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■ 【Roman】総 合 考 察 ト ピ

1 名前:★ぐっこ@管理人:2006/11/22(水) 22:36
5th story CD 『Roman』の総合考察トピックです。
 
全11 2曲を通しての構成や相関性、各所にちりばめられた暗号・ブックレットの謎、ジャケット絵のギミック…等、このアルバム全体を俯瞰しての考察を行うトピックです(`・ω・´)
 
第5の地平線が物語るものは? 「ローラン」て何人いて何したかったの? 結局ロマ男の正体って? …などなど、とにかくアルバム全体を通じての物語、謎、伏線、そしてMessageを皆さんでワイワイと考察していきましょう。
 
※各楽曲の細かい歌詞についての突っ込んだ考察、その楽曲だけで完結できる謎解きなどは、それぞれ個別のトピックスで行ってください。
 
{{color red,特に歌詞や他所の文言引用については}}ガイドライン{{color red,を厳守のこと!!!}}

822 名前:ブランド商店:2008/06/17(火) 14:27:53 ID:eLzTxUti
ブランド商店

お客様へ

いかがお過ごしでしょうか?

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823 名前:レイラ:2008/07/15(火) 00:55:30 ID:JOGXa/MR
お初でございます。
そしてかなり久しぶりのレスみたいなので
見てる方&気付く方が居るのか心配ですが・・・
とりあえず独り言になることを承知で!!
既出でしたら申し訳ないです・・・

いろんな考察を見まくって出た結果を。

まず私も[Roman]は今までの地平線(同人時代〜最近まで全て)の
総集編と言いますか・・・過去を廻ったモノではないかと考えています。
それを物語にした。
その為イヴェールという主人公を創り出した、
廻らせる為の双児の人形を創り出した。
そして更に[Roman]という物語を確立させる為
ボーナストラックなどを設け
[Roman]という物語をも1つの物語に仕立てた。
このように考えております。
[Roman]の過去へのリンクをまとめてみました。

続きます。

824 名前:レイラ:2008/07/15(火) 02:05:26 ID:JOGXa/MR
朝と夜の物語
これはRomanのOP的な唄とし除外します。

"否定接続詞で綴じた書物が 歴史を操る"から
Chronicle 2ndの黒の預言者と考えます。
見えざる腕
これは言うまでもなく聖戦と死神ですね。
呪われし宝石
"殺戮の女王"から檻の中の花の殺戮の舞台女優との関連を感じます。
また、妹Noёlと檻の中の花の著者Noelの関連も感じます。
星屑の革紐
これもいうまでもなく澪音の世界ですね。
緋色の風車
これはLostの緋色の花。
歌詞にもかなりの関連を感じます。
そして、少年は剣を・・・に緋色の風車も
一応リンクとして考えます。
天使の彫像
これはまだ考察中ですのであしからず・・・
美しきもの
これは、輪廻の砂時計です。
メロディーも共通のものが存在します。
歓びと哀しみの葡萄酒
この唄は、エルの天秤。
"残念だったねぇ"という台詞
この台詞は両方に存在します。
黄昏の賢者
これもまた檻の中の花です。
黄昏の賢者で最後に"Christophe"と呼ばれる賢者は
檻花の"Christophe Jean-Jacques Saint-Laurent"ですよね。
11文字の伝言
この唄は過去へのリンクではなく
Roman、そしてあるいは隠しトラックへの
リンクとして考えます。

続きます。










825 名前:レイラ:2008/07/15(火) 02:18:04 ID:JOGXa/MR
私の考察の結果は以上です。
3つ目の隠しトラックやRoman全体の答えが出た訳ではありませんが
私の考えなどを書かせていただきました。

でもひとつ見つけたことが・・・
11文字の伝言で"ごめんなさい"などの台詞が流れるところ。
水に何かが落ちたような音がしますよね。
あれってエルの天秤の中で仮面の男に使用人が殺されるシーンの
ジャポン…って音と同じじゃないですか・・・?
そして、伝言の方の水に落ちるような音は
母親が池か何かに飛び込んだ音。という意見を拝見しました。
このことから、伝言の自殺したとみられる母親は
もしかして、エルの天秤の女性(もしくは葡萄酒のLoraine de Saint-Laurent)
なのかなぁ・・・と勝手に考えております。
ってことはイヴェールの母親はLoraine de Saint - Laurent・・・?
やっぱこれはないですかね・・・

長文失礼しました。
意見でも何でもお返事があると嬉しいです!!

826 名前:ローマン:2008/07/16(水) 15:57:26 ID:raYl+u+t
>>825レイラさんへ
こんにちは。
11文字の、水に落ちたような音ですが…私は雷が落ちた音だと思ってました。
「ジャポーン」というより「ピシャーン(ゴロゴロゴロ…)」という効果音だと。

この雷の効果音が最初に入るのはサビに入る所「最高の幸運でした…」→「嗚呼どんな苦難が…」です。
曲の盛り上がりをドラマチックに表していると思います。雷は深見さんの語りの間も鳴りますが、
徐々に収まって、「あなたを産んだのが誰であれ…」では嵐が過ぎて空が澄み渡っていくさまが…
私には見えました…あれ?いつのまにか11文字の感想文に

失礼しました。

827 名前:tiyo:2008/07/17(木) 18:31:10 ID:gtT69Gze
>>824レイラさん
まとめ有難うございます。
私もだいたい同じようなことを考えてました。が、二つ書きたいことが…

私は銀色の砂時計というワードから『天使の彫像』が『輪廻の砂時計』とリンクしていると考えていましたよ。
ちなみに“〜とリンクしてる”と言うより、“〜を思わせる”程度の繋がりでよいと思っています。
『星屑の革紐』と『澪音の世界』なんて、世界観からして異質な感じですからね。
それぞれが独立した楽曲である以上、無理に繋げたくないというか
曖昧なままなのが魅力だな…と。私の好みですが。

さてそうなると『美しきもの』が、なんにも思いつかないなあと思ってたんですよ。
そこでレイラさんの書き込みを見まして。輪廻と共通のメロディ、何処のことだか探しているんですが。

ど、どの辺ですか…!? 誰か教えてくださいm(_ _)m

828 名前:レイラ:2008/07/18(金) 01:53:41 ID:HeFKF9RF
>>826 >>827
お返事ありがとうございました。
誰も来ないだろうと思ってたのでかなり嬉しいです。

>>826ローマンさん
本当だ・・・確かに雷にも聞こえました。
曲の盛り上がりの効果音の雷というのには
確かに納得がいく音でした。

>>827tiyoさん
"〜にリンクしてる"というのは
他にピッタリな言葉が思い浮かばなかったので・・・
tiyoさんの意見のような"〜を思わせる"程度の感覚で
受け取ってもらえれば幸いです。

『天使の彫像』ですが確かに"銀色の砂時計"という歌詞から『輪廻の砂時計』に繋がってますね。
簡単なのに見落としてました・・・ありがとうございます。

『美しきもの』との繋がりですが、
『輪廻の砂時計』の出だしの"lalalalalalala〜"
サビのメロディ、最後の"lalalalalalala〜"
などのメロディが共通ですよね。
これと『美しきもの』の
出だしの"(君の)大好きなこの旋律"や
サビの"(君が)抱きしめた短い季節"などの部分が
同じメロディです。
テンポや音が全然違うので気付きにくいですが
でも確かにメロディは同じでした。
これは偶然ではないと思います。
リンクかどうかはわかりませんが少なからず何か繋がりがあると思います。

ちなみに私の意見は『PledgeSword[→Side:SH→]』というサイト様から
色々と参考にさせてもらってます。抜粋してる部分もあります。
こちらのサイトの方の考察はかなり説得力があり説明もわかりやすいです。
なので、こちらも是非参考にしてみて下さい。
PledgeSword[→Side:SH→]様、無断でお名前お借りして申し訳ありません。


単曲の意見になってしまいここへの書き込みで良かったか不安ですが
Roman全体の考察に繋がってるのでご了承ください。

829 名前:名も無きローラン:2008/08/07(木) 23:35:17 ID:FHSeGTbf
私は嘘をついているのは母なのではないかと。
まず、母が嘘をついているという根拠はHiberが「生まれてくる前に死んでいく」存在であることです。
つまり生まれてくる前に死んでいる
      ↓
   生きていない=生まれてきていない
      ↓
  11文字の伝言の内容と違う
となりますので母が嘘をついているということになります。
朝と夜の物語が嘘という可能性もありますがそれだとRoman自体が成り立たないので・・・。
また朝と夜の物語の最後のざわめきが女性の声に聞こえるのでおそらくお母様の声では・・・?と。

私が思うにこの物語は、生まれてくる前に死んでしまったHiberのことがあきらめられなかったお母様が、Hiberを生んだ気になり、やがてHiberに成り代わろうとする(屋根裏)悲しい物語なのではないかと推測します。
ただこれだとミシェルの人生にも関わってきますので、Hiberの母=ミシェル・・・?
時系列的には
パパの夢を〜→もう一度この腕で彼女を〜(檻の中の花)→檻の中の花で妊娠した彼女が賢者に相談する→朝と夜の物語(失敗)→11文字→屋根裏
・・・となるはずなのですが、これだといくつか矛盾がありますので可能性が低そうですorz

文脈めちゃくちゃな文章ごらんいただきありがとうございました。



830 名前:名も無きローラン:2008/08/13(水) 18:44:58 ID:2JjIQ0CG
思いつきですが(黄昏の賢者→yaneura→another romanの流れについて)
roman全体で、生きる意味、生まれてくる意味、そして死ぬ意味これらへの問いかけがある訳ですよね。
で、母から子への祝福、親から子への祝福、などが曲中で多く語られていますよね。
そこから、生きる事への赦し、産まれてくる事への赦し、そして死ぬ事への赦し
みたいなのが導かれて来るんじゃないかなって思うんです。
それらが続く限り、世界は常に廻ると。

