ」の愛称って話がありました。
末妹の本名がエカチェリーナなら、アレクセイとエカチェリーナもAとEになるかと。長男と末っ子ですね。

433 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/08(土) 18:41:44 ID:WayraGJP0
>>370さんと同じで自分もそんなようなことが。
りんねの砂時計の逆再生、
3:27あたりに「〜みらをうらんだ〜」
3:30あたりに「〜みらになぐさめr〜」

みたいな感じで。

>>370さんとおなじく考えすぎだとはおもいますが。



434 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/08(土) 20:25:36 ID:MSGy6zUE0
流れを切ると言うか、所々で考察されている内容についてです。
リンクがうまく張れないので、既出の意見はリンク無しでご容赦ください。

88さんの説についてあまり深く言及されていないのですが、
アルテミシアとエレウセウス&オリオンの関係でいくと、
配役アルテミスとアポロンで説明が付くと思います。
まず、アルテミシア=アルテミスが大前提です。
@アルテミスとアポロンが双子の兄弟→アポロン=エレウセウス
Aアポロンは弓矢の神→アポロン=オリオン
ここで88さんの説を強化するのがイリオンの城壁で、
これはアポロンとポセイドンによって作られたとされます。
つまり奴隷時代にエレウセウスとオリオンが作っていたのと一致です。
ポセイドンは三人がイリオンを出た後に、
嵐によって離れ離れになることの暗示と捕らえる事が出来ます。
なので、エレウセウスとオリオンの二人共が、
ポジションとしてはアポロンに当たる。
更に170さんの考察を含めて考えた結果として
同じ日にエレウセウスとオリオンが生まれている≒双子
→アポロンという同一をモチーフにしている
というのもありではないでしょうか?


更に考察を進めるのならば、
168さんが述べられていたアルテミシアが殺されるに至った経緯。
【星女神の巫女】を神託の内容と仮定した上で進めさせていただきます。

まず、この中の「揺れる双子宮」を3つの意味に解釈します。
@アルテミシアとエレウセウス
Aアルテミシアとオリオン
B上記の説に基づきエレウセウスとオリオン
です。これを全て満たす考察です。
@に関しては説明は要らないですね。

ここで、神託に読まれた『御子』であるところのオリオンを庇い、
『巫女』であるところのアルテミシアが生贄となるというのを考えました。
つまり、神託に読まれたのがオリオンとアルテミシアの二人。
これがAを利用した考察です。
星女神の巫女の歌詞の中に「御子は星屑の矢で誰を射る」というのがあります。
矢で射る『御子』=オリオン≒アポロン=アルテミス(アルテミシア)の双子。
獅子、双子、乙女の順に神託が読まれていると考えると、
「揺れる双子宮」は、『御子』と『巫女』のどちらか一方を捧げよということを示し、
その後、運命に抗わない『巫女』が生贄として「落ちる乙女宮」となる。
『御子』か『御子』を捧げよという神託であれば、
アルテミシアの行動(即ち誰かの犠牲を防ぐため)も納得がいくのではないでしょうか。
恐らくアルテミシアの中で誰か=『御子』でも、
オリオン=『御子』にはなっていないと思われますが。

更にBはアルテミシアを探しているエレウセウスと、
自分が王族と知って戸惑うオリオンなら、説明が付くかと。


382さんの考察とも似通ったものになったと思います。


粗は多いですが、『双子』が、何も血筋上でなくてもいいのではないか、というのがこの考察です。
長々と失礼しました。



435 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/09(日) 19:27:58 ID:ETof9h7q0
432様へ
愛称だなんて気がつきませんでした!
妹はカチューシャしか聞き取れてませんでした。
ありがとうございます。

436 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/10(月) 04:38:12 ID:PLZI1gHn0
>>431
同じように感じた方がいらっしゃって嬉しいです…!
『M』にしては特殊なデザインだし、何か意図がありそうな。


少し俺の考えたことを書いてみます。

最初に思い浮かんだのは、「"縦"に見るとM」「"横"に見るとθ」ってとこから、
短絡的ではありますが、歌詞中にもある「縦糸」と「横糸」。
つまり、「縦糸=Moira」で、「横糸=タナトス」なのかな、と。

以下は、タイトルロゴに「縦=M」「横=θ」という意図が含まれているとしたら、という
前提に基づいた考察になります。

まずは「時を紡ぐ」縦糸。
かなりこじつけではありますが、このアルバムの中で「紡ぎ手」といえば、Moira。
そしてMoiraは、運命を司り、「命を運ぶ者」でもある。
この「命を運ぶ」ということは、「時を紡ぐ」事とも、そう離れていないと思います。
命の歩みは、必ず時の経過と共にある、とも言えるので。

次に「命を灯す」横糸。
『冥王』の中でタナトスは、「殺メ続ケルコトデ救ィ続ケヨゥ」と歌っていることから、
タナトスは、死こそが命ある者の救いだと考えていると取れます。
(ただし、歌の前半では「奪ィ続ケヨゥ」になっているのですが…;)
仮にタナトスが言う「死こそが救い」というのが、「死によって生が完結・完成する」ということだと解釈すると、
死があって初めて「生きた」と言える、すなわち「死」が「命を灯す」とも言えるかと。
「死すべき者」=「命ある者」というわけです。

そうなると、運命というものは、Moiraが全てを紡ぎ織るものだと言われているけれど、
そこにはタナトスも関連していて、Moiraとタナトスを合わせて「運命」になるのかなぁ、と…。
だから、縦糸がMoiraで、横糸がタナトス。


…根拠も論拠もなさ過ぎですが;;
一つの可能性として、深読みしてみました。長文乱文失礼しました。
閣下の真意は何処に…。

437 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/13(木) 09:12:49 ID:G0fLt3hx0
流れを切って申し訳ないですが、何処に書き込んで良いのか解らなかったので、こちらから失礼します。

ちょっと解らなかったのですが・・・
冥王の間奏、運命の双子〜ミーシャが殺されるまでの声の所、「(ヒュドラよ)受け取りたまえ」の前に「あっ」という女性の声が入ってるのですが、どの曲の、誰の声でしょうか?

最初はミーシャが殺される時の声かと思ったんですが、歌の途中で殺されていますし、そもそも「受け取り〜」の前に入ってます。
ですが、「あれぞお主の〜」から「受け取り〜」の間の曲で、「あっ」にあたる台詞が見つかりません・・・
私が見落としているだけかもしれませんが、どなたかお判りになるでしょうか?

438 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/16(日) 16:02:59 ID:mwkAR2b10
>>437様へ

初めして^^
えっと、それは、ミーシャの声です。
どの曲というのは??



439 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/16(日) 16:20:51 ID:mwkAR2b10
>>436様へ

同じ事考えてました^^

ぁ…ああ〜そうかもしれませんよ!!
「縦糸=Moira」で、「横糸=タナトス」かもです。
ふむふむ…確かにそうですね
命を運ぶですからね!

うぶ、すっごいです!!!
そうなのかもしれません!果てはまることが
ぴったりですよ^^

すっごいです^^


440 名前:437:2008/11/16(日) 20:43:33 ID:KHGZWArp0
>>438

ご回答戴きありがとうございます。
どの曲・・・と言いますか、どの場面の台詞かが解らないのです。
「星女神」から「死せる乙女」の間でミーシャが「あっ」と言う場面が解らなくて・・・
何処で発した声なのでしょうか?
質問ばかりですが、お教え戴ければ幸いです。

441 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/17(月) 08:07:21 ID:y8BIn/NO0
>>426
えっと、変態神官に襲われていたのはミーシャじゃなくてエレフやオリオンと同じく
石を運ぶために働かされていた女奴隷とかではないでしょうか?
美しい娘は高級遊女に売られたでしょうが、そうじゃない奴隷は働かされていたのでは。

変態神官が女性を暴行する現場を発見→エレフは怒って止めに入るも逆に殴られてボコボコに
される(ブサイクちゃん、ひでえ面ってオリオンが言ってますので。)で、立場を利用して
奴隷達を虐げたり慰み者にする変態神官を殺して逃亡しよう、と二人は考えたんじゃないかと。

見習いのミーシャは、まあカッサンドラやメリッサから遊女としてのそういう知識は教えられていたでしょうが
歌詞に「少女の頬を伝う汚れなき雫を〜」とあるので、ミーシャは処女だと思います。

エレフ達に、襲われる寸前で助けられてますし。その直後、双子達が驚くシーンで、売り飛ばされた先がどこかは
お互い知らなかったと思います。

巫女は純潔の女性じゃないとなれませんし、地上の男と通じた女性を神ヒュドラの生贄(花嫁)に
捧げたりしないかと思います。

442 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/19(水) 09:33:19 ID:jeCoudYwO
突然話割ってしまって申し訳ありません


オリオンってこの話の中ではいつ死ぬんですか?
それっぽい歌詞も見つけられず…

オリオンは恋人を射ち堕とした日の彼なのは想像出来るのですが、そうすると彼女にやられたのか、この話では違うのか…
教えて下さい。すみません

443 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/19(水) 13:06:52 ID:lyAKydcz0
オリオンが何時死んだのかですが、彼は「奴隷達の英雄」の最後の英語ナレーションで「星屑の矢の射手」として語られています。
それによると、嘗ての英雄であるアルカディアの王を射殺し、その後に蠍(スコルピオス殿下)に殺されています。
この事から、恋人を射ち堕とした日の青年とは別人と思われます。

444 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/19(水) 17:39:37 ID:qM9mo9srO
>>443
ありがとうございます
そうですね!言われてみて気付きました

またまた失礼します…スコルピウスは世界の王になれず、途中で死んだのでしょうか?最後の方はレオンとエレフだけの武勇のような気がするのですが…
何度も質問ばかりですみません

445 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/19(水) 19:09:46 ID:S74DEAKp0
割り込みすいません。
あまり関係ないかもしれないですが、神話のなかでオリオンは恋人のアルテミスに撃ち落とされるという説があるみたいですが、
それと曲名(技名)掛けてるのかな、と思ったのですがどうなんでしょう…?


446 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/19(水) 20:44:55 ID:R28N7I0K0
>>444
スコルピオス殿下は443の後に「その蠍を屠ったのは雷の獅子」とあるので、レオンに殺されたものと思われます。
根拠の無い妄想ですが、王が死んだことで王位についたレオンに対し謀反を企て、返り討ちにでもされたのではないかと。

447 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/20(木) 08:36:39 ID:Qd/hJqZh0
>>441
詩で語られていない箇所で女奴隷も手にかけられていたかもしれませんが
少なくとも風の都で変態神官に襲われていたのはエレフのように思います。
神官の口ぶりもありますし、その時のエレフの声が
怒って止めに入った後にはあまり聞こえないような気がするのと
変態というからには相手を痛めつける事で快楽を得るような嗜好の持ち主だったのかも、と。
鞭の音がしていますし、その対象としてエレフ達を選んで
石運びの現場とは別の所で虐げていたと考えています。

余談ですが、ギリシャ神話の世界では男女の営みは穢れとされ
少年を相手にすることこそが極上とする記述もあるそうですし
エレフやオリオンが神官の目に止まって襲われていたと仮定して
仕返しを企てたとしても自然だと思います。
(ちなみに、ミラコンでは神官に子エレフが建設現場から連れ攫われて物陰で…という流れでした(笑
 考察の足しになれば。)

ミーシャについてはまったく同意ですね。
「落ちる乙女宮」ともありますし、乙女=純潔を指すと考えられますし。

448 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/24(月) 12:06:05 ID:g1NhdgnpO
初歩的な質問ですみませんι
黒服の双子?は誰なんでしょうか…?

