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■ 【Roman】総 合 考 察 ト ピ

1 名前:★ぐっこ@管理人:2006/11/22(水) 22:36
5th story CD 『Roman』の総合考察トピックです。
 
全11 2曲を通しての構成や相関性、各所にちりばめられた暗号・ブックレットの謎、ジャケット絵のギミック…等、このアルバム全体を俯瞰しての考察を行うトピックです(`・ω・´)
 
第5の地平線が物語るものは? 「ローラン」て何人いて何したかったの? 結局ロマ男の正体って? …などなど、とにかくアルバム全体を通じての物語、謎、伏線、そしてMessageを皆さんでワイワイと考察していきましょう。
 
※各楽曲の細かい歌詞についての突っ込んだ考察、その楽曲だけで完結できる謎解きなどは、それぞれ個別のトピックスで行ってください。
 
{{color red,特に歌詞や他所の文言引用については}}ガイドライン{{color red,を厳守のこと!!!}}

592 名前:揚羽:2007/01/10(水) 23:44
随分と前に2〜3書き込んだ1168441664

593 名前:大黒:2007/01/11(木) 00:32
>>590ARAQさん
「弐、参、五」はどうなんでしょうねぇ。私は1つ1つ独立させて考えた方がすっきりすると思いますが
時の王に現実のオーギュストを当てはめるというか架空の物語にあまり史実を持ち込むのは野暮だと思うのであまり賛成できません
『腕』で時代に強い影響を与えた人物で真っ先に浮かぶのはアルヴァレスですかね
冒頭でも『アルヴァレス将軍に続けー!』とありますし
あとは聖戦全体に影響したという事でキルデベルトとローザでしょうか
ただ3人とも地平線が違うので一概にそうともいえないのが悩みどころですが
賢者については>>589に考えを少し書いたのでそこを参照という事で
Hiverと殺戮の女王もありかもしれませんね。特に殺戮の女王は普段は博物館や美術館に展示されてるようなのでそこを墓所と解釈する事も出来ますし


>>591むりゃんさん
賢者の台詞の考察お疲れ様です
なかなか深い文章で、私の浅い頭では追いつくまで苦労しました(笑)
そこで気になったところをいくつか挙げていきたいと思います

『幸せだと思っている』ものをより多く掴もうと、『今を生き続ける』
これは『宝石をより多く掴もうと朝と夜の狭間を彷徨い続ける』を意訳したものだと思いますが、ここは
ここはむしろ『幸せをより多く掴もうとして生の時間を浪費している』という風に訳した方がすっきりこないでしょうか
『朝と夜』。すなわち『生と死』。そして人間は生まれたその瞬間から夜へ向かって人生を歩んでいきますその中にあって
『朝と夜の狭間を彷徨い続ける』というのは自らの人生に意味を見出せずただ無意味に時間を浪費しているように思えるのですが
あと『目に見えない絆』でさえ『酒精は有りもしない幻想を魅せてくれる』というのは『〜でさえ』という強調表現と有りもしない幻想というのがひっかかりました
何も『〜でさえ』で強調しなくても絆があれば幻想を見る事が出来ますし目に見える絆があっても何も見えない者もいると思います。ここは『〜でも』というような表現が適当ではないでしょうか
あと、『有りもしない幻想』ですが幻想に充てられてる『陶酔』という言葉には心を奪われてうっとりすることという意味があります
有りもしない幻想で心を奪われてうっとりすることができるでしょうか
仄甘い陶酔というのは有りもしない幻ではなく葡萄酒によってもたらされる安らぎや安心感を現してると思います
私も思いつくままにつらつらと書き綴ったので穴もあると思いますが気になったところは大体こんなところです
多分、随時修正していくとは思いますが(ぉ)、参考になれば幸いです

594 名前:★ぐっこ:2007/01/11(木) 01:25
|д゚)書き込みテスト

595 名前:★ぐっこ:2007/01/11(木) 01:26
|д゚) …移転完了

596 名前:つくし:2007/01/11(木) 02:36
ここの存在に気付かずに前の掲示板に書き込んだら途中でぶった切れた…(泣)

…気を取り直してリトライ。
アナロマのレーベルに関しては入手したその日に>>579のシャオさんと同じく太陽の風車に違和感を感じて、Romanのレーベルの風車と見比べながら間違い探しをしてて気付いたんですよ。
その時は太陽と月を一つのレーベルに収め、尚且つ見栄えの良いデザインにするために…などと、内容の考察とは全然関係無い理由付けをして深く考えてなかったのです。自分も考察とかは苦手ですから。

で、苦手なりに>>580 ARAQさんと>>587 Arnearthianさんのレスを参考にして考えてみたのですが、これは生が死に侵食されていってるのを表してるんじゃないでしょうか?
太陽を優位に見るのではなく月を優位に見れば、太陽(生)が月(死)に取り囲まれてる、と解釈する事も出来ます。

それと、これは今気付いた事ですが、普通は月って光が当たらない部分、つまり太陽とは反対側が欠けますよね?
でもアナロマのレーベルに描かれた4つの月、全て欠けてる部分が太陽の方を向いています。
これには何か意味があるのでしょうか…?

597 名前:ARAQ:2007/01/11(木) 23:00
>>591むりゃんさん
まあ、いわゆる「俺ロマン」として問題無ければ誰のどんな説だろうと「あり」になるでしょうから否定的な意見を変に気にする必要もないですし、そちらもこちらも「あり」ということで・・・ダメですか?
それにしても「賢者の言葉」の解読(?)に手をかけるとは・・・勇者ですな。
とりあえずざっと見た感じでは「クロエ」というより「Hiver」へのメッセージなんですかね?それとも「全ての今を生きるヒトへ」という感じでしょうか?「輪廻」が全ての人間に当てはまるかはさすがにわかりませんが。

>>593大黒さん
「時代に強い影響を与えた人物」というとやはり「アルヴァレス」達が真っ先に思い出されますよね、まあ大黒さんの「地平線が違うので」と同じ理由で前のレスには書きませんでしたが。
「殺戮の女王」の「墓所」を博物館や美術館として見た場合『呪われし』が「参」になってしまうわけですよねー・・・うん、どう計算すればいいのかさっぱりですね。

>>596つくしさん
なるほど、そういう見方もありますね・・・いや、直接見てないのに「なるほど」ってどーよ自分、とか思いつつの書き込みですが。
なんとなく気になったんですが「月」の向きはどうなっているんでしょうか?つまり欠けている部分は四つとも同じ部分なんでしょうか?
これがわかったからどうというものでもないのですが直接見れない分「イメージ」だけでもより本物に近づけたいもので。

前の避難所に直リンしていた人達はこっちに気付くのが遅れそうな予感が・・・

598 名前:むりゃん:2007/01/11(木) 23:26
>>593大黒さん
補足有難うございます!!なかなか文章にならず、特に『星屑』と『葡萄酒』のくだりで、自分で首を捻っていた私です……。
たしかに、『でも』の方が適当ですね。『有りもしない絆も、酔えば存在するように見える。幻でも手に入れることが出来る。それが酔いの魅力』みたいに書きたかったのですが、なかなか……。
“『朝と夜』の狭間を〜〜”の部分も、『生を浪費している』の方がしっくり来ますね。で↓

『輪廻が続く限り、人の物語は紡がれ、他人の命にまで腕を伸ばす愚か者達は、“幸せだと思っているもの”をより多く掴もうと、生を浪費している。
有りもしない絆でも、酔いは見せてくれる。延々と続く輪廻の檻の中から、生まれてきた本当の意味を問う。死の瞬間に、人は生まれてきた意味を識る』(賢者)

『誕生から死へと続く道で、幸せになる為に命は燃える。
(自ら)運命の輪を廻し進めば、繋がりが生まれる。新しく生まれた命は、美しい物語を紡ぎ、時に葡萄酒で夢を見る。賢者が避ける伝言の意味は』(朝と夜)

やっぱり、私の脳では穴があいてしまいます……。

>>597ARAQさん
もちろん『あり』、です!!相違点をしっかり知っておくと、弁証法に使えます(頭がついていかないので、実際使えていませんが……)。
『賢者』と『朝と夜』の言葉は気になって気になって……。でも、頭がついていかないという……。
『11文字』の母が、クロエの母と仮定した場合は、クロエに向けてでも大丈夫かな、と考えています。『11文字』の母は、子供がつくる(?)物語も、自分の物語に組み込みかねない雰囲気を出している気がするので(少し皮肉に取りすぎだとは、自分でも思います……)。輪廻は、生まれ変わりを信じるなら……。

599 名前:大黒:2007/01/12(金) 00:57
こっちに避難所ができてたのか…知らなかった

>>597ARAQさん
ああ、やっぱりARAQさんのアルヴァレスですか。『見えざる腕』でクロセカとのリンクがあった時からアルヴァレスの役割は何なんだろうと考えてましたがここで時の王として出てくる事なのかもしれませんね
うーん、確かに博物館や美術館は殺戮の女王の墓所として適してるように思えますが(実際、歌詞の中にも『優雅に眠る宝石』とありますし)どうやって呪われし宝石を参に持ってくるかまでは考えてなかったです
いやぁ、困った

>>598むりゃんさん
うーん、『他人の命』だとまるで人殺しみたいにみえるのでそこは『他人の人生』くらいにしたほうがいいのではないかと
自らの人生の意味も見出せずただ悪戯に他人の人生に干渉しその幸せのおこぼれを得ようと腕を伸ばす愚かな者達はみたいな感じで
後、『朝と夜』の葡萄酒のところは賢者が忌避する伝言の真意を普通の人々が垣間見る手段なのではないでしょうか
なので『美しい物語と葡萄酒によって伝言は伝えられる』という風に解釈してみましたがどうでしょう

600 名前:つくし:2007/01/12(金) 01:42
>>597ARAQさん
Romanのレーベルにも太陽の風車と月の揺り篭が描かれてるので、それを見ながらご想像下さい。
  ┌  
 ●│● 
└─○─┐
 ●│● 
  ┘  
図にするとこんな感じでしょうか。
○が風車の中心の空白部分で、ここにCDの中心の穴が開いています。
罫線は風車の羽らしき部分。渦を巻いてる様なやつです。
●が月の揺り篭。Romanのレーベルと同じ向きなのは左下のやつで、他の3つはそれをCDの中心を軸に回転移動させた向きになってます。つまり、月の欠けた部分が常に太陽の方に面しているわけです。
大きさの対比は、月の欠けた部分が風車の中心の空白部分と大体同じくらいになります。月の満ちてる部分の大半がレーベルの外にはみ出しており、本来の向きの月の揺り篭を“\”の方向に真っ二つにして右上側の部分だけが描かれてる感じです。

うーん、こんな説明でちゃんと伝わるのか微妙だ…。
説明してて何と無く思ったんですけど、揺り篭そのものよりそれに納められた(月の欠けた部分に描かれた)焔らしき部分が重要なものとして描かれてる…?

601 名前:むりゃん:2007/01/12(金) 20:21
>>599大黒さん
なるほど。表現は難しい……。『葡萄酒』の解釈も、なるほど、と思えました。大黒さんの言葉を参考に、
『新しく生まれた命は、美しい物語を紡ぎ、葡萄酒は賢者が忌避する伝言の真意を垣間見せる』
と、自分内そしゃくさせて頂きました。


賢者の言葉を解釈しているときに、素数も考えていたのですが、数字はあくまでも『例え』なのではないでしょうか。数字自体には意味は無く、『朝と夜との地平線』『時の王が眠る墓所』『煌めく永遠の星屑』を、『素数』というものが持つ性質に例える為の、数字なのではないでしょうか。
素数は、それ自体と、1でしか割れない数字のことですよね。
『朝と夜との地平線』÷1=『朝と夜との地平線』
『朝と夜との地平線』÷『朝と夜との地平線』=1
と考えていたときに、これはどれも『他のもので裂くこと、分解すること』が出来ず、『それ自体が1』として存在するものばかりなのではと考えました。
『朝と夜(生と死)』は、表裏一体のもので、『朝』がかけても、『夜』が欠けても成り立ちません。
『時の王が眠る墓所』は、少し強引なのですが、単純に『墓所・墓穴』と考えました。墓穴は、何人入っても『1つの墓』です(自分の家の“墓”の仕組みを思い出してください)。個人で入っても『1つ』。
『永遠の絆』は、もちろん裂く事は叶いません。人数に関係なく、繋がった瞬間『1』です。

言葉足らずのうえ、少し強引ですね……。うーん。

602 名前:名無しさん:2007/01/12(金) 23:58

(/o^) これで君もロマンを謳え!(右クリ保存)
( /   http://www.vipper.org/vip420852.txt.html target=_blank>http://www.vipper.org/vip420852.txt.html
/ く

603 名前:大黒:2007/01/13(土) 00:19
>>601むりゃんさん
数字は例えですか
だとすると、『朝と夜との地平線』『時の王が眠る墓所』『煌めく永遠の星屑』の性質というのは何なんでしょうね
歌詞の中で→が使われてたりその直後に『それ』という指示語が使われてたりするのを見ると素数と3つの言葉は何か関係がありそうな気がするんですが
でもむりゃんさんの説もいいところを突いてるように見える…うぅむ
もう少し考察が必要なのかもしれませんね

604 名前:「ARAQ」改め「新旧」:2007/01/13(土) 00:23
ということで諸事情あってハンドルネームを「ARAQ」から「新旧」へ変更しました・・・まあ、読み方は変わりませんが。

>>598 >>601むりゃんさん
力強い「あり」宣言有難う御座います。
ふむふむ、確かに「母という檻」等の説からいけば「クロエ」へのメッセージでもありですね。
そして「数字」の方ですが・・・正直全く考えていなかった方向からのアプローチですね、個々の文章の具体的な解釈はもう少し考えたいところですが数字そのものではなく素数の持つ「性質」に着目するのはおもしろいかもしれません・・・それ自体が「1」として存在するモノ・・・うーむ、深そうです。
そういえば「数字」の考察方法をもう一つ思いつきました、「時の王〜」等の文章に当てはまる「何か」が「弐、参、五」の数だけある、という考え方です、まあ多分なにも出なそうな考え方ですが、思いついたので投下してみます。

>>599大黒さん
個人的には「地平線」が違うので「時の王」=「アルヴァレス」等の(まあ、「時の王」で本当に真っ先に浮かぶのは「ノア」な気もしますが)他CDの人達にはしたくないのですが・・・ないのですが、そもそも「弐、参、五」がたいして『Roman』の「核心」に関係無いのなら他のCDとの接点があってもいいのかも?とかちょっと思ったり、思わなかったり?
『呪われし宝石』を「参」にするのは・・・かなりきついでしょうね、しかもそのうえで「弐」と「五」も考えなきゃいけないわけですし・・・ああ・・・脳が・・・・・・

>>600つくしさん
あー・・・そうか「月の欠けた」部分って普通そっちですよね、「月の揺り篭」のデザインの一部が欠けてると思っちゃってました・・・凡ミスにも程があるぜよ、自分。
気を取り直しまして・・・大丈夫です、滅茶苦茶わかりやすいです、確かにそういうデザインなら「月の揺り篭」自体よりも中の「焔(?)」の方が重要に思えますね・・・でもそうなると余計「生」のイメージが強くなるような・・・うーむ、謎です。

>>602名無しさん
・・・・・・す、すげぇ・・・保存させて頂きます。



『人生』が廻り続ける度に 『未来への』夢が静かに紡がれ
『可能性』の揺らめきの外に 『欲望』を伸ばす愚かな者達は
『幸せ』をより多く掴もうと 『可と不可』の狭間を彷徨い続ける
『届かない』希望の煌きにも 『葡萄酒』はありもしない可能性を魅せ
『誰もが惑う』檻の中から 『生きた』意味を彼等に問うだろう
『誰か』と終りを過ごす時 『僕等』は自分の物語を識る


はい、チャレンジしてみました・・・やはり難しいですなぁ・・・うむ、とりあえず今日は逃げます。

605 名前:大黒:2007/01/13(土) 00:48
>>604新旧さん
あら…読みは変わりませんか。私はずっと『アラク』さんだと思ってましたが(ぉ)

閑話休題

うーん、私も地平線が違う人に『時の王』やその他の称号を与えるのには少し抵抗ありますね
「弐、参、五」は果たしてRomanの核心に触れているのでしょうか。それとも賢者が真理の例えに引きずり出しただけなのか
まだまだ解明すべき謎は多そうです
『呪われし宝石』を「参」にするのは色んなパターンを試してみましたがどれも惨敗でした
そもそも『呪われし宝石』の曲順が4番目で素数じゃないんですよね
そう考えると『時の王』等と素数は分けて考えた方がいいのかも

606 名前:大黒:2007/01/13(土) 01:34
連投失礼

>>602名無しさん
おお、これはほんかくてきですな
さっそく保存させてもらいました
その上でいくつか気になった点を

【見えざる腕】
「殺してくれっ!!」→「殺してくれるっ!!」
「人生は儘ならぬ されど、この痛みこそ 私が生きた証なのだ」→「人生は儘ならない されど、この痛みこそ 私が生きた証なのだ」
【呪われし宝石】
もう Hiverお兄様→はぁ Hiverお兄様
ではないでしょうか

607 名前:つくし:2007/01/13(土) 01:51
>>604新旧さん
何とか死のイメージに持っていけないものかと、レーベルと睨めっこしてみました。
で、気付いたのですが。太陽の風車の形状を“◇”と捉えたとして、辺に当たる部分にY字型をした部分がありますよね?
内側を向いてる大きめのYではなく、外側を向いてる小さい方のyと言った方がわかりやすいでしょうか。
その“y”と月の揺り篭の焔の右上部分が重なって、まるで太陽の中心から外側に向かって焔が飛んでいってる様な形になっているのです。
あの焔は燃え盛る太陽から飛び散った火の粉…とか?