そして、それらを手に入れる事ができない生(人生)というのが本当の”行き止まり”なんだと言っているんじゃないかなと思います。
yaneuraへ行ってしまうと、もう世界は廻らない、朝と夜は繰り返さない。
母と子の物語は紡がれない、だからその先にあるのがanother romanなんじゃないかなーっと思いました。

生きる事、死ぬ事への答えは、親が子を祝福する時、なんか、どーでも良くなるんじゃないでしょうか(笑)
そういうふうに世界は廻ると。それが答えであると、曲を通して言ってるんじゃないかなと。

黄昏の賢者でなぜyaneuraへ行くのか
子供を降ろす→yaneuraへ(母から子への物語は紡がれない、ゆえに、その答えは行き止まり、不毛の世界であると)
子供を産む→11文字へ(子供を祝福する曲)
って事じゃないかなって思います。
つまりromanの繰り返しは、産む事を決意したから、ずっと廻っていく訳ですね。
親から子へ与える詩の繰り返しであるromanへ、ループする訳です。

yaneuraで”生まれ御出でなさい、イヴェール!”と言っているセリフの意味は
また”イヴェール”が生まれてしまうという事ではないでしょうか。
また、”生と死の荒野をさすらううち、…来てしまった”というのは、
産むか産まないか、迷ううちに産まない事を選んでしまった、という感じじゃないでしょうか。

ただyaneuraでは、納得するまで何度でも廻りなおせばいいとも歌われていて
約束された無慈悲な夜が明ければ、また朝が…と言っているので
また、子は産めると、もしくはそういった物にめぐり合えると、そうも言っているんじゃないでしょうか。

//----------------
書いているうちに思ったのですが
イヴェールという存在は、生まれる前に死んでゆく存在の総意みたいなものなのかもしれませんね。
なんせ傾かざる天秤なんで、産まれる事も、死ぬ事も赦されない存在なんだろうなと思います。

・Romanは生まれる事、生きる事、死ぬ事、その答えを探すループなんじゃないかなと。
・それらの曲中での答えは、母から子、親から子への祝福、祈り的な物
・黄昏の賢者で、それを選ばない選択をすれば→yaneuraへ
・そしてその先には…another romanがあって”彼ら”がいるんじゃないでしょうか

既出かもしれません、あと異常に長くなってしまって、多分誰も読まないと思いますが一応書いておきます。
ありがとうございました。

831 名前:三口ケイ:2008/08/25(月) 00:29:32 ID:Snk64jPX
話の流れを切ります、新参者です。
とりあえず、クロエ=11文字の伝言の母親説がかなり多かったので、それについて。
多分、クロエは他の人のお母さんです。季節的に。
妊娠中(黄昏の賢者)で、春の日と言っています。
そして11文字の伝言は、冬です。
妊娠したと気付くのは妊娠三ヶ月目くらい(らしい)ですから、秋頃に生まれる計算かと。
春の終わりに気付き、冬の初めに生まれたことに出来なくもないですが……。


832 名前:三口ケイ:2008/08/25(月) 00:40:15 ID:Snk64jPX
連投します。
Roman内の人物の繋がりですが、檻の中の花経由で一つ見つけました。(既出だったらどうしよう……)
黄昏の賢者のサヴァン。本名がクリストフとすると、
フルネームは檻の中の花で名乗っている、Christophe Jean-Jacpues Saint-Laurent だと思われます。
そして歓びと哀しみの葡萄酒の主人公ロレーヌ。
彼女のフルネームはLoraine de Saint-Laurent。
ローランだけならいたるところに出没していますが、この二人はサン・ローラン。
割と近い血縁なのでは? と、思っています。


833 名前:名も無きローラン:2008/08/25(月) 19:33:31 ID:8X68VaCH

色々調べながら考えた事を書き込ませて頂きます。
まず、黄昏の賢者のクロエなのですが、クロエという名前はギリシャ神話の豊穣の女神デメテルの別名なんだそうです。
それで、此処からかなり妄想入ります。
もし、クロエと天使の彫像のオーギュストの娘が緋色の風車の女の子で。
その女の子が赤髪ローランに殺されたのではなくさらわれただけだとするなら。
ギリシャ神話でデメテルの娘のペルセポネがハデスにさらわれた物語と似通ってきます。
神話では、ペルセポネとハデスが結婚した事で作物の実らない冬が生まれたとなっているので。
赤髪ローランと風車の女の子が結婚して生まれた鳶色の瞳の少年がイヴェールだとも考える事が出来ます。
腕でローランサンを殺しに行った鳶色の瞳の少年が、そのままローランサンを殺さずに行動共にしていたら、宝石で二人で盗賊やっててもおかしくないと思うんですがどうでしょう。


あと、これは完全に蛇足なんですが。
コレー(ペルセポネの別名)とデメテルとペルセポネを一人の女神と考える説もあるらしく。
その場合はコレーが処女、デメテルが母、ペルセポネが老人なんだそうです。
これ、屋根裏で少女だったミシェルがたった16年で老婆になってしまった事と何か関係無いでしょうか…。
ペルセポネの地上での仕事が不思議な絵の具で春に色を染める事だったらしいので、無理矢理ミシェルと繋げて考えてみました。

834 名前:名も無きローラン:2008/09/04(木) 23:07:46 ID:87Kh0wiB
初心者です…流れをぶった切りますが、ぶちまけさせてください;

皆さんの熱意に触発され、私も手さぐりに伝言の真意を探してみました。
そして一つの可能性にぶち当たりました…

「朝と夜の物語」のラスト付近に、賢者役の宰相様のナレーションがあります。
台詞の中でも私は「『伝言』の真意を『地平線』は識る」に注目しました。
『』で括られた単語は12。曲数より1つ多いのです。
だから私は『地平線』が何らかのヒントだろうと推察します。
そして台詞を含めて「水平線」が含まれる歌詞の歌を調べたところ、
@[し]朝と夜の物語
2[あ]焔
3[わ]見えざる腕
4[せ]呪われし宝石
D[に]星屑の革紐
6[お]緋色の風車
7[な]天使の彫像
8[り]美しきもの
H[な]歓びと哀しみの葡萄酒
I[さ]黄昏の賢者
J[い]11文字の伝言
番号に○がついている5曲のみで、意外と少ないなと思いました。
さらに○がついた番号を上から読んでみると「しになさい」
 『伝言』の真意は「しになさい」?

やはり屋根裏ロマンが正しいのでしょうか…
もしや嘘をついてるのも、この5曲の中の方?
ママンが嘘ついてるなんて…悲しいな・・・

そう思うと、やりきれない思いがあふれそうで、書きなぐってスミマセン;
さらに、乱文な上に長文を失礼しました。

835 名前:名も無きローラン:2008/09/22(月) 21:44:50 ID:E+z5vdMj
>>834

地平線は、CD自体のことでは?

836 名前:名も無きローラン:2008/09/23(火) 00:36:09 ID:uQSHFg5w
>>834

以前「一度死なないと生まれられない〜」というような話がこの掲示板で書かれていた気がするのでそこから。
自分が「生まれてくるに至る物語」を探し続けるイヴェールに、生まれたいなら一度「しになさい」と言ってるとか…
それなら死を通して生まれてくることを望むのだから、そんなに悲しくない…かも。

837 名前:洸夜-ロラサン大好き-:2008/09/27(土) 23:02:59 ID:EXnZ+0ro
はじめまして。
生の姫君・オルタンス(オルタンシア?)
紫陽花姫・・・紫陽花は青(セイ)ですが、
紫陽花は青から紫(シ)に色が変わることもあります
生⇒死かなぁ・・・と。
双子が嘘をついてたらショックですが、イヴェが生まれてしまったら
朝夜の歌詞のように「僕たちはもう会えなく」なってしまうから、
生まれないように阻めているのかと思ったりします

838 名前:名も無きローラン:2008/10/05(日) 15:36:08 ID:uBNnwASk
はじめましてです。
伝言の並べ替えが始めのほうからあったので、何かないかとやっていると、こんなのを発見しました。

わなにあせりしなさい

これだけでは少しわかりにくいんですが、「罠に焦り死なさい」とすると…


あと気になったのですが、焔の若本さんの語りで「歴史が書をつくのか、書が歴史をつくるのか」っていう件がありますよね
これが、Chronicle 2nd のキミは生まれてくる世界と通ずるものがあると思うんです。
この曲のはじめに「黒い背表紙に」と、本のことを表す台詞や「語り継がれていく終わりのない物語」とあります。ちなみに最後に朝と夜の物語と同じような時計?の音がしています。
他にも全体的にRomanと関係ありそうな言葉が多い曲だと思います。

839 名前:名も無きローラン:2008/10/22(水) 02:38:29 ID:cR4ys/c7
はじめましてです。
考察ではなく思い付きがあったので報告しておきます。
既出だったら申し訳ないのですが、歌詞のなかで不自然にスペースが入っているところがありますよね?
手元に歌詞カードがないので、正確にはあっているかどうかわからないのですが、

朝と夜の物語      →《宝石》
焔              →朝と夜
見えざる腕        →悪夢 風車
呪われし宝石      →夢 腕
星屑の革紐       →美しき
緋色の風車       →星屑
天使の彫像       →賢者
美しきもの        →天使
喜びと哀しみの葡萄酒 →地平線
黄昏の賢者       →?
11文字の伝言      →?