449 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/24(月) 19:26:45 ID:l7p1qfKOO
>448さん
>黒服の双子?

双子?ポニーテールの子とボブっぽい髪型の子なら冥王様の従者だと思いますよ〜★
「冥王」のコーラスもあの子達って事なんでしょう…

450 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/24(月) 20:35:01 ID:J42J9cPrO
>>449さん
ああ、そうなのですね。
色々と無理矢理な解釈をしようとしていましたι笑
ありがとうございます(*´▽`)

451 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/24(月) 21:52:42 ID:VBVLWK9s0
>>448
始めまして、こんにちは。
「誰」と言う質問は、「歌い手」でしょうか?それとも「キャラクター」でしょうか?
「誰」だけですと、少し質問の意図が解り難いと思われます。
もし「歌い手」という意図の質問でしたらREMIさんと内藤彩加さんです。
「キャラクター」という意図の質問でしたら、μ(ミュー)、φ(フィー)と言う名の冥王の従者だとライブでは言っていました。

452 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/24(月) 22:57:38 ID:CZAWNF/4O
皆さん今晩は☆
全体考察に書いて良いか悩んだのですが、お伺いします!

「死せる乙女〜」の中に♪揺れる瑠璃色の月〜とありますが、月を「瑠璃色(=赤みがかった青)」表現するのは一般的なのでしょうか?ネットで色々検索したのですがヒットしなくて…(-゙-;

限定盤の双子が覗いている月も薄い黄色なので、何か意味があるのかな…と気になっています。
私が考えたのは

@ミーシャが流した血が溶けた水に映った月だから
A月そのものではなく、他の物(冥王の鎌など)をミーシャが手にしたという暗示

自分で考えといてAは嫌だと思ってます(苦笑)
死の直前に蠍に気付いていたみたいですが、やっぱりミーシャには全てを愛す女でいて欲しいので…

長々と書いてしまいましたが、是非皆さんのご意見を伺いたいのでよろしくお願いします+o゜.

453 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/25(火) 00:07:41 ID:/EacbMnX0
>>452
私達が青いセロファンを通して周りをみると、世界が青く染まって見えるように、
水底に沈んだミーシャが水面を見上げると
夜の水の色に世界が染まって見えて、月が瑠璃色に見えたのかな、と思っています。

これは私の感覚なんですが、瑠璃色を血の赤が混ざった水の色、とするにはちょっと赤さが弱い気がします。
音を聞く限りではミーシャはばっさりと斬られてるようなので、出血量もかなり多かったでしょうし、
水が染まるなら真紅にちかいような紫になる気がします。

454 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/25(火) 00:44:33 ID:yJCws7+cO
>453さん
早速のご意見ありがとうございますw

>水底に沈んだミーシャが水面を見上げると

まずここからして目から鱗でした!ミーシャが水底に沈んだという発想が私の中になかったので!(*゚Д゚)
確かに水の中から見た世界(月)は瑠璃色なのかもですね★


>水が染まるなら真紅にちかいような紫になる気がします。

紫…冥王様カラーですねo+゜
前述の様に私は水中からでなく、水面に映る月しか考えていなかったので血の溶けた赤い水でも夜の闇では暗く見えるので瑠璃色に見えたのかな〜…と考えてました(^-^;
でも反射しているのだから水が何色でも月の色は変わらない気もしてました…(爆)やはり水中説、説得力大です!

455 名前::2008/11/25(火) 09:55:45 ID:dTmhP7sq0
>>453
なるほど、確かに水の中から見上げた月なら瑠璃色に見えますね……!!
エレフが「ミーシャーーー!!」と叫んで発見できたくらいなので、水の底までは
沈んでいなかったにしても、水中に浸かっていたのでしょう。

紫色説も納得です。ミーシャはエレフに発見された時にはまだ息はあったと解釈していますので、
ミーシャの流した血と手にした青い月が重なって紫になり、ミーシャは死を迎える……という流れかなと。

456 名前::2008/11/25(火) 11:10:25 ID:dTmhP7sq0
連続ですみません。

ミーシャが死ぬ前に回想(?)するフィリスの台詞。
「ミーシャ、先刻訪れた若者は貴女とよく似た目をしていたわ」
これは、エレフは神殿まで来ていたのでしょうか?男性だから入れない→門前払いされたのか、
生贄になる事を思い止まらせる為のフィリスの方便だったのか……謎です。

もし前者なら、エレフがミーシャを助け出せなかった理由は神域を汚すとイリオンの時みたいになると
思ったからでしょうか。そもそも先刻とは何時なのか。
エレフが蠍殿下より先に神殿に来ていたなら、生贄にされるのを助けに来ないのは不自然に思えます。

ミーシャを蠍殿下から助けようとしたけど間に合わなかったなら、「やっと逢えたね」ではなく
「もっと早く逢えたなら」とかの台詞が入りそうですし……。
エレフが「ミーシャの仇」を殺した張本人の蠍殿下ではなく、レオンだと思い込んでいるのも何故?と。

ここで時間差と誤解が生じたために、とんでもないバッドエンドになってしまったのでは……。


457 名前:452です☆:2008/11/25(火) 19:03:02 ID:U0i3F7xqO
>>藍さん

>ミーシャが死ぬ前に回想(?)するフィリスの台詞。

私はこれはミーシャが生贄にされた後にフィリスが呟いた(ミーシャの魂に語りかけた)台詞だと思っています。
ミーシャが蠍に殺されたのと同じくらいにニアミスでエレフが詩人の島に到着。フィリスにミーシャの居所を聞くと「アルカディア(?レオンの国)の兵士に生贄として殺された」と言われ、現場(おそらく神殿は別の場所にあったんだと思います)に急いだけれども時既に遅し…といったカンジではないでしょうか?
で、間に合わないと解っていてエレフを見送ることしか出来なかったフィリスの呟きが冒頭の台詞なのかな?と。

458 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/25(火) 20:38:17 ID:/EacbMnX0
>>456
私も「先刻訪れた〜」の時はすでにミーシャは死んでいると思います。
あと、これ言っているの多分ソフィアの方だと思うのですが……
私の中での時間経過をまとめると

深夜        ミーシャ死亡。
翌日        レスボス島に到着したエレフ、ミーシャがアルカディアの兵達に連れて行かれた事を聞いて探しに向かう。
           ソフィア、死んでしまっただろうミーシャに「あなたによく似た人(お兄さん)が来たわ」と語りかける。
その日の夜     エレフ、ミーシャの遺体を発見、絶叫する。
           エレフ、精神が落ち着いた頃に死んだミーシャの声を聞く。
           双子はお互いに「さよなら」を告げた。

という流れを想像していました。
エレフが辿り着いたのを翌日としたのは、「揺れる瑠璃色の月」の歌が始まるまでに、
エレフがミーシャを探して走り回る時間と、エレフの絶叫時にバックで聞こえる雨音と雷の音が止み、空が晴れて月が水面に映るようになるための時間が必要なため、
同日とした場合はミーシャの声がエレフに届く頃には月が水面に映らない時刻になりかねないからです。
(もし同日の場合、ギリシャの日の出時刻は6時頃から7時半頃らしいので、
深夜が示すのが23時ごろだと仮定して、神殿に兵達が来てから二人が別れを告げるまでの猶予時間は最大でも8時間程度。
その間に蠍と兵達が撤収済ませてエレフとはちあわなかったとするのは難しいと思います)
そのため、エレフはミーシャが連れて行かれた翌日にでもレスボス島に到着したのではないかと思いました。
また、エレフははっきり「死せる青白き乙女」としているので、この時にミーシャの息があるのは違和感があります。

ソフィアや神殿の巫女達は兵の名前は知らないでしょうから
「王命でミーシャが連れて行かれた」といった風に伝えてしまい、エレフはアルカディアの王がミーシャの仇だと思い込んでしまった。
でも実際は蠍が、傀儡となったアルカディア王を後ろ盾として出した命令だったのでは、と思います。
ここで誤解が生じてしまい、後の悲劇の原因になってしまったのでしょう。

ここまで書いてふと思ったのですが、エレフはアルカディア王の代替わりを知らなかったのでしょうか?
生贄の件には無関係だろうレオンを仇扱いしているのは、レオンが王命を出したと勘違いしていたのか、
誰が王であろうともエレフには関係なく、ただ『アルカディア王』である者が仇だったのか……

459 名前:452です☆:2008/11/25(火) 21:17:02 ID:hVALWOX0O
>>458さん

>これ言っているの多分ソフィアの方だと思うのですが……

間違えました(爆)ソフィー先生です!二人ともフィが付くからうっかりしちゃいました(^-^;
というか時間に関する情報と考察が凄いです…!(*゚Д゚)

エレフが王様の代替わりを知らなかったのかどうか…確かに。でも知っていたとしても「祖国が私に何を〜奪っただけではないか!」のくだりから、アルカディオス(または支配階級)全てを憎んでいる様な感じもあるので、エレフからしたらレオンも同じなんだろうな…と思います…(P´д`q)゜。

460 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/25(火) 22:53:00 ID:4iFc4QWn0
自分はアストラの神域はレスボス島内ではなかったのではないかと考えています。
と言いますのも、まずはソフィア先生が「此処はレスボス〜美女神の聖域」とレスボス自体を聖域と説明している事。
それから「神域」という単語が別の曲でも登場する事にあります。

雷神域の英雄で、カストルがレオンに「神域を侵していたラコニア軍〜」と言っています。
何の神域とは言っていませんが、正直、此処で「神域」という言葉を使う必要は無いように思えます。
また、陛下がギリギリまで詰め込んでも入りきらなかったと仰っていた程の物語。単語1つ取っても無駄にはしないと思うのです。
美の女神も星の女神も同様に女神であったにも関わらず、星女神の方のみ「神域」とされていたのは神託が告げられる場所だったからではないでしょうか?