太陽のある内側=生の世界、月のある外側=死の世界、焔=魂だと仮定すると、アナロマのレーベルは無数の魂が死の世界に向かって飛んでいってる様を表しているのではと思いました。
CDを聴く→(レーベルの)風車が廻る→遠心力で魂が飛んでいく
…と考えると、ほぉらこのレーベルが死のイメージに!
いや、まぁ殆どこじ付けなんですがね。

608 名前:大黒:2007/01/13(土) 02:10
>>607つくしさん
太陽の中心から外側に向かって焔が飛んでいく…えーっとコロナでしたっけ?
確かに燃え盛る太陽から飛び散った火の粉という考えは面白いですね
アナロマのレーベルに関する考察はとても興味深く現時点で反対する理由はみつかりません
確かにそうするとアナロマは死の世界になりますからね
最後にちょっとしたツッコミを
CDを聴く→(レーベルの)風車が廻る→遠心力で魂が飛んでいく
遠心力が働くなら魂は飛んでいかずに風車の底の方にひっついて離れないと思うんですが
(バケツに水を入れて振り回したらどうなったかをイメージください)

609 名前:大黒:2007/01/13(土) 02:41
3連投ご勘弁を
ちとさっきの投稿に補足
遠心力が働くのではなく風車の起こした風で飛ばされるというのはどうでしょう?
人は生まれた瞬間から死への歩みを始めます
なので、最初は太陽の風車の中心近くにいても風車の起こす風で徐々に端へ追いやられ最終的には月の揺り篭に抱かれる(死を迎える)
というような解釈はどうでしょうか?

610 名前:名無しさん:2007/01/13(土) 08:40
>>606
訂正でっかい感謝です。

適当にコピペしてきて軽く編集しただけのシロモノなので穴だらけかと思いますが
何かの一助にしていただければこれ幸いでございます。

それでは皆様の華麗なる考察への期待を胸に、au revoir \ノ'∀ン

611 名前:Kanon:2007/01/13(土) 12:19
先日は空気の読めてない書き込みをして申し訳ありませんでした。
少し11文字を先頭にして賢者の言葉に当てはめてみたので書き込ませて頂きます。
補足、訂正すべき所を指摘して頂けると助かります。

<朝と夜との〜>・・・2番目にあたる【朝と夜との物語】
         これは文章的にも一番あってる気がします・・・。
<時の王が眠る墓所>・・・3番目にあたる【焔】
           文章でもちょっとした根拠付けで・・・
           ・時を語る(騙る?)闇の物語の主人公Hiverが眠ってる
            墓所ではないか?
           ・601のむりゃんさんが言ってる事から、誰か歴史的にも有名な
            人物が埋葬された事がある墓に埋葬しているのではないか?
<煌く永久の星屑>・・・5番目にあたる【呪われし宝石】
          ・yaneuraにて賢者が「煌く宝石」と言ってる事から
           星屑以外に「煌く永久の星屑」にあたる物はあるのではないか?
          ・見方の問題ですが・・・宝石の輝きを星屑に比喩したのではないか?

と、こんな感じです。
更に面白い事を発見したのですが・・・
yaneuraの賢者の言葉より
<廻る風車>・・・上記の数え方だと【緋色の風車】は7番目=素数
<煌く宝石>・・・【呪われし宝石】5番目=素数
<巡る焔>・・・【焔】3番目=素数
<双子の人形>・・・登場してるのは【朝と夜】【焔】【呪われし宝石】
        =素数の曲に登場
・・・これは何か意味があるのでしょうか?

これが皆さんの考察の参考になると幸いです。
最後に・・・リンクの張り方知らなくて申し訳ありませんでした!

612 名前:Kanon:2007/01/13(土) 13:25
連レススミマセン!
あと『歴史的にも有名な人物』で考えたのですが・・・
<双子の人形>を作ったのはオーギュストで、
埋葬された墓はローラン家の墓と言うのはどうでしょうか?
ローラン家が何処まで歴史的にも有名かは想像にまかせるしかないとは思いますが・・・・。

613 名前:シャオ:2007/01/13(土) 16:23
あぁ、ちょっときていない間に色々と素晴らしい考察が飛び交っている…!(汗)
皆さんの考察に納得するたびに自分の想像力の乏しさに呆れてしまいます(考察の場なのに…)

死へと向かうイメージを考えていたら、そういえば誰かが「人は死へと戻ってゆく」ようなことを言ってたような…
人は赤ん坊として生まれたときはしわしわで、月日が経つにつれ肌に張りが出てくけれど、
さらに月日が経つとまたしわしわに戻っていくことからなんだそうです。
「生まれたとき」が始点であり終点であるということも言ってたような…
ほとんどうろ覚えですが…って、すみません関係のない話をしてしまって…

私の疑問にいろいろ考えてくださる方がいて本当に助かります!
これからも凝視するほど拝見させていただきます!
(そして私はまた考察も書かずに終わるのですけれど…/汗)

614 名前:大黒:2007/01/13(土) 16:53
>>611-612Kanonさん
11文字を先頭にする事は私も試してみました
『朝と夜の地平線』は確かに1番あってる気がします
『時の王が眠る墓所』に関しては『焔』の中で直接『時の王』を想像される単語が出てこなかったのでココでちょっと苦しくなりました
ただ、>>601のむりゃんさんは別に歴史的に有名な人物が埋葬された事があるとはいってないような気がしますが
私の結論としては歴史が書を創るのか書が歴史を創るのかを知りうる超越者ではないかと思いました
墓所というのは直接墓場を意味するのではなく、時の終わりすなわち世界の終わりの場所を意味するのではないかと思います
『煌く永久の星屑』に関してはほぼ考えは一緒ですね
私も宝石の比喩で星屑が使われたと思ってます
ただ、全体の結論としてはやはり『焔』=『時の王』が難しいのでこの解決策はちょっと無理があるかなと思いました
『屋根裏』で『11文字』を1番に持ってくると素数が並ぶというのは面白い発見ですが上記の理由で私はあまり積極的には採用しにくいです
個人的には賢者のメッセージの『朝と夜〜』と素数は分けて考えるべきなのかなと思ってます
後、双児の人形をオーギュストが作ったという説ですが
『呪われし宝石』の中に『人形師の娘』という歌詞があるのでそれはないかなと思います
この『人形師』がちょくせつノエルにかかってくるのかそれともノエルの親の事なのかは解りませんが
それに彫刻家であったオーギュストが人形を作ったというのはちょっと畑違いではないでしょうか
埋葬された墓がローラン家の物かどうかはノエルや兄の姓が解らない以上、想像に任せるしかないと思います

615 名前:Kanon:2007/01/13(土) 17:52
>614大黒さん
スミマセン・・・なんだか色々言葉省いてしまったみたいで・・・。
私が601のむりゃんさんから引用したかったのは、『墓穴は何人入っても1つ』の所です。だから『歴史的に有名な人物』が入った事のある墓(または有力貴族の墓)に埋葬された場面が【焔】ではないかと考えました。大黒さんのおっしゃる通り時の王=超越者ならば(候補としてはノアでしょうか・・・)Romanというアルバムをまとめるこの曲には必要ない文章だと思うのですが・・・。
もしも時の終わり、世界の終わりを指すならば女王の居るyaneuraを指してるのではないかと思います。あそこはRomanの行き止まりですから。
オーギュストが双児の人形を作ったと言う説は、Hiverの父親がオーギュストでオーギュストが作った<天使>はクロエをモデルにしたのではないかなーと言う全く根拠のない考えから生まれた物です。歴史に名を残す程の彫刻家ならば作れてもおかしくは無いとは思うのですが・・・まだまだこちらはあやふやなのでもう少し考えさせて頂きます。

616 名前:Arnearthian:2007/01/13(土) 18:17
>>589 大黒さん
 コンサートですか…地域の遠い私はDVD待ちです(泣
 クロエもHiverの母親の可能性は確かに捨てきれないですね。現にHiverは複数いそうですし…
 賢者が超越者というのは、私も確かにそう思ってはいるのですが、ちょっと引っかかる詩もあります。
 それは『天使の彫像』のラスト。「如何なる賢者であれ、零れる砂は止められない」のフレーズ。
 少なくとも普通に寿命を迎える人なのかな、とも思います。
 いや、まぁ、寿命を迎える存在であっても不自然なさそうな人物ですけど。
 『檻花』の解釈が若干やりにくくなりますかね。

>>590 ARAQさん(後に改め新旧さん)
 うむむ…その捕え方もありですかね…確かに…『11文字の伝言』は私もそう考えてましたから。
 でもそれだとさらに解釈の扱いに困りそうな気配。

 取りあえずこれ以上の根拠も無いので、「『焔』母=『腕』金ローラン妻」説は一旦引っ込めます。

 追伸:私も「あらく」さんと読んでました(笑 読み方同じってことは、「あらきゅー」さんなのでしょうか?

>>596 >>600 つくしさん
 あゃゃ? ということは正に「日食」ということですか?
 自分で気づかずに書き込んでいるとなんだか恥ずかしく感じてしまいます(苦笑
 …で、懲りずにまた感じた印象を。
 月もまた太陽の光を受けて輝いているわけで…月の揺り籠の向きがちゃんと理に適っていたということは、
 「歓びが輝くからこそに、哀しみもまた強く輝きだす」みたいな感じでしょうか?
 歓びの陰に哀しみあり…というか、表裏一体というか……だからこその「裏ロマン」??
 ……伝われば幸い。説明下手で申し訳ない。
 あ、でも月の揺り籠が抱いた焔までは、盛り込んでないですね。
 哀しみを象徴する揺り籠と、そこに眠る焔(いのち)…? うーむ…??
 確か月の揺り籠のデザインには元々から焔が描かれてましたよね? 焔は関係無いと考えると強引でしょうか。


 最近の流れは賢者の『素数』及び『並べ替え』ですか…
 素数についてはちょっと手がかりが少ないのでもうちょっと様子見ます。
 並べ替えについては、ここから『屋根裏』に行ってしまう事もお忘れなく。(何の足しにもならない忠告ですが)
 そういえば、一曲目『朝と夜の物語』にもおかしな並びがありましたよね。
 一度、賢者の言う素数に当てはめようと足し引きを繰り返してみたのですが、答えは出ませんでした…

617 名前:大黒:2007/01/13(土) 18:27
>>616Arnearthianさん
「如何なる賢者であれ、零れる砂は止められない」のフレーズですが
如何なる賢者であれ他人の砂が零れていくのを止める事はと解釈しました
賢者がもし超越者だとすれば自分の砂は止めたり戻したりできるのではないでしょうか?
あらかじめ寿命が決まっててもそれを引き伸ばしたり一旦止めたりする事ができる人物だからこそ超越者を名乗れるのではないかと考えました

618 名前:大黒:2007/01/13(土) 18:43
毎度毎度連投すみません。気づけよ自分_| ̄|○|||

>>615Kanonさん
なるほど。歴史的に有名(有力)な人物が埋葬されたのが『焔』ですか
しかし『焔』の後半に
『独りで寂しくないように 《双児の人形を傍らに》 小さな棺の揺り篭で目覚めぬ君を送ろう』
『誰かが綴ったこの詩を生まれぬ君に送ろう』
とあるところから『焔』で埋葬されたのは恐らくは死産した赤ん坊ではないかと推測されます
『屋根裏』が時の王という事になると『殺戮の女王』が時の王という事になりますね
もともと宝石ですから寿命はありませんしむしろこっちの方がすっきりくるのではないでしょうか
あらゆる時を経て人々を魅了し惨劇を引き起こす時の王。そう考えると正解ではないかもしれませんが悪くないような気がします
オーギュスト=Hiverの父親説はどうなんでしょうね
オーギュストは産まれて間もない我が子を憎み捨てているようなので子供が男か女かもはっきりしませんから
そう考えると《天使》はオーギュストの子供をモデルにしたと考えるのがいいのではないでしょうか
歌詞にも『彼は唯独りで描いた 我が子の表情も知らずに』などとありますし

あと、さきほどのミスを訂正します
×:止める事はと解釈しました
○:止める事はできないと解釈しました

619 名前:むりゃん:2007/01/13(土) 21:18
>>603大黒さん
『朝と夜』は1つの物語。どちらが欠けても『物語』は出来ない。
『墓穴』は1つ。家族で1つ。1人で1つ。それは裂けない1つ。
『永遠の絆』は1繋ぎ。人を繋ぐ一本のもの。二人は1つ。五人も1つ。『永遠であるもの』は裂くことがでない。……という考えなので、性質は『1として存在し、本質を変えず、1として増える』。
それぞれ数が増えようとも、『朝と夜』『墓穴』『絆』は本質を保ち、1つであり続ける。それは裂く事も出来ず、『1』を、『それぞれの意味』を保ち続ける(家族が5世帯集まった。でも『むりゃん家』自身は1のまま、みたいな。オンリーワンの考えですね……)。
素数自体には意味を見出せなかった人間の考えです。
1人、2人とそこに人間が増えても、別々の個人がいるだけさ、的考え方(私の考察の中で、賢者がどんどん個人を尊重し始めている……)。
2,3,5にも、確かに意味がありそうですよね。私は、『朝と夜との地平線』をとりあえず『2』という素数に当てはめよう。『2』は『朝と夜との〜』を表すのに使ったから、『時の王が眠る墓所』はまた別の素数に当てはめなければならないので、次の素数『3』。『3』という素数は『時の王が眠る墓所』のものになったので、『煌めく永遠の星屑』は『5』……。と、数を無視する考えをこじつけて>>601を考えました。
ので、もしまた別の『1として存在し、本質を変えず、1として増える』があったとしたら、次は『7』が出てくると私は思っています。