恐らくこのようになっているかと。(黄昏の賢者と11文字の伝言はわかりませんでした)
これは黄昏の賢者の言葉に対応していますよね。
それぞれの曲の暗号をこの言葉に対応させてみるとまた変わってくると思います。


840 名前:さやぽむ:2008/10/23(木) 14:56:48 ID:eGSilORb
はじめまして、さやぽむです^^
貴重なスペース失礼します><

私は嘘をついているのは双子、と考えています。
どちらとも嘘をついているか、もしくはどちらも。
そう考えています。

双子のどちらも、という考察だと、
屋根裏にて双子はミシェルに対し、「Oui.madame」と言い、ここから考察したのは、双子はスパイだということ。

夜姫が嘘だとすると

夜姫は「僕が生まれてくるに至る物語を探しておくれ」に対し「Oui.monsieur」と答える。
だが冬は夜姫が隣にいる限り、生まれることができないと思います。
夜姫はそれを知っていながら冬の隣にいるならば、嘘をついているのでは?と考えました。

朝姫が嘘だとすると

紫陽花の花言葉は「移り気」 菫の花言葉は「誠実」
紫陽花は「死の香り」と呼ばれていると聞きました。誤情報ならすみません。

そう考えると、朝姫が嘘をついている?

詳しく調べると紫陽花は「ほら吹き」や
菫は「常に真実」

そして菫が咲く季節は、どの命も花開く春?

この説から敢えて結論を出すとすれば、嘘をついているのは朝姫であり、
夜姫は嘘をついていない、ということになります。


ですが
紫陽花は土により青→紫に変わることから、生から死とも考えられました。
人は誕生すれば最後は死んでしまう。そう考えれば青から紫に変わっても当たり前。

だとしても、別の考え方によっては、それも嘘になり得る。
これが正しいのか嘘であるのか、はっきり考察できません。


長文、乱文大変申し訳ございません><
これが私が考えているすべての考察です。

なんかごめんなさい。
ここで失礼します><



841 名前:ななし:2008/10/27(月) 13:09:19 ID:LkGFXxpJ

横からすみません

ただの思いつきですが


私はオルタンスが嘘を吐いていると思います

大方、皆様と同じ理由です。


それとあと1つ
『ララララ〜』とヴィオレットが歌ってるとこがありますよね?


双子は冬の為に物語を探してます。
ですが仮にミシェルも探していたらどうでしょうか?
直接的ではなく間接的に

例えばオルタンスを通して…?


すると

オルタンスとミシェル

ヴィオレット


になります


つまりヴィオレットは仲間外れになります。←

だから我等にはなりません




と突発的ですいません

842 名前:ななしし:2008/10/29(水) 23:00:11 ID:z2yw0I0j
既出でしたらすみません。
フランス人で、ロマン・ロラン という方がいます。
図書室で見かけ、パラ見しただけなのでどういう人かってのはよくわかりませんが、
その人の小説で
「ジャン・クリストフ」
というものがあるようです。
小説の主人公の名前なのですが、
そのジャン・クリストフの祖父が ジャン・ミシェル
また オリヴィエ という名前の方も出てきます。
詳しく読んでないのでよく分かんないんですが一応カキコしときますノ

843 名前:スズ:2008/11/19(水) 00:38:27 ID:CdYaEHMI
初めましてサンホラは昔からちょくちょく聞いていたのですがなぜかRomanだけ
忘れて最近購入し聞き始めた者です、皆様の数々の考察を見て
私も考察してみました宜しくお願いします
私はまず「Roman」の時系列を考えることからスタートして
「黄昏の賢者」で賢者さんが意味深げな言葉を言っていたので
コレです↓

『風車』が廻り続ける度に 『美しき』幻想が静かに紡がれ
『焔』の揺らめきの外に 『腕』を伸ばす愚かな猛者達は
『宝石』をより多く掴もうと 『朝と夜』の狭間を彷徨い続ける
『星屑』の砂の煌めきにも 『葡萄酒』は仄甘い陶酔(ゆめ)を魅せ
『賢者』が忌避する檻の中から 『伝言』の真意を彼等に問うだろう
『天使』が別れを告げし時 『地平線』は第五の物語を識る

これをそのまま時系列にすると

1 緋色の風車
2 美しきもの
3 焔
4 見えざる腕
5 呪われし宝石
6 朝と夜の物語
7 星屑の革紐
8 歓びと哀しみの葡萄酒
9 黄昏の賢者
10 11文字の伝言
11 天使の彫像

こうなるので賢者さんの言う通りこの順序で考察してみました

全曲の考察を書くと恐ろしく長くなるので冬の天秤イヴェールに深くかかわる
重要な曲「焔」「呪われし宝石」「朝と夜の物語」「黄昏の賢者」「11文字の伝言」
「天使の彫像」のみ考察したものを書きます


844 名前:スズ:2008/11/19(水) 00:40:26 ID:CdYaEHMI
↑上の続き

まず5番目「呪われし宝石」が来ているのですがこれは盗賊が宝石を盗む話の部分で
ミシェル誕生の話(イヴェールに呪いがかかる)は「緋色の風車」の前だと
考えます、そして「焔」に出てくる「生まれぬ君」はイヴェール
そしてその母親はノエルか彼女の血縁者ではないでしょうか?
おそらく一緒に入れた双子の人形は「呪われし宝石」に出てきた人形
でこの人形は兄のイヴェールが作ったものではないでしょうか?
ノエルは「人形師の娘」なので兄のイヴェールも当然「人形師の息子」
ですから人形が作れても全く不思議はないですし「朝と夜」で朝子と夜子
がイヴェールを「ご主人様」と言うのも生み出した相手になら納得かと
そして「呪われし宝石」に出てくる盗賊イヴェールは冬の天秤の人とは別人
という解釈をしました(てかそうしないとどうしても矛盾してきてしまう;)

「焔」という曲は不毛な存在であるイヴェールを表した曲と同時に今まで
ただ呪いに翻弄されるだけだったイヴェールが双子の人形を手に入れた事により
この呪いから逃れるすべを見出せた曲かと(動けない自分の変わりにロマンを探してくれる
者を得た)

そして「呪われし宝石」の最後はミシェルが再び世に解き放たれたあと
すぐに「朝と夜」に入りイヴェールが朝子と夜子を送り出します
これはそれまでのミシェルはというと宝石という形は現実の世界で厳重に保管されていた
のだと思いますがミシェル自身(呪いの力)はずっとイヴェールにかかっていてそれが

世に解き放たれた=現実の世界にミシェルが出ていった=イヴェール自身からは一時的に離れた
と解釈しました
ミシェルが世にでることによりイヴェは呪いの呪縛がら解放される
(ちゃんと生を受け生まれてくる)チャンスです



845 名前:スズ:2008/11/19(水) 00:41:47 ID:CdYaEHMI
そしてそのイヴェの呪いを解き放てる重要人物が「黄昏の賢者」の「クロエ」でありクロエの
お腹に宿っている子が「イヴェール」おそらくクロエはなんらかの原因で
(母体がお産で危険にさらされる原因など沢山あるので具体的にはわかりませんが)
医者から「今お腹に宿ってる子を産むのなら貴方の命は保障できない」
というような事を言われ「自分の命をとるか」「子供の命をとるか」で悩んでいてそして胡散臭い賢者
に会い生む決意をする

そして「11文字の伝言」で無事イヴェールは生まれるがやはりクロエは亡くなる
その後「天使の彫像」になるのですが…オーギュストの妻がクロエだったのなら結構筋が通るかと
これでハッピーエンド

しかし「屋根裏ロマン」に行き着いてしまうアナザーエンドもあるわけでそれを決定ずけるのが
「嘘をついている者」の存在
私は「黄昏の賢者」がハッピーエンドにいくか「屋根裏ロマン」に行くかの分岐点だと考えました
そして「嘘をついている者」は「クロエ」ではないか…と
正確に言えば「嘘つきになる可能性のある人物」ですが
クロエは「黄昏の賢者」の後お腹の子供(イヴェール)を生む決意しますそれは「あなたを生む」と
約束をしたという事です(実際お腹を撫でながらそうお腹の中の子に語りかけたりしたのではないでしょうか)
しかしやはり途中で考えを変えた、または無理やり降ろされたその他色々思い余って自殺…
などして結果「生めなくなった」=「子供(イヴェール)に嘘をついた」

生まれてこれなければ呪いをとくことは出来ません、故にまだ彼はミシェルの檻の中…
しかし賢者が「何度でも巡り直せばいい」と言っていたので今回は無理だったが
双子の人形が傍にいるかぎりまた生まれてこれるチャンスはいくらでもあるというそれなりに希望も
あるエンドなのかと


以上長い&落ち度が多々ある考察でしたが最後まで読んでいただきありがとうございます

846 名前:みゃっふる:2008/11/28(金) 22:46:41 ID:a7rcofG0
こんにちは。あえてレスを見ず(=空気を読まず)自分なりの考察を述べてみます。
チキンですみませんが流されそうで怖いのでww
既出・今更な見解だったらスルーしてください;;

まずはLaurencinの人生についてなのですが・・・、
まずは大まかに

天使の彫像 生まれる

緋色の風車 大切な者を連れ逃げるが赤Laurantに捕まる
↓Roman外れます
緋色の花 Laurencinの妄想?