ギリシャの神託であるデルフィの神託は、巫女が神託を出来る場所が限られています。
Moiraの世界でも、神託が出来る場所というのは限られていたのではないでしょうか?
ミーシャは場所を関係なく未来を知る事が出来た。しかし、神域でなくてはそれは神託とは認められず、
ソフィア先生は神の意思を世界に伝える為にミーシャにアストラの神域で巫女となる道を示したんだと考えています。
その際、ソフィア先生はレスボスの長?的な立場だった為にミーシャを見送るしかなかった。
フィリスは彼女を拾ったのが自分だという事等からミーシャにお姉さん的な責任感を持っており、
巫女の世話役として共にアストラへと行ったという流れであれば、侵入者の件でソフィアが出てこなかったのも説明がつくかと思われます。

また、この時代でしたら「神への生贄」は人目を憚る様な事ではないですし、水神に巫女が1人、生贄として捧げられるというのを国側は公表していたのではないかと。
レスボスへ向かっていたエレフにもアルカディアがヒュドラに生贄の巫女を捧げる等の情報が入っていたとしても、
遠い他国の事で巫女の名前等の詳しい情報までは知らないままだったのではないかと思います。
フィリス等の知らせによってミーシャが生贄にされると知っていたソフィア先生からその事を伝えられて慌ててアルカディアに向かったのかなぁ?と。

雷神域での「神域を侵していたラコニア軍〜」の発言からすると、この神域の場所はラコニアとアルカディアとの国境付近と思われます。
此処でなら、遠いレスボス島よりもラコニアに近く、ミーシャがヒュドラの生贄とされた場所として納得がいく気もするのですが・・・

そうなると距離の問題ですが、神への生贄という重大な儀式は日取りがいつでも良いという訳ではなかったのではないかと思います。
例えば「生贄の儀式は満月の晩に執り行われる」とでも決まっていれば、エレフが急いでアルカディアに戻ったが1歩届かず・・・という状況も出来ると思います。
ミーシャは逃げたりしない様に先に捕らえられていたのではないかと。


因みに私はエレフ発見時にミーシャは死んでいたと考えています。
エレフがミーシャを発見して直後に雷鳴、嵐の音が入っています。
それが過ぎ去り、月が出るには早くとも2〜3時間程はかかるのではないかと。
殺すつもりで斬りつけた相手、しかも生贄という確実に殺さなければならない相手にその間、生きていられる程度の傷しか負わせずに立ち去るとも思えません。
音もどちらかと言えば貫いた類の音の気がします。
特に水に浸かっていたのなら尚更、出血は酷くなるでしょうし。
少なくとも「揺れる瑠璃色の〜」の時点ではミーシャは死んでいると思います。


と、予想以上に長くなってしまいました。
長文、申し訳ありません。

461 名前::2008/11/26(水) 02:49:05 ID:a7K7+6lq0
神殿を訪れたのではなく、レスボスから生贄の現場に直行説は目からウロコです!

陛下がフィリスをミーシャの傍においた理由は、お姉さん的存在というだけではなく
ミーシャが生贄になる情報をソフィアに知らせる役割も担っていた。

フィリス(愛)が愛する者の死(程なくして生贄にされるミーシャ)を、
ソフィア(知)に知らせて先生は双子にお互いの情報を伝えた……と解釈すると、
二人の名前にはそんな意味が隠されていたと思えます。

王の代替わりは知っていても、エレフには関係なさそうです。
レオンが王になった後も奴隷は売られ、戦争は続き(月日流れても繰り返す愚行、血潮流しても止められぬ不幸)
アルカディア、ひいては世界の全てをエレフは憎んでいたと思います。

>>457さん
なるほど、ミーシャの回想ではなく死に逝く魂に語りかける声ですか……!!
確かにソフィアならそんなことも出来そうです。オルフェウスの竪琴に力があったように
当時の詩人には特殊な霊力があったのか。ソフィアはミーシャの力を見抜いていますし。

>>456さん、460さん
時間軸や場所などの解釈、すごいです……!

ミーシャはまだ生きていた説(嵐に巻き込まれても助かったくらいですから、不死ではないけど
神の血を引くミーシャはそう簡単には死ねなかったのでは?とも思います。)を押していますが、
死後のミーシャの魂が語りかけているとしたら、生きているエレフと既に死亡したミーシャが
どうやってお別れの会話を出来たのか、納得です。

462 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/26(水) 19:07:30 ID:BaD08QqE0
>>461
ソフィアに特殊な力がなかったとしても、死者に語りかける事はあるんじゃないでしょうか。
お墓の前とか遺影の前で「今日はこんな事があったのよ」なんて話しかけることあるじゃないですか。
ああいう感じで、「先刻訪れた若者はあなたによく似た目をしていたわ」
なんて逝ってしまったミーシャに話したのかもしれません。

>>460
星女神の神域がレスボス島ではなかったという説はそういう見方もあるのかと驚きましたし、すごく納得はいくのです。
ただ、アルカディア兵がわざわざ深夜に神殿を取り囲んで半ば強引に生贄を連れて行った事を考えると
儀式の日程まで時間は殆どなかったのではないかと思います。
余裕があるなら昼間のうちに兵達が一度神殿を訪れて
「生贄になる巫女を明日の朝までに選べ。そうしなければ多くの命が奪われる」とでも何でも言って、一応合意の上で生贄を連れて行く事も可能です。

上記踏まえて儀式が行われたたのはラコニアとアルカディアの国境付近だった場合、
レスボス島に向かったエレフが儀式直後に到着するのは難しいと思われます。

イリオン周辺の海で遭難したと思われるエレフは、ミーシャと同じくイリオンからさほど離れていない場所に流れ着いたと思うんです。
その後でミロスに拾われ、イリオン周辺→アルカディアの故郷→レスボス島と旅をしたわけですが
この間にエレフが声変わりして、少年から若者と呼ばれるようになるだけの年月が過ぎています。

エレフがイリオンで城壁作らされていたのが、双子が声変わりする前で
エレフが石を運ぶ仕事をやらされていたり、ミーシャが変態神官に襲われかけた件を考えると大体10歳から13歳位。
これ以下の年齢だと重い石運びをさせられたり、遊女として初めての仕事をやらされるにはちょっと苦しいかと。
また『死せる乙女〜』で、ソフィアがエレフを「若者」としたのだから、レスボス島到着時のエレフはどんなに若くても16歳は越えているはず。
これより若かったらソフィアはエレフを「少年」とした気がします。
嵐で双子とオリオンが離れ離れになってから、エレフがレスボス島に着くまでに最低でも2〜3年はかかっているとすると
エレフがどれほど急いでも、アルカディアとラコニアの国境付近に到着する頃には1年近くは経ってしまうのではないでしょうか。
少なくとも、儀式のあった場所は、
レスボス島でソフィアに会ったエレフが、ミーシャの遺体が綺麗なうちに行く事の出来た範囲内だったと思います。

ただ、やっぱり私の考え方だと、なんでラコニアから離れた場所で水神に生贄ささげたのかという問題が残ります。
一年に一度くらいしか生贄の儀式は行えず、ミーシャはそれまでずっと拘束されて、生贄の儀式のための準備をさせられ続け、
そのおかげでエレフが国境付近に到着する直前まで生きていた、とすると今度はなんで時間に余裕あるのに深夜に生贄連れて行くんだって最初の疑問がまた出てきてしまいます。
実は、死せる蒼白き乙女とは、エレフ到着までに時間が経ちすぎて、白い骨になってしまったミーシャを指しているとしたら泣けてきます……

長文、失礼しました。

463 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/26(水) 21:34:02 ID:oQDXG09n0
>>462
レスボスとアルカディア、ラコニア間の距離の問題ですが、実際の距離がどの程度かは私には解らないのですが、
ミロスが「困った時にはレスボス島を訪ねなさい」と言っていた事から、エレフは真っ直ぐにレスボスへは行かずに色んな所を捜し歩いたのではないでしょうか?
レスボスは聖域。そう簡単に入れそうにも無く、アナトリアの海岸付近で漂着した少女が居ないかを捜し歩き、
それでも見つからずに、師匠の言葉を思い出して最後の可能性であるレスボスに至った・・・
と考えれば、少年から青年への時の移り変わりも有りかと思います。

>>461
初回版の歌詞カードで、「揺れる瑠璃色の〜」からのミーシャの歌詞部分がエレフの歌詞とは違う紫の紙に移っています。
これは、ミーシャが既に死の世界に至り、エレフと同じ生の世界には居なかった事を表しているのではないでしょうか?
私は、エレフとミーシャは会話できていなかったと考えています。
ミーシャからすれば、エレフに語りかけていたとしても、エレフからは過去を思いながらのエレフの独り言。
それでも双子としてまだ何処かで繋がっていたが為のシンクロの様な感じだったのではないかと思っています。
ミーシャの「悲しまないで」も「過ぎ去りし焔(ミーシャ自身?)も運命の贈り物」という言葉もエレフには届かず、
悲しみの果てに運命を呪う様になったのかな?と思っています。

464 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/11/26(水) 21:56:24 ID:oQDXG09n0
2連続の投稿失礼します。

態々アルカディア軍が夜中に神域を訪れ、なかば強引に生贄を連れて行った理由を考えてみたのですが、
やはりミーシャの神託に原因があったのでは無いでしょうか?
神託は絶対のものですが、それ故に買収などで自分に都合の良い神託をさせる場合もあったと「死せる乙女」の方のスレで仰っている方がおりました。
此れとは逆に、都合の悪い神託を隠蔽しようという動きもあったのではないでしょうか?
「嘆く獅子座」の神託は王、もしくはスコルピオス殿下にとって都合が悪く解釈できた。
その為、口封じと神託の内容を口外した場合の見せしめ等の必要があり、巫女の選定自体は人目を憚り夜中に行われたのではないかとも思います。
逃げ出す巫女もいたようですから、口封じの前に逃げられてはいけないと急いだのではないでしょうか?

465 名前::2008/11/27(木) 02:47:13 ID:UoNJuktd0
生贄の場所や距離についてなど、とても納得です。

しつこく殆どこじつけにしかならないでしょうが、ミーシャはまだ生きていた説に
かけるのは、ミーシャは本当は死にたくなんかなかったでしょうし、エレフにもう一度
会うまでは生きていなければいけない理由があったから。

「この声は……!」で、自分を殺した相手が、両親の仇と同一人物だとミーシャは知ります。
未来視の力があるミーシャなら後の悲劇も見えていたかもしれません。
ミーシャはエレフが世界を憎悪するのを止める為に、斬られて水の中という極限状態で
必死に意識を保っていたのではないでしょうか。

そんなことをしても苦しみが長くなるだけだとミーシャが一番よくわかっていたでしょうし、
助かることを望んでいたわけじゃないでしょう。

犠牲者として一人で死んだのではなく、エレフに看取られて水月を手にして逝った。
自分のためじゃなく、残されたエレフを思ったからこそ「まだ生きていた」説です。

>>462さん
そうですね、普通の人間でも亡くなった人に語りかけることはありますね。
ただ、「やがてかぐわしく花開く乙女達〜潔く散るのもまた花の命」とは、ソフィアが
多くの犠牲を出さず、自分の運命を受け入れたミーシャへ捧げた詩だと思います。
またこのコーラスが入った時点なら、斬られた直後なのでミーシャは生きているでしょう。

死に逝くミーシャへ捧げた詩人の詩が魂に届き、「あなたの愛した人は生きていたわ」と
最期に伝わったのではないでしょうか。

時間が経ちすぎて白骨化なら、遺体がミーシャのものだと発見した時点じゃ判断できないですし
「死せる青白き乙女 とても綺麗だった」とは言わないでしょうからそれはないかと。
瀕死で息を引き取る直前か、まだ生きているかのような美しい死に顔だったと思います。

>>463さん
双子のお別れを告げるシーンについては、それぞれの解釈に委ねられるので何ともなのですが。

残酷な運命に従い死ぬ事になったのに、間に合わなくて助けられなかったのに、
「悲しまないで 過ぎ去りし灯も運命の贈り物」、言い換えれば、
「わたしはエレフと一緒に生まれて来れて、ミラに感謝している。だから悲しまないで」
と最期に告げるような妹ならば尚更、たとえそれをミーシャが望んでいないと解っていても、
エレフは運命や世界を憎んだと思います。

むしろ、これが運命を憎む言葉だったり、間に合わず命を救えなかった自分(エレフ)を叱責するもの
だったりした方が、エレフとしてはまだ救われたんじゃないかと思います。

長々と失礼しました。

466 名前::2008/11/27(木) 04:19:05 ID:UoNJuktd0
連続で申し訳ありません。

双子が生まれた時に冥王様の干渉があったように、ミーシャの死にも冥王様が
関わっていたなら死亡する時刻を遅らせることは可能だと思います。

駆けつけた時に既に遺体か、まだ生きていたという喜びも束の間たすけられず死んでしまうか。
どっちが辛いですが、エレフとしてはミーシャの最期の言葉なりを聞いた後に死なれる方が
目の前で愛する者の命が消えるのに、どうする事も出来ない辛さがあると私は思います。

タナトスの器になるには、エレフが生を憂う必要がある。目の前でミーシャの命が失われて、
後に「生とは失われるもの」と言う程、エレフは生を憂うのでは……と思います。

467 名前:りら:2008/12/02(火) 22:12:19 ID:nXiYwS2PO
既出の質問だったら申し訳ないのですが、スコルピオス殿下って妾腹ですよね。
「ブロンディスに連なる血がそれ程大事か…」って言ってるので、蠍殿下の母君はブロンディスに連なる血ではなかったということであってますか?
そもそもブロンディスの血ってなんですか…?