>>604新旧さん
自分でも混乱してきましたが、割り算の式に当てはめて、それをジーと見ると、不思議な気持ちになれる説です。『時の王が眠る墓所』÷1=『時の王が眠る墓所』 『時の王が眠る墓所÷『時の王が眠る墓所』=1……。
賢者の言葉の解釈、素敵です。『黄昏の賢者』での彼の言葉は、死に逝く者への問いかけのようで、『朝と夜の物語』は生まれて行くものへの宿題のような印象を受ける私です……。

620 名前:大黒:2007/01/13(土) 21:25
>>619むりゃんさん
なるほど、『朝と夜』『墓穴』『絆』のオンリーワンの考え方は概ねですが理解できました
しかしやはり素数の謎は解明されないままですか…
せめて『時の王』がすっぽり収まる素数があれば話は違ってくるんでしょうけどねぇ
そうすれば『煌めく永遠の星屑』を『星屑の革紐』に使えて綺麗に物事が終わりそうなんですが
数を無視するなら私は何度か書きましたが『時の王』は殺戮の女王だと思います
宝石だからそもそも寿命がない=永遠を生きられる
そしてその輝きで多くの人を魅了し人生を狂わせ表舞台で語られる事は無くても1つの時代を作り上げていく
こんな感じのストーリーを考えてみたんですがどうでしょう

621 名前:新旧:2007/01/13(土) 22:42
一応ハンドルネームの読みについて、「ARAQ」のほうは「アラク」でも間違いではないです、ただ「こういうのはくだけた感じのほうがいいだろう」という考えから自分内で「あらきゅー」ということにしていたのです、ということで「新旧=あらきゅー」でOKです。

>>605大黒さん
「弐、参、五」が「核心」に触れているかどうかは見当も付きませんね、困ったもんです。
『呪われし宝石』を無理矢理「参」にするとなると『見えざる腕』が「弐」になったりしちゃいますからね、これまた困ったもんです。

>>607つくしさん
あ、なるほど、実際の風車の羽が燃えてるようなイメージですね、「太陽の風車」の中心から生まれた「命」が時(風車)の流れ(回転)によって外側にある「死」へとむかい最後には「月の揺り篭」に抱かれる・・・という感じでしょうか。

>>611Kanonさん
「朝と夜〜弐」=『朝と夜』「時の王〜参」=『焔』「煌く〜五」=『呪われし』というふうに考えることはあるもののそれをさらに『yaneura』に繋げるというのは・・・盲点でした、意表を突かれた気分です、この数え方でじっくり考えるのもいいかもしれません。
「朝と夜〜弐」=『朝と夜』はなんの問題もないとして「時の王〜参」=『焔』・・・何気に自分の「Hiver輪廻説」なら特に問題は無いような・・・?色んな「時」に生まれる存在ということですし、「煌く〜五」=『呪われし』・・・うーん、自分としては「殺戮の女王」は「星屑」なんて生易しいもんじゃないだろうと思うんですよね、むしろ「恒星レベル」だろう、みたいな、ということで違う考えでいってみます。
はてさて、「星屑」・・・「エトワール」にとっては「見えないモノ」ですが普通の人にとっては「綺麗なモノ」等が普通でしょうね、なのですがここで自分は「届かないモノ」という意味に捉えてみます、なので「煌く永久の星屑」→「永遠に届かない○○」というふうにしてみます、ちなみに「○○」は個々が「煌く」と思えるモノならなんでもOKで、そしてここから「煌く〜五」=『呪われし』を考えると・・・なんとなく「兄」と「妹」のほんとなら辿り着けたかもしれない「未来」が「○○」の位置にきそうですね、「永遠に失われた未来」みたいな感じでしょうか。
・・・ふーむ、なんか自分的にはこれを採用してもいいように思えてきました・・・穴になりえるのは「Hiver輪廻説」と「星屑」の捉え方ですかね・・・うーん。

>>616Arnearthianさん
あれ、そんなに解釈の扱い困りそうですかね?・・・うーむ。
ということで「あらきゅー」です。

>>619むりゃんさん
不思議な気持ち・・・なんだかわかる気がします。
賢者の言葉の解釈へのお言葉、有難う御座います、死に逝く者への問いかけであると同時に「今、生きている誰か」なら誰にでも当てはまるんじゃないかな、と思ったり、「これまで」と「これから」がある者達なら皆に。
ちなみに『朝と夜の物語』のじまんぐ語りはどうも自分の脳みそでは解釈出来そうにないです・・・ぬぅ。

622 名前:Arnearthian:2007/01/13(土) 23:09
今日はこれ以上書き込むつもりはなかったのですけど、
ちょっと思いつきの振り向きざまの援護射撃をかましときます。

>>620 大黒さん
「時の王=殺戮の女王」からの思い付きです。
「朝と夜との地平線」「煌く永遠の星屑」の二者は『朝と夜』『星屑』と、その曲を指し示す御馴染みのキーワードが存在します。
ところが、「時の王が眠る墓所」には無い。だから混乱しているわけですが…
ということは言い換えれば、CDの11曲に無い曲なのではないでしょうか?
私が考えていたのは『屋根裏ロマン』。
…ちょっと前まで私は「時の王=Hiver」で、「行き止まり=墓場」で通るかなと思っていたのですが、
考えようによっては大黒さんの言うように「時の王=殺戮の女王」と捉えられなくも無いです。
「眠っていた殺戮の女王、覚醒!」みたいなイメージで(笑

……あれ? 「時の王が眠る墓所=呪われし宝石」でなければいけないんでしたっけ??
援護射撃のつもりが別の物に当たってしまったかも…(あぅ

>>621 新旧さん
私は時代序列で考えていたので。
できれば11文字の伝言も「全ての母親」ではなく、Hiverに繋がってほしいところです。
というか、年代別に並べたらボーナス三曲目の伝言が出てくるかなぁ?とか思ってましたから。
(最近は、『腕』の年幅がかなり広い事に気づいて挫折しかけてますが…)

623 名前:大黒:2007/01/13(土) 23:21
>>621新旧さん
なるほどHN改名にはそういう理由があったのですかそれならいっそ「あらきゅー」にしちゃった方がもっとくだけるかも(マテ)
『焔』=『時の王』…うーん、確かに輪廻説なら問題ない気もしますがそれなら『焔』に限定しなくても『呪われし宝石』でも問題ないのでは?
『殺戮の女王』=『煌く〜』は自分的には星屑よりもその前の『煌く永久』に重点をおきたいですね
どっちかしか成り立たないのなら成り立つ方を採ってもう1つは考えが固まるまで心の棚に保存しておきたい気持ちです

>>622Arnearthianさん
援護射撃有り難うございます
うーん、確かにHiverも時の王になろうと思えばなれますね
屋根裏がtureの次に来る曲だと解釈すると13番目。これまた素数です
Hive=時の王だとすると屋根裏でもいいような気がしてきました
うーん、でも殺戮の女王も捨て難い

624 名前:むりゃん:2007/01/14(日) 00:18
>>620大黒さん
頭が固いせいか、『王』と『女王』(男と女)を同一視できません……。すみません……。
宝石には寿命は無く、金剛石は永遠の輝き〜〜みたいなCMもありましたね。確かに、『呪われし宝石』は語られぬ時代を作りあげそうです。
最近は、宝石はただの“石”で、呪いは『噂』と『人が自分の欲を見たくないばかりに、宝石にかけた濡れ衣』。実際は、意思も何も無く、運命に翻弄されるだけの存在、すなわちただの石。と仮定して考えていたので『殺戮の女王』は、私の頭の中には存在できそうに無いです……。

>>621新旧さん
今生きている人間は、必ず死を迎え、その後生まれますから、きっと当てはまります。『生まれて来る前に死んで行く』、それが今生きている生き物だと思っております。そのせいか、『歓びに揺れたのは《紫色の花》』が、誕生を祝すように聴こえる私です。死に、新たな人生をはじめることが出来る子を、歓び見送る《紫の花》……。
各トラックを解釈できれば、いつかきっと繋がります……!エルの楽園[→side:A→]のように……(ちょっと違う)。難しいですよね……。

625 名前:大黒:2007/01/14(日) 00:30
宝石には寿命が無いと書きましたが実際には真珠には寿命があるらしいです

閑話休題

>>624むりゃんさん
別に噂や濡れ衣であってもかまわないのです
そこに宝石という媒介があり、事実としてそれが『殺戮の女王』と噂されてれば『時の王』になれると思うのですよ
そう考えると『殺戮の女王』も存在できるのではないでしょうか?……ダメ?
今生きてる状態が『生まれて来る前に死んで行く』ですか。うーん、ちょっと難しいなぁ
いや、納得できないという意味ではなく今ひとつ自分の中で消化しきれないという意味ですが
『歓びに揺れたのは《紫色の花》』が誕生を祝してるとしたら『悲しみに濡れたのは《水色の花》』は死を嘆いているのでしょうか
なんだかむりゃんさんの最初の考えである死を迎えた後に生まれるというのと逆になっちゃう気がしますが。まあ、この程度の矛盾は無視してもいいんですけどね

626 名前:Kanon:2007/01/14(日) 01:00
>618大黒さん
あわわ・・・またしても、言葉が足りなかったみたいで・・・本当にスミマセン。
私が言いたかったのは、【焔】にて埋葬された墓所が過去に有力な人物か有力貴族の一族の墓所で、埋葬された赤ん坊はその子孫か一族の一人だったのではないかと・・・言う事です。子供にしろ赤ん坊にしろ、一族の一員としては変わりないと思いますから。
オーギュストに関しては後になって歌詞みてその事に気付きました・・・。一時この説は撤回させて頂きます。
>621新旧さん
「永遠に失われた未来」ですか・・・。そっちの方が<殺戮の女王>よりしっくりくる気がします。
あと<宝石>に関してですが、緋色の風車にて『その<宝石>を幸せと謳う事が出来るならば・・・』とあります。だから煌くもの=宝石=幸せでも良いんじゃないかなーと思い始めてます。

627 名前:大黒:2007/01/14(日) 01:13
>>626kanonさん
ああ、なるほどそういう事でしたか
うーん、しかし『時の王』とまでいわれるほどに力をもった人物…自分には想像つきませんね
どれほどの権勢を誇れば『時を支配する』とまでいわるのか
そう考えると私はやっぱりHiverか殺戮の女王に傾きますね
ここからは>>621新旧さんへのレスもちょっと混じりますが
「煌く永久の星屑」=「永遠に届かない○○」との事ですがエトワールは歌詞を見てると生まれた時から極端な弱視で星を認識できてなかったと思われます
そしてその事からかそれともそれゆえに星空を望んだ反動か自分の『星』という名前をあまり好いてないように思えます
なのでここは「永遠に届かない」ではなく「永遠に渇望する」と捉えたほうがいいのではないでしょうか?
星空を望んでもその眼のせいで永遠に星空へ手を伸ばす事が叶わなかったエトワール
そこから私はただ「届かない」ではなくもっと強い渇望の念を感じました

628 名前:つくし:2007/01/14(日) 01:38
>>608 >>609大黒さん
あぁ、確かに遠心力といえばまずバケツの水を思い浮かべますよね。
少し説明の仕方が悪かった様で…自分は濡れ雑巾を振り回した時の事を思い浮かべながら書きました。これだと水が周囲に飛び散ります。
でも風で飛ばされるという解釈は成程と思いました。
バケツを例に出した遠心力だと月の揺り篭がバケツに当たるのですが、これだとすごい圧力で焔が揺り篭の底にへばり付いちゃって転生とか出来なさそうですもん。

>>616Arnearthianさん
いやいや、太陽に面してるのは月の欠けた部分ですよ。
つまり、死の世界の更に外側から光が当たっているわけで…って、あれ?
死の世界に光を与える“更に外側”…これってひょっとして、来世の事じゃないですかね?
あ、でもこの解釈だと転生したら外側の世界、生前いた太陽の風車とは別の世界に行ってしまうな…。

629 名前:大黒:2007/01/14(日) 02:10
>>628つくしさん
いや、そこは月の欠けた部分と考えるのではなく
魂が眠ってる揺り篭の部分と考えてはどうでしょう?
今はまだどういう物語を紡ぐか解らない魂だけど太陽の風車(生)の光に照らされる事でまた生きてゆく事が出来る(=転生する)
というような感じで考えてみました

630 名前:むりゃん:2007/01/14(日) 23:45
>>625大黒さん
『殺戮の女王』という『物語』が、とうことでしょうか。なるほどです。時の王になりうるかもしれませんね。
引っかかるのは、「賢者が“時の王”?」という考えの時にも出た、「永遠に生きるものに墓所は要らない」というところでしょうか……。寝所はあるかもですが……。うーん。

今を生きる人間は、『生まれてくる前に死ぬ』事を定められていますが、『死ぬ前に生まれてくる』ことも定められています。生まれてくる、とは外に出てくることを言うかもしれませんが、『生』を受けることは、時を刻み始めた瞬間といえると思っています(心臓が時を刻み始めたときが、人生のスタート地点(参考・寺山修司)。
《紫色の花》は、誕生というよりは、次の人生への旅立ちを祝している印象です。《水色の花》はこの人生を生きられなかったことを悲しんでいる印象を、私は受けています。産声を上げて生まれたとき、二つの花は、二輪とも歓ぶと思っています。
《生と死》という双子が揃って生まれてきたことを(上の説とは、言ってることがちょっと違いますね(汗))。

631 名前:大黒:2007/01/15(月) 00:34
>>630むりゃんさん
そういう事です
殺戮の女王を私は一種の付喪神的な存在と捉えてるのでむしろそういう噂や濡れ衣があったほうが好都合だったり(ぉ)
墓所の問題ですが賢者にしろ殺戮の女王(宝石)にしろいつも起きてるわけではないと解釈しました
つまり永い生の中で少し一休みするところが墓所なのではないでしょうか。むりゃんさんのいう寝所に近いかもしれませんね
実際『呪われし宝石』には『鎖された硝子 優雅に眠る宝石』ともありますし
生を刻み始めるのは時を刻み始めた瞬間ですか
うーん、《紫色の花》はそれで納得ですが《水色の花》の悲しみ方はまるでこの人生が自殺や殺人などその人にとって不本意な終わり方をしたような印象を文章から受けました
むりゃんさんの中では生と死は対極ではなく等しい物なのですね
生の双児がその終わりを迎えた時せめて死の双児が優しくその人を包んで上げられる事を祈ります

最後にとあるサイトでみつけた名言を
まるでココに集う私達を象徴するようだったので載せたくなりました
「誰かが何かを表現して、誰かがそれを解釈するってことが。世界は、その連続かもしれない」
(原典:キノの旅より『予言の国』)

632 名前:新旧:2007/01/15(月) 01:14
>>622Arnearthianさん
ん?『11文字』のほうも>>590でいうように「『Roman』の「物語」に関わるであろう「一人の母親」を中心にしてさらに「不特定多数の母親」を「テーマ」にした曲」と考えているので「Hiver」に繋げることは出来るのでは・・・って自分のように「輪廻説」等をとっていないと「Hiver」という存在に複数の「母親」がいるのはおかしいのか・・・?いやでも「Hiver」は複数いるようだし・・・はて、問題があるような無いような・・・?
「年代別に並べる」についてですが、問題になりそうなのは『腕』だけなのでしょうか?『美しきもの』のほうが難しそうだと思うのですが・・・三つ目の「伝言」を目指すのだから11曲全部を年代で並べ替えるわけですよね・・・むう、ムズイ。