少年は剣を・・・ 欲した→復讐決意?
↓Roman戻ります
(呪われし宝石) ツッコミどころは多いものの、少なからずLaurencinの人生の中間地点(青年時代?)だろうという予想。

見えざる腕 復讐達成

と、ここまで書くと90%既出っぽそうでちょっと怖いんですがRomanだけで曲順を見てみると
6→5→(4)→3 となっています。
そう考えると、Laurencinの人生が遡ってませんか?
寧ろだから「廻る廻る 緋色の風車」なのかもしれませんが・・・。
ここらへんに「だからどう」っていう確証は持てないのですが、何かしらの伏線がありそうな予感です。

次に、HiverとLaurencin兄弟説を推します。
あ、ちなみにAugusteがLaurencin父親という前提で考えていきますノ
何よりも基本的な生死が

Laurencin→母親死亡 子生存
Hiver→母親生存 子死亡

ですよね。
それでこの母親がChloeで共通していたとしたら、
Hiverが産まれる前に死んでしまって、次にLaurencinを産もうとしたら自分が死ぬという事態に → Savantに出会う
ていう単純な公式が出来上がります。
Hiverが双子に託し、Romanを巡る時にLaurencinの人生を一通り通ったのはHiverの血族ということを示していたのでは・・・??

ところで一番謎が多いと思われる「呪われし宝石」ですが、Noel=宝石=母親 という見解はどうでしょう?
これも説明すると長いのですが、友人の話によればChloe=お嬢さんっていう意味らしいです。
Christopheっていうのは賢者の本名で、檻(牢屋・精神病院という見解)に戻るよう看守みたいのが迎えに来たとかなんとか。
とすると、
Chloeの名=Noelで妹っていうのは、屋根裏ロマンの「少女」を表し、宝石というのは「檻の中の彼女」を表している、というのはどうでしょう。
つまり、少女と檻の中の彼女は同一人物?というのが私の見解です。

長くなってしまいましたが、これが私の見解です。
既出などありましたらすみませんでした。

847 名前:不思議生命体:2008/12/15(月) 22:08:00 ID:izf86a6K
えーっと…
屋根裏のセリフで3つ目のボーナストラックに関する様なヒントありますよね?
それについて自分なりに考えてみました。

Revoさんが「嘘を吐いているのが誰か?」と言っているところを
私は「嘘を吐いているのは誰と誰か?」と聞き取りました。

ヒントらしきものは
「《廻る風車》《煌めく宝石》《巡る焔》双子の人形 灯される第5の地平」
と解釈して、「双子の人形(によって)」みたいな感じにして考えると
伝言の歌詞のページでは<双子の人形>が地平線灯していますよね?
そんな風に、人形が《風車》《宝石》《焔》を灯しているページの数字で表されている文字を
順番に並べると…『にわし(庭師)』となります。

しかし、私の解釈でいくと、もう一人追加して11文字にしなければなりません。
他に『嘘をついている人』を示す様な言葉はありませんし…。。
それに…どこかの曲に庭師なんて出てきましたっけ…??(笑)

たまたま『庭師』になっただけかも知れませんが…
このスレ見てたら自分の意見を書きたくなりました。。。




848 名前:名も無きローラン:2009/02/02(月) 23:33:21 ID:lXeVFATX
ぶった切りスマソ

双子人形の色って簡単に言うと紫と青じゃん
読み方を見ると
紫→むらさき、し→死
青→あお、せい→生
考えすぎ?

849 名前:りおん:2009/02/03(火) 06:55:35 ID:DkayOs7p
いや、そりゃそうですよ。
前提じゃ・・・

850 名前:にょろん:2009/02/03(火) 20:51:42 ID:DCWfi9uy
あの〜…CD見てたら気付いたんですけど
月のマーク(?)の真ん中に描かれている焔のような模様って
…横にしてみると鳥に見えませんか!?
気付いてしまうと鳥にしか見えないんですけど、この鳥って…
ハクア(←漢字が思い出せない)…だったり…………しません…かね?
何故ここに描く必要があったのかは知りませんが…。


あと一つ、ある電子辞書で『風車』と引いてみたら
青紫の花を咲かせる植物がありましたよ。
あと、冬を越せる植物らしいです。
青と紫ってよく使われているので、関係あるかも!?と思い(多分関係ないだろうけど…)
書き込んでしまいました。

失礼しました〜。




851 名前:名も無きローラン:2009/02/23(月) 22:54:41 ID:hL41dk7W
↑矢車菊の事ですかね、それ。

852 名前:名も無きローラン:2009/03/06(金) 18:50:44 ID:4FJXsUAH
もうでたかもしんないけど
『太陽』の『風車』=青の頬の模様
『月』の『揺り籠』=紫の頬の模様
<<850の鳥、自分は赤子に見えた………

853 名前:名も無きローラン:2009/03/10(火) 06:22:27 ID:KAKQSuxB
空耳かもなんですが…
Anotherの冒頭で「嘘を吐いているのは誰か?」
のエコーの中に「ヒトリ」というような呟きが聞こえるんですが。
どうでしょう?

854 名前:ウィズ:2009/03/17(火) 06:34:06 ID:sUXUE606
はじめまして。ちょっと自分なりに考察したんですが、にわかなので話にならないかも。

始まりは「呪われし宝石」で、石に宿った意志ミシェルとイヴェールのつながりができ、
ミシェルはそれによって生きていくためにイヴェールの精気?を必要としていた。なので手元にあった双子の人形を手駒として動かし、
自分の元へ誘わせる。賢者サヴァンはミシェル側、なのかな? 「偽りの伝言」で結局産まれても辿り着くのはミシェルの元だし。

でもイヴェールの母からの「真実の伝言」を受け取ったオルタンスは、彼が生まれ、ミシェルによる死ではなく未来に向かって歩むために伝言を伝えた。
その結果が檻の中の花で見つかった13人のイヴェール+精気を吸えず干からびたミシェルの死体。それとアナザージャケット。
「壊れた人形」はミシェルの死によって消えた双子を、「骸の男」は輪廻から解放されたイヴェールの抜け殻を表しているんじゃないかな、と。

……すごいこじつけ、設定無視のオンパレードだと思います。
すいません。

855 名前:名も無きローラン:2009/03/26(木) 03:37:16 ID:bEQM/OLB
勝手な考察ですが、「伝言」と「焔」を平行させて考えてみました。
「賢者」では確かはっきり産むとは言ってなかった気がするんで、
クロエが子を産んだ場合、「伝言」から「天使の彫像」→「緋色の風車」から
一連の復讐劇→「呪われし宝石」の盗賊部分。
産まなかった場合、「焔」から「屋根裏ロマン」、「朝夜」でまた巡ろうとする
・・・みたいな筋を考えてたんですけど、絶対どこかに致命的な欠陥があると思います。
ちなみに、「美しきもの」はクロエの子供時代(時系列でつじつま合わせただけです。)、
「葡萄酒」は「宝石」がらみで、サヴァン=使用人説支持です。
この考察してから別筋が浮かばないので、矛盾・ミスを指摘していただけるとありがたいです・・・。
ぐだぐだですいません。

856 名前:もっきゅん:2009/04/29(水) 21:40:39 ID:o4wahUHS
初めまして、サンホラを聞き始めたばかりですが、
Hiverの人生について考察してみたいとおもいます(矛盾点がたくさんありますが……

ミシェルが死後、どこかに埋葬される。それが偶然鉱山の近くで
宝石に魂を宿した?

呪われし宝石 ミシェル(宝石)を偶然発掘し、鉱山の管理者に殺される
その時宝石と化していたミシェルがHiverの魂を乗っ取る(支配する?)

ミシェル人間として生まれ、色々と満喫。

焔で人形が一緒に埋められ、人形の支配権を手にする

11文字の伝言でクロエがHiverの代わりになり、Hiverがやっと人生満喫
(ここでトゥルーエンド?)
だが、ミシェルは男として生まれたかったので(いまいちよく分かりませんが)
クロエよりHiverの魂を欲した?

人生満喫しHiver死亡。この時人形が一緒に埋められる。
(運良く人形が埋められなかったらトゥルーに
 運悪く人形が埋められたら多分バッドに)

人形はミシェルの支配下なのでミシェルの思いを実現させようと
(屋根裏Romanに辿り着かせようと)して、Hiverが屋根裏に辿り着く様にする

色々あってHiverが屋根裏Romanに辿り着く。

魂の支配権が再びミシェルに取られる。(バッドエンド)
……長ったらしくて、分かりにくくてすいません

857 名前:名も無きローラン:2009/04/30(木) 02:13:34 ID:dSLFUPnJ
>>853
聞こえる気がします

858 名前:Moira:2009/05/07(木) 18:47:04 ID:5m9smB83
皆さん、朝と夜の物語のDVDの目次にご注目←太陽のマークは長い間同じ方向に回っています。夜は子供が落ちない程度に、揺れています。これは太陽の風車と月の揺り籠なのだと思います。


859 名前:名も無きローラン:2009/05/09(土) 20:14:00 ID:50YOnhTg
既出だったらごめんなさい

俺は友人にオルタンシアが嘘をついてるって聞いてから
まだじっくりそれを前提にして曲を聞き返してないんですけど、
最後にオルタンシア(田村さん)が
「そこにロマンは〜」を言う曲でも死者は出ているので
青のオルタンシアとしてその曲担当ってどうなのかなと話していました。

最後に言うセリフが青だろうと紫だろうとまったく関係なかったらすみません。

860 名前:moira:2009/05/14(木) 17:01:57 ID:jlAhYONc
私は、嘘をついているのはヴィオレットだと思います。
双子が「そこにロマンは〜」をいっているのはオルタンシアの方が、
多いんです。それは、<生>が多いということ。<生>が多いと、
イヴェールは、生まれてしまいます。生まれてくる=ミシェルが望んで
いること。ミシェルの願いをかなえるために、ヴィオレットはオルタンシアに
言わせるために、言わなかった…とか


861 名前:名も無きローラン:2009/05/14(木) 18:44:57 ID:XPdvFRtU
初めまして、なカキコです。
前書きが長くなるのもなんなのでとりあえず。朝夜の「嘘をついているのは誰か?」の台詞について、です。