あと、「あんな売女の」とイザドラ王妃を侮辱してますよね。
イザドラ王妃って正妻になる前は何者だったんですか?側室の一人?召し使い?いい家柄の娘?


王妃はちゃんとした家柄の娘で、蠍殿下があとから来て正妻になった王妃を蔑む為に「売女」と言っているだけなのでしょうか?
まさか本当に高級遊女だったりはしませんよね。

長くて分かり辛いと思いますが、どなたか分かる人教えてください。

468 名前:春菜:2008/12/03(水) 02:04:42 ID:hjsGAZHlO
今晩は★
私も蠍殿下のお言葉には頭を悩ませましたが、私的見解を。

@蠍殿下はレオパパ(勇者デミトリウスでしたっけ?超ウロ覚えι)か、イサドラ様の腹違いの弟

Aブロンディスの血→雷神の血筋

B売女→私はレオンの雷神の血はイサドラ様経由だと思っています。かつての勇者が武勲の褒美に一国の王女と結ばれて王に…こんなカンジでレオパパとイサドラ様が結婚。そして@の弟説から、恐らくイサドラの腹違いの兄(弟!?)で雷神の血を持たない(という事は血はまたもや母方経由になりますが…)蠍殿下が、次期王位は自分の物だと思っていた所に神の眷属ではない勇者が現れて姉と結婚→王位を奪われる→神の眷属でもない男と結婚した女=売女。
かなぁ?と思いました。

469 名前:春菜:2008/12/03(水) 02:25:59 ID:S6MBaepjO
連投すみませんι

>「ブロンディスに連なる血がそれ程大事か…」

この台詞からやっぱり蠍殿下は雷神の血は引いていないですよね。
この発言がなければ普通にレオパパの腹違いの弟で、妾腹という理由で雷神の血は引いてはいるもののレオンより王位継承権が劣っているだけだと考えられたんですが…
あと↑の台詞は
「あんな売女のブロンディスに連なる血」
という風に取れるのでやはり雷神の血を継いでいるのはイサドラ様と考えるのが私的にしっくり来ます。

長々と書いてしまいましたが参考にして頂ければ幸いです(*´▽`*)

470 名前:りら:2008/12/03(水) 03:10:54 ID:S/Tcxbo0O
春菜様
なるほど!イサドラ王妃経由ですか!
あ、すみません。私の聞きまちがいで、「ブロンディスに連なる…」は「ブロンディスに連なる血こそが大事よ…」でした;
こうなると考察も変わってきますよね…。
イサドラ様はブロンディスの血をひいていなくて、蠍殿下はひいているっぽいニュアンスになる気がします。

私の考察ではデミトリウスがブロンディスの血で、蠍殿下はデミトリウスと側室の女性との間に生まれて、その女性がもう少しで正妻になるところだったのにイサドラ様が現われて正妻の座を奪われて「妾腹の子」になってしまった。

そしてレオンが生まれたので第一王位継承権も失った。(だからイサドラ王妃を「売女」と蔑む?)

と思っていたのですが、春菜様のイサドラ様がブロンディスの血という説と聞きまちがい←で、またなにか出てきそうです。
興味深い考察、感謝です!!!

471 名前::2008/12/03(水) 04:07:26 ID:JOrzYltS0
私は蠍殿下はレオン父の妾腹の弟だと思っていましたので、イサドラの兄弟説には
ビックリしました。確かにそれもあり得ますね。
あと既出ですがレオン達の兄とするには年齢が離れすぎているので、蠍殿下は叔父かと。

「ブロンディスに連なる売女の血がそんなに大事か」と聞こえます。
ギリシャ神話では、ゼウスが人間の王妃や王女との間に子供を成す→その子が勇者になる話が
多くありますのでレオン父はアルカディア王妃とゼウスの子だと解釈してます。

蠍殿下は王と側室の子で、普通の人間。夫である王以外の雷神と通じた正妻=売女の血、と
罵っていると解釈しています。なので売女呼ばわりされているのは、イサドラではなく
レオン父の母親(正妻)の方ではないでしょうか。

472 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/03(水) 09:03:31 ID:3+XfRYjc0
私も471様と同じく、蠍殿下が売女と罵ってるのはレオン父の母親と思ってました。
レオン父と蠍殿下が腹違いの兄弟。
なので蠍殿下には雷神の血が流れて無いですが、王の弟ではあるのでレオンが生まれて来るまでは第一王継承権者だった。
でも雷神の血を引くレオンが生まれてきたので第一王位継承権が移った。
→「レオンさえ生まれて来なければ・・・!!」
と言う流れかと思ってます。

473 名前:りら:2008/12/04(木) 00:45:34 ID:civyzypiO
売女と蔑まれていたのはデミトリウスの母ですか…!
蠍殿下はやはり叔父なのでしょうかね。
ていうか蠍殿下の年ってだいたい何歳くらいなんでしょうか?
それさえ分かれば義兄か叔父か見当がつきそうなのに…。
(10歳くらいの差だったらぎりぎり義理の兄弟に入るのでは…)

結構レオンと蠍殿下が義理の兄弟だと考えている人が多いんですよね。ファンサイト様を拝見すると。
うーん…。

474 名前:ナナシ:2008/12/04(木) 08:00:25 ID:nxfP/JwzO
蠍殿下は
ブロンディスに連なる血こそ大事よ、と言ってるとおもうのですが…

475 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/04(木) 09:09:15 ID:wrG6QlDQ0
>>474

ブロンディスは、巨人のひとり「雷鳴(brontes)」に由来していると思われます。
Moiraでは神の名前が司るモノの名前になっている事が多いと思うので、とすると、「ブロンディスに連なる血」の意味は雷神の血ではないかと。
それでしたらレオンの血の事を言っていると思われるので、軽視した方の「それ程大事か・・・」の方になると思うのですが?

476 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/04(木) 09:43:24 ID:wrG6QlDQ0
2連投、失礼します。

「雷神域〜」でレオンを「第一王子」と言っているので、レオンに兄は居ないと思いますよ?

蠍殿下の口ぶりから、彼はレオンが居なかったら王位継承が可能だった立場の人間と思われます。
妾腹だから王子とは認めないという仕来たりでしたら初めから王位は狙えなかったと思いますし、妾が側室の様なものでしたら王位継承権はありますがレオンを第一王子とは言わないと思います。
なので、蠍殿下はデミトリウスと義兄弟と自分は考えます。

477 名前:ナナシ:2008/12/04(木) 20:15:31 ID:ao3JAR3OO
475様
いえ、ゴ〇ゾーという歌詞サイトに…
というのはタブーでしょうか(汗)

蠍殿下はレオンの叔父様に当たるのでは?

478 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/04(木) 20:39:06 ID:oo4Xfl260
ブロンディスに連なる血がそれ程大事か… にしか聴こえませんねぇ
自分はイヤホン大音量ですが、他の言葉に聴こえる方々はどのような環境で聴いているのでしょうか。

479 名前:ナナシ:2008/12/04(木) 20:59:07 ID:ao3JAR3OO
…(´;ω;`)ビスビス

耳くそがつまってるのかな…もっかい聴いてきます

480 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/04(木) 22:02:42 ID:q4Q9R6bn0
自分も「あんな売女の・・・ブロンディスに連なる血が其れほど大事か・・・」に聞こえます。

カラオケの歌詞が間違っている様に、歌詞サイトもSHや陛下から直接聞いているという訳ではないと思います。
参考程度に止めておいた方が無難と思われますよ。

481 名前::2008/12/06(土) 05:49:58 ID:EcYl+LA00
ぶった切りで申し訳ありません。

歌詞カード一枚目の言葉。

儘…問に惑い→解を違え→累の海へ墜つる…
唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う…

これはミラの台詞であり、神託だったのではないでしょうか。
では、この神託を下されたのは一体誰だったのか?
恐らく、ミラに登場する人間キャラ全員だと思います。

1つの神託が2人に下されたり、1つの神託が様々な意味を持つなら、
1つの神託が全ての人間に下されても不思議ではないと想います。

運命の糸に踊らされた傀儡王デミトリウスや、世界の王になるという野心から
裏工作や汚い手段を使ったスコルピウスだけじゃなく。

エレフ、ミーシャ、レオン、オリオンなど。
世界の運命を紡ぐ主要人物は皆、問に惑い→解を違えていると思います。
愛を求め→生を奪い〜の部分はエレフに対するものっぽいですが、「愛」を広い意味で解釈すれば
恋愛や家族愛だけじゃなく、友愛、自己愛、忠誠心、祖国への愛国心も含まれると思います。

生を奪い〜は、ミーシャには当てはまらないように思えますが、誰かを犠牲にしない為に
生贄になることは「他人の生を奪わない為に、自分の生を奪う」とも解釈できます。

しかし、多くの命を犠牲にしたくないと生贄になる運命に従ったミーシャ、
妹の仇を討ち多くの奴隷達を解放する為に運命に抗う死神となったエレフ、
自分を待つ者の為に母の制止を振り切って戦場へ赴いたレオン。

彼らにとって問に惑った末に出した解は、例え間違いだとしても、
自らが置かれた状況ではそれが最善の選択だったり、その解を選ぶ以外は
どうしようもなかった。

そして「儘…問に惑い→解を違え〜」がミラの神託であったなら、
どの「解」を選んだとしても、違えた解=間違いになる。
考察や解釈に「これが正解です!」というものが存在しないように、
ミラの「問」にも、初めから「正解」などなかった。

こうすれば累の海へ墜ちないとか、灰が空に舞わずに済むという
「正解」が存在しない以上、悲劇→神話の終焉は避けられなかった。

「それでもお往きなさい仔等よ」と言う「運命は残酷だ」。
アレクセイが遺跡発掘を行って、運命を微笑ませようとしたのは
ミラの問に挑んで「正解」を手に入れたかったではと思えます。