>>623大黒さん
や、>>621はあくまで読み方についてというだけで改名の理由ではありません・・・まあぶっちゃけ普段ネットで使うのが本来「新旧」のほうだったのをここに最初に書き込んだ時に間違ってそのもとになった「ARAQ」のほうにしてしまったのを「やっぱり直しとこう」と思っただけだったり。
『朝と夜』=「弐」から数えていくという考察が前提にありますから『呪われし』に「参」である「時の王」を持ってくるわけにはいきません、それに自分の「輪廻説」では『呪われし』で死んだ「Hiver」、つまり「兄」はあの時点では輪廻もなにもしていない謂わば「凡人」なのです、「時の王未満」といったところでしょうか。
「どっちかしか成り立たない」というのは自分が「星屑」を重視した考察をした、という考えからでしょうか?自分は「煌く」=「個々の望むモノ」「永久」=「そのまんま永遠等」「星屑」=「遥か遠くのモノ」というような感じ(あくまで「感じ」です、色々な言葉で表現可能なので)で全部に意味付けしたつもりだったのですが・・・伝わらなかったでしょうか?それとも「どっちかしか〜」はなにか別のことについてでしょうか?
ついでに>>627ですが「永遠に届かない○○」はあくまで上で言った『朝と夜』=「弐」から数えていった『呪われし』=「五」の考えによるものですので実質「エトワール」の「星」への想いは無関係なのです、それに「永遠に届かない」は誰かの「想い」というより「○○」に対する誰かの「状況(?)」を表しているようなものなので「渇望」という言葉を使っちゃうとちょいとずれちゃうのです。

>>624むりゃんさん
同意有難う御座います、「『歓びに揺れたのは《紫色の花》』が、誕生を祝すように聴こえる」・・・「全てのヒトは輪廻する(出来る?)」という前提の思いですかね?「歓び見送る《紫の花》」・・・はてさて、その先にどんな「Roman」があるのだろうか・・・?
そして各トラックを解釈できれば、いつかきっと繋が・・・るといいな!・・・ればいいな!・・・るかな?・・・いやさ、きっと繋がるはずッ!(なんだ自分)

>>626Kanonさん
有難う御座います、>>621にて自分が言う様に「煌くもの」は個人個人にとって「煌いて」感じられるモノだと思うので人によって「金銭」だったり「権力」だったり「宝石」だったり「恋人」だったり「家族」だったり(クドッ)するのでしょう、ただその「煌き」がその人にとって「幸せ」の象徴的なモノだということはきっと「同じ」なのです・・・タブン。

633 名前:大黒:2007/01/15(月) 02:27
>>632新旧さん
おや、久しぶりにすれ違いましたか
なるほど改名というよりは元に戻したといった方が正確なのですね
『朝と夜』=「弐」というのは私も間違ってはないと思うんですがそうすると『焔』が『時の王』になるんですよね
うーん、やはり後半の『歴史が書を創るのか〜』は実際に永遠を生きて全てを知る者がいるという事でしょうか
『呪われし』で死んだ「Hiver」はごく普通の一般人でしたか。とするとHiverの輪廻はどこから始まるのかな
この後、最初に殺戮の女王を解放した者がHiverの元祖(?)になるんでしょうか
「どっちしか成り立たない」というのは別にそこまで硬い意味ではなくて
「今はまだこの説(言葉)に説明が付かないからとりあえず自分の中では保留にしておこう」という感じでした
別に新旧さんが「星屑」を重視した事を否定するつもりはありませんでしたが誤解を与えてしまったようで申し訳ありません
新旧さんの「煌く」=「個々の望むモノ」「永久」=「そのまんま永遠等」「星屑」=「遥か遠くのモノ」も概ねは理解できてますので
ただ、「個々の望むモノ」「永久」は「個々の望むモノ」=「永久にそうありたいと願うもの」に付け替えてもいいと思います
「永遠に届かない○○」はエトワールの想いというより星が見えないという状況を表してましたか
確かにそれだと渇望はイマイチ似あいませんね

634 名前:識鬼:2007/01/15(月) 18:10
皆様の考案を見て感心しきりです。
そして頭が何回か容量不足で凍りました(笑

という所で真理の素数について閃いたことでも落としていきます。
確か此処で11文字を一番最初に持ってくるというのがありましたがそれで考えてみました。

まず、他の「かちゃ」って入る(ラジカセボタンの音に聴こえました…)やつが偶数(偶数=2で割れる=非素数)になる
(朝夜1→2、星屑5→6、天使7→8)
真理は素数なので割り切れる数になるそれらは真理ではない≒嘘?
11文字は…《真実の伝言》があるからチャラに…はならないか…チッ(待
でも『進む』と考えると、時計でいう13時みたいな感じに。
時計が指す時間は1に戻るが時間的読みは13時…
同じく11文字も、トラック的には1に戻るが12に進む…
そんなノリで(テキトウ
それだと真実の伝言は13(素数=真理)屋根裏は14(非素数)…と

如何でしょうか。
考案の助けにでもなれば幸いです。

635 名前:新旧:2007/01/15(月) 22:27
>>633大黒さん
むむむ・・・またうまく伝わらなかった・・・
『呪われし』で死んだ「兄Hiver」はこの曲の「時点」ではまだ「凡人」、死んだ「後」に「妹」のもとに帰りたいという想いから初めての「転生」、そして『焔』にて「妹」が「転生Hiver」を死産、これによって「Hiver」が「双子の人形」とともに自らの望む「Roman」を求めて「輪廻の風車」を廻し続け「時の王」とも呼べる存在へと「昇華」する(微仮)。
というような流れなのです、なので『呪われし』=「時の王〜参」は「兄Hiver」が>>632で言ったように「時の王未満」なので「不成立」となり、『焔』=「時の王〜参」は「転生Hiver」という「時の王」と呼べるようになった者の「墓所」なので「成立」、となるので御座います。
で、>>632の自分の「自分が「星屑」を重視した考察をした、という考えからでしょうか?」というのは「大黒さんがそう認識したのかな?」という一種の確認のようなもので自分は「煌く永久の星屑」の「星屑」だけを重視して考察しているわけではなく、ちゃんと全体を見て(いるつもり)の考察ですよ。
あと「個々の望むモノ」の「モノ」は「者」や「物」といった形のある存在意外も含む為に「モノ」という表記にしているので「永久にそうありたいと願うもの」のような意味は既に入っていたりします、説明不足すいません。
そして「永遠に届かない○○」は件の『朝と夜』=「弐」から数えた場合のものなので「五」=『呪われし』になり「エトワールの想い」というより「エトワール」自体と「無関係」なのです、そしてそして「状況を表したもの」というのは曲等とは切り離した「言葉」単体に対してのものなのです。
うーむ・・・少しでも明確に伝えようとして断定的な言い回しがいつにも増して多くなったような・・・これで伝わらなかったらどうしよう・・・

>>634識鬼さん
かるーくツッコミ、アルバム内で「賢者」も言ってますが「2」自体は素数で御座います。
それはそれとして『11文字』を最初に持ってきた場合の「時計でいう13時」というのはおもしろいかもしれませんね、でも『yaneura』等のボーナス曲をそれに入れるということは時計のように「ぐるぐる回る」わけではないんですかね・・・?ぐるぐる回ってこその「時計でいう13時」な気がしないでもない・・・ような・・・?

636 名前:識鬼:2007/01/15(月) 23:26
>>635
…あ。素敵な凡ミス指摘ありがたやなのですorz
1とそれ自身で割り切れる数なんだから…!素数orz

ボーナスいれるかは迷ったんですがね…
風車みたく廻って帰ってきた方が確かに面白いですよねぇ
でも省いたら省いたでボーナス余るし…
あああ脳内が不毛の地に…
ちょいと生と死の荒野彷徨ってきます…

637 名前:大黒:2007/01/15(月) 23:41
久しぶりにすれ違う日々…

>>635新旧さん
微仮というのが少し気になりますが(ぉ)、概ね理解できました
『焔』で死産したのが「転生Hiver」という考えが全く無かったのがすれ違いの原因かな
そして転生という形で「永遠の時」を手に入れたHiverが「時の王」となった…という解釈でいいのかな?
『呪われし』=「五」として「星屑」との関連は…むむ、いかんまだ見出せん
「星屑」が「殺戮の女王」というか「宝石」の比喩だというなら簡単だけどそれならわざわざエトワールというか『革紐』から例えを持ってくるとも思えないし
うーん、なんとなくまとまりかけてるんだけどそれが形にならないまどろっこしさ
どうやら私の頭は予想以上に固いか予想以上に弱いかのどちらかみたいです
何が欠けてるんだろう…

638 名前:新旧:2007/01/16(火) 22:35
>>637大黒さん
(微仮)というのは断定的な言い回しを少しでも軽減出来ればなー、みたいな感じで付けてみただけです、気にしちゃダメで御座います。
『呪われし』=「五」は>>621のKanonさんへの返信にて自分が言っている「煌く永久の星屑」→「永遠に届かない○○」=「兄Hiver(と妹)の永遠に失われた未来」というようなものです。
「『革紐』から例えを〜」というのは同じく>>621の「星屑」という言葉の解釈に「「エトワール」にとっては「見えないモノ」」という例えを使ったことについてでしょうか?あれはあくまで「星屑」という言葉から考えられる「意味」の一例にすぎないのであまり気にしないでください。
まあ、似たような説明を何度も書き込むのもアレなんで細かいことは>>621以降の自分の書き込みをもう一度見ていただけると助かります、それでもダメな時は最終手段・・・「秘技・無説明唯結論載」でいってみることにします、ハイ。

>>636識鬼さん
ボーナス曲は考察に入れるかどうか自体も議論の対象になったりするので入れなきゃ入れないでもいいのかもしれないですよ。
とりあえず生と死の荒野では迷子にならぬようご注意を、では。

639 名前:大黒:2007/01/16(火) 23:51
>>638新旧さん
ああ、なるほどそういう事でしたか
頭をリフレッシュさせて考えたらようやく見えてきました
やっぱり音楽とか聞きながら投稿してたらダメですね(笑)
うーん、殺戮の女王が恒星レベルだとしてもここでは星屑といわれてるから郷に入っては郷に従えで星屑でもかまわない気もしますが
やっぱり自分の頭が固いのかな

640 名前:新旧:2007/01/17(水) 23:25
>>639大黒さん
お、どうにか伝わったようですな、よかったです。
「〜ここでは星屑といわれてるから〜」の「ここ」が少々幅が広くて(掲示板内の考察?『Roman』内の歌詞?)ちゃんと意味を汲み取れてるか微妙ですが、とりあえず「煌く永久の星屑=殺戮の女王でも別にいいのでは?」的な意味は含まれてそうなのでこれまでの説で考えた場合のおもしろい所を一つ。
『朝と夜の物語』=「朝と夜の地平線(弐)」=「生と死の狭間を彷徨う→Hiverの物語」
『焔』=「時の王が眠る墓所(参)」=「最初の転生で死に輪廻を繰り返すこととなる→Hiverの物語」
『呪われし宝石』=「煌く永久の星屑(五)」=「望む未来を永遠に絶たれた→Hiverの物語」
と、このようになんと「第13回Hiver祭り(謎)」が出来上がるので御座います!どうでしょう?・・・テンション、上がりません?・・・あれ?自分だけっすか?
・・・まあとにかく『賢者』の「弐、参、五」が全て「Hiverのこと」になるので自分的「Roman」ではこっちの方がしっくりくるのデス。
ただし「煌く永久の星屑」=「殺戮の女王」にはならないまでも「Hiver」にとって「殺戮の女王」が「永遠に失った未来」、つまり「煌き」を「象徴する」アイテムと化している可能性はあります、その場合「Hiver」が輪廻の度に「殺戮の女王」を開放するのは呪いでもなんでもなく、彼の無意識(魂?)が「ほんとならその先にあったであろう未来」を求めて自らやっている可能性もあります・・・ああ、なんだかそれこそが「嘘」なんじゃないかと思えてきました・・・
ありもしない「煌き」を求めて「殺戮の女王」を開放し、その度に死ぬ「Hiver」、その「不幸」が外的要因によるものだと思い込む「Hiver」、きっと手の届く範囲にも「それ」に代わるだけの「煌き」はあるだろうに「ソレ」に気付くこともなく、ただただ同じ「ハジマリ(朝/生)とオワリ(夜/死)」を繰り返す・・・それこそが「不毛の世界/yaneura」・・・身近な「煌き」に気づいた時、その「生」に「意味/Roman」を見出し「不毛な輪廻」はオワリを告げる・・・その「煌き」の一つの形が「母の願い/true message」・・・
みたいな・・・駄文失礼。

641 名前:大黒:2007/01/17(水) 23:51
>>640新旧さん
ここというのはRomanの中の歌詞(物語)の事でございます
「第13回Hiver祭り」ですか…なるほど、テンションがあがりますな
いつの間に12回も祭りが開かれてたかどうかはさておいて(笑)、Hiverファン(何)としてはテンションを上げるなという方が無理ではないでしょうか
うぅむ…Hiverが「殺戮の女王」を解放するのは呪いではなく未来を求めて行う無意識の行動ですか
でもそういうのを「呪い」というものだと私はずっと解釈してましたけど
Hiverが不毛な輪廻に終止符を打ち幸せになるために産まれてこれるのはいつの事なのか…Romanの中でも大きな物語の1つですね


と、ここでちょっと新旧さんの説に刺激されて自分の新説を1つ
まず仮定ですけど「Hiver」って別に男の名前ってわけじゃないですよね
そこで思ったのは『黄昏』の女性もまた「Hiver」の1人だったのではないかと
「殺戮の女王」を解放し、偶然か必然かその惨劇を知る事になった「クロエHiver」
もしかしたら自分が今身ごもっているこの子にもそんな呪いがかけられてるのかもしれない
果たしてこの子を産む事がこの子の幸せに繋がるのだろうか。もし呪われた子を産んでしまってまた惨劇を繰り返す事になったら自分はどうすればいいのか
そんな悩みを抱えて日々を過ごしてるうち偶然にも公園で賢者に出会い様々な教訓を受け、子供を産む事を決意する
というようなストーリーを考えてみました
ちなみにそんな感じなので「クロエ」は歌詞のまま特定の個人名ではなく「お嬢さん」という呼びかけの意味で使われたとみなしてます
もちろん輪廻を繰り返すHiverが常にHiverという名前ではなく今世ではクロエという名前だという可能性もありますが
ただ、この説だと11文字への繋がりが弱いんですよね
『つ0102てな0102人生』はともかく『ありふれた人生』では絶対にあり得ませんから
ただ、以前新旧さんが『11文字』は不特定の母親へのメッセージみたいな事をいってたのでそっちで採れば大丈夫かなと思います

642 名前:Arnearthian:2007/01/18(木) 16:21
>>628 つくしさん
そうですね、逆でした。後で気がつきました。こちらのケアレスミスです。スミマセン…

>>632 新旧さん
取り敢えず並べられそうな主題曲から並べて、
一旦その通りに文字を当てはめて、さらに主題外の曲の文字を挿入して、
意味のある文章にならないかなーなどと企んでおりましたが、
どっこいそううまくは行かなかったという例です(笑

>>634 識鬼さん
なるほど、時計の文字盤に当てはめるのは盲点。確かに『朝と夜』では時計の音が背景にあったし。
個人的な勘ですが、『伝言』と『true』を同一とするなら、『屋根裏』を合わせれば12曲。
時計の文字盤に符合するような気がします。
…あるいは、「朝」とか「夜」とか詩にあるので、文字盤の12時間というよりは、
一日の24時間だったりしないかとも考えましたが…だったら12曲じゃ足りないですね(笑
「朝」と「夜」に当てはめる以上、「午前午後の両面を表す」…というのは無理がありそうですし…