双子も気になることは気になるんですが、私も賢者なのではないかと思います。
伝言の1つの考えとして「しあわせにおなりなさい」がありますけど、朝夜か賢者のほうに、
「賢者が忌避する伝言の真意」ってありましたよね。
それなのに黄昏の賢者では、クロエの話し相手として、生きることを勧めている。
もし、「しあわせに〜」なのだとしたら、どうしてそれを賢者が忌避するのだろう?と思うのです。
まあ「おりあわせしになさいな」だとしたら、「忌避する〜」も当て嵌まるかも知れませんが…;

862 名前:Grenat:2009/05/21(木) 21:33:28 ID:tnlwgh7e
こちらにははじめまして、です。

直感的、そしてだいぶ捏造しまくってますが、私自身の意見をば。

私は嘘を吐いているのは呪われし宝石のイヴェールの妹「ノエル」と思います。
そして、=焔の母親だと思います。

ノエルの「嘘」は、「嫁げぬこと」。
ノエルは兄イヴェールの帰りを待たずに、いつしか出会った男性に嫁ぎます。
自分の作った双子の人形を持って。

【独りで寂しくないように双児の人形を傍らに】

焔で歌われたこの一節で、ふとそう思いました。

妄想失礼しました。

863 名前:きさらぎ:2009/05/24(日) 00:44:43 ID:e+8O9D0V
はじめましてです。
横からいきなり入るにはちょっと遅かった気もしますが(汗)

歌詞や嘘をついている人についての考察はだいぶ進んでるみたいなんで
この間聞いたときに浮かんだ疑問だけ書いていきたいとおもいます。


焔、美しきもの、歓びと哀しみの葡萄酒は鐘の音、
その三曲と黄昏の賢者はカラスの鳴き声が入る。

あと、見えざる腕と11文字の伝言は曲の頭に虫の鳴き声(=夜?)、
焔の最後にも虫の声(これは見えざる腕に繋ぐためかも知れませんが)が入ります。
歌の中の演出としてみるなら美しきもののなかでは虫(=夜)と鳥(=朝)の声も入ります。


それと、朝と夜の物語の間奏(?)が 風車の音(らしき音)で4つに区切られます。
その中で使われている楽器が4種類、
各曲の間奏(歌も台詞もない部分)では大体その中のひとつが使われてます。


えっと、たぶん意味なんてなくてほとんど演出なんだと思うんですけど
どうしても気になったので。

横槍ごめんなさい。

864 名前:momo:2009/06/26(金) 15:36:44 ID:NMJh1VZX
初です。
流れに逆らってぜんぜん違う話をします。
「朝と夜の物語」の最後、さまざまなせりふが飛び交う中で、夜子の声が「嘘をついているのは私」といいます。
それだけでなく、「我らはさまよえる」のところで、夜子は「LALALALA・・さまよえる」と言葉を濁していることがわかります。
この音から、私は長らく夜子のついている嘘は何か、という点で考察をしてきました。
 いま、気づいたことを書きます。
仏語歌詞の前のナレーションのせりふは、定型詩で2連になっています。それぞれの最後の詩に注目してください。
さまよえる光のロマン、そして、時を騙る闇のロマン、です。
ここで、「我らはさまよえる」で、朝子だけが歌っているという話と辻褄が合います。
それに、時を”騙る”です。これで、夜このついている嘘の内容が具体的になってきました。
”時”というのはまだわかかっていませんが、おそらく時系列がどれかずれている・・・・とかではないかと。
そう考えると、ロマンのなかでは不自然にクロセカとリンクしていた「見えざる腕」辺りが怪しいかと。
「見えざる腕」のさいごの「其処にロマンはあるのかしら」がよる子であったかは、今気づいたばかりなので未確認ですが、さいど聞きなおそうと思います。
それと、ミシェルについて。
私の考えは
殺戮の女王、檻の中の花、エルの天秤、葡萄酒はとりあえずつながっているのではないかと考えています。
殺戮の女王とマールブランシェを結びつけたのは殺戮の女王が「レーヌミシェル」と呼ばれていることには根拠はありませんが。
それと、少し強引かもしれませんが、「幸せにおなりなさい」をうまく並び替えると、「しなせないわさあおりに(死なせないわさぁ檻に)」
となります。死なせない、はイヴェールが幾度も生を繰り返していることと辻褄が合いませんか?
そう考えると、死ぬことでまた生を迎えるイヴェールが「生まれてくる前に死んでゆく僕のロマン」と歌っていることも納得がいきます。
ここに書いてるうちに自分でも整理がついてきました^^
ここまで考えてわからなくなったのは、イヴェール・ローランでないのローラン、ローランサンのかんけいです。
これについては、また今後も考察を重ねていこうと考えています。
みなさんも、ご協力お願いいたします。

865 名前:H.M.:2009/07/04(土) 17:08:15 ID:IinP+L79
はじめまして。
同案出てたらごめんなさい。

『黄昏の賢者』で、
すみません、省略しますが―

『風車』が… 『美しき』幻想が…
『焔』の…  『腕』を…
『宝石』を… 『朝と夜』の…
『星屑』の… 『葡萄酒』は…
『賢者』が… 『伝言』の…
『天使』が… 『地平線』は第五の物語を織る

―とあります。
数字で書かれている歌詞をこれに当てはめると、
『おりあわせしになさいな』。

私は、『折り合わせ死になさいな』
だと とらえたのですが。

どうでしょう…?
 

866 名前:屋根裏の少女:2009/07/05(日) 21:00:27 ID:wmeXlXT2

はじめまして
私は朝と夜の物語の
ヴィオレットの『LALALALA…さまよえる…』
と言葉を濁している
という考察を見て、
何故言葉を濁すのだろう?と考察してきました。

私が考えたのは、
朝子→太陽の風車
夜子→月の揺り篭
で、
歌詞の続きは
『追憶に揺れる《風車》』

→夜子は風車(太陽)ではない。だから言葉を濁しているのでは?
それだと、朝子の『我等』とは誰なのでしょうか?


867 名前:名も無きローラン:2009/07/15(水) 22:23:46 ID:b4nC8hBB
嘘つきについて、ちょっと考えていたのですが
イヴェールの母親=焔の母親だった場合、この母親が嘘つきではないかと考えていました

「否定接続詞で綴じた紙」をずっと「ネで綴じた紙」だと思っていたので、
ネで綴じた→音で綴じた→「うつくしきもの」として
生まれることができなかったイヴェールのために、
歴史の中に「うつくしきもの」の物語を混ぜたんじゃないかと思っていました。
物語は歴史と比べると「嘘」の部類になりますよね?
もし、「嘘」=悪いことなら、
物語に閉じ込められたことでイヴェールが生と死をめぐれなくなったとか…

でも否定接続詞=ネじゃないということに気がついた最近
…結構考えてたのにー

やっぱり一番簡単に考えたらオルタンスなんですかね?
青から紫に変わるとか…ミシェルの赤+オルタンスの青=紫ですしね
ただ、これだけだと簡単すぎる気もちょっとばかしするんだすよねぇ…

868 名前:名無し:2009/07/20(月) 21:44:31 ID:L0fx5LYr
あのー…
ボーナストラックの暗号についてなんですけど
truemassageの暗号だと「ありがとうアナタの〜」で、
yaneuraromanだと「さようなら〜」
となるのは何故ですか?

869 名前::2009/07/21(火) 15:10:48 ID:MLPZByZz
話をおる上、既出かもしれません…
朝と夜で「僕の代わりに廻っておくれ〜物語はあるのだろうか?」のところですが。
この「僕が生まれてくるに至る物語」というのは

1.そのままの意味でこの世界に生まれてくるに至る物語
2.赤子が胎内で死んでしまってイヴェールになる(=イヴェールが生まれてくる)
  に至る物語

の2つの意味でとれるように思います。
皆さんはどう思われますか?


870 名前:名も無きローラン:2009/07/21(火) 21:02:30 ID:5uW3tpBz
黄昏の賢者にある
「朝と夜との地平線→それは弐だ
時の王が眠る墓所→それは参だ
煌く永遠の星屑→それは伍だ」
について考えていて気づいたことがあります。
2・3・5の数を朝と夜の物語で紡がれる少し順の狂った伝言(「腕←→宝石」「星屑←→風車」)に当てはめると、
焔・宝石・風車の組み合わせになります。
何処かで見たなと思ったら、yaneuraの
「廻る風車・煌めく宝石・巡る焔」でした。
だから何だってことは考えていませんが、意味がありそうな…

多分、今までには出ていない…と…

871 名前:nadie:2009/07/31(金) 14:58:34 ID:UDo9jP0j
横槍失礼します。

私は、嘘を吐いているのはオルタンスだと考えています。
オルタンス=生の姫君 ヴィオレット=死の姫君ですが、
それなら何故イヴェールは「生まれてくる前に死んでゆく」のでしょう?
オルタンスがいるのに生まれていない、というのはどうなのかなあと思うのですが。
生まれて来るに至る物語を探しても見つからないのは、
オルタンスの所為なのでは・・?
生(せい)の姫君=逝(せい)の姫君 みたいな。無理・・・ありますね(汗

理由とか考えてみたり。
「生まれておいでなさい...Hiver...」からHiver=転生したミシェルと仮定します。
というか儀式で失敗して生まれても死んでもいない存在になってしまったと。
転生したミシェルが生まれて来るなんてことがあれば、現実世界の理が崩れるような
大変なことになりそうです。(あくまで想像ですが)
だからそれをさせない為に、オルタンスは敢えて嘘を吐いた・・・みたいな