長文失礼しました。

482 名前:名なしDEATH:2008/12/08(月) 16:57:41 ID:C9vHd5iQ0
>481の藍さんのコメを見て、すごく心を打たれました。(日本語おかしい?
確かにそうだ!と思ったのでコメをば。

自分的には、「儘…問に惑い→解を違え→累の海へ墜つる…」がミーシャ、
「唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う…」がエレフという感じがします。

まず、「儘…問に惑い〜」。「問に惑い」は星女神の巫女で「迫る問の声」という歌詞があったので、
他人を犠牲にするか、自分を犠牲にするか、そういう戸惑いがミーシャの中にあったのでは…?
人を犠牲にするわけにはいかない、という事でミーシャは自分を犠牲にする「解」を選んだ。
「解を違え」というのは、自分が死ぬという運命に従ったミーシャだけれど、
結果的にエレフはミーシャの仇を討つために戦場へ出てしまった。
その「解」を出さなければ、エレフは人を殺さずに済んだのに…というコトではないでしょうか。
そして、海へ堕とされた。これが、「累の海へ堕ちる」。

長くなりそうなので、続きます。

483 名前:名なしDEATH:2008/12/08(月) 17:00:02 ID:C9vHd5iQ0
次に、「唯…愛を求め〜」。「愛を求め」は多分エレフがミーシャの事を想っている心だと思います。
恋愛の「愛」ではなく、家族に対する「愛」ではないかと。
ミーシャを殺した者を探すためにアメジストスとなって、戦場へ出たエレフ。
戦場へ出たのですから、もちろん人を殺めてしまう。これが、「生を奪い」。
最後の「灰が空に舞う」というのは一番悩みましたが、
紫眼の狼と呼ばれたエレフ。狼と聞いて多分ほとんどの人が、灰色を思い浮かべると思います。
灰色というのは、善や正義を表す白、そして悪の象徴である黒の中間…。
エレフはミーシャの仇をとる為に、そして奴隷達を解放するために行動していました。
エレフ視点から見ると、ミーシャを殺した者が悪。その悪を打つのですから、
悪を打つのは正義…かなぁ、と思っています。
そして、開放さた奴隷達から見ると、エレフは正義。
けれど、レオンティウス達側から見ると、多くの軍を打ち、多くの者を殺したアメジスト将軍は悪。
なので、最後の死せる英雄達の戦いではエレフ(アメジストス)は命を落とします。
「灰が空に舞う」というのは「灰」=エレフ、「空に舞う」というのは命が空へ舞うということかなぁ…?
とも思っていますが、歌詞カードを見てみると、エレフとレオンが戦っている絵。
その背景は燃えているような感じがするので、英雄達が死すというイメージもあります。


けれど、↑の藍さんのように、これが正解!というのは必ずしも無いと思います。
もしミーシャが他人を犠牲にしてエレフと会ったところで、その事は必ず生涯ずっと心で後悔するだろうし、
エレフもミーシャが悲しむだろうから、と仇をとることは無かったとしても、やはり後悔すると思います。
必ず「正解」、そして「ハッピーエンド」という選択は無かったと思います。
ミラに立ち向かったところでそうなるとは限らない。
ミラに従ったところでそうなる事はない。
ミラの「問」の「解」は、誰にも、そしてミラ自身にも分からなかったのかもしれません…。



今、「儘…問に惑い→解を違え→累の海へ墜つる…
   唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う…」
はエレフとミーシャだと思うと言ってコメしましたが、心のどこかで
やはりその二人以外の人物にも当てはまるなぁ…とも思います。


本当に長くなってすみません(汗


484 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/14(日) 00:45:20 ID:mZJN3zlf0
「儘…問に惑い→解を違え→累の海へ墜つる…」がエレフ
「唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う…」がタナトス

と、ふと思いましたが、皆さんのを見ている限りではこの解釈はなさそうです
どうしてそう思うの?と問われても上手く答えられませんし…
「唯…愛を求め→生を奪い」が
「ただ(タナトスはミラからの)愛を求めていた」
「受け入れてもらえなかったタナトスは、ミラが命を与えるものを殺すしかない(生を奪う)」
としか説明が出来ないので…
名なしDEATHさんの解釈が個人的にしっくりきました

駄文失礼いたしました

485 名前::2008/12/14(日) 12:51:24 ID:BZUhFIu+0
>>名無しDEATHさん
灰が空に舞う〜は、戦火によって国々が滅び、それまであった多くの命や信仰などの全てが灰と化して空に舞う…と
解釈していましたので、灰=エレフとは考え付きませんでした。確かにエレフの生き方は善悪では計れないものです。

仰る通りミーシャが他人を犠牲にする選択をしても、やはり悲劇は避けられなかったと思います。
「墜ちる処女宮」と神託が下された以上、遅かれ早かれミーシャは命を落とす。もしもと言えばキリがありませんが…もしミーシャが
他の巫女達のように逃げ出しても、アルカディア軍に見つかって水月を手にすることさえなくその場で殺されていたかもしれません。
エレフが戦場に出て、死神と化す運命はどうあっても変えられなかったでしょうね…。

愛を求め〜の部分はエレフは勿論、星女神の寵愛を授かったオリオン、愛国心から戦ったレオン、恋心からイリオンへ
駆けつけたアレクサンドラ、兄弟の争いを止める為に命を投げ出したイサドラの母の愛もそうだと思います。
汚い手段を使ったスコルピウスでさえ当てはまると思うのは、蔑まれたままは嫌→人々からの賞賛(愛)を求めたと考えられる
からです。デミトリウスはまず忌み子の神託で自己愛から保身に走り、結局は后と我が子全員の生を奪ったことになります。

本当に、エレフとミーシャ以外にも当てはまる言葉だなあ…と思います。

>>484さん
冥王様が生を奪い続ける理由には、ミラ(運命)のせいで悲しんだり苦しんだりする生者を救う為でもあり、
「死」という絶対的な摂理からは誰も逃れられない=唯一の平等であり続ける為だと思います。
ただ、生きとしいける全てに死を与える冥王様でも殺せない=手に入らない存在はミラだと思いますので、
冥王様にも当てはまりそうです。

486 名前::2008/12/14(日) 13:16:31 ID:BZUhFIu+0
連続ですみません。

どの解を選んでも「不正解」だったのと同時に、ミラの人間キャラ達が自分が置かれた状況下において問を求められ、
必死に考えたり立ち向かった末での解ならば、全て「正解」でもあったのだと思います。
考察や解釈が自由で、サンホラーの皆様がそれぞれ解釈した「自分にとっての正解はこれかな」というものがあるように。

ボーナストラックの言葉。

火を騙り 風を汚し 地を屠り 水を腐す

これは文明(時代)の進化→神話の終焉が避けられないことをミラは知っていたと思います。

「我らを試すように〜」とミーシャが言っていますが、ミラは自分の問に対して我が仔等がどのような解を選んで往くのか
知りたかったのかもしれません。避けられない悲しみや不条理の中をどう生きるのか。
ミラが望んだのは悲劇的な結末を迎えた「世界」ではなく、そこを生きた死すべき者=「人間」の姿を見守ることだったように思えます。

運命(ミラ)も死(タナトス)も、残酷さと救いの両方を併せ持っていると私は思います。
遺跡発掘した時のアレクセイのようにミラに微笑んでもらえたら女神様ハラショー!でしょうし、
運命に抗っても悲劇しかなかったエレフは「ミラよ、これが貴方の望んだ世界なのか!」と叫ぶでしょう。

死にたくない者にとって死は、裏工作したりしてでも逃れたい「恐怖」以外の何ものでもありませんし、
生を憂う者やもう悔いはないと思える境地に立った者にとっては、死は安らかなものでしょう。

長文失礼しました。

487 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/15(月) 02:13:37 ID:fg6rIw640
>>482
なるほど、気づきませんでした。それは面白いですね。
そう言われるとあのページの答えが双子であったのも筋の通る話です。

488 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/16(火) 08:53:31 ID:PqM4RYQLO
初歩すぎる質問ですいません
レオン、ミーシャ、エレフは皆血繋がってるんですか?

489 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/16(火) 22:13:54 ID:lhhFHZG80
>488
主流になっている解釈では雷神域の英雄最後の忌み子=エレフとミーシャの実の双子でその実兄がレオンです。

490 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/17(水) 02:27:08 ID:UJE1VY//O
>>489
そうなんですか。
ありがとうございます!
本当誰もが知ってるような質問して申し訳ないです。

491 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/17(水) 22:55:39 ID:oUeWaecn0
ぶったりぎりそしてもうすでにでている可能性がある質問をすいません。
みなさんの考察に、驚きかされっぱなしでございます。
私は、ミーシャとエレフが双子、レオンは実兄という主流になっている
考えそのままなのですが、どうしても、オリオンが気になります。
結局オリオンは、どこで誰との間に生まれたのか、そして、エレフとは、
奴隷仲間以外にもつながりがあるのかという疑問が頭から離れません。
皆さんの考えを教えていただけませんでしょうか?

勉強不足すいません!!


492 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/18(木) 22:30:24 ID:5uaGo2bB0
>>491
オリオンについては色々と考えられていますね。
私個人の考えでは、アナトリアの武術大会の覇者であるので、青年になったオリオンはアナトリアの軍に在籍していたと考えています。
そして、死せる英雄達のエレフが「オリオン亡き今〜」と言っていることから、「蝕まれし日の忌み子、捨てられた王子」という噂がたったあともアナトリアの軍事的な場所にいたと思われます。
この事から、少なくとも「アルカディアの王子」という噂ではなく、「アナトリアの王子」の噂だったのではないかと思います。
普通、他国の王子の可能性のある者を国を守る拠点には置かないと思うので・・・

更に、アナトリアでは実際にエレフとミーシャの生まれた「蝕まれし日」と同じ日に生まれ、捨てられた王子が居たと推測します。
これがオリオンであったかどうかははっきりしませんが、アナトリア王家は「蝕まれし日の忌み子」の可能性のあるオリオンを自国の王子と認めなかったのではないかとも思っています。
忌み子として捨てたのですから、帰って来られては都合が悪いと思いますし・・・
しかし、否定した為に有能な軍人であっただろうオリオンを遠ざける事も出来なかったのではないかと思います。
除隊や国外追放等で遠ざけては彼が「捨てられた王子」だと認める様なものですからね。

長々と語らせて頂きましたが、以上の事から私は、オリオンはアナトリアの王子であり、エレフ達とは血縁関係は無い。
奴隷時代以外に共通点があるとすれば、同じ日に生まれ、捨てられた王子だという事くらいだと思っています。
色々と穴のある考察とは思いますが、参考にしていただければ幸いです。

493 名前:春菜:2008/12/19(金) 00:26:16 ID:0zpLj1YiO
私も492様とほぼ同じ考えですが、王子とは認知されているかな?と思っていました。
というのもオリオンはアルカディア王を殺害する為に蠍殿下とアナトリア王が結託してアルカディア軍に送り込んだ間者(表向きはアルカディア&アナトリア同盟の使者)だったのではないかと考えたからです。
アナトリア王は蠍殿下から真の忌み子はアルカディアの王子で既に殺害されている(実際は違いますが)と聞き、アルカディア王を殺害するために王の近くまで行ける立場の人間で尚且つ捨て駒にしても支障のない人物としてオリオンを奴隷の立場から王子へと認知したのではないかと…