>>641 大黒さん
………
…はっ!? 一瞬女装した領主様を想像してしまいました(笑

…で、ここからが今回の本題。
以前、曲目を『風車』=死と復讐、『宝石』=欲望、『焔』=生命で分けましたが、
普通『風車』が死や復讐に繋がる辺りに不自然さを感じたので、
それぞれの言葉の隠喩?的な意味を、前後の言葉からもう一度考察してみました。
「・通常:」とある所には、Roman抜きでの一般的な意味やイメージを。
「・Roman:」とある所には、アルバムRoman内での使われ方。みなさんの考察内であった印象など。
「=」以下には、私が新たに推測した総合的な意味を書き込みます。

かなり長くなるので一旦切ります。

643 名前:Arnearthian :2007/01/18(木) 16:22
●『風車』
(追憶に揺れる『風車』、二つの風車は廻り続けるだろう、憎しみの風車
《血色の風車》綺麗な花を散らせて、《緋色の風車》綺麗な花を咲かせて、・・等)
 ・通常:風を動力として動く装置。
     麦を挽いたりする装置であることから、田園風景などを思い浮かべる。
 ・Roman:「廻る」と一緒に使われる事が多い。
       特に復讐、死のイメージで使われている事が多い印象。
  =きっかけ(風)を動機(動力)にして起こす(動く)行動?
   つまり過去から来る動機と、それに対する行動。復讐はその一例に過ぎない。

○『廻る』
 (廻り逢う、憎しみ廻る世界に、廻るよ廻る...死に神の回転盤)
 ・通常:軸を中心に回転する。あちこち歩く。
 ・Roman:「風車」と一緒にで使われる事が多い。この場合「(『風車』が)動く」の意味。
      他にも「地平(線)を廻る」など。この場合「めぐる」と読む場合も。
      「回る」という書き方はあまりしていない。
      時に、「生命(焔)」と一緒に使われる。(親→子への流れ?)
  =順を辿って事象が流れていく。
   また、「永遠に繰り返す」というような印象も時折感じる。


●『宝石』
 (良く似た色をした宝石、其の宝石を『幸福』と謳うならば、その宝石はとても壊れ易い)
 ・通常:高価な石。装飾品。
     「貴重なもの」の意味で使われる。さらに「富」「財産」などを連想。
 ・Roman:『殺戮の女王』。特に「赤」と一緒に使われるとほぼ確定か。
      他にも「大切なもの」の意味を感じさせる事もいくつか。
  =(良くも悪くも)大切なもの。それはとかく失われ易い。
   どんな犠牲を払ってでも手に入れたい、守りたいもの。

○『煌めく』
 (君と歩いた...暗闇に煌めく世界を、哀しみに煌めく《宝石》)
 ・通常:光り輝く。
 ・Roman:『宝石』と続く事が多い。
     それ以外だと、3,『腕』での「斜陽の影に刃は緋黒く煌めいて」
            5,『星屑』での「暗闇に煌めく世界を」
            10,『賢者』での「煌めく永遠の星屑」
  =宝石(大切なもの)へと誘う、あるいは欲望を駆り立てる、というような表現。
   特に、既に(未だ)届かない物事が、美しく、掛け替えのないと感じる様子。

●『焔』
 (彷徨える焔、美しい焔、躍るよ...躍る...焔のように、この世に灯った小さな《焔》
  歓びに揺らぐ焔、長いようで短い焔、詩は時として焔となり………等)
 ・通常:燃える炎。熱及び光を発する。
     「火」を連想するなら、破壊的な象徴。燃やし、失わせる。
     他にも、「情熱」「活気」「温かいもの」など。生命が活動する様。
 ・Roman:「ひかり」「ほのお」と読む。
      「命」の意味で使われる事が多い。
      時には単純な「命」ではなく、人生までも含めたものとしても用いられている。
      8,『美しき』では、「病の焔に灼かれながら」と、失う意味で用いられている。
  =他人が感じる別の命の存在。更にはその人の生き様までも含む。

○『揺らめく』『揺らぐ』
 (歓びに揺らぐ焔、焔の揺らめきの外に)
 ・通常:ゆれ動く。
     “心”の場合、「動揺」など、「迷い」の意味もある。
 ・Ropman:出てくるのは二回だけ。
      おそらく「心が脈打つ」ようなニュアンスで使われている?

644 名前:Arnearthian:2007/01/18(木) 16:25
そして、編纂している過程で個人的に気になった単語をもう少し。
○『詩』
 (僕の詩を灯そう、いくつかの愛の詩を灯そう、どんな詩を灯したのだろうか……)
 ・通常:歌の言葉。
 ・Roman:「灯す」という言葉と一緒に使われる。灯すものらしい。
  =「灯す」とあることから、「焔」と類義。ただし、「人生」の方がメイン。
   能動的に使われる時は『焔』ではなく『詩』。

○『花』
 (愛した花が枯れても、小さな花を咲かせよう、綺麗は花を咲かせて、花を散らせて
  良く似た色をした美花)
 ・通常:儚く、美しいもの。素朴で綺麗なもの。愛。
 ・Roman:曲中では失われる場合が多い。
      また、血が飛び散る様を例えていることも。
  =生活。愛。(決して特別なものではなく、ありふれていて、多くを望まない、素朴な)
   特に大切な人に対して使われている事が多い、……かな?
     
○『幻想』
(幻想物語『第五の地平線』、時を騙る幻想の物語、
 零れた砂が巻き戻る幻想を...) 
 ・通常:現実にないことをあるように感じる想念。想像。
     現実に無いからこそ、美しいもの。
 ・Roman:「ゆめ」と読んだり「やみ」と読んだり。
      現実では無いが、ある事柄を暗示している印象。
      「幻想(やみ)の物語」は、「焔(ひかり)」と対として用いられる。
  =現実の人生(「焔」)に対しての、夢物語。夢想。
   ただし、現実には密接に関わっている。

645 名前:Arnearthian:2007/01/18(木) 16:38
〈追記考察〉
・『宝石』の意味には、上記の意味だと解釈をしにくい例外が一つ。
 一曲目『朝と夜』の二行目。ここの使われ方だけが変な違和感を感じます。

・同様に、『美花』という表現を、『朝と夜』の中に見つけました。
 これも上記の意味だと、解釈しにくく感じます。

・11文字の伝言にある『二つの風車』は、上記の意味から考えると、
 「この世界に生まれたいHiverがRomanを探す」ことと、
 「Hiverを産みたい母親が、何かの行動を起こす」……の二つのかなぁと、思います。
 …で、母親の方の行動が、最終的に「屋根裏」に行っちゃったのではないでしょうか。

…以上、長々々々と四連投。失礼いたしました(汗
解釈の参考にして頂ければとても嬉しいです。

646 名前:大黒:2007/01/18(木) 18:47
>>642-645Arnearthianさん
遠目でしか見た事ないですが領主様は平均的な男性像と比べて線が細そうなので女装も案外似合うかもとか思ったり思わなかったり(ぉ)

閑話休題

長文四連投による考察お疲れ様です

風車は最近だと田園風景よりも風力発電の風景の方がイメージ強いですね
オランダあたりにいけばまた違ってくるんでしょうけど日本の風車は電力関係が多いと思います
確かに風車は死や復讐のイメージが強いですね特に『緋色の風車』なんかはまんまですし
過去から来る動機とそれに対する行動ですか。確かにあってるかもですがもう1例何か欲しいところですね。それが合致すれば完璧になると思います

廻るは…うーん、『緋色の風車』以外で風車と一緒に使われた印象ないですね
順を追って事象が流れていくというよりは物事が繰り返されるつまり後者の印象が強いです

宝石はほぼ同意ですね。確かに失われやすいものや欲望を駆り立てる物の象徴で使われてると思います
『朝と夜』の二行目は『僕達のこの寂0302さは』とあるところから
この寂しさを分け合えるそんな存在もまた大切な物だという風に受け止めました
煌くは哀しみに煌めく《宝石》以外で宝石と繋がってましたっけ?
その解釈だと『腕』の「斜陽の影に刃は緋黒く煌めいて」だけが妙に浮いて見えるんですが

焔はほぼ同意です。確かに他人や自分の人生を投影してる事が多いですね

揺らぐは確かにサンプルが少ないので何ともいえませんね
Arnearthianさんの解釈でまず間違ってないと思いますが賢者の台詞は心が脈打ってるのかなという疑問も感じます

詩は焔よりも人生の色が濃い時に使われてると思います
灯すというのは命の灯りなどという言い方をする事があるのでそこからきてるのではないでしょうか

花は生活というよりは人生といった方がしっくりくるのではないでしょうか
『美花』はその前に『僕達のこの刹那さは』とあるところから人生の中でも刹那の一時の美しさを歌ってると解釈しました

幻想はほぼ同意です。現実と関わりを持つ夢物語
とくに主観的ではなく何かを俯瞰してる時に用いられてると感じました

647 名前:むりゃん:2007/01/18(木) 21:10
最近考えたことを並べ立てます。既出だったらすみません……。

『11文字』の母親は、自分の人生を愛していないのではないか。そして、愛していないからこそ子供を産んだのではないか。
彼女は、平凡でありふれた人生を生きた。だから、自分が何の為に生まれてきたのか分らなかった。大して幸せだったわけでもない、自分の人生には何の意味があるのか。
それを理由として子供を産む。産んだ子供が、幸せになり、人生を愛してくれたなら、そこでやっと自分の人生に意味が出来る。
『母になる為に生まれてきた』という意味が。そうして、彼女もまた、自分が生まれてきた事を愛し、その母と繋がる(そういう繋がりの中(他にもたくさん種類はありますが)に人生がある。『人生は星屑の…輝きの中0502在ることを…』)。

『葡萄酒』は過去を表すのではないか。
『『歓び』と『哀しみ』が織り成す調和 その味わいが私の『葡萄酒』』
そして、それが人生だと言っています。ので、『葡萄酒』が見せる夢は、『幸せだった過去』と『辛かった過去』の二つ。それが合わさったものが《人生》。『黄昏の賢者』で、『葡萄酒は仄甘い陶酔を魅せ』と言っていますが、それだと人生の半分、『辛い思い出』は削除されている気がするのです。幸せだった過去に逃げ、辛い思い出から逃げようとしている状況を表している気がします。
そして、『幸せになる』だけが人生ではないと言われている気がします……。

Hiverは、歩けないのではないか。
ブックレットを見ても分るように、脚がぼやけている。彼は自分で歩けない、または動けないから双子に探させる。ので、『物語』を見つけても行くことが出来ないのではないか(もし、行けるのなら自分で彷徨えば良い気がする……。探しに行かせると言う事は、余計な手間をかけていることになる気がする……)。
『君』が迷わないように歌い続けるのは、一種の灯台となり、あちらから『こっち』へ来てもらうためではないか。……だと、双子は一種のスピーカー?(どの地平にも『詩を灯す』→『詩を流すことが出来る』)
そう思うと、彼と『宝石』は似た立場であるとも思えます。
『宝石』は当たり前ながら、自分では動けない。その魔力にも似た魅力で人を呼び寄せ、また別の人を呼び寄せ廻る。Hiverは『魅力的な輝き』の変わりに『詩』で『君』を呼ぶ……。
……もしかして、『宝石』を身につけているのは、『人寄せ』でしょうか……。『宝石』を利用して『君』を呼び込むHiver……。ううーん……。


長々と色々すみませんでした……。うーん……。

648 名前:大黒:2007/01/18(木) 22:10
>>647むりゃんさん
平凡でありふれた人生ってのが実は1番貴重なんですけどね
生きてる本人は案外その事に気づかない物です
うーむ、その人生の意味を見つけるために子供を産むですか
あり得ない事ではないですね。ただ私からみれば子供に自分の人生を探させようとする一種の逃避にも見えますが

葡萄酒についてはほぼ同意です
ただ、『葡萄酒は仄甘い陶酔を魅せ』は『辛い思い出』を削除されてるといってますが
『仄甘い陶酔』は実際にある物ではなく幻です
一見幸せそうだけどそこには手が届く事は無い。永遠に見せられるだけ
これもまた辛い事の1つではないでしょうか

Hiverが歩けないかはどうかは…
うーん、判断難しいですねぇ。脚がぼやけてるのはそういう描き方だと思ってましたから
Hiverは普通に歩けると思いますよ。もし歩けないのなら双児が探してきたRomanにも行く事が出来ないと思います
双児の人形の役目はHiverが生まれ落ちるべきRomanを探す事だと思いますがそこに殺戮の女王の意思が影響してくるのでHiverは輪廻の輪から抜け出せないのだと思います
宝石をつけているのは生まれ変わってもHiverが殺戮の女王と共にあるという暗示ではないでしょうか
もちろんHiverがつけてる宝石が殺戮の女王でない可能性もありますが

649 名前:むりゃん:2007/01/18(木) 23:48
>>648大黒さん
ありふれた人生も、辛い人生も、愛すべきものなのに気付かずに、その意味を見つけられずに『子供』に求める……。求められた子供は、自分の《人生》にまで手を出す『親』を疎ましく(言い過ぎかもしれませんが)思うかもしれません。
けれど、それに捕らわれて『親子の絆』をも拒否することはないな、と。今までの私の考察は、それからも目を逸らそうとするものでしたので。『孤独』で幸せにはなれないな、と……。絆の中に人生が、幸せが、不幸が……。

『削除されている』、と言うのは表現不足でしたが、『目を逸らしている』というのが伝えたいところです。『良い思い出ばかりみて、悪い思い出は思い出さないようにしている』。そんな感じなのです。
《過去》を全て受け止めない=自分の人生すべてを愛せない。ので、大黒さんが言っていることとほぼ同じです。

行くことが出来ないので、来てもらう、という考えです。動けるなら、自分で行き、《物語》を見つけ、自分で詩を灯して死んでいけば良いのに、何故に……と……(死んで行くと書いたのは、「生まれる前に、死んで行く」から。「死んで行く前に、生まれてくる」訳ではないから)。
……うん? 前のと総合して考えると、これだと、『宝石』で招き、『Hiver』候補を殺し、生まれてくることになるですね……。うーん。
確かに『女王』と決まってないのですね。歌詞のイメージだと首飾りなのに、Hiverのはブローチっぽい……(あまり関係ない)。

650 名前:新旧:2007/01/19(金) 00:02
>>641大黒さん
ハイ、いつの間にか13回目で御座います・・・『5th story CD』にあやかって5回にしようかとも思いましたが。
「呪い」については「殺戮の女王」の「意思」等のいわゆる「オカルト」的な方向の「呪い」ではない、というのを明確にしてみただけで「Hiverが殺戮の女王を解放するのは未来を求めて行う無意識の行動」=「呪い」という表現も大好きです、「外から影響を受ける(殺戮の女王の意思)=呪い」、「内から影響を受ける(Hiverの無意識)=病い」という表現もありだろうか?
あ、あと「Hiverの無意識」が「輪廻」の原因だとすると「赤色金剛石」(あえてこっちで)に関わったからといって必ずしも不幸になるとは限らない(もしかしたらその先に未来を見出せる)かもしれないので、この状況を「呪い」と呼んでいいのか?という想いもあったり、なかったり。
で、「女装Revo様」について・・・え?なにか?間違ってなんかいませんよ?ええ。
なかなか見事な変化球ですね、変化に付いていけずにキャッチできず脳天直撃ですよ、というのも自分は「クロエ」という名前のキャラクターを一人知っているのです、それ故か「クロエ」が名前ではないと仮定しようとするとまず自分のお固い頭を粉砕しないとどうにも割り切れなかったり・・・でも確かに「Hiver」は男性名・・・というかそもそも本来人に付けていいものかどうかすらも謎ですからね、ここの掲示板を見る限り「Hiver=冬」ぐらいしかわからない(自分が見逃してなければ)ですし、「女性Hiver」がいないとは言い切れませんね。