あと私は「嘘を吐いているのは私」どうしても聞こえない派です。

既出だったらすみません。

872 名前:EO:2009/07/31(金) 20:06:23 ID:Wg0Uq2Ve
始めまして、こんばんは。

私も嘘を吐いてるのはオルタンスかな、と思います。
理由は、まず「紫陽花は紫(死)に変わる事がある」と聞いた事と、
Hiver=冬だとしたら冬は夜が長い(夜=死んで逝く夜)という事と、
「僕が生まれて来るに至る物語はあるのだろうか?」だと
イヴェールの死ぬに至る物語はある、とも考えられる。
そしたらオルタンスの存在はどうなんだろう?と。
あとは他の方と同意見です。

あと想像ですが、ミシェルの「檻」が「人生」だとしたら
871のnadie様と同じく、Hiver=転生したミシェル、として仮定すると
Hiverは生まれても死んでもいない、檻から出る事ができた(?)
でもHiverのいる所は行き止まり(仮説で)。
転生したミシェル(Hiver)が生まれてくる事があれば
現実世界の理が崩れる。=生と死の檻  またしてもミシェルは
檻の中・・・  とか。無理がありそうですけど^^;;

既出すみません。

873 名前::2009/08/16(日) 13:32:33 ID:JaUM271Z
>>868
それは「ありがとう あなたの〜」の方では
曲の方で赤子が生まれてくるから生まれてきてくれてありがとう、
これからを生きる君が幸福になれますように、で、
「さようなら 今度の〜」の方では
曲の方でHiverが死んでいるからさようなら、ではないでしょうか

…ということは生まれてきたHiverは幸福ではなかったようですね

874 名前:通りすがりのローラン:2009/08/16(日) 22:18:21 ID:B2XeuzSB
嘘をついているのは誰かを考えている時にAnother Romanの絵を見てふと思ったことをかきます、
SH初心者が思ったことなので、皆様にとってはあたりまえの事かもしれませんが、温かい目でお願いします。


Another Romanのオルタンシアですが、『生の姫君』であるのに壊れている(死んでいる)絵になっていますが・・・
『死の姫君』であるヴィオレットが壊れる(死ぬ)のならわかりますがオルタンシアが壊れる(死ぬ)のがふと不思議に思いました。

だからオルタンシアが嘘をついていると僕はおもいます。
通りすがりの意見を少しでも見ていただけたら光栄です。



875 名前:EO:2009/09/12(土) 10:33:29 ID:JcnGb5qw
またまたすみません。

やっぱり嘘をついてるのはオルタンシアですかね・・・。
オルタンシア=紫陽花姫=青=生の姫君
アジサイを漢字変換すると「紫陽花」。
太陽の「陽」の文字もあるけど「紫」の文字もある。
青、生。この文字はどちらも「せい」と読みますね。
けれど・・・「逝」も「せい」と読めるのですよね。
漢字変換してるときに驚きました。

ヴィオレットもオルタンシアも・・・死の双子なのですかね。
イヴェールの冬も漢字変換すると色々でてきます。
「灯(ともしびの意)」「蕩(揺れ動く、酒色に溺れる、やすらかな様の意)」

オルタンシアの吐いた嘘は「生の姫」と偽った事でしょうか?
何が嘘だったのでしょう・・・?

876 名前::2009/09/12(土) 19:39:13 ID:4NMsXBNw
>>874
これは、私個人の思ったことで、その上既出かもしれませんが・・・

Another Romanでは双子の両方が壊れて(死んで)います。
そこで私は
両方とも壊れて(死んで)いる世界=生と死の両方を持ち合わせていない世界、と
考えました。
(詰まる所死後の世界みたいなものでしょうか。
 生きている人は生と死の両方持っているけれど死んでいる人はどちらも持ってないので)
後ろの人影は、RomanCDの中で死んでしまった人達、みたいな…
(人数が合うかどうかわかりませんが……)
ので、これだけでオルタンシアが嘘つき、というわけではないと思います。

ヴィオレットは「死の姫君」ですが菫の咲く季節は「春」です。
冬が「死」を連想させる季節なら、
「春」や「夏」は「生」を連想させる季節だと私は思います。
ヴィオレットもそこが少し怪しいかな、とも。

私もまだまだSH初心者なので、いろいろとわからない事ばっかりです。
少しでも何かの参考になれたなら。

877 名前:みん:2009/09/18(金) 14:50:58 ID:qAsfjVoh
先日聞いたのですが、
とても青い紫陽花の下には、死体があるそうです。
都市伝説か何かかもしれませんが、そう考えると
死(紫)から青(生)は繋がることになりますよね。

まだまだ入りたてなので、このくらいしか分かりません……

878 名前:A.Rosea:2009/09/29(火) 13:29:57 ID:MkH85ksC
はじめまして。突然失礼します。
質問を一つと、嘘つきについて解釈+αを書かせて頂きます。

初歩的な質問になるのですが、
何故、生を象徴する花が紫陽花で、死を象徴するのは菫なのでしょうか?
青と紫が生死の象徴の色なら、この色に当てはまる花は他にもあるのではないか?と考えたところから、
何故死の花である可能性も孕んだ紫陽花の花が、生の象徴として現れたのか疑問に思うようになりました。
生死とそれを象徴するそれぞれの花同士の関係を、ご存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。

 オルタンシアが嘘つきだと考えられる理由は多々ありますが、私的な歌詞の解釈から、双子の人形は両者とも嘘つきではないのでは、と妄想したのを述べておきます。
「朝と夜の物語」の曲の終盤にて、
Hiver「歌い続けよう、君が迷わぬように」
双子「探し続けよう、君が迷わぬように」
と言っています。男と双子の両者のこの似通った言葉の意味を考えてみました。
 3人とも、「君が迷わぬように」と歌っています。これは、「生まれてくるに至る物語に、いつか辿り着けるように」という前向きなメッセージと、「物語を求め地平線を彷徨ううちに、不毛の世界(屋根裏部屋)に迷い込むことが無いように」という祈りにも似た警告が秘められているのでは、と思います。この後者のメッセージを、この歌詞中にて3人が歌っていることから、3人は嘘つきに該当しないと解釈しました。(これだけの理由とデータでは、説得力は無いと思いますが…)
 また、双子自身に絞ると、「君」というのはHiverにも当てはまる気がします。「Hiverが生と死の無い世界(この曲の舞台)に迷い込んだり、ミシェルの支配する屋根裏部屋の世界に至ることが無いように、確かな物語を探し続けます」という。

嘘つきは誰かについて、双子だけでなく他の人物についても焦点を当てて、様々な解釈ができる歌詞や曲の世界を分析してみることも必要かなと思い、空気を読まない意見を投稿させて頂きました。m(_ _)m

すこしずれますが、一つ気になっていることを。
「嘘を吐いているのは誰だ」とHiverが言ったとき、手前で子どもの笑い声がします。この声の主が少女なら、おそらく、「屋根裏の少女」=ミシェルではないかと、特に根拠もなく思っています。アルバムの最初を飾る曲のラストのラストに、意味深げに導入されているSEなので、重要な意味が…と考えましたが、いかがでしょうか。

スレッドが多くて読んでいない意見もあり、重複内容もあるかと思いますが、温かい目で受け入れて下されば幸いです。
長文失礼しました。

879 名前:名も無きローラン:2009/09/30(水) 13:26:33 ID:ThYON+0S
>>878 A.Rosea様
どうも、自分もオルタンは嘘吐きに非ずという考えの持ち主です。
其の上で、自分なりに生の姫君が紫陽花である理由を考えてました。
自分も全て読んでいる訳では無いので、既出だったらスミマセン・・・

要は、生が死を孕むからでは無いかと。
例えば「死」が「生」に変わる事ってのは基本的には無いですよね。
SHの世界にはオルフの黄泉下りとか、アビス的な魔女とラフレンツェとかありますが、普通に生きてる分には「死んだ人間」が「生き還る」事はありません。
因みに此の際、「輪廻転生」は別と考えます。
エト母等は特殊な例としても、基本的に「生まれ変わった者」は「前世の者」では無いと思うからです。
少なくとも完全に「同じ存在」では無いですよね?

「死人」が再び生きる事は(基本的には)無いですが、人間が「死すべき者」である以上、「生まれた者」には必ず死が約束されています。
ライラ等は永遠の生を手にしていますが、彼女はシャイたんとの契約で「人間(死すべき者)」ではなくなっています。
ある意味、人間としての彼女は死んだと考えて良いでしょう。
「人間」即ち「死すべき者」である以上は、「生」の後の「死」は絶対。
イヴェールも「泣きながら僕達はくる」「笑いながら僕達はいく」と、「産声を上げ、そして悔い無く笑って逝ける様な人生」、詰まり「生」と「死」の両方を望んでいた筈です。
だからこそ、「青(生)」の姫君は「紫(死)」を抱いている必要があったのではないでしょうか?
「死」の中に「生」は存在しませんが、「生」は常に「死」を孕む。
其れが、彼女が其の名に「紫」を冠し、同時に生の象徴である太陽の風車の「陽」を持つ理由かなぁ?と。


個人的な場所からのほぼ転載ですが、自分、其処の管理人なので万が一、知ってる方がいらしても気にしないで下さいね。
では、長文&根拠の微妙な駄文、失礼しました。

880 名前:EO:2009/10/07(水) 16:14:08 ID:GRT8OXFR
またまたすみません。A.Rosea様の文を読んでいて私も花の理由を考えました。
紫陽花と菫の意味、生と死との繋がり・・・。
私的に、これは分かれ道なんじゃないかな、と思いました。

紫陽花、菫の姫君(11文字の伝言)ルートと
生と死の姫君(屋根裏)ルート。

紫陽花と菫の姫君は「一人で寂しくない様に」
生と死の姫君は「檻の中に閉じ込めておく為に」。

でも引っかかるのは「嘘」。何が嘘だったのでしょう・・・

あと、本当関係ない話でとても申し訳ないんですが、
Lostの「ゆりかご」、あの曲Romanと繋がっていそうで気になります。

割り込み、根拠無しの文、大変失礼いたしました。

881 名前:asa:2009/10/12(月) 13:41:18 ID:PD9drRbX
嘘はanotherromanという曲が前提なのだと思いますが、その曲に
「嘘をついているのは誰だ」という歌詞があります。
anotherは、もう一つという意味ですので、朝と夜の物語が伝言に繋がり、
another romanは屋根裏に繋がるのではと考えます。
すると、嘘をついているというのは屋根裏の詩ではないでしょうか?