494 名前:春菜:2008/12/19(金) 00:34:21 ID:0zpLj1YiO
連投すみませんι携帯からだと制限があるみたいで…

o+゜.
戦に出ているイメージのないアルカディア王をオリオンが殺害する(出来た)理由。また「オリオン亡き今〜」の台詞からオリオンがレオン側の部隊にいた様に聞こえる所からこんな想像をしてみました(^-^;

495 名前:492:2008/12/19(金) 09:17:56 ID:NLpLqnpF0
>>春菜様
自分はどうも、その主流となっていると思われる「蠍殿下とオリオンが結託してアルカディア王を殺した」
とされる考察に疑問を持ちます。

神託が絶対的なものだとすれば、「雷を制す者」が世界の王になるのは避けられません。
しかし、そんな神託が下された後も「世界の王になるのは〜」等、蠍殿下は世界の王となる事を諦めてはいないようです。
では蠍殿下はどうする心算だったのか?
私は蠍殿下は世界の王となる可能性のあったアルカディア王を傀儡とする事で間接的に世界の王になろうと考えたのではないかと思っています。
他に王を傀儡としそう、もしくは出来そうな人物も思い当りませんし・・・

蠍殿下が「レオンティウス・・・アイツさえ生まれて来なければ・・・」と言っているように、
蠍殿下にとって最も邪魔だったのはレオンだと思います。
そしてこの発言から、レオンさえいなければ王位を望める立場に居たとも思っています。
もし、誰かを利用して邪魔者を殺そうとするのでしたら、真っ先にレオンを殺そうとするのでは?
アルカディア王を他人に殺させておいて、レオンは自分で殺そうとするのも不自然に思います。
更に、アルカディア王の暗殺は、レオンが王位に就く時期を早め、引いては、世界の王となる可能性を高める結果となってしまうと思われます。
もし、蠍殿下にとって王もレオンも邪魔だったとするなら、レオンを王位に就ける前に暗殺してから王を殺した方が、殺し易い様にも思います。

また、彼がアルカディア王に放った矢は神罰であった筈ですし、星女神の寵愛を受けた矢が星女神の巫女を殺した実行犯の為に使われるとも思えません。

よって、私は蠍殿下とオリオンは結託はしていなかったのではないかと思っています。
逆に、利用していた傀儡を殺された事で、間接的にでも蠍殿下が世界の王になれる可能性を消されたのかな?と思います。


長文、失礼いたしました。

496 名前::2008/12/19(金) 11:42:29 ID:3UmlA/LP0
>>492さん
私も、オリオンはアナトリアの王子だと解釈しています。
ポリュデウケスが替え玉に用意した子供?とも考えましたが、替え玉なら捨てられるのではなく殺されたと思いますし。
破滅を紡ぐという神託が下された忌み子を、命が惜しい傀儡王や野心家の蠍殿下が「捨てる」だけで了承するとは考えにくいので……。

オリオンの死ですが、私はやはり蠍殿下に利用されたのでは?と思います。
生贄の現場にいないオリオンには、ミーシャを殺した人間が蠍本人だとは知らないと思いますので、星女神からは「神域を汚したアルカディア軍を撃て」とでも
お告げ?があって星屑の矢を受け取ったのかと思います。

怒った星女神は、傀儡王と巫女を殺した蠍殿下の二人を射るべき罪人だと思ったはずです。つまり、用意された矢は2本。
狡猾な蠍殿下はそれを逆手にとって、オリオンに傀儡王とレオンの二人を暗殺するように示唆したのではないでしょうか?
ラコニア軍を掌握している蠍殿下なら素性を隠して身分をラコニアの軍人だと偽り、水神に捧げられた巫女の不幸を嘆くフリを
したり、アナトリアに味方しようと思っている等と言って唆すことも可能だと思います。

恐らく最初にレオンを射殺するように指示したと思いますが、星女神の矢が罪のないレオンに当たるはずがなく。
近くにいた父親の傀儡王を射殺してしまった。

弓の名手で自分の腕に絶対の自信を持っていたであろうオリオンが、自分の矢が当たらないとなれば騙されていた事に気付くでしょう。
そこで本物の罪人(蠍殿下)を射ろうとするも、その前に背後(弓矢を射る時は当然前を向いて標的を見ているでしょうし)からバッサリ
斬られたのではないでしょうか。蠍殿下は二人を暗殺させたら即、オリオンを殺す心算だったでしょうから。

そんな流れで計算が狂ってしまい、レオンを自分で殺しにかかる→返り討ちに遭ったのではと思います。

497 名前::2008/12/20(土) 17:58:15 ID:NhJyo4Vr0
連続ですみません。

蛇足ですが、死と嘆きの風の都でオリオンは「必殺、弓がしなり〜夜空を凍らせて射ち!」という
ネタっぽい技を使っていますが、この時の効果音が複数の矢が飛ぶ音に聞こえます。

なのでオリオンは傀儡王の射殺時に、レオンと傀儡王の二人めがけて同時に星屑の矢を射たとも考えられます。
傀儡王には命中したのに、レオンには外れてしまった→蠍殿下の嘘に気付く→蠍殿下に殺され、オリオン死亡。

最期にオリオンが射た星屑の矢は直接は蠍殿下を殺さなかったけれど、結果的に蠍殿下の計画を狂わせ、
レオンの雷槍で屠られるという「自業自得の天罰」となって降り注いだ。
別スレにもありますが、御子が射る星屑の矢とはミーシャの力→白羽の矢(神託)で相手を射るだったように
観念的なモノなのかもしれません。

また、オリオンがアナトリアの王子で蝕まれし日の忌み子だとしたら。
エレフとミーシャが世界全体の「破滅」を紡ぐ忌み子だったのに対して、オリオンは特定の人物の「破滅」、
傀儡王と蠍殿下の二人の身の破滅を紡ぐ忌み子だったのでは?と思えます。

特に蠍殿下に関しては、ラコニア軍を掌握してポリュデウケス夫婦を殺害したり、生贄要求でミーシャを殺したりと
それまでは計画通りに事が運んでいたのに、「死せる乙女の手には水月」以降は余りにもあっけない末路。
オリオンを利用したつもりが、自ら破滅を呼び寄せた……という気がしてなりません。

長々と失礼しました。

498 名前:492:2008/12/20(土) 22:48:18 ID:aHkoP7Or0
>>藍様
自分は「星屑の矢」は元々オリオンが持っていた普通の弓矢で、星女神から直接授けられた特別なものではないと思っています。
彼の射る矢が星女神の寵愛を受けていたという意で「星屑の矢」だと思っています。
やはりその矢が、当たらなかったとしても星女神の怒りをかった者の為に射られる事の方が不自然に思います。

星女神は神託を下す場所に関わりがあることから、ある程度は運命に関わっている様に思います。
本来はモイラと言う場合の多い運命の女神Moiraをミラを読むようにしたのも、未来を予知する神託が星によって読まれたのも、綴りは違いますがMoiraと同名の星、Miraとかけているのではないかと思います。
星屑の矢=Moiraの矢でもあったのではないかと。
私はオリオンが王を射たのは神託では無く、彼の意思と思っています。
そして、彼の意思によって射られた矢も、結局は運命によって定められた矢であったと。
もし、オリオンに神域を侵した賊を討てという神託が下されていたのだとしたら、運命の避けられない世界の事、確実に傀儡王と蠍殿下に届いていたのでは?

もし、蠍殿下がラコニアの人間を装っていたとしても、自国の神に「神託を下す巫女」という特別な生贄が捧げられた事を嘆くものでしょうか?
生贄は当時の価値観で言うなら大変名誉な事でもあったはずです。
当人や、親族であるエレフ、もしかしたら其れを知ったオリオン以外に嘆く者はいなかったのでは?

オリオンが王を射た理由ですが、私は死せる英雄達〜まではアナトリアの王族であるアネモスの眷属が生きており、そこにレオンが駆けつけていることからアルカディアとアナトリアが同盟関係にあると考えます。
しかし、王を傀儡とした蠍殿下は世界の王となる為に他国を制圧しようとしていたのではないかと。
それを阻止する為に、王が傀儡と知らないオリオンは王を暗殺。
傀儡を殺され、自らが世界の王となる方法を奪われた蠍殿下が、王を殺した犯人を討つことで手柄を立て、王の弟であるという事と共に王位を主張するも叶わずレオンが王に。
アナトリアとの戦争は回避され、蠍殿下は自らレオンを討とうとするも返り討ちにという流れではないかと考えています。
雷を制す者〜の神託が下されている以上、蠍殿下が直接、世界の王となるのは不可能。
世界の王となる可能性のある者を傀儡としているのであれば、やはり蠍殿下が傀儡王を殺そうとするメリットは無いように思えます。
蠍殿下が自ら破滅を呼び寄せたというのでしたら、世界の王になろうと欲に溺れた果てに破滅した行為もそうなのではないかと。

再び長文、失礼しました。

499 名前::2008/12/21(日) 03:00:37 ID:xEbJOJJ20
>>492さん

ミラと同名の星があることは知りませんでした。新しい発見です。

オリオンが王を射た理由は、別スレで既出ですが神域を汚したら同盟国でも宣戦布告をしなければならなかったから
だと思いますので、オリオン自身の意志もあるでしょうが神託や神殿などの事情も関わっていたでしょう。

しかし蠍殿下がオリオンを利用しなかったとすれば、神域を犯した賊=自分を殺す可能性のある人物を放っておいたのか。
自分が世界の王になる為に必要だと利用していた王が殺されてしまうまで何故オリオンに手を下せなかったのか、疑問が残ります。
双璧ポリュデウケスを倒すだけの強さ、ラコニア軍を掌握している軍事力、狡猾に暗躍していた蠍殿下ならば、
宣戦布告をされた時点でオリオンを始末しようと考えた筈です。

また王殺しの手柄を立てて主張したとしても、妾腹だと蔑まれていた蠍殿下が第一王子レオンを差し置いて王にはなれない事は
蠍殿下自身が一番よく解っていたと思います。なので蠍殿下がレオンに屠られた理由は、王殺しに関与していた事やラコニア軍を
掌握していた事から叛意ありと判断されたからだと思います。

500 名前::2008/12/21(日) 03:02:47 ID:xEbJOJJ20
文章が抜けていました;
王殺しの犯人を討った手柄、です。

501 名前::2008/12/21(日) 16:04:05 ID:DsCsFnzc0
あの・・・。
いまだに訳わかんないことが・・・。
レオンとエレフとミーシャって、兄弟だったりするんですか?