>>642-645Arnearthianさん
どっこいうまく行きませんでしたかぁ・・・って、あれ?既に諦めてしまわれたのですか・・・むぅ、「第3のボーナス」、とまではいかずとも「第3の伝言」ぐらいはどっかにないもんですかねぇ・・・
ところで「『伝言』と『true』を同一とし『屋根裏』を加えて12曲」ですが、さらに『伝言/true』の最後と『朝と夜』の最初が繋がっているのを考慮するとまさに時計のようにぐるぐる回ってくれますよ、「時計」の表示は基本的に1〜12の繰り返しですし。
そして「風車」等の言葉の解釈お疲れ様です、非常に参考になります。

651 名前:大黒:2007/01/19(金) 00:31
>>649むりゃんさん
自分の人生の意味を見つける事を望まれて産まれて来る子供はそれに気づいた時どう思うんでしょうね
確かにむりゃんさんのいうとおり親を疎ましく思う事もあるかもしれません
ただ、私も親子の『絆』がそれで完全に断ち切れるかというとそうは思いませんね
『孤独』では幸せになれないというのも同意ですがこの時のパートナーはもしかしたら親以外の人(恋人・友人等)かもしれませんね
ただ人間という字は『人の間』と書くように人は人の中でしか生きられないというのが私の持論の1つです

ん?ちょっとすれ違いがみれるかな?
私がいいたかったのは幻の幸せを見せられる事もまた辛い思い出になるのではないかという事でしたが
辛い状況で幸せな思い出に逃避して辛い事を忘れようとするのも自分の人生の全てを愛せないという事になりますね
ん…それだとむりゃんさんのいってる事と変わらないのか

なるほど。双児の人形にRomanを探してもらってそのRomanへと導いてもらうのですか
するとHiverが解放者としての輪廻から抜け出せないのはやはり双児と殺戮の女王が関係してるから?
宝石と双児でHiver候補を招き殺す…うーん、そんなRomanはHiverにしてみれば嫌でしょうね
それに仮にジャケットのHiverが歩けないとしてもそれはジャケットのHiverの話で輪廻を繰り返す中ではきちんと歩けたHiverもいると思いますよ
また前にも書きましたがHiverの中には女性がいた可能性も…
詳しい事は>>641で書いてますので参考にして下さい
ちなみにブローチでも首飾りになると思いますよ。別に首飾り=ネックレス(ペンダント)と考える必要はないかと

>>650新旧さん
外からの呪い、内からの病。いい表現ですね。病というと何か別な物を想像してしまいますがここは1つ精神疾患のようなものと片付けました
私はHiverが無意識で「赤色金剛石」の解放に携わったのは最初のHiver、つまり兄だけだと思ってます
実際、直後かどうかは解りませんが兄は殺され「赤色金剛石」を廻り死神の回転盤が廻り始めてます。これは「殺戮の女王」の誕生に近いのではないでしょうか
はい、変化球でございます
ただ、皆さんの説を見てるとHiverは常に男性で物語の陰から暗躍してたのでHiverという言葉が単に冬という意味しか持ち合わせてないのなら女性として産まれて来る事もあるよねという風に考えてこの説に至ったわけです
まあ、私も前述の通り別にその女性がHiverではなくクロエという名前でもかまわないといえばかまわないんですが
新旧さんの考察に少しでも穴というか新鮮味を加える事が出来れば幸いです

652 名前:むりゃん:2007/01/19(金) 21:07
>>651大黒さん
『しあわせにおなりなさい』が曲者になります。
ついていない人生だったという事が、自分が『存在理由』を見出せなかった、生まれた意味を見出せない理由だったなら。
「幸せになれたわけでもないのに、どうして私は生まれてきたんだろう?」
そんな思いの下に生んだとしたら、『しあわせにおなりなさい』は本当に、彼女の『幸せ』にして『存在理由』をつくる為の出産となると思えます。
「幸せになったら、生まれてよかったって思えるでしょ?」
と……。
……前(>>647)と言っていることがちょっと違ってきた……。上手く言えない……。
子供に、自分の『幸せ』を求めますか? それとも母子の『絆』を求めますか? の分かれ目が『しあわせにおなりなさい』の有無……みたいな事が今は言いたいのですが……。

では、歩けないではなく、『その場から動けない』と考えてください……。Hiverは、『殺戮の女王』の解放者と言うよりは、『利用者』なのです。詩と宝石の輝きで、『自分』を呼び、『死ぬ』のです(虫を取る光のように)。……まぁ、嫌でしょうね。
『殺戮の女王』の解放者説を否定し続けた理由が、まぁ、それです。
女性がいても良いですね。『死んで行く』者が皆Hiver? と考えたときもある私です(これで行くと、『11文字』の母もHiver)。


中途半端な、トラック意味解釈(一曲一曲に教訓(人生論)を求める……)
『宝石』→大きな幸せには、それと同じくらいの不幸がついてくる。『幸せ』ばかり手に入ることは無い。それに『つりあう不幸』もついてくる。
『星屑』→人生は、たくさんの繋がりの中にある。親と子、大切な誰か。その繋がりなくして人間は生まれてこられない(または生きられない)。
『風車』→『絆』を繋ぎとめる為の『力』とはなにか。それは『誰かの絆を断ち切る』力ではなく、『自分だけを守る』力でもない。
『彫像』→自ら切り離した『絆』を繋ぐことは、難しい(または、出来ない)。
『葡萄酒』→人生には、酸いも甘いもあるもの。

『繋がり無くして〜〜』といえば、素数。
「君の人生は君1人のもの。どんなに盛を極めた『時代の王』も最後は1つの墓所が領土。けれど、一人ぽっちって訳じゃない。絆で誰かと1つに繋がっているものさ」
と無理やり考えてみる。

653 名前:大黒:2007/01/19(金) 21:36
>>652むりゃんさん
概ね言いたい事は解りましたから問題ないですよー
でも、その母親は子供に『子供自身の幸せ』は求めないのですね
うーん、やっぱり自分の幸せという存在理由を求める逃避にみえる

Hiverというか殺戮の女王ですね、問題は
『自分』を呼び、『死ぬ』というのが今ひとつピンと来ませんが殺戮の女王の『利用者』というのはどうなんでしょう
一番最初の兄Hiverは殺戮の女王を掘り当てた事で殺されてますし利用してるというイメージが浮かんでこないのですが

トラック解釈については概ね同意できますね
ただ、1は素数じゃないですよ。素数は1とその数でしか割り切れない数ですから



どうでもいいですけど何か表示がおかしくなって来てますね
そろそろ容量的にやばいのでしょうか…

654 名前:新旧:2007/01/19(金) 21:41
>>651大黒さん
むむ、「兄Hiver」だけですか、自分の場合は「兄Hiver」が「宝石」を発掘した先にあったはずの「煌き」に辿り着けずに死んでしまったことで「転生Hiver」達が無意識に「兄Hiver」にとって「煌き」の象徴である「赤色金剛石」に惹かれてしまう、というものなので大黒さんとは真逆ですね。
変化球についてですが『賢者』の女性が「Hiver」という名前である「可能性」があってはじめて「女Hiver」という説に持っていけるようになると思うので、その説を考える場合「彼女≠クロエ」で「彼女=Hiver」というのは大前提だと思うのですが・・・

655 名前:大黒:2007/01/19(金) 22:11
>>654新旧さん
ふむふむ…
真逆というほど離れてはいないと思いますよ
私が「兄Hiver」だけが「赤色金剛石」携わったというのは世間での呼び名が「赤色金剛石」よりも「殺戮の女王」の方が有名になったという意味でそっちを採っただけですから
中身は新旧さんの考えとそれほど離れてはないと思います
変化球については…うーん、やっぱり解放者にはHiverの名前が必要ですか
輪廻を繰り返す中で違う名前になる可能性もあるかなと思って付け加えたんですけどね
やっぱりHiverなのかなぁ

656 名前:むりゃん:2007/01/19(金) 22:46
>>653大黒さん
1は、素数として書いた訳でなく、前に唱えました『1とそれ自体でしか』の“1”なのです。『“1”=“君だけの何か”』。素数として“1”をあげているわけでは有りません。

もし、それが『檻』になるのなら、悲しいことに、はっきり望めない考えですね……。『本当の伝言』のさらに奥へ、『母の幸せ』に惑わされずにたどり着けるならば、純粋に『幸せ』を願っている母が見えるかもしれません(ひねくれすぎで辿り付けない私……)。

『殺戮の女王』で無くても良いのです。『強い光を放つ』目印。自分の元へやって来させるための餌。が襟元の“宝石”。
まぁ、『殺戮の女王』を忌避し続けてきた手前、自分でも納得は行かない説ですが(おーい)。

657 名前:大黒:2007/01/20(土) 00:46
>>656むりゃんさん
あ、そういうことでしたか。これは早とちり失礼
『本当の伝言』のさらに奥…果たして辿り着けるんでしょうか
そしてその時『子』は何を想い『母』は何を願うのか。興味があります
強い光を放つ目印ですか…うーん、だんだん気のせいか殺戮の女王に近づいてる気がしますよ
こっちへいらっしゃーい、楽になりますよ(何)

658 名前:Arnearthian:2007/01/20(土) 15:51
>>646 大黒さん
・風車
 ええまぁ、Romanの舞台が現代ではないので、発電所のイメージではないです。
ファンタジーものやら中世ものの物語にある風車を想像してください。
近くに小川があって、大きく低い音を立てながらゴウンゴウンと回ってる風景(個人的には小麦畑が遠くに見えてたり)

復讐以外の使われ方はすべて、考察到達地点での使われ方になりますので根拠は薄いですが…
「僕らは彷徨える追憶に揺れる風車」など、Hiverサイドの曲で見かけます。
これも通常通りの「故郷」のイメージのように思えますけど、
Hiverにとっては、「母親の元に生まれてくること」が、「故郷への幻想」に繋がるのではないかと思います。
実際、その為に双子の人形を放っているわけですから。これがHiverにとっての「動機と行動」です。
あとは、「見えざる腕」でも、風車と一緒ではないにしても、「廻る」という単語が使われています。
こっちは完全に復讐ですから、「廻る=風車が廻る」の意味に捉えて問題ないかと。
…正直、「廻る」ものはみんな風車に見えてくる今日この頃(笑

・宝石
 うむ、今確認したら確かに「煌く」とはそんなに繋がってなかったです(汗 スミマセン…
一応他には「屋根裏」で使われてます。
三つに分けた自説のこともあり、「煌く」ものがみんな宝石に見える今日この頃…って駄目じゃん、自分(汗
いや、正直使われ方からして結構「煌く=宝石が煌く」な感じで解釈できそうな気がするのですけど。勿論隠喩的に。

>>650 新旧さん
いやいや、諦めてはいませんよぅ。もし繋ぐ何かが閃いたらまた挑戦してみようと思ってます。
第三のボーナスは、伝言hpの性質上、あるとしたら曲の並べ替えからでしょうし。
私は賢者が喋っているのでなければ年代くらいしか思いつかなかったので…時計文字盤に期待。

659 名前:大黒:2007/01/20(土) 22:17
>>658Arnearthianさん
まあ、中世に風力発電もないですからね(笑)
うーむ、「母親の元に生まれてくること」ですか
別にどのHiverも木の股から生まれたわけではなく一応母親という存在から生まれて来てると思うのでその為に双児の人形が出てくるとはちょっと考えにくいですね
もちろん、『解放者』としてではなくごく普通のHiverとして生まれたいという動機であるなら話は違ってきますけど
『見えざる腕』ですがちゃんと廻ると風車がセットになって使われてますよ。後半の『廻るよ…廻る…憎しみの風車が』という部分です
「煌く=宝石が煌く」ですか。確かにそう採れない事も無いですね
『見えざる腕』の「斜陽の影に刃は緋黒く煌めいて」も戦場での事でしょうからもしかしたら宝石=殺戮の女王が関わってるかもしれないし

第三のボーナス発掘作業頑張って下され
私も色々考えてますがなかなか11文字に収まってくれない…

660 名前:新旧:2007/01/20(土) 22:47
>>655大黒さん
ああ、それなら真逆じゃ・・・ない?いや、なくもない?・・・んーっと、自分が「真逆」と言ったのは「赤色金剛石」との「関わり」等に対してではなく「無意識で」というのが「兄Hiver」だけに「かかってる」ように思えたからなのです、自分の場合「無意識で」は「転生Hiver」達にだけ「かかる」のであって、「兄Hiver」にだけ「かからない」のです、この部分がどうなのかによってはまだ「真逆」の可能性もありまする。
そして変化球ですが『Roman』内で「殺戮の女王」を開放しているのを確認出来るのは「兄Hiver」と「盗賊Hiver」の二人のみなのでこの二人と同じような役割を持つキャラクターの存在を探す場合「名前が同じ(Hiver)である」もしくは「同じ行動(殺戮の女王の開放)をしている」というようななんらかの共通点が必要となると思うのです、つまり「Hiver」という名前じゃなくても「女王の解放」をしているのであれば「同じような存在である」と仮定が可能になるのですが『賢者』の「女性」が「女王の解放」をしているような表現は『Roman』内のどこにも見つけられません、なので「彼女」を「女Hiver」だと仮定するには今の所「名前が同じ」という共通点をはめ込むしかないと思うのです、当然何か他の共通点を見つけることが出来れば「名前が同じ」というのを無理にはめ込む必要もなくなります、まあ結論としては「重要なのは名前ではなく共通点である」・・・ですかね?
あ、そうそう、自分があえて「赤色金剛石」という呼び名を使ったのは「呪いは無い」という仮定のもとの考えだからです、「呪い」が無ければ世間で誰がなんと言おうと「彼女」自体は「赤色金剛石」でしかありませんからね。

>>658Arnearthianさん
ん、つまり様子見みたいな感じですか、何か閃くと良いですな。

661 名前:大黒:2007/01/20(土) 23:13
>>660新旧さん
ああ、それなら大丈夫ですね
私もとくに兄に限定するつもりはなく、転生Hiverにかけるつもりで書いてますから
文章の構造上ややこしくなってすみません
変化球ですが、確かに共通点は大事ですね
『黄昏』の女性が女王を解放してる描写はみあたらないので名前でも当てはめるしかないのでしょうか
うーん、いくら読み直してもやっぱり解放に繋がるような描写は無いなぁ
「呪い」についてですが、私はどちらでもいいと思ってます
死神の回転盤が廻り出し宝石を巡っていくつもの首が彩られ刈り獲られていく
その噂が噂を呼びやがて「殺戮の女王」という呼び名が世間で広まっていった
これを呪いと受け止めるか受け止めないかは個人の感じ方であってどちらかに押し込められるものではないと思ってます
なので「彼女」自体は「赤色金剛石」であり、また「殺戮の女王」でもあるのです

662 名前:むりゃん:2007/01/21(日) 00:26
>>657大黒さん
そ、そう簡単には楽にならないぞ(笑)!
「アナタ“も”しあわせにおなりなさい」と、言ってくれることを望む私です……。辛いこと尽くしでも、「自分の人生は良い人生だった」と、愛せたのならば子供“も”「あなたの人生」を愛して、しあわせにおなりなさい……(クロエはそう言ってくれそうだ、とあまり根拠も無く思い続けている私)。