882 名前:名も無きローラン:2009/10/12(月) 18:08:40 ID:jV8RTg+f
>>881
ですがそうすると朝夜の方に「嘘を〜」という台詞が入っている理由がなくなりませんか?
私の読解力がないだけかもですが…

883 名前:no name:2009/10/15(木) 01:05:14 ID:Hh8blGJh
初めまして★
最近聞き始めた若輩者ですが
個人的には生も死も2つで一つなので
嘘をついている方にはならないのでは〜?と思っています。

何も考えないで聞き始めた時は、
単純に最後のセリフで、
別の人が別の人のセリフをしゃべってるのかなぁと思っちゃいました^^;
それで、嘘吐きがいるのかな??なんて。
考えが浅くてすみません↓

884 名前:EO:2009/10/20(火) 17:23:48 ID:XmorcgTK
確かに・・・
そういう嘘吐きもありますね!誰かと誰かがセリフをトレード、って事ですかね。
あと私が最近思ったのは、イヴェールのママン(11文字)が嘘吐き、かなとか・・・
「ごめんなさい」の言葉の意味を考えると、そういうのもありかなぁ、と。
産めた→埋めた とか、 嘘=ユリカゴ(Lost)。

そういえばanotherromanって何で「屋根裏」なんでしょうかね?
屋根裏と檻と物語、関連してる所ってあるのかな?

885 名前:名も無きローラン:2009/10/20(火) 20:17:13 ID:p0zGZ6wB
>>884
屋根裏、檻、物語というキーワードの関連はミシェルだと思います。

886 名前:名も無きローラン:2009/10/24(土) 18:05:45 ID:0VFgaj1f
屋根裏 檻シリーズ 物語の関連はミシェルで間違いないと思います。
13人の少年を生贄にミシェルはイヴェールを産んだ。
ミシェルが干からびた老婆のようになったのは、彼女の血を吸った
石が呪われし宝石になり、そしてその魂が宝石に移ったのではないかと。
檻の中の花で「そして、死後一世紀たった今でも・・・」の節はこのことでは?
と思います。


887 名前:ぐっこ:2010/01/24(日) 11:19:14 ID:I9KNgfo7
書き込みテストです…

注意書きにあるように、

ロボットによるスパムを排除するため、全板でキャップ必須にしました!
書き込みをされる方は、必ずメール欄に #chronica と入力してください。
sageをする場合は、 sage #chronica としてください(sageのあと半角スペース空ける)。

お手数をお掛けしますが、ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたしますm( _ _ )m

888 名前:むきゅイヴェ:2010/07/29(木) 15:47:56 ID:LDMes/4o
嘘つきはやはり賢者だと思います。
賢者の言うとおり産まない方向に行くと、イヴェールは生まれてこれなかったことになり、
物語は屋根裏部屋で終わってしまうと思います。

889 名前:さまよえるローラン:2010/08/28(土) 14:08:29 ID:raNo3n58
はじめまして。新人サンホラーのさまよえるローランといいます。
歌からは分からないのですが、嘘つきは双子の人形だと思います。
ヴィオレットはスミレを表す言葉で、オルタンスは紫陽花を表す言葉だからです。
スミレにはハート型の葉っぱがあり、これは生命を表すと私は考えます。
紫陽花は種子を付けることがなく、これは死を表すと私は考えます。
よって双子は生であるはずのヴィオレットが死になり、
死であるはずのオルタンスが生になって、
結果双子が嘘をついていることになると思います。

890 名前:名も無きローラン:2010/09/07(火) 19:27:21 ID:7Kz9ThTK
バラバラの物語を幻想で繋ぎ合せている










891 名前:ぼたもち:2010/12/21(火) 23:26:02 ID:bFQBEdQM
初めまして。ものすごく新参者です。
>>890さんの一言が自分の中のSH像と重なるので衝動的に書き込みます。
もしスレ違いなら申し訳ない。

全ては屋根裏の少女の幻想という考えです。
屋根裏の少女は白いキャンパスに三色の絵の具でどんな世界にもいけた。
どの地平線であれ,すべては屋根裏の少女が描いた幻想である。
ここから飛躍すると「屋根裏の少女=Revo」の構図。(あえて敬称省)
つまりは主宰の幻想であるという結論。
バラバラの物語を幻想で繋ぎ合せている。

なんていうSH総観論。

892 名前:名も無きローラン:2011/01/09(日) 20:08:04 ID:iM+vbE9C
既出でしたらすみません…
オルタンスは紫陽花ですよね。
生の姫君オルタンスに、紫の字があるのが微妙に気になっています…

893 名前:ぜこ:2011/03/16(水) 04:51:07 ID:FT4q5MB+
はじめまして。

キャスティングについてです。
RIKKIさんがメインの2曲→両方とも母親目線の歌(一方は本人が生き、もう一方は子が生きる)
YUUKIさんがメインの2曲→両方とも姉目線の歌(一方は自分に、もう一方は愛する人に障害がある)
KAORIさんがメインの2曲→主人公が同じ相手に復讐を誓う(一方は自分のため、もう一方は愛する人のための復讐)
JimangさんとREMIさんの曲は、ここまで綺麗にはまる共通点が見つけられませんでした。
まだ考察というほどのものではないですが、ご参考までに。

嘘をついているのが誰なのかが最大の議題のようですが、これも
登場人物単位だけでなく、演奏者、シンガー、ナレーター単位で
考えても面白いかと思います。解りきったことでしたらすみません。


それと、輪廻の砂時計を美しきものと繋げる説が支持されているようですが、
あれこれ考えず素直に聴くと歌詞から星屑の革紐を連想させる部分が多いと個人的に感じました。
前半がエトのお母さん、後半が転生後のプルーの目線です。
お母さん輪廻転生してるし、プルーは「あなたの腕」の中で消えて(死んで)ます。
革紐と美しきものにまたがるのでここに書かせていただきました。

これも直接Romanの考察を進める情報にはなってませんがご参考までに。

894 名前:うさぴ:2011/05/16(月) 20:38:36 ID:r3BrWqKo
十一文字の伝言をいれるページでURLを/roman/→/roman2/にするとまたページが表示される。 
そこでソースを見ると下の方になにか文が書かれてますね。
「<p align="center">流浪の詩 </p>

<p align="center">  </p>

<p align="center">地平には唯零が在った </p>

<p align="center">始めに意味を与えたのは長女 </p>

<p align="center">次に生まれた娘を加え旅は続いた </p>

<p align="center">  </p>

<p align="center">やがて無意味に父母を奪われたが </p>

<p align="center">最後の娘も自らを詠う楽器として弾き </p>

<p align="center">荒野で出逢った老人と駈けることを選んだ </p>

<p align="center">  </p>

<p align="center">その旅路の果てに開かれるのは何番目の扉か? </p>

<br>

P1 答え

3060</div>

</body>

</html>」
とかかれています

895 名前:うさぴ:2011/05/16(月) 21:36:32 ID:r3BrWqKo
連続失礼します。
ソースを開かなくても下にカーソルをやれば文が有りましたね;
すみません;

896 名前:名も無きローラン:2011/09/23(金) 19:00:27 ID:xEO1qox4
初めまして、レス失礼します
『屋根裏物語』で最後にHiverが
「嘘を吐いているのは誰だ――」と言っているみたいなのですが、
私には「嘘を吐いているのは誰と誰だ――」と聞こえるんです…
皆さんはどう聞こえたのかよろしければ教えて下さい

897 名前:名も無きローラン:2011/09/25(日) 04:38:46 ID:cEr2N30v
豚切り失礼
知ってる方も多いとは思いますが一応。
菫は、西洋のどこかの国(国名はわかりませんが)では、死者への手向けの花だそうです。
あと、紫陽花は、育てたことがある人ならわかると思いますが、死にません。
いや、枯れることはもちろんあるんですが、滅多なことでは枯れません。
普通、たいていの植物は茎の途中で切れば、たとえ水に浸けても何日も持ちません。
しかし、紫陽花は違います。切れた茎の先から根を生やし、再び大きな花を咲かせます。
…だからなんだという話ですが、まあ何かの参考になればと。
長文失礼しました。

898 名前:名有り@投稿 ★:2012/01/30(月) 00:33:32 ID:peskG33f
初めまして。ちょっと気になったので書き込ませていただきます。
Romanについては自分も一応「こうじゃないかな?」という解釈はあるのですが、それとは別にひとつ。
「11文字の伝言」及び「truemassage」の後半部分にある「そして……地平線を総べる銀色の光」というフレーズです。
普通に考えれば「朝日」なのですが、「ん?」となりました。サンホラの世界観だと、「銀色」は「死」の暗示なんですよね……「銀色の馬車」はまんまですし、「輪廻の砂時計」は銀色だといわれてますし、「天使の彫像」でも「迫り来る死」の暗示に「銀色の砂時計」が使われてますし。
少なくとも「誕生」、Romanにおいて「朝」が示しているものではないんですよね……。