502 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/21(日) 21:09:15 ID:NnI6BubZ0
>501
少し前にもこの考察板で同じ質問があったので過去ログをみることをお勧めします。

503 名前:492:2008/12/22(月) 09:21:56 ID:/1g/nXly0
>>藍様
このスレの少し前にも出ていますが、私は神域はレスボス(アナトリア領)ではなくラコニアに近いアルカディア領と考えています。
それに関する考えは以前に述べさせていただいたので省きますが、だとするとアナトリアがアルカディアに宣戦布告をしなければならない理由にはならないと思います。

蠍殿下が王を殺されるまでオリオンに手を出さなかったのは、オリオンが王を殺そうとしている事自体を知らなかった為ではないでしょうか?
と言いますか、利用していない事を前提とするならオリオンの存在自体、知らなかった可能性も。
言わば蠍殿下にとってオリオンは計画通りに進んでいた所にいきなり出てきて邪魔をされた存在なのではないかと。
同様に、ジャケットでオリオンが背後を取られているのもオリオンが黒幕の存在を知らなかったからと思っています。
そのジャケットでもオリオンが矢を向けているのは戦場に居る王ではなく、王妃と寄り添っている王であることから、
王は戦場で討たれたのではなく、暗殺されたからではないかと考えています。

「妾腹と蔑む」は、当然、そういう方も居たとは思いますが、蠍殿下の被害妄想的な部分もはいっているのではないかと思います。
王妃を「売女」と言ったり(恐らく根も葉もない悪口と思っています)、感情に任せて喋る部分がある様に思います。
蠍殿下自身にコンプレックスの様なものがあったのだと。
蠍殿下がレオンに屠られた件では、叛意を企てただけでは「捕える→死刑」の流れが一般的に思います。
捕える場で反攻されて殺したにしても、捕える場に王は行かないでしょうし・・・
死刑を命じる事も手を下しているとは思いますが、私はレオンが直接手を下している様に思いますので、やはり蠍殿下は何処かでレオンを殺そうとしたのではないかと思います。


蛇足ですが、星のMiraはラテン語で「不思議なもの」や「神秘的なもの」という意味だそうです。

504 名前:名無しさん@何にするか募集中:2008/12/22(月) 11:31:04 ID:mxrL5z3KO
>>498
うーん、鯨座ですから、掛けてMoiraをミラと読んでいる、というのはちょっと考えにくいんですが…
単純に語呂と考えて良いのでは?

505 名前::2008/12/22(月) 13:24:41 ID:05Yp1uQG0
>502
あ、ありがとうございます!
早速見てみます。

506 名前::2008/12/23(火) 14:46:32 ID:AhogrKp80
過去の皆様の考察を拝見したのですが、ミーシャ=ミラの器説について疑問を感じました。
エレフがタナトスの器なら、ミーシャがミラの器かな?と思っていましたが、
タナトスのようにエレフと同化したわけでもなく、ヒュドラの生贄に→ジャケットで冥府にいる
ミーシャの器(身体?魂?)をどうやって手に入れたのでしょうか。

>>492さん
なるほど、疑問が解けました。個人的にはオリオン利用され説の方がしっくりくる?のですが、
深い考察にオリオン無関係説の可能性にも納得ができました。


507 名前:492:2008/12/23(火) 21:33:55 ID:gCybg4sW0
>>504
星座としてではなく、星単体でなら意味深な感じで在り得るかなぁ?とも思ったのですが・・・
ちょっと苦しいですかね?

>>藍様
長々と論議して戴いて有難うございました。
藍様の考察もとても深く、どちらも肯定するにしても否定するにしても決定的とは言いがたいとも思います。
或いは、全く違う考えもあるのでしょうね。
ローランの数だけ物語があるというのも陛下の意図するところでしょうし、
私も藍様も歌詞で語られてない部分を想像で補っている以上、後は好みの問題な気もしますね。
今更ですが、否定的な意見ばかりで申し訳ありませんでした。

508 名前::2008/12/28(日) 01:58:56 ID:n/wcX7Wy0
ミーシャ=ミラの器説について考えてみたのですが。

初回限定版ジャケットでは、幼いミーシャが水月に手を伸ばしていない方の手で
紡がれる白い糸を握って隣にいるエレフをからめとっているように見えますし、
通常版ジャケットでは大人のミーシャの両手は隠れて描かれていませんが、
真上にある糸を紡ぐミラの両手=ミーシャの手だと解釈できます。

「神話」の歌詞にある「紡ぎ手は誰ぞ」
ミラ全体の物語の紡ぎ手は、ミーシャだと考えています。エレフが戦場へ向かわせたは、
ミーシャの不条理な死ですから。

そして、ミーシャがミラの器だったのは生きている間だけだったのではないでしょうか。
エレフはタナトスの器なので死ななければ器の役割を果たせませんが、逆にミラの器の
ミーシャの不思議な力や人の運命を紡ぐ役割は、生きていないと果たせないものです。

なので、ミーシャが解を違え→累の海へ墜つる(ミーシャ死亡)時点で、冥府に逝ってしまい
ミラの器としての役割を果たせなくなったと思います。

「累」の意味は関わり合い、関わりを及ぼす、とあります。ミーシャが累の海へ墜つるというのは、
生贄として水辺に落されるという意味だけではなく、後の悲劇に関わりを及ぼす死を遂げるという意味
だと思います。死屍累々という言葉もありますし。

ミーシャが死ぬ事で魂や身体が手に入る等、ミラに利益があるなら「解を違え」とは言わないでしょう。
寧ろミーシャの死が破滅=神話の終焉を紡ぐからこそ、歌詞カードの冒頭であの言葉が来るのかなと思います。

長々と失礼しました。

509 名前:光仏:2009/01/03(土) 17:12:34 ID:HHhEyedd0

 明ケマシテ ォメデトゥ ゴザィマス

 、、、レス初めてです

 思ったんですけど、CDの方のThanatosと重ねて考えたらどうなりますか?
 例えば、神の光の「累の海へ堕つる」の海
 これをThanatosにおきかえると、珊瑚の城に・・・なりませんかね?
  やっぱり、無理やりですね
 
 「閉ざされた・・・死者の檻」など書いてあったんで、気になりました。
                ・・・スィマセン

510 名前:みかぜ:2009/01/04(日) 16:53:56 ID:jkR3rCIm0
ブックレットの話をどこですればいいか分からんのでここで勘弁。
既出じゃないと思うけど、そうでしたら本当にすみませんっ。

えっと、まずは『星女神の巫女』のページを開いていただきたい。
神殿マークが三つ並んでいます。
神殿の絵はいくつかありますが、絵本領域においてこれらと全く同じマークは、以下。
 ・『神話』
 ・『死せる乙女〜』
星女神のページを開いた状態で、この二つの神殿の場所を対応してみると、
星女神ページの3つと、上記2つの神殿マークが斜め上に向かった直線でつながります!

という発見をしたのですが、暗号や解釈とどう関係があるのかはさっぱり……。

ただ、『冥王』ならまだしも、上記2曲に神殿マーク、すなわち「ミラ」の台詞がある理由がよく分からんので、
これは領主様の仕掛けなんだろうなと。

あー、どなたかこれに関して何か考えてくださったら嬉しいです。


511 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/04(日) 17:28:37 ID:12FkOYAu0
死と嘆きと風の都にも神殿のマーク(というか同じ正面向き)がありますが
斜めに繋がりますね
いろいろ考えてみましたが、関係があるのかわかりません…ごめんなさい

512 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/04(日) 20:12:03 ID:/SNm/UBrO
レオンがスコルピウスを倒すのはどの曲中ですか?
それと蠍殿下はこの物語のどんなポジションですか?Moira初心者で一通りここをROMったのですがよくわからなかったのです。どなたかよろしくお願いします

513 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/04(日) 22:18:57 ID:I2T0o7//0
>>512

奴隷達の英雄の最後のアイクさんの語りの部分です。

蠍殿下のポジションですがMoiraやタナトスなどの神々を除いての(そうなってしまった経過はともかく)諸悪の根源だと思います…。

514 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/04(日) 22:44:21 ID:V20fyJOpO
>>513
ありがとうございます。
登場人物も多くて物語が繋がりまくってるんでMoiraはかなり頭がこんがらがりますね 笑

515 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/06(火) 23:46:46 ID:5il3GeWd0
神殿、でふと思ったのですが
ブックレットの冥王のページに穴があいていて、穴から神殿が見えますよね。
私はその穴のあいている場所(=神殿)が冥府の扉なのかなーと思いました。
死せる英雄達の戦いのページでの絵の背景が神殿の柱に見えますし、
エレフがレオンを殺した後、そのまま冥府へ行ったなら絵の通りになるんじゃないかと。

ブックレットの絵をを見ただけという単純な考えですが、ここから何かサンホラーの皆に役立てるものがあればいいです。


516 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/07(水) 01:47:20 ID:diPsasXX0
神託の「雷を制す者〜」って結局「雷」ってなんなんですかね?
雷神の力なのか、雷神域の国なのか。
どこかのサイトでアルカディアのコトだ、って説明されてたんですが、レオン殺害時の演出的に雷槍は使ってそうですし。
ギリシャ神話ですし、雷神=ゼウスだとしっくりくるような気もするのですが……。
最終的に「全てを統べる王」になれた人っていましたっけ?

517 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/07(水) 15:16:49 ID:dhNgY9sg0
>>516

雷神眷属の力という説やレオンティウスという説があるようです。

世界を統べる王というのは世界=アルカディア周辺のヘレーネスがすむ地域というものや冥府という説なども…。
私個人としては雷神眷属の王であるレオンを殺し、冥府の王と同化(?)したエレフだと思っています。

518 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/08(木) 08:07:36 ID:/+aI4V7f0
>>516
レオンが「解釈の自由が故、諸王は悩むのだ」と言っている様に、恐らくMoiraの世界でも意見は割れたのではないでしょうか?
アルカディア側は、「雷神の血を引き、雷の力を持つ自分達こそが雷を制す者」と思ったでしょうし、
近隣諸国は「雷神の国であるアルカディアを制した者」と思ってアルカディアに戦を仕掛けた。
だからレオンの憂う「戦に明け暮れる世界」となったのではないでしょうか?

自分は、最終的には517さんと同じ様に冥王(の器)となり、生きとし生ける全ての王となったエレフだと思っていますが、
「レオンを殺す」ではなく「雷神の血を引く最後の1人」となった事が「雷を制す者」だと思っています。
「奪い合う時代の覇権」って言ってますし、あの最後の戦いが「世界の王」を決める戦いだったのではないかと。

519 名前:名なしDEATH:2009/01/08(木) 16:06:59 ID:Gd9ajTIb0
あけおめです、そしてお久しぶりです。

>>484
確かに…タナトスとも解釈できますね!
「唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う…」
愛を求めというのが周りから避けられ続けてきたタナトスはやっぱり
「愛される」事が欲しかったと思います。
「生を奪う」というのは冥王でもあったように
運命から苦しみを与え続けられている者を救うために、
奪うという…解釈をしています。
「灰が空に舞う」…は一番難しいのですが、個人的には(タナトス目線で)
「灰」というのは「魂」かな…と。(無茶苦茶すぎますがorz

>>485 藍さん
「唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う…」
は確かに色んな人に解釈できますよね!
エレフ、ミーシャ、オリオン、レオン、アレクサンドラ、スコルピオス、イサドラ、
そしてオルフ達も当てはまるかなぁ…と。
エレフは>>483でもあるように、ミーシャの愛。
ミーシャもエレフからの愛だと思います。
オリオン〜イサドラは、藍さんがおっしゃる通りだと思います。
オルフ達については、奴隷として扱われ、
誰からの愛も無かったので求めたのではないでしょうか…
生を奪い、これも↑の全員に当てはまることだと思います。
エレフはアメティストスとして、ミーシャは自分が犠牲になることを選んだが故に
エレフを戦場に出してしまったこと。
オリオンは弓兵として、レオンは母国の為に、
アレクサンドラも国の為に(死せる者達の物語まで)、
イサドラは息子(レオン)を止められなかったから戦場へ行かせてしまった。
スコルピオスは説明するまでもありません(笑)
そしてオルフ達はエレフに助けられ、戦場へ。

…また長くなりそうなのでいったん終わります。


520 名前:名なしDEATH:2009/01/08(木) 16:26:08 ID:Gd9ajTIb0
連投すみませんorz
続きです。

灰が空に舞うというのは死せる英雄達の戦いであったように、最後は皆死んでしまう。
歌詞カードでは背景が燃えている感じだったので、
「灰」というのは、…言い方がおかしいかもしれませんが、亡骸が燃えて、
灰になり、空に舞った…ということにも解釈できるかな…と。

本当に色んな人に当てはまりますよね…!