『焔』→死と生を繰り返し、世界は、歴史は創られる。死んでいったものは世界の土台になる。(>>652
トラックから見えることだけ、自分内解釈の教訓的なものだけ取り出して聴くと、Hiverは、
「これから自分は死んで行くけれど、それに意味はあるのだろうか。そして、次の生はあるのだろうか。その生には意味があるのだろうか」
みたいな事を考えているように聴こえます… ̄169308269

663 名前:大黒:2007/01/21(日) 17:20
>>662むりゃんさん
そんな事いわずに〜。こっちは居心地がいいですよ〜(ぉ)
『11文字』というか『ture』の方ではちゃんと『アナタはしあわせにおなりなさい』と歌ってるのでちゃんと子供にも伝わってると思いますよ
それに『ture』=『真実』ですから。まあ、この程度の根拠しかないですけどね
クロエが『11文字』の母親かどうかは解りませんが

『焔』の解釈は面白いですね
Hiverが『殺戮の女王』の解放者であったとしてもそうでなかったとしても自分の生の意味について考えるのは意味があると思います
次の生ではきちんと幸せなRomanを紡げるかどうか…Hiverは死に際にそんな事を考えてるのではないでしょうか

664 名前:むりゃん:2007/01/21(日) 23:34
>>663大黒さん
ふらふら……(笑)
そうですね……。「アナタを産んだのが誰であれ、本質は変わらない」というのは、「望まれて生まれてきたこと」ですが、「アナタであることにも変わりが無い」と言う意味にもとれますね……。“アナタ”を望んだことに変わりは無い……。
「辛いことも、幸せなこともある人生を、全部愛して……、出来るなら、どっちかと言うと幸せに……」

『解放者』でも『母親』でも、その人生を愛せたら、誇ることが出来たなら、世界は“繋がって”いけるのかもしれませんね。

『繋がりの意味』『「幸せ」と「不幸せ」と人生』『誕生と死の意味』(未完成な考え)。
本当の“伝言”の意味を知る為の旅路かも、とふと考える……。

665 名前:大黒:2007/01/22(月) 01:27
>>664むりゃんさん
よし、もう一押し(ぉ)。自分の説に納得がいかないのなら逆の視点から見てみるのもいいものですよ。これは真面目に
「本質」については私は後者の意味で捉えてましたね
しかし弱気な母親だ。もっとデンと構えないと子供が幸せになれないぞ(ぉ)
本当の『伝言』。それがどこにあるのか解りませんが見つかるといいですね

666 名前:とおりすがれ:2007/01/22(月) 18:39
なんとなく、伝言探しをしてまして気づいたことが。

曲のラストにはいる 其処にロマンは〜 なんですが、
そこに流れてるバックのオルゴール?の音の数と、
その曲自体に関わる別ストーリーのCDって関係ありそう・・・
葡萄酒の場合、音が4つで関係するのが第四の地平線、
な、気がしまして他を色々調べたらあんまり関係ないかも・・・。

まあ、オルゴールの部分をつなげると少年と剣を・・・のトラック5とかになるのかな・・・
と勝手に思い込んでます。

667 名前:大黒:2007/01/22(月) 19:11
>>666とおりすがれさん
確かあのオルゴールって全部合わせると『屋根裏』のオルゴール部分(の一部?)になるという話を見た記憶が…
私の記憶も多少曖昧ですが確かそうだったと思います

668 名前:あとら:2007/01/22(月) 20:30
>>666とおりすがれさん
参考までに・・・
最後のバックのオルゴールを「少年は剣を・・・」のトラック5のリズムになるように並べ替えると
11文字の「おりあわせ〜」の順番でメロディが繋がりますよ〜

669 名前:識鬼:2007/01/22(月) 20:51
彷徨って還ってきました識鬼ですー。
とりあえず生と死の荒野での収穫(=リアル友人との考察)をば。
自説の時計盤割り当て。
1〜9まではアルバム内と同じ。で10(賢者)の後に屋根裏(11)。
11と真実は同一のものとして最後に。(12)
こうすれば一番最後と朝夜が繋がるわけですね。
ボーナスのヒントが置かれてる順番は賢者→伝言ですから。
・・・えぇ。繋がるってだけでだから何だと言われると非常に困ります(汗
1に帰ってくる朝夜ですが、一周すると13になりなす。
13=タロットで言う「死」。アナザーてそういう位置付なのかなぁ…と。

で。「おりあわせ」の変換。
このスレ?の上のほうで見かけた「折り合わせ詩になさいな」
これはミシェル知らない人はこうなるだろう、と思いました。
「詩」は曲中何回か出てきていましたし。
ミシェル知ってる人は「織り合わせ死になさいな」
で、この「おり」が「檻」である説を挙げてみます。

次。あちこちで言われている「嘘をついているのは誰」か。
実は「この台詞が嘘」なのでは…とか。
ブックレット?にも「はたまた誰も嘘をついていないのか」とありましたし。
まぁこれはそういう考え方もある、と受け取って頂ければ幸いです。

そして最後。《美花》について。
美しい花といえば「綺麗な花の一生は短い」なんですが。
そういう儚さを差しているのでは。
Roman内ではそういう意味合いでは使われてはおらんのですが
生まれたいと望んでいただろう(普通に生まれたかった=素朴…か?)城主イヴェからすればそうなるのではないでしょうかね…。
>>644のArnearthianさんと似たり寄ったりになるのだろうか。
……とま。長くなりましてすいませんでした。

670 名前:大黒:2007/01/22(月) 22:39
>>669識鬼さん
おかえりなさいませ〜
10の次が屋根裏でその後に11文字(真実)ですか
別に賢者の後に11文字(真実)でその後屋根裏でも朝と夜には繋がると思いますが
アナザーは13=「死」という解釈は面白いですね。ただアナザー自体の位置づけがまだ安定してないので賛成とも反対ともいえませんが
「おりあわせ」の変換は私も最初は「折り合わせ詩になさいな」と変換しました
『朝と夜』でHiverが『廻り往く何の地平にも詩を灯すで0302ょう』と歌ってるのでここに当てはまるのかなと
ただ『屋根裏』を聞いたりミシェルの事をこのスレでちょくちょく見るようになってからは「織り合わせ死になさいな」の方に転向しました
《美花》については
「綺麗な花の一生は短い」でいいと思いますよ。その直前の歌詞が『僕達のこの刹那さは』ですから
刹那というのはほんの一瞬の時間の事をさしてます。Hiverは自分の人生の短さ・儚さをこの詩に込めたのではないでしょうか

671 名前:新旧:2007/01/22(月) 23:42
>>661大黒さん
ふむふむ、では真逆ではないようですね。
「赤色金剛石」について、「呪い」がオカルトやファンタジーのように「赤色金剛石」自体が持っている一種の「力」でないのなら、大黒さんのいうようなモノとして存在しても「赤色金剛石」の「本質」が「殺戮の女王」となるわけではないと思うのです。
犯罪者はどれだけ罪を重ねようと「犯罪者である前に人間」であるのと同じで「彼女」も「赤色金剛石であり殺戮の女王」ではなく「殺戮の女王である前に赤色金剛石」であるはずなのです、ならば「呪い(力)」を持たないという前提での話で「彼女」を「殺戮の女王」と呼ぶのは間違っているのではないか・・・ということで>>650では「あえて赤色金剛石」と呼んだのです。

>>669識鬼さん
おかえりなさいです、無事生還出来て何よりで御座います。
ふむふむ・・・そういえば『伝言/true』と『朝と夜』のように『yaneura』の最後と『アナロマ』の最初も繋がっているというようなことを聞いたことがあったような・・・『アナロマ』持ってないので確認出来ませんが・・・
それを踏まえてちょいといじってみます。
『伝言』→『朝と夜』〜『賢者』→『yaneura』→『アナロマ』→『焔』〜『賢者』→『true』
・・・という流れにするとちょうど・・・あれ?ちょうど「24」時間で「一日」になると思ったんですが・・・これだと「23」ですね、『伝言』と『true』を一緒にした場合「22」だし・・・うぬぬ・・・はっ、そうか!ここに幻の「3曲目のボーナス」をッ・・・!
・・・違いますね、出直してきます。
ちなみに自分は「嘘」を吐いているのは「Hiver」自身かな、と最近は思っております、自らの望む「煌き」になんらかの理由で絶対に辿り着くことが出来なくなり、それを認めたくなくて無意識に自分に「嘘」を吐いて自ら「風車」に捕われているのではないか・・・みたいな、結構最近の考察なので詳しい説明は省いてますが大体こんな感じです、興味があれば軽く見てみて下さい(といっても直接的に「嘘」等について触れてるようなものではないですが)、ある意味誰も「嘘」を吐いていないという説ですので。
では、今度こそほんとに出直してきます。

672 名前:むりゃん:2007/01/22(月) 23:46
>>665大黒さん
そうですね。弁証法の基礎ですね……!


ふと思ったのが『11文字の伝言』は、「しあわせにおなりなさい」の『11番目の文字』であり、教訓説で行くところの『11番目の教訓』になるということ。『11文字の伝言』の方に「しあわせにおなりなさい」が無いのは、この曲がまだ、「伝言」を構成する途中だからかと思いました。
「11文字」は『伝言』の構成要素で、『本当の11文字の伝言』は、『truemessage』
という『真実』……もあるでしょうか。

『腕』→人生は自分の思い通りにはならないが、自分で“運命の輪”を廻す事も、止める事もできる。
『賢者』→アナタはアナタ。他人は他人。それを尊重したまま“1つ”になれる。
『11文字』→“アナタ”という存在が、この世界に望まれている。(>>652>>662
……『解放者』としての運命に疑問を持っていたが、生を受けたものは、“自分であることを望まれ”て生まれ、幸も不幸もある人生を愛し、次の世界に“何か”を繋ぎ、世界(歴史)の一部となるということを学んだ。不幸しか招かないような存在でも、人生を愛する資格があり、“自分”を望んでいる誰かがいるという事を知る。
ならば、誇りを持って死に、次に繋ごう。自身の愛した『解放者』としての人生を。
……これだと、運命に立ち向かい損ねているのですね……。いやなら、嫌と立ち向かえば良い……。“望まれた”からと言って、それで生きる事は無いですよね……。うーん…。

673 名前:大黒:2007/01/23(火) 00:16
>>671新旧さん
うーん、難しいですね
新旧さんの本質論には賛成ですが
歌詞中に実際に『殺戮の女王』と出てるという事はそちらの呼び名もそれなりに有名だったという事でなないでしょうか
だとするとやっぱり『殺戮の女王』という呼び名でも世間では通った…という事かな?

>>672むりゃんさん
なるほど。確かに『11文字の伝言』にも0102と伝言を構成する要素がありますね
『11文字』で未完成だった伝言が『ture』で完成する…ですか
『腕』・『賢者』はほぼ同意ですね
『11文字の解釈』は面白いですね
『解放者』という人生に疑問を感じてもそれを含めて人生を愛し
“自分”を望む“誰か”を探す。うーん、これでもある意味運命に立ち向かってると思いますよ
立ち向かうという言葉から反抗的な印象を受けるかもしれませんが何も反抗しなくても真正面から向き合えればそれもまた運命に立ち向かう1つの姿だと思います

674 名前:大黒:2007/01/23(火) 19:06
連投すみません
時計の説に刺激されて自分でも考えてみました
まず、前提として『11文字』と『ture』は同じ物とみなし一緒に
そして『アナロマ』は誰もが確実に持ってるわけではないので除外
以上、2つの前提の下考えてみました
デジタル表記の24時間時計などをのぞいて一般的な時計盤は12時間で1周ですよね
つまり針の形として“0=12=24”と考える事が出来るわけです
そこで考えたのは
『伝言/ture』(0時)→『朝と夜』〜『賢者』→『屋根裏』→『伝言/ture』(12時)のローテーションで廻ってるのではないかと
あえて『アナロマ』を組み込むとしたらタロットの13。すなわち『死』を意味してどこの時間にも起こりうる現象ではないかと考えました

675 名前:ルシア:2007/01/23(火) 20:28
初カキコでいきなりなのですが、
この前Romanの曲名を見ていたところ、『見えざる腕』以外の曲(ボーナストラックは除外として)に「の」が入っていることに気づいたんです。
なので、これって何か意味があるのか、見えざる腕が嘘なのか、と思ったのですがどうでしょうか。
もう既出ならスルーしてもらって構いません。

676 名前:とおりすがれ:2007/01/23(火) 20:47
>>668あとらさん
てきとーに言ってたけど意外といい所ついてたのね・・・
まあ、賢者さまに伝言教えてもらってたので
必要なかったけど、トリビアということで。_φ(。。)

なんとなく、ひらめいたものを徒然・・・
屋根裏で「さあ、うまれてきなさい・・・イヴェール」と言ってますが、
檻の中の花でのクリストフ氏の「彼女がどんな魔法を駆使したのか」の魔法を施す現場だったのではないかな・・・と。
そして、檻花では魔法の副作用とか失敗とかで老婆となって折り重なって死んでいるが、
本作ではその魔法が成功しなんか色々企んでる・・・とか。。。

ひらめきとちょっとの肉付きでの理論なので、矛盾風穴色々だと思いますが。。。
そもそもハガレンの影響g(ぁ

677 名前:新旧:2007/01/23(火) 22:42
>>673大黒さん
・・・???自分「殺戮の女王」と呼ばれること自体を否定したりしましたっけ?>>650にて自分が書いた「〜「赤色金剛石」(あえてこっちで)〜」は「転生Hiver」達が無意識に求める対象(「兄Hiver」にとっての「煌きの象徴」は「殺戮の女王」としての「彼女」ではないので・・・というかあの時点ではそんな呼び名はありませんし)として扱う上でのもので一般的に「彼女」がどう呼ばれているかはまた別ですし・・・はて?