もう一つ。既出かもしれませんが、「屋根裏ロマン」で言及された「風車」「焔」「宝石」「双子の人形」、これらが「伝言」で対応している文字を抜くと「わになりなさい」となります。Romanのテーマは「輪廻」ではないでしょうか? と思った次第です

899 名前:名有り@投稿 ★:2012/02/01(水) 22:37:20 ID:6kuPMEZt
私の考察です。既出でしたらすみません。

私の仮説は、「嘘をついたのはミシェル」です。
どこかでミシェルとクリストフに関する考察をしていたサイトを見たのですが、そこでは「13人の少年たちを殺害したミシェルがどうなったのかは、観測者であるクリストフがいて初めて分かる。自分のその後を事実として確定するためにミシェルが生み出したのが彼だ」というものでしたが、それを見て「こうじゃないのか?」という考察が一つ浮かびました。

先に行っておくと、他の地平線との繋がりや曲自体の内容はほぼ関係ありません。
賢者は「朝と夜との地平線→それは弐だ」と言っていますが、これは「朝と夜の物語」が時系列で行くと2番目だ、という意味だと考えました。では最初は何か?
「焔」です。あの曲で死んでしまったイヴェールが、双子の人形に「自分が生まれてくるに至る物語」を探させる、それが「朝と夜の物語」です。

送り出された双子の人形は時間も場所も飛び越えて「イヴェール」「ローラン」、いずれかの名を持つ者たちの物語を追いますが、そこにその名を持つ者がいる時点で「生まれてくるに至る物語」ではあり得ない。繋がるとしても確定できない。
行き着いた先で、恐らくそれだと思われたのが「truemassage」。しかし、あの曲にはその子供の名や、その後のことが語られていません。「観測者」がいない以上、事実は決定されません。やはり「生まれてくるに至る物語」かもしれないが、それが確定できない。だからこそ「そこにロマンはあるのかしら?」と、あの時点になっても言っているわけです。

そして、賢者(=ミシェルの観測者)の示唆するとおりに行き着いたのが「yaneuraroman」。ミシェルの台詞ばかりに気が行きがちですが、注目すべきは双子の人形が「はい、奥様」と言っていること。「朝と夜の物語」を連想しがちですが、問題なのは「双子の人形は何に対して返事をしたのか?」ということ。
ミシェルはイヴェールに対して「生まれておいでなさい」と言っているわけですが、これが本当なら賢者の言うようにめぐり直す必要はありません。イヴェールが求めているのはただ「自分が生まれてくるに至る物語」ですから、ミシェルだろうが誰だろうが、そこに自分が生まれてくるのならそれでいいのです。
ではなぜ賢者はそんなことを言ったのか? 「わになりなさい」の伝言や「廻り直せばいい」の言葉を。

私が考えるに、ミシェルは彷徨い来た双子の人形に、自分がその物語を導くとでも言ったのでしょう。自身の観測者を生み出す、それを事実として確定する「観測者」として使うために。
結果として生まれ出でた「観測者」は、最初に書いた通りクリストフ。ミシェルは「さぁ……生まれておいでなさい、イヴェール……」と言っているわけですから、彼女の真意はどうあれこの物語の「イヴェール」の位置にはクリストフがいます。他の曲と同じように、そこにその名を持つ、あるいは持たされた者がいる以上、それは「生まれてくるに至る物語」ではありません。
賢者の言うとおり「廻り直す」双子の人形ですが、「焔」はそもそもの始まりですから、戻るべきは「朝と夜の物語」、イヴェールのもと。「生まれてくるに至る物語」を見つけられなかった彼はいうわけです。「嘘をついているのは誰か……」と。

ここでもう一つ、以前このサイト(だったと思うのですが)で「生まれて来るためにはまず死ななければならない、死んだ存在だと認めなければならない」という仮説がありましたが、それを借りていうならば、彼はそれを認めていません。時間が経過すれば当然人形はあちこち壊れますし、自身は死んでいるのですから骸です。しかしそれでも「生まれるためには死なねばならない」という真理を「わかったつもりでいて受け入れていない」イヴェールは、何度でも双子の人形を送り出すわけです。その2周目以降の始まりがアナロマではないか、と考えたわけです。賢者は「yaneuraromanが行き止まり」だと言いましたが、だから「最初に戻った」わけです。それ以上進めなければ、戻るしかありません。それに賢者は「君が望む地平に繋がるまで、何度でもめぐり直せばいい」「約束されし無慈悲な夜が明ければ、また新しい朝が訪れるのだから」と言っています。前者については言わずもがなですが、後者はちょっと頭を捻ります。
「Roman」において「朝」は「誕生」「夜」は「死」を現します。「約束されし無慈悲な夜」は「必ず訪れる死」のことですから、意訳すれば「死んだ後に生まれて来る」ということですね。「死んでいる」=「夜の中にいる」ことを受け入れない、あるいは気づかないまま「生まれて来る」=「朝に至る物語」を探しても意味はありません。

人物同士の関連については考えていません。あくまで「イヴェールが生まれて来るに至る物語を探す物語」と考えれば、それはほぼ無関係となります。他の仮説では「生まれてすぐに死んでいく呪い」とかがありましたが、それは私は違うと思います。どんな形であれ、たとえ短くとも「生まれて来るに至る物語」を探しているわけで、生まれてそのあとのことはどうでもいいわけです。そしてネックになりそうな「呪われし宝石」ですが、あれは多分「殺戮の舞台女優ミシェル」になぞらえ、手にした者が次々に死んでいくというジンクスを持ったばかりに「殺戮の女王」という名前をつけられた宝石の話です。前後のイヴェール&ローランサンのやり取りは多分現代、すくなくとも近代です。ガラスケースの中の宝石、「赤い宝石が溶け込む緋の闇」。警戒厳重な博物館ですね。
「白馬に乗らざる王子」「些か乱暴な接吻」というのは、おとぎ話を考えればわかります。ガラスケースを破って宝石を持ち出した、という話ですね。中盤の掘り当てたばかりに殺されたイヴェールとその妹ノエルの場面はかなり昔ですが、あれと「yaneuraroman」を結びつけて「朝と夜のイヴェール」=「宝石に出てくる兄イヴェール」のは早計だと考えます。それだとイヴェールの傍に双子の人形がいる説明ができませんし、兄が死んだのは深い深い穴の中。わざわざ引っ張り出す必要はありませんから、多分、原石を奪われた後に落盤事故として埋められてしまったでしょう。それに始まりがどうであれ、「生まれて来るに至る物語」を探すには関係ありません。少なくとも探す方にとっては。ついでにいうと、あの曲でわざわざ妹を「ノエル」としているのは、本来男性名であるこの名前を女性のものとして使っていますよ、という説明みたいなものかと(Tanatosを聞けばSH世界の死生観がわかるのと同じです)。

イヴェールがいるのは、時間に支配されない若干メタな視点の場所ですから、時代がいつだろうと「生まれて来るに至る物語」さえあれば関係ないわけです。しかし、彼は自分が死んだ人間だということはわかっていても、本当の意味で「死んでいない」ことには気づいていません。そのままでは、賢者のいうように何度廻り直したところで見つかるはずはありません。「truemassage」では確定できませんし、「yaneuraroman」は賢者自身の「生まれて来るに至る物語」です。

後、オルタンシアが嘘つきではないか、という仮説も見かけますがこれも違うと思います。青=生であるのに紫陽花は紫=死である、というのが根拠のようですが、違うと思います。生きている限りいつかは死ぬのですから、当然です。
彼女が締めくくる曲は(私の仮説でいくならば)どれも、「死」と「何らかの形での『誕生』」が謳われています。
「焔」は死んでいったイヴェールを送ったことで、「朝と夜の物語」のイヴェールの誕生につながります。「呪われし宝石」は、兄イヴェールの死と、「殺戮の女王」の誕生にまつわる物語。「緋色の風車」は置き去りにされた少女の死(襲撃者の様子からすると生きている可能性はありません)、それによる「復讐者」の誕生。「美しきもの」は時間が前後していますが、妹の誕生による「姉としての『私』」の誕生、他ならぬ妹の死。「黄昏の賢者」はそのままだとわかりませんが、「11文字の伝言」「truemassage」からの考察では「クロエの死」と「子供の誕生」です。
一方ヴィオレットの方は「死」が強調されていますが、若干遠まわしに「生」が語られています。はっきりした描写でないのは、死んでから生まれるまでのことはわからない、という意味でしょうか。
「見えざる腕」は赤髪のローランと、復讐者としての金髪のローランの死。そして次なる復讐者の誕生。「星屑の革紐」はエトワールとプルー、双方の死。黒銀の毛並を持つ子犬が産まれています。「天使の彫像」はオーギュストの死と彫像「天使」の誕生。「歓びと哀しみの葡萄酒」は使用人の男の死、その先にあった葡萄酒の誕生(前語りからすると後の時代では相当有名な酒のようですし)。「11文字の伝言」「truemassage」は歌い手である母の死と、子供の誕生。

双子の人形がどちらも嘘つきでないのは、ここまでの仮説でいけば生の後に死が、死の後に生があるのですから、二つは対極にして、同じものだからです。

どうもグダグダになってしまいましたが、もう一度結論を述べるならば「嘘つきはミシェル。ただし嘘自体はどの曲にも語られていない」です。
どうにも救いのない結論ですが、陛下ですからねぇ……。それに、難しく考えすぎるとドツボにはまります。SHの曲は、歌詞を読んだまま受け入れて、少しだけ頭を捻れば見えてきますから。



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