>>516
自分自身は、やっぱりレオンかなぁ…と思っています。ですが、
「雷を制す者、世界を統べる王となる」
という歌詞があるので、
雷神の血を引き、雷神域、アルカディアの王子であるレオンとも解釈できますし、
アルカディアを制した者とも解釈できますし。
けれどエレフやミーシャも雷神の血を引いている。
色んな解釈がありますよね…。
なので>>518さんがおっしゃっているように、Moiraの世界でも↑のように意見が割れ、
「アルカディアを制した者」と思っている近隣諸国の人々はアルカディアに戦を仕掛けた…。
スコルピオスも「世界の王になるのはこの私だ…」と言ってますし、多分彼自身は
アルカディアを制した者が王になれる、と解釈していたと思います。
516さんも言っていたように、雷神であるゼウスという解釈もできますよね。

…けれど、「世界を統べる王」には最終的には誰もなれなかったのではないかな、と。
もしレオンが「雷を制す者〜」だとすれば、戦は止めることができていたハズです。
「世界を統べる王」なのですから。
まず解釈が一つだと戦は起きません。「解釈の自由が故、諸王は悩むのだ」とレオンが嘆いているように
解釈は多くあり、だから戦が生まれた。「世界を統べる王」などはいない、とも思います。

個人的には518さんの解釈がしっくりきました…!

…長々とすみませんorz

521 名前::2009/01/09(金) 05:03:02 ID:K/6h4OJL0
別スレで既出されていますが、雷を制す世界の王はギリシャ全体の王レオンと、
生者全てに死を与える世界全体の冥王となるエレフ、両方をさしていると思います。

>>518さんの仰るように、神託そのものが曖昧で謎かけのようなものなので(解釈の自由が故)権力欲から
「自分こそ世界の王!」と思い込んだ諸王達が争いを繰り返していたのでしょう。

世界の王はレオンとエレフだと思いますが、世界の運命を紡いだ「紡ぎ手」はミーシャだと解釈しています。
破滅を紡ぐ忌み子が双子だった理由は、生まれてきたのがエレフだけでもミーシャだけでも神話の終焉には至らないから。
エレフと離れ離れで生を憂いた結果、ミーシャは解を違えて生贄になってしまったのだと思いますし、
ミーシャの悲劇的な死がエレフを戦場へ赴かせたのですから。

>>名無しDEASHさん
死んで逝った人達の亡骸が燃えて灰になって宙に舞う説、納得&同意です!
SHでは人の命=焔に例えられることが多いので、焔(命)が燃え尽きる→灰になって宙に舞う…という解釈も可能かと思います。
宙に舞うのは戦火で灰になった国や亡骸もですが、死せる者達の燃えていた野心や叶わなかった愛なども意味するかなと。

双子達がお互いに片割れからの愛を求めていたのは確かだと思います。
恋愛か家族愛か?という形は、当のエレフとミーシャ達にとっては問題ではなかったのかもしれません。
ただ純粋に、「ずっと一緒にいようね」と思い合っていた。ミーシャの「ごめんね、エレフ」はミラに従い約束を破る事への
謝罪の言葉かと。死せる乙女の手には水月のラストで幼い頃の約束の声が入りますし……。

エレフについて行った奴隷達も、自由と共に愛を求めて生を奪っていたでしょうね。
物語全体に影響する(破滅、終焉に至る?)意味で、問に惑い解を違えたのはミーシャ、愛を求め生を奪うのはエレフだと
思いますが、解を違えない=間違いを犯さない人間はいないですし、また愛を求めない人間もいないと思います。
なので、全ての登場人物に当てはまる言葉だなぁ……と解釈しています。

長々と失礼しました。

522 名前:獅子座の女:2009/01/10(土) 19:11:07 ID:5GUeV8fA0
こちらでははじめまして。
よろしくお願いします。

修辞法的に考えると……
なんとなく、
ミラとタナトスが母と子とするならこれに対として
イサドラとレオンがあるような気がするのですが深読みしすぎでしょうか。

ともに「母にしたがわぬ」という意味では対になるのでは?と思いました。
イサドラとエレウでは?というご意見もあるでしょうが、
エレウはイサドラが母であることを知らないのでここではイサドラとレオンと考えました。

これでもうすこし読みすすんでみようかな、と思います。

523 名前::2009/01/11(日) 04:38:08 ID:LKEndS/30
ぶったぎっちゃうんですが…
最初の方にオルフが冥府の扉を開けたんじゃないかって話が出てましたが…

歌詞カードの絵を見ると、
表と裏両方広げれば((説明下手ですいません。
冥府と地上?がつながってるじゃないですか。
それで、オルフが冥府に足を踏み入れてるように見えます。
なので私も扉を開けたのはオルフだと思いますw

それとあまり関係ない話ですが、
歌詞カードの絵、大人エレフと大人ミーシャを境目に関わった人達が居る気がします。

エレフより左側には、
オルフ・レオン・レグルス・ゾスマ・カストル・ミロス・イサドラ・レオン父(名前わかりません;)

ミーシャより右側は、
ソフィ先生・カッサンドラ・メリッサ・スコルピウス…(カッサンドラとソフィ先生の間に居る人がわかりません;
オリオンは微妙なとこですが…

524 名前::2009/01/11(日) 04:39:37 ID:LKEndS/30
すいません;挨拶遅れました;;
初めまして楓と申しますww

525 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/11(日) 19:51:38 ID:P6UuXnmv0
>>楓様へ

あ、色々と考えてみたところオルフェウスが冥府の
扉を開けたといっておりますね。
私も、そう思います。

それわ、私もそう思っておりました!!
ミーシャに関わっている人エレフに関わっている人
何故そういうならびにしたんでしょうか…。
気になるところですね。


526 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/11(日) 20:15:47 ID:Ukdj3Foa0
>>521
確かに「ギリシャ世界」と捉える事も出来ますが、レオンは作中、ギリシャ全土を治めてはいないと思います。
死せる英雄達〜でレオンとカストルが「アネモスの眷属、英雄イーリアス」と言っています。
そして、それコラ追加のメモリアルパンフのインタビューで、陛下が「各国は神の眷属が治めている」
と言うようなことを仰ってらっしゃいました。
アメテュストス将軍の奴隷部隊に撃たれるまで、アナトリアの神の眷属は生きていたと思われます。
普通、他国を制圧したのでしたら王族だけは生かしておかないものと思われます。
それでいて、レオンはアナトリアの首都イーリオンを「聖都」と言っています。
これは、アルカディアとアナトリアが同盟を結んでいた為ではないかと思われます。
同盟なのでしたら、アナトリアはアルカディアが治めていた訳ではなく、レオンはギリシャ全土を治めてる事は出来ていなかったと思います。


>>523
始めまして。
自分も扉を開けたのはオルフと思っています。
ジャケットの人物ですが、紫双子がイサドラの子供と考えればイサドラ、デミトリウス(レオン父。死せる英雄〜でレオンが言っています)も、
2人に関わった存在と思えます。
小さい頃でしたら、スコルピオス殿下によって奴隷市場へと売られたので、彼も。
なので、この4人を除けば確かに「関わった人物」で分けられていると思います。
ソフィア先生の横にいるのは、フィリスだと思います。
特典のイラストと似ていますので。

527 名前::2009/01/13(火) 18:44:28 ID:iNNRcHlg0
>>526
フィリスさんですかwww
あのミーシャをソフィア先生の所につれてきた方ですね!


オルフが開けたとしたら、
(Moiraから少しハズれますが)エリ組に登場するエリスはオルフとラフレンツェの子供ですかね?
でもそしたらアビスが何者かわからなくなりますが。
オルフ=仮面の男 …って考えもありな気がしますが、個人的にそれは…←

とりあえずオルフェウスとオルフは同一人物って解釈はほぼ間違えない気もしますが。

運命の糸に触れるソフィア。狙いを定めるオリオンの背後を狙うスコルピウス。
冥府へ足を踏み込むオルフ。

歌詞カードの絵で考察するのもありですねww
イサドラ様もなんだかエレフとレオンを見てる気がする。

初回ではなく通常版の絵ですがww

528 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/14(水) 02:08:35 ID:dWPj/Pl40
仮面の男はロレーヌに殺され、ロレーヌの作ったワインをレイヨン・ローランが呑んでます。
レイヨンはアルベルジュと共に聖戦を戦っています。
聖戦はローマ時代でしょうから仮面の男・エル組の時代とMoiraの時代は噛み合わないんじゃないでしょうか?

529 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/15(木) 09:04:23 ID:emT253640
>>527
オルフ=オルフェウスは自分も確実と思っていますが、アビス=オルフは違うと思います。
これは、此処か別スレかは忘れましたが、何度か話題にはなっています。
取り敢えず、エリ組では「絵本」が出てきますが、ギリシャ神話時代に絵本は存在してない筈なので、時代は千年単位で全く噛み合いません。
恐らく、アビスの黄泉下りを、過去にあったオルフの黄泉下りに例えて語ったのが魔女とラフレンツェで、
あの曲でのオルフェウスはアビスですが、Moiraのオルフでは無いと思います。

ですが、冥府の扉を開けた或る男については、年代等も表記されていないので、もしかしたらアビスの可能性も
無くもないかな?とは思います。
個人的にはMoiraのオルフと思ってますが。

530 名前::2009/01/16(金) 22:26:24 ID:FCjjsjtR0
冥府の扉を開けたのがエリ組のオルフェウスだとしても、オルフとオルフェウスは別人では?

ギリシャ神話のオルフェウスは、トラキアの王で詩人。エウディリケ連れ戻しに失敗した後も
死んだ妻しか愛さず、女性からの求愛を拒否。オルフェウスに恋した女性達によって斬殺され、
川に投げ込まれて死亡したとされています。

レオンがギリシャ全土を制圧していなかったとして、トラキアが滅んでいない状態で国王が
奴隷部隊の将軍の指揮下で部下になって戦うというのは考えにくいのではないでしょうか?
>>526さんの仰るとおり、制圧した他国の王族を生かしておくことはありえないと思いますので、
オルフェウスが奴隷だったと考えるのは無理があると思います。

531 名前:名無しさん@何にするか募集中:2009/01/17(土) 00:42:30 ID:XLpCil/C0
>530
タナトスが冥府の王である時点で本家ギリシャ神話とは
多少のズレがありますしMoiraのオルフェウスはトラキアの国王ではなく奴隷だったという可能性もあると思います。

379KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50 read.htmlに切り替える

名前: E-mail(省略可)

img0ch(CGI)/3.1