>>676とおりすがれさん
まず両手を合わせるわけですな、こう、パンッ、と・・・んでその手を練成対象に・・・
それはそれとして、『檻の中の花』と『yaneura』を組み合わせるという考察はちょこちょこあります・・・が、問題は『Roman』と他のアルバムの繋がりがどこまで「あり」なのか、だと思われます、『Roman』で重要な位置にある(かもしれない)曲を他のアルバムとリンクさせすぎると『Roman』で初めてサンホラに触れた人は『Roman』の「核心」に辿り着くことが出来なくなってしまう・・・そうなると今回のアルバムは非常に初心者に厳しいものになってしまうのです、個人的にそういう「作り」になっていないことを願っていて、さらに『yaneura』が「重要な曲」だと思っているのでとおりすがれさんの説にそのまま賛同するのは難しいですかね・・・とはいえ『檻の中の花』を知っていれば『yaneura』との関連が気になるのは当然ですけどね、自分の場合は今の所二つの曲を別々に考えた時に浮かんだ考察の中でそれぞれに共通しているものを採用する・・・というような感じで考察してます。

678 名前:大黒:2007/01/23(火) 23:19
むぅ…時計考察は受け入れられなかったかしらん

>>677新旧さん
いや、それを否定してない事は解ってますよ
ただ「兄Hiver」の時は「赤色金剛石」でも「転生Hiver」達の時代(?)には「殺戮の女王」の方が有名な呼び名になってたのかもといいたかっただけで
ややこし言い回ししてすみません

679 名前:新旧:2007/01/24(水) 22:50
>>678大黒さん
???はてさて・・・そうなると大黒さんの「〜「殺戮の女王」の方が有名な呼び名に〜」というのが自分のどの書き込みのどの部分へのリアクションなのか自分にはいまいち掴めなくなるのですが・・・そして掴めないが故に下手なことは言えないですし・・・ふーむ・・・まあ単純に「殺戮の女王」という呼び名が「転生Hiver」達の時代でどう扱われているのかについてコメントするなら「有名でなくては困る」という感じですが・・・「呪い」が無いという前提である以上、「殺戮の女王」という呼び名は人々の噂等の上に成り立っているとするしかないですし、噂等の上に成り立っている以上有名でないと微妙におかしいわけで・・・『宝石』を聴く限り誰か「個人」がそう呼んでいるだけ・・・なんてこともないでしょうし。
時計考察についてですが、『アナロマ』を除いて考えるのなら自分も>>674の考えで大体はいいと思いますよ、ただ個人的には「繰り返し廻り続ける」ようなイメージにする場合は『true』は抜かしておきたかったりもしますが・・・前に書き込んだ『true』と『yaneura』の二曲を「対」となる「答え」とする考えがあるからなのですが、個人的に『yaneura』は「同じことを繰り返す」、『true』は「未来へと繋がる」・・・まあ他にも言い方はありますがこんな感じのイメージがあるもので、『true』の先にある「物語」はこのアルバムでは語られていない「Roman」を紡いでいくんじゃないかなー、みたいな。

680 名前:大黒:2007/01/24(水) 23:32
>>679新旧さん
うーん、特にどこへのリアクションという事は考えずに書きましたね
なので言葉通りに受け取ってもらって問題ありません
新旧さんの言葉を借りるなら
「まあ単純に」から「なんてこともないでしょうし」までですね…ってほとんど全部やん自分_| ̄|○|||
ふむ…『ture』は抜かして『11文字』単独で考えた方がいいですかね

681 名前:イクラ:2007/01/25(木) 01:59
初めまして。イクラと申します。
檻の中三部作とあわせて、ミシェルとイヴェールについての考察なのですが…
思いついたからには気になってしまって。
皆さんのご意見を伺たいなーと思いまして、お邪魔します。
"屋根裏の少女"からご存知の方宜しくお願い致します。
以下"屋根裏の少女"含みますのでご注意下さい。
""内は曲名及び強調したい単語、「」内は歌詞及び人の言葉となります。

Roman主要人物の彼、まだ産まれてもいないのに"イヴェール"という存在がある。
「嘘をついてるのは誰?」
これは"屋根裏ロマン"の「残念ながらここは行き止まり」が嘘じゃないかと。
"屋根裏の少女"は唯一「0の地平」とされている曲だし、なによりミシェルが居る。
現実世界に生まれることが出来なかった=「産まれる前に死ぬ」イヴェールは
屋根裏世界(別の地平)で誕生…勿論肉体を持った人間じゃなくなんらかの"超越した存在"として。

檻の中三部作、一作目の"屋根裏の少女"はインストゥリメンタルだけど、歌詞はある。
ミシェルが実父のジェセフ=マールブランシェに鎖で繋がれ屋根裏に監禁されている時の物語。
その物語の中に「異変に気付いた狂人が 死に物狂いで少女の細い頸を絞める」という一節がある。
鎖で繋いでまで閉じ込めておきたかった大切な少女を殺してしまわなければいけないような"異変"。
実父だからって手を出さないとは限らない。だってこの実父は"狂人"だし。
即ち、この異変ってのは妊娠じゃないかと。
しかしその後の"檻の中他2作"では子供なんか出て来ない。早計かも知れないが、流産したんだろう。
「…赤いキャンバスと空になった絵の具…。」
これは父親を殺害したとも、流産による出血とも見える。
そして絵の具が空になったのなら何かを描いた筈。
「白いキャンバスと3色の絵の具 少女の心は 白いキャンバスの中…」
「そんなに悲しそうな顔をして どうしたのババ? そうだ…ババの幸せを描いてあげる。」
ミシェルは自分の身体に子供が宿っていることを知っていた?
そして"いずれ産まれ来る自分の子供として"キャンバスに描き、"イヴェール"という名前をつけたのでは…。
ミシェルが実父に何をされているのか解っていたなら、パパの幸せ=二人の間の子供という想像もできたかも。
子供は産まれておらず、しかし"イヴェール"という存在(概念)はミシェルの中で産まれている。
さらに、「私…お友達が 欲しいな…。」
「 閉ざされた少女の世界はやがて右手に神を…左手に悪魔を宿した…」
これは両方とも"双子の人形"のことだと考えるのは無理が在るだろうか?

さて、中間を飛ばしていきなり終わり、"檻の中の花"で、13人の少年との事件。
13人の少年の内誰かとの間に子供ができたと言うことは考えられないか。
「今後こそ"イヴェール(子供)"を」と。
ひょっとするとミシェルの"檻"とは"少女であること=枯れない花=変われざること"かも知れない。
子を孕み、産み、「"母"になれば"変われざる"という檻から抜け出せると。
"変われざる"ことを"誰もが持っている変身願望"だとすれば「我々もまた〜」と合致する。

※ミシェルは"若い肢体(ジュネスコール)"のまま"枯れない花(闇に囚われた花は咲き続ける=吸血鬼/"少年の体液は仄甘く"より)"となり、死ぬときにはいきなり"老婆"だった。これは"枯れてしまった"という表現ではないかとは思う

引用多い上長文になってしまいました…。
ログざっと目を通しましたが、該出でしたら笑って下さい…。

682 名前:新旧:2007/01/25(木) 22:12
>>680大黒さん
むむ、>>673の「だとするとやっぱり〜」等からこちらの考察に対するなんらかのリアクションかと思ったのですが・・・違ったのですか・・・
『true』を抜かすというのはあくまで自分的「Roman」の場合ですので、大黒さんがこちらと同じような「Roman」を考えているのでなければ特に気にすることはないですよ。

683 名前:ヒカル:2007/01/26(金) 11:55
皆さんが考察をしている中、空気を読まずに思いつきを垂れ流してみる(何

今までずっと、「生まれてくる前に、死んでいく僕」というフレーズが頭の中で引っかかってたんですが、
もし11文字の母親の言葉がイヴェールに宛てた物ならば、
各曲の主役の人物は全員イヴェール(になるべくして生まれた者)じゃないか?と考えました。
何故そう考えたかというと、11文字の伝言の歌詞に、「アナタを産んだのが誰であれ、本質は変わらない」という歌詞がありますが、
これを「ローラン家(に関わった者)の誰が産もうが、イヴェールの生まれ変わりが生まれる」と解釈したからです。

そして、ここから「生まれてくる前に(ry」に繋がるんですが、
イヴェールを産むはずだった人物がなんらかの理由によって、ローラン家ではなくなってしまった場合(ローラン家から追い出された、ローラン家の夫と別れた等)
となると、イヴェール・ローランとして生まれる筈だった赤子はイヴェール・ローランとしては生まれず、
別の名、姓を授かって生まれて来る(もしかしたら生まれなかった場合もあるかもしれませんが)
こうなると、イヴェールという人物は生まれる筈だったが、色々な理由により一度存在を殺され、別の人間として生まれてくる。
これが、「生まれて来(ry」という表現になったのかな、と思ったのですがどうでしょう?

まぁこれだと、宝石に出てくるイヴェールはなんなのか、腕や彫像のローラン達はローランを名乗ってるじゃないか、等の矛盾が出てくるんですがね
それでも、名前というのはその人物や物を存在させるには重要なファクターですから、この説は個人的には気に入ってるんですが(ぇ

こんな穴だらけで思いつきの考え(しかも考察自体にはなんら影響のないorz)を長々と申し訳ありませんでした。
もうちょっと突き詰めて、ある程度筋が通るようになったらまた来ます。

684 名前:大黒:2007/01/26(金) 23:15
>>682新旧さん
ややこしい言い回しですみませんでした^^;

>>683ヒカルさん
はじめまして…ですかね
ふむ…各曲の主役は全てイヴェール(候補)ですか
私はイヴェールが必ずしもローラン家の家系から生まれるとは考えてませんがその説も面白いですね
確かに離婚すれば姓は旧姓に戻る事が多いですが家を追い出された場合は別に姓を変える必要はないのでローランのままでいいかと
そしてイヴェール・ローランだった赤子が別の名と姓を持って生まれる…ですか
確かにこれだと『生まれる前に死んで』ますね。この発想はなかったです
名前の矛盾についてはゆっくりと考えていけばいいかと。私も腕のローランや革紐のエトワール、名前の出てこない緋色の少年少女、彫像のオーギュスト、美しきもののモニカとロラン、葡萄酒のロレーヌ、黄昏のクロエなど思うところはありますが
まずはこの説を提示したという事が大事な事だと思いますよ

685 名前:ルオン:2007/01/27(土) 00:54
こんばんわ。久しぶりに覗いてみたら、ログを読み返すのに手間取ってしまいました。
いろいろと素晴らしい考察が繰り広げられていますね。

それを読みながら、流れを断ち切ってしまう事を承知で、此処暫くの間に個人的にまとめた内容を書きたいと思います。

1.『美しき』『葡萄酒』は「紫陽花姫」「菫姫」の人間だった頃を歌った歌である。

※前提として、私は「朝=未来=生=紫陽花姫」「夜=過去=死=菫」(=はイコールではなく関連を示す)と考えています。

突拍子も無いといわれそうですが……順に説明していきますと。
『美しき』は「大空へと響け」等というところから、個人的に「青」=「紫陽花」のイメージでして。さらに最後の台詞で「歌い続けよう」とモニカが言っているところから、彼女は「歌い続ける存在となることを望んだ」。どこか未来に希望を持つようなイメージがあるんです。いつかロランが望んだ「美しきもの」を見つけようという希望が。

『葡萄酒』は言わずもがな、葡萄酒のイメージカラーは「紫」=「菫」。そして過去の追想をメインに歌った曲です。ロレーネはモニカと比較すれば、過去に囚われた人間のような印象があります。

このことから、最初のような意見を考え出したわけです。
こう考えれば、Romanの中でも浮きがちな『美しき』と『葡萄酒』が組み込みやすくなるかと思いました。

では、なぜ、モニカとロレーネは双児の人形になったのか。
人形は生きているわけではない。だから死なない。ある意味でずっと生き続けられる存在です。モニカはロランを思い続け美しきものを探し続けるために、ロレーネは過去を抱き続けるために。
そしてこれを可能に出来る存在は賢者あたりかと踏んでおります。理由は次項。

ここでいったん切りますね。

686 名前:ルオン:2007/01/27(土) 00:56

続き。
2.賢者は舞台の傍観者である。

ローランたち、双児の人形、母親達、そして宝石。彼らをとある人生という舞台の役者達と据える。
それを傍観しているのが賢者である、という考えを少し思いつきました。(そうすれば、少し檻花との繋がりも生まれそう)
そうすれば「1.」が可能。さらに、宝石の背後に彼がいるなら宝石が『殺戮の女王』となるように仕向けることも可能。(霧を出したりとか)などなど。
しかし、彼はあくまで人の人生に途中介入しているだけなんです。だからこそ、各曲でちょっとした「ありえないこと」が起きている。『腕』でローランサンがタイミングよく現れたりとか。このあたりは『賢者』で賢者がクロエに道を教えたように、彼に赤ローランを見つけるヒントを与えたとか考えられるかなぁと。

さて、そこで気になるのは、賢者はなんでそんなことしているのか、と。
それは「『11文字』でクロエを試すため」ではないかと思うのです。ある人生を見つめ、その結果が『true』に行き着くか『yaneura』に行き着くかを見るために。
「様々な人生を経た結果、見つけ出す答え」見たいなものを賢者は知りたいと思ったのではないかなぁととりあえず推測しております。
なぜ、それを知りたがったか、といえば、彼が知識欲を満たされたい「賢者」という存在だからではないかな、と。

ヒントを得たのは『屋根裏』のもう一つの伝言。
「廻る風車→ローランたち」「煌めく宝石→赤色金剛石、殺戮の女王」「巡る焔→命を灯す存在である母親達」「双児の人形→双児の人形」「灯される第五の地平→Romanアルバム自体。そして明かりによって浮かび上がる答え」みたいに解釈してしまったからです。

各曲の関連についても、考察しているのですが…とりあえず、長くなるので、今回はここまでです。
皆様の意見、お聞かせ願えればと思います。

687 名前:ヒカル:2007/01/27(土) 10:20
まだ全然考えが纏まってないのにレスもらえた事に感動して舞い戻って参りました(何

>>684大黒さん
レスありがとうございます!
そうです、初めましてです。 文章打つのに必死で、忘れてました・・・申し訳ないです;

そうなんですよねぇ・・・そもそもイヴェールがローラン家の人間であるとする根拠は、ヴォーカル名でイヴェール・ローランとなっているからってだけなんですよね・・・
歌い手のイヴェールと作中のイヴェールが同一人物とも限りませんし・・・(現に歌い手と作中のイヴェールでは中の人自体も違いますし)ああ、どんどん矛盾点がorz
「生まれてくる前に死んでいく」という一文の解釈に焦点を絞ってたので、自分の説は他が纏まるまでは大仰に語れませんね;

688 名前:胡麻塩:2007/01/28(日) 14:48
はじめまして

「少年は〜」以降の通常版しか手に入れていない者の、
非常に浅い考察ですが、「嘘」は『星屑の革紐』『美しきもの』、
『歓びと悲しみの葡萄酒』にあるように思えます。
それぞれ、過去の作品にあったおおむね悲劇だったことが真実
だったのかな?と。
もしかしたらもっと過去の作品にも同じような解釈ができるものが
あるのかもしれませんが。
それでは。

689 名前::2007/01/29(月) 22:50
ブックレットの月の所を見ていると奇数トラックの歌詞には
三曲後のタイトルの一部があり、偶数トラックの歌詞には一曲前のタイトルの一部があります。
つまり、12曲目のタイトルの一部には「地平線」歌詞の一部には「伝言」
が、あるかもしれないと思います。既出でしたらごめんなさい。

690 名前:大黒:2007/01/29(月) 23:09
>>688胡麻塩さん
はじめまして
うーん、胡麻塩さんの説でいくと『歓びと悲しみの葡萄酒』には『エルの天秤』という似たような曲があるんですが
『星屑の革紐』と『美しきもの』の過去の作品というのがちょっと私には思い至らないです
以前に過去作と結び付けようという考え方は…あったかな
メジャーデビューという大きな節目を迎えてからはなかったような気がします

>>689fさん
はじめまして
月の穴のところですが奇数トラックも偶数トラックも次のトラックのタイトルの1部になってますよ
12曲目のタイトルは地平線…確かにこの理屈で行くとそうなりますね
うーん、『屋根裏』も『ture』も地平線っぽいようなっぽくないような…
それともやはり第3のボーナストラックは存在するのでしょうか

691 名前:イクロ:2007/01/30(火) 01:22
>690大黒さん初めまして。
『星屑の革紐』は、恐らく『澪音の世界』の関連曲ですよ。
ただ、『星屑の革紐』の方が過去だと思います…
プルーが産んだ黒銀の毛並みを持つ子犬が、エトワール=澪音が連れていた犬かと。
何故死神になったのか、何故澪音の世界に囚われているのか、等々
まだまだ謎というか、情報が少ない…

第三のボーナストラック議論はまだ続いてるのですね。
2曲目は舞台裏みたいなもんかなあと思っているのですが。
屋根裏だし…行き止まりだし…真っ白なキャンバス…うーん。
あるとしたらそれこそが鍵というか、それでやっとアルバムが完成されるのに!という気分です。
次のアルバム買ったら「Roman14曲目」とかって付いて来たら面白いんですけどね。
領主「ちょっと難しくしすぎたみたいだからおまけしときます。」
みたいな。